サー・ヴァルトリウス

Last-modified: 2021-10-26 (火) 02:16:23

サー・ヴァルトリウス

CV:HARUKA・喜(VoiceText)

「家畜に神が居ないなら、俺が家畜の神になる!」
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解説

 クァールシキャットゥを媒介とする魔導生物。人類に敵対的なところや好戦的な面はあるが、慈悲深い一面を持っており、バンクルルに名前を与え協力することを決意した。
 キャラ=キャロル曰く「純粋なる光の意思」の持ち主であり、口は悪いが仲間思いのキャラ=キャロルといいコンビと言えるだろう。
 一行の中ではムードメーカーかつドジな一面をもち、キャラ=キャロルからは「ヒドい改変兵器(アーティファクト)」と皮肉られている。とは言っても、ただのドジではなく、“本能”のクリティカル率が高い*1上に「ウォ=ヒトゥヨーシの黒き風*2」の異名を持っており、実際行く先々で狂言回しを担っている。
 第一章後編のアイキャッチにて、大戦以前の記憶を失っていることと、「楽しい」以外の感情を失っている*3ことが明かされている。劇中ではバンクルルとの出会いをきっかけに、少しずつではあるが「怒り」や「恐れ」「憐み」「慈しみ」といった感情を取り戻していくような描写が見られる。
 第四章ではワイアードマーナガルムに「クァール枢機卿」と呼ばれていた上、「予言の書」の記述を知っている素振りを見せたが果たして…?
 第五章では「神殺し究極召喚」なる能力を持っていることが明かされた。この能力を使って変身した姿は「クァール・スムリティ」と呼ばれる模様。
また同Chapterにて遂にカーバンクルと再会を果たす。原典では「人のフレンズと旅をしたことがある」ということ以外すべて忘れており、カーバンクルを見ても何の反応もなかったが、今作では「カーバンクル」という名前や「紙飛行機」「乗り物」に対して断片的な記憶が残っている様子がみられる。

メタ的な解説

 ノムリッシュ翻訳されたサーバル(ファブラ・ノヴァ・Ⅱ)。好戦的で殺意が割り増しなのは共通しているが、翻訳の妙もあり無邪気な面を見せ、"異説"のクァールと好対照となっている。
「あはは☆」「なのら」という可愛らしい台詞だけでなく、ところどころ名言も生み出しており、視聴者からも好評。
無感情とは言いつつも、VoiceTextの感情音声機能をフルに活用することにより、様々な表情を見せている。
名前は「サーバル」のノムリッシュ翻訳の一例である。 ※称号と名前の間は「=」ではなく「・」なので注意。

関連項目



*1 勘が鋭い
*2 お人よし
*3 FF13のブーニベルゼが生み出そうとした『新しい人類』?