ウェンソニック

ウェンソニック

CV:鳴花ヒメ（ガイノイドTALK）

「…人の優しさに触れて…はじめて仮初の人格に打ち勝ったよ…！」

──ファブラ・ノヴァ　第二章　後編より

種族

解説

　軽量高機動型アパンダを媒介とする魔導生物。
　ブリミルアパンダのことを枢機卿と呼び慕いながらも劣等感を覚えており、「オ＝ヤクに君臨したい」*1という強い使命感に駆られていた。その歪んだ使命感の表れとして、他者の認識や記憶を改竄する能力を有している。
　帝国の『闇』を突き止めようとした唯一の生き残りであり、幼い頃親を殺され復讐の道を歩んだという凄惨な過去を持つ。またキャラ＝キャロル曰く、皇帝直属部隊に所属していたらしいが、現在は脱走兵である模様。その重い過去ゆえか、自身をモブキャラやレアリティNと卑下するなど、やや卑屈な性格。
　一方で帝国内ハーレムで異種族の男の子たちに囲われ自堕落な生活を送っていたり「金さえ払ってくれれば何でも…」と持ちかけるなどお調子者の面もうかがわせる。そして、ブリミルアパンダを支援するためか、帝国最大級のエンタメまとめサイトを運営しているらしい。
　…と、壮絶な人生を送ってきているが、バンクルルに破滅のキャンバスが指し示す場所を尋ねられた際、能力を使ってまで*2見栄を張り、全く知らない場所へ案内しようとしたことから考えると、彼女の武勇伝の内の幾つかは「仮初の人格」が生み出した妄言だったと思われる。だが最後には、バンクルルたちと共にPlayStationを蘇らせたことで「仮初の人格」に打ち勝ち、見栄を張らずありのままに生きる道を歩みだした。

メタ的な解説

　ノムリッシュ翻訳されたレッサーパンダ。
　「私なんて…」「私って…」といった台詞が多い*3ため、翻訳の結果とんでもない設定過多なキャラクターとなった。
　マーモンバレットのような重い過去をもち、卑屈な性格も仕方なしと思えるがそこはノムリッシュけものフレンズ。大仰な背景を持つのにハーレムをもってたり金を要求したりするなど、ぶっ飛んだ面を持つ。
　更に「役に・立つ」が「仮初の人格に・打ち勝つ」と訳されたことで、偶然にも某主人公*4のような一捻りある背景が生まれた。

考察？
ウェンソニックはレッサーパンダの翻訳候補の一つであるが、語源については不明。
ウェンがつくキャラクターとしてはウェン＝キノックが有名。
堕落したエボンの老師であるがかつての友である英雄であるアーロンに対するコンプレックスから歪んでいったと言う裏設定がある。
ソニックは単体での単語はなくソニックナックルなど武器や技がある。いずれもスピード系の付加能力がつくことが多い。

関連項目

レムッ・サーパンダ・フォン・アッシュバーグ（2）
ブリミルアパンダ