キャラ=キャロル
CV:弦巻マキ(VOICEROID+ 民安ともえ)
「…星や命や先人の技術の上に立ちながら」それを蔑ろにすれば、困るのは己だ」──ファブラ・ノヴァ・Ⅱ第二章 前編より
解説
クァラー=クァルを媒介とする魔導生物。
大森林の核【core】でファルシを捜索中にヒトらしき謎の存在と邂逅。サー・ヴァルトリウスと共に、その者の<安らぎの繭>を探す旅に出る。
感情を捨てて淡々と喋るはずの魔導生物にしては感情的な性格であり、考えている事がすぐ顔に出る。一行の中ではツッコミ役で、ヴァルトリウス曰く「未来ある無垢なる存在」とのこと。劇中ではヴァルトリウスの監視役だった(らしい)ことが語られている。また、かつて『捨て猫』であったことや、元老院や教会との関係が示唆されるなど、一癖ある魔導生物である。
口が悪くバンクルルをけなす事が多いが、言葉の節々から見るに彼を仲間と認めているフシもある。実際、旅を共にするにつれ彼のことを「友」「ゲイラキャット騎士団の仔の感覚」と称するようになり、その親密さがうかがえる。そして第四章では…
第二章後編では、その昔「魂の共鳴を使役するセフィロス」の異名を持っていたことが明かされた。
水属性が大の苦手である。第三章では波に揺られ続けた結果、あまりのストレスでリミットブレイクしてしまい、しばらく鳴き声でしか喋れなくなった。
- <参考>カラカルの鳴き声
メタ的な解説
ノムリッシュ翻訳されたカラカル(ファブラ・ノヴァ・Ⅱ)。バンクルルに対しての物言いは、人間に対する蔑視や食欲からくる煽りでない分、よりストレートで容赦がない印象を受ける。一方で、一部の台詞が翻訳を貫通していることもあってところどころ優しさを見せており、原典よりも優しい(?)ツンデレに。漫画版が加わるようになってからは、バンクルルの保護者的な面も目立つようになっていった。
"異説"のクァラー=クァルと同じく「子猫ちゃん」という言い回しを好む模様。
表情豊かな弦巻マキの名演(&音響監督こだわりのディレクション)も相まって、視聴者の人気を集める魅力的なキャラに仕上がっている。
※ノムけも豆知識※
第一章前編のコンテンツツリーに登録されている某動画では、偶然にも(?)弦巻マキがナレーションを担当している。