バンクルル公
CV:タカハシ(CeVIO)
「うん……確かに……こいつは苦いな。
でも……今はこの味が最高だな──!」──ファブラ・ノヴァ・Ⅱ第一章後編より
解説
かつて五度の大戦で絶滅したはずのヒト(もしくは人と言う名の蛮族)とされる存在。
廃墟と化した帝国の工場にある<終焉の繭>らしきものの中で長い間眠っていた。
サー・ヴァルトリウス、キャラ=キャロルと共に<安らぎの繭>*1を探す旅に出る。
どうやら多重人格のようであり、食べる→闇の人格 / 破滅のキャンバス*2を見る→ヴォルカニックセイバー / ダメージを受ける→過去の人物...など、特定の刺激をトリガーとして別の人格が表出することがある。
劇中では挑発に激高する一方で、お礼をきちんと(?)言えたりと仲間を思いやる一面を見せる。
自身がヒトであることに負い目を感じていたが、冒険を続けるにつれ、それを受け入れた上で前に進む意思を見せるように。第四章ではグランドトラインに「獣の一団」と呼ばれ嬉しそうにしていた。
メタ的な解説
ノムリッシュ翻訳されたキュルル(ファブラ・ノヴァ・Ⅱ)。
カーバンクルやキュクレインと比べ感情の起伏が激しく強気な性格。
一方で仲間の危機に毅然とした態度をとる一昔前の主人公のようになっており、翻訳の妙と言えるだろう。
翻訳の都合上長きにわたり一人称が「僕」「俺」とブレていたが、九章終盤で『俺は俺の現実を生きる』と決意して以降は全て「俺」に統一されている。
VoiceTextではなくタカハシ(CeVIO)がキャスティングされている理由は、最古のノムけも2動画である「乗ってけ!ノムリッシュビート.svl」で歌詞を読み上げているのがタカハシであるためと考えられる。