マーサ・ピルグリムガルーダ

Last-modified: 2021-11-02 (火) 18:37:22

マーサ・ピルグリムガルーダ

CV:Allial (CoeFont STUDIO)

『かくの如く 幾千の魂に囲まれていると──
あの頃に──戻れた気がして』
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種族

ハートレス慧眼
偽りの平穏に微笑む者共
ソイレントミール族
マーサ・ピルグリムガルーダ
Martha Pilgrim Garuda

解説

 リョコウバトを媒体とした魔導生物。
『夢のザナルカンド』こと帝国式宿屋に宿命のフォースを嫌々ながら『クリスタルの導き』している。ファルシからも超音速で逃げれられるほか、月の地下渓谷にも匹敵する広い造形を憶えるのが得意らしく、生存能力に長けていると思われる。
飛ぶことは得意だが走るのは苦手なようで、バンクルル達の乗ったトラクターを追いかけた際にはすっかり息切れしてしまっていた。

観光業を生業としているだけあり物腰は丁寧で、自爆*1の詫び石(お詫び)に宿屋のフォースのバグ技を使い、一行をデバックルームに案内するなどした。
海魔の生贄にされた経験があり、かつて星を覆い尽くすほどの仲間と旅していたらしいが今は一人らしく、ところどころ影を感じさせる。
また(魔導生物らしく)人間には敵意があるようで「(ホテルは)人間ごときが来る場所ではない」とも語っている。*2

メタ的な解説

 ノムリッシュ翻訳されたリョコウバト(漫画版)。
重いバックグラウンドを持ちながらも明るい性格であった原典と比べ、落ち着いた声やダウナーな雰囲気のキャラクターとなった。

リョコウバトは、かつて北米大陸に空が覆いつくされ暗くなるほど・この世で最も多い生物と言われるほどの数が生息していた鳥である。食肉や飼料として、あるいは羽毛の採取を目的とした無制限な乱獲の結果、1914年に「マーサ」と名付けられた最後の1羽が死亡して絶滅した。マーサは野生の個体ではなく、オハイオ州のシンシナティ動物園で生まれ、檻の中で一生を過ごした。

「ピルグリム」は巡礼者を意味し、FFに関連するところではFF11のPilgrim Moogle(巡礼モーグリ)などが有名。

「ガルーダ」はインド神話およびヒンドゥー教に登場する神鳥、「カルラ」の別名。FFでも3・10・14などに怪鳥や鳥人の姿をしたモンスターとして登場する。

「ソイレントミール」は、ゲーム「ゼノギアス」に登場する食糧工場および研究施設「ソイレントシステム」に由来する。そこでは食品缶詰がラインに乗って生産されているのだが、その材料は……

関連項目

  • 十章のサブキャラ?


*1 勘違い
*2 元の生物の経歴を考えれば無理からぬことではあるが