Louisiana

モンタナ級戦艦5番艦 ルイジアナ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦載機

・艦艇スキル

ゲーム内説明

モンタナ級戦艦を完成させるために検討された選択肢のひとつ。戦艦と空母のハイブリッド艦を作るには、全長が350フィート以上の飛行甲板が必要であり、これは第3砲塔を撤去することでしか実現できず、戦闘能力を維持するために第4砲塔を4連装砲塔に置き換えることが提案された。

解説

ティア10初のハイブリッド艦である。テストプレイ時にはテスターによるFDRとの害悪分隊が横行し、あまりの害悪さに異例の大幅な実装前ナーフが入った。
　

• 主砲
  モンタナ砲を10門搭載。前方3連装2基6門、後方4連装1基と変則的な配置をしており、前方射角は45度と相変わらず劣悪である。今まではガン縦の運用をして、前方の主砲だけで戦ってもネブラスカは100%、デラウェアは75%の火力を発揮できたが本艦では60%しか出せないので前級以上に全主砲を上手に使う運用が必要になる。
  モンタナより装填時間は据え置きだが3番砲が撤去されてしまったため、門数が減ってしまった。
  素の射程こそ同格では短い部類ではあるものの、装備やエリート特性で強化できるため、プレイスタイルによっては精度を捨て、射程を伸ばすのも有りである。
  DPMはHE,AP共に同格戦艦内では低い部類だが高速装填スキルを使用すれば一時的に同格戦艦AP DPMの2位モンタナレベルまで上げる;ことができる。
  ただ先述した精度の悪さより、理論値近くのDPMを出すことは難しいが、米戦特有のゆるふわ弾道ではなく、弾道弾速共に普通であり、精度も特段悪くは無いので火力を出すことは不可能では無いだろう。後述の生存性に目を瞑れば…
  艦の角度と危険性

  艦を45°に傾けたら甲板の被弾の面積は理論上では1.4倍となる。
  ただ45°まで傾けると3番砲塔も射撃可能になるので火力は約1.7倍になる。

  　
  　
• 副砲
  ver7.2で副砲の射角が改善されたことで左舷側で18門指向できる。恐らく副砲片舷門数(手動)18門はwows内最高門数であり、淀の主砲と同じ門数である。180発/分という発射レートでこれはTier10の高発射レート艦の春雲(200発/分)、スモレンスク(192発/分)、マイノーター(171発/分)に迫る高さである。おかげでDPM69,660とかなり高いDPMを発揮する。これは駆逐艦最高DPMのマルソー(63,418)、近距離戦闘最強のシュリーフェンのオーバーロード使用時(手動:58,431、自動:62,229)をも超え、DPMだけ見れば副砲戦艦にも比類する。ただシュリーフェンやその他接近戦を得意とする艦種に関しては手動+自動のDPMを発揮してくるし、射程も長く精度も良いためもっと凶暴だが…。
  ただし、射程が6kmと短く精度も良いというわけではないし、本艦は近距離戦闘が得意な艦艇ではないので積極的に副砲を使う立ち回りはオススメできない。

• 戦闘機
  同格空母ミッドウェーのF8Fではなく、1つ格下のエセックスの戦闘機であるF4Uコルセアを搭載。所詮3機1中隊なので他の空母の戦闘機と単体でやりあえるような性能は持っていないが、味方戦闘機と合わせて空中戦に混じれば味方には大きな貢献となる。
  というか、戦闘機としての性能よりも索敵機としてのスポット能力がかなり高く、hp2275×3を落とし切るまでの長時間スポット出来るのは悪辣（対空の低い船ほどスポット時間は長大になるほか、小口径対空砲圏外から索敵すればさらに時間は伸びる）であり、上手く使えば尽きることの無いスポットを味方に提供し続けられる。ただし、2中隊分しかストックはないので気をつけよう。
  　
  　
• 爆撃機
  主砲火力を代償にし航空機による攻撃を可能にしたハイブリッド戦艦ツリーの頂点は、ミッドウェーと同じBTD1を搭載。2発ずつ投下する絨毯爆撃のためダメージこそ低めで、散布も375mと白龍より悪めとなっているが戦艦には良く命中し、火災浸水耐性が低い戦艦に対しては頻繁に3火災を起こしてくれる。ミリ残し駆逐艦の処理も割とできるのでこれが戦艦に搭載しているものと考えるとかなり強力である。
  問題はその整備時間で、単機あたり10.40秒とミッドウェーの倍かかり、1中隊31.2秒、全滅しようものなら62.4秒という長いCTが発生する。ストック数も18と多くはないため、序盤に飛ばしすぎて終盤で全滅しているなんてことにはならないように。絨毯爆撃の強みを活かすため、味方と連携し敵艦が火災を消したタイミングを見て本艦の爆撃をお見舞いすることができれば、高対空艦が蔓延る現環境でも爆撃でのダメージが期待できるだろう。
  また、速度は同格の爆撃機のなかで1番遅い。
  爆撃機全中隊HPは白龍とナヒモフよりは高いがあまり高いとは言えないため、これらをメインウェポンに据えるのは不可能。
  　
• 対空
  叩き落とせ。Fire、Fire！
  大口径対空は射程こそ他の戦艦と変わらないが、436とモンタナやオハイオと同じ物を搭載していることもあり同格3位タイとかなり高い。
  
特筆すべきは小口径対空であり射程3kmを誇る小口径対空はスラヴァをも凌ぎ620と全艦艇最高クラス、素の値なら堂々の全艦艇4位である。
  この時の総合対空指数は4232と対空警戒使用中の艦艇を含めたランキングで全艦26位。これは対空警戒Ⅲを使用中の淀並みである。
  ここまでの解説は素の状態の話であり、本艦は対空警戒を装備している。これを使えば一時的にウースタークラスの対空を誇る。この時の総合対空指数は7405と全艦艇3位で、tier10戦艦の総合対空指数平均の2.3倍である。この超高対空だけに飽き足らず戦闘機で自衛も可能である。この戦闘機が大口径射程の3.6kmから攻撃を始めたと仮定すると、その時の総合対空指数は8841とウースターをも超えてしまう。小口径射程、小口径対空、大口径が高く、微力ではあるが戦闘機をもっていること、これにより個艦防空、艦隊防空共に頼れる対空を誇っている。
  まとめると、素の状態で一部の防空巡洋艦(対空警戒使用中の)並みの防空能力を有し、対空警戒や戦闘機を使うと、その防空能力はウースターをも超えるとんでもないものとなる。
  ロマンの対空特化

  装備 兵装の副兵装改良Ⅰ、防御の防空改良Ⅰ、適正の防空改良Ⅱ。消耗品 追加対空弾。艦長スキル ドッグファイトの達人という条件で対空警戒Ⅰを使用し、戦闘機を4km地点から攻撃させた時の総合対空指数は11244になる。対空警戒中のバーモントを2隻並べてもまた足りない。対空警戒と戦闘機をなしにしたとしても、5448と対空警戒中のオースティン並みの数値を常に発揮できる。

  　
  　
• 装甲
  本艦最大の弱点で、甲板装甲54mmである。
  甲板装甲54mmは同格戦艦甲板装甲の平均の36%しかなく、同格巡洋艦甲板装甲平均55mmよりも薄く、同格の一部の駆逐艦の舷側装甲並に薄い。更に防郭防御もティア4並の10%なので軽減率にも見放されている（低ければ低いほど抜かれやすいしバイタルダメージも大きい）ため、単純比較は出来ないものの、水平方面の装甲はティア4や5のような低ティア戦艦程度、もしくはそれ以下と悲惨である。側面も356mmと決して厚いとは言えず、こちらも頼りにはならない。持ち前の超対空のおかげで爆撃機にはそれなりに耐性があるためいいものの、主砲射程が減じられているためエリート、装備で強化してもコイツらから手痛い一撃を遠距離から喰らうと大ダメージに成りかねない。
  　
  　
• 機動性
  魔改造を受けたのか脅威の21万馬力を発揮可能なため最高速力は同格戦艦4位で30ktを超えている。加速は平均より少し良い程度。転舵は平均。
  　
• 隠蔽性
  モンタナ、バーモントよりは良いが平均的である。
  前述の耐久性の悲惨さからフォーカスは貰いたくないので隠蔽を上げて初手で発見されないようにする手も無しではないだろう
  　
• 生存性
  いくら高対空であるため敵の空母や航空戦艦に対して強いと言っても薄い装甲でHPも低めなので、生存性は高くはないといえるだろう。非常にヘイトが高いので孤立しないように。やつらには気をつけよう。モンタナやカレーよりも火災浸水耐性が低いので、ティア10に蔓延る放火魔神にも注意。
  　
• 消耗品
  速度,転舵強化、装填速度短縮、航空機強化くらいが良い。
  HP+3%はHPが1790増えるだけである。装甲が薄いので、戦艦砲1発で消える。
  　
• 艦艇スキル/艦長スキル
  艦長スキルの詳細はネブラスカのルイジアナツリーの艦長スキルの詳細というところに格納してあるのでそこを参考に。

• 装備
  　・兵装　精度がかなり悪いので主砲改良Ⅲで精度を上げるのをオススメする。
  　・防御　加速か転舵
  　・適正　速力か転舵、ただ隠蔽を採用している人も居るようだ。
  生存性が低いので機動性を上げて、撤退をやりやすくしたり、すぐに防御姿勢にうつれる用にするのが良い。
  　
• エリート特性
  　・エリート整備士　艦載機整備時間-5%
  　・新型砲撃照準器　主砲射程+4%←オススメ。生存性、射程が低いため。
  　・功績　EXPアップ+10%
  　
  　
• 総論
  端的にまとめるとすれば生存性にこの上ない悲しみを背負った代わりに艦載機を使用可能といった性能である。
  ただし、主砲の弾道特性が良くなったことや精度もそれなりで門数も補われたことで前級までの火力不足感は大きく改善され、耐久面もhpが増えたり若干装甲が硬くなったりなどいくらかはマシにはなっているものの、他の戦艦のようにタンクをしながら火力を出すといった当たり前の戦艦の動きが大の苦手といったピーキーな性能をしている。
  普通に戦っていたらモンタナの劣化にもなりかねないので与えられた艦載機を使い、ミリ残しの敵の除去や再着火、戦闘機を使った敵駆逐の半永久的なスポットなど、艦載機を使ってスポットや着火など盤面に広く影響を与える事が大切となる。

戦闘名誉章

史実

小ネタ

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