ポンメルン級戦艦 ポンメルン
ver.4.4で最高出力までの到着時間が36.11秒から30.59秒に短縮、副砲オーバーロードⅠ×2を追加。
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 9 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 56050 |
抗堪性 | ・防郭防御20% ・火災浸水耐性12.50% ・装甲19.50% ・対水雷防御16.50% | |
主砲射程 | 13.73km | |
副砲射程 | 6.90km | |
自動副砲射程 | 5.52km | |
機動性 | 最大速力 | 28.90ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 30.59秒 | |
転舵速度 | 4.90度/秒 | |
転舵所要時間 | 17.40秒 | |
隠蔽性 | 12.30km |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率)(防郭率) | 装填時間 | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
380mm L/52 SK C/34, 4基×3門 | HE弾 897(9%) AP弾 1770(250%) | 25秒 | 5度/秒 |
副兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(防郭率) | 装填時間 | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
150mm L/55 SK C/28, 6基×2門 | AP弾 590(150%) | 8.20秒 | 10度/秒 |
自動副兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 最大ダメージ(火災率) | 装填時間 |
---|---|---|---|
105mm L/65, 8基×2門 | HE弾 236(1%) | 6秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 射程 | 雷速 | 最大ダメージ | 装填時間 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
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533mm Vierling, 2基×4門(4門) | 5.40km | 59.74kt | 3186 | 48秒 | 11% | 16度/秒 |
対空砲 | 種類 | 平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 245 227 | 3.30km 1.80km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
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ソナーⅡ | 4.5㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する | 25秒間 | 90秒 | 2回 |
高速装填Ⅰ | 主砲装填速度+15% | 20秒間 | 75秒 | 2回 |
副砲オーバーロードⅠ | 副砲の装填速度と射程が+20% | 15秒間 | 60秒 | 2回 |
ゲーム内説明
強力な装甲を備えた大きな艦艇です。基本的にH級戦艦の草案であり、主砲に380mmの3連装砲塔を備えています。
解説
大雑把に、フリードリヒの主砲を380mm×12門に変更して魚雷を追加したような戦艦と言える。三連装主砲、魚雷アリと、シャルンホルストを彷彿とさせる。
・主砲
殆どビスマルクのものと同じ380mm砲を、ゲーム内のドイツ戦艦としては唯一三連装砲塔に12門搭載している。AP弾ダメージはビスマルクと変わらず、元々弱いHE弾は更に弱くなっている。また、精度も相変わらずである。射程の13.73kmはビスマルクと同じ。同格ではソヴィエツキー・ソユーズと同じで、アルザスに次いで短い。またドイツ戦艦らしからず、装填時間が25秒とソ連並みに長い(赤化)。また三連装のために砲幅が大きくなり、結果として射角が悪化している。
良いこともある。12門斉射の恩恵により、防郭の危機を獲得しやすい。(筆者は過去にエセックスとミネソタで成功)敵のモジュールを破壊しやすいという利点もある。敵戦艦にこんにちはしてからの主砲複数破壊は気持ちがいいのでオススメ。
・副砲
自動副砲に関してはフリードリヒよりも広範囲に配置されている為、射角が改善されている。接近戦で光る。手動副砲が敵戦艦の主砲により破壊される場合が多いので注意すること。
・魚雷
低雷速、短射程の魚雷を片舷4発投射可能。接近戦や駆逐艦に近づかれたときくらいしか使い道はないだろう。そもそも接近戦は起こるのだろうか。←起こる。ってか起こすもの
・対空
フリードリヒより小口径対空ダメージが微増しているが弱く、戦艦の対空としては物足りない。味方からはぐれないように周囲を見ること
・装甲
硬い。同格、格下にはかなり耐える。T8で暴れ回るリシュやローマの38cm砲にも強く、これは他国の艦にはない有利な点である。エリート特性で装甲を強化すると装甲は20.5%、防郭防御は22%となりさらにカチカチになる。体感だがエリート特性で装甲強化している・していないの差はかなり大きい。独戦らしく側面の装甲がめちゃくちゃ硬く、大和砲でも弾くことが可能。コツとしては相手が発砲したら少し後ろに下がると側面で受けやすい。ただし甲板装甲は薄いため、気を抜くとボコボコにされる。大和型はもちろん、モンタナやアイオワ級などの山なり弾道にも要注意。(フリードリヒ・デア・グローセより)
・機動性
フリードリヒと比べると最高速度は+1.39ノットで28.90ノット、最大転舵速度は+0.10角度/秒で4.90角度/秒、転舵所要時間は-0.90秒の17.40秒となり上位互換。加減速は相変わらず悪い。
・隠蔽性
普通。フリードリヒと同じ、出雲やアイオワ、ソビエツキ―(ry以上、アルザス、ライオン以下である。
・生存性
同格最優秀でありAP弾にはグローサーには及ばないが、大和型以上にめっぽう耐えてくれる。エリート特性や装備品や迷彩で伸ばせば戦艦内でもグローサーの次に生存性は高いだろう。だが...なんと島風魚雷にワンパンされる。水雷防御を上げてもワンパン(耐久性がウリの艦なのに...)。しかしながらも島風の魚雷を15本フルに当たるというのは極稀である。幸いソナーがあるので「不意打ち食らって瞬殺される」というのは避けられないわけではない。とはいえデカイ船体と機動性の悪さ、水雷防御の低さから魚雷で狙われやすいので、敵駆逐の位置は常に頭に入れておきたい。(フリードリヒ・デア・グローセより)
・消耗品
高級船員食料・予防整備パック・改良型ディーゼルエンジンを推奨
・装備
・兵装 主砲改良Ⅲ、Ⅰもアリと思われる。なお筆者は副砲改良Ⅱを推奨
・防御 筆者は甲板防護改良Ⅰを推奨
・適正 手動副砲が壊される傾向があるため、兵装改良Ⅰ、もしくは操舵装置改良Ⅱ。魚雷防御Ⅰや推力改良Ⅱも良い。筆者は操舵装置改良Ⅱを推奨
・エリート特性
・改修済主装甲帯 装甲防御+5%、防郭防御+10%
・副砲特化 副砲装填時間-10%、自動副砲装填時間-10%
・功績 EXPアップ+10%
・総論
本艦は機動性にさえ目を瞑ればバイエルンやビスマルクで学んだ戦い方を活かしてタフな独戦らしく味方の盾となりつつ前線を長時間維持できるだろう。高い耐久性を生かして攻撃を引き受けたり、前線の維持、圧倒的な近距離火力で敵を追い詰めるなど本艦にしかできないことは多い。特に武蔵を除く同格戦艦は格上戦艦から見れば豆腐レベルの装甲しかもってないのですぐに溶かされがちなのだが、本艦はとてもAP弾に強いので位置取りを誤らずに防御姿勢をしっかりとれば他の同格戦艦と比べて長持ちしてくれるのは砲撃数の増加に繋がり、ダメージも出しやすくなるので非常に大きなメリットである。(フリードリヒ・デア・グローセより)
独戦艦ツリーを一通りマスターしていない人にはこの戦艦は宝の持ち腐れだ。相手との間の詰め方、引き際、ダメージコントロールが上手でないと扱うことは難しい。この巨大な鉄の塊を操れるなら君は立派な独戦艦艦長だ。グローサーも容易く手なずけられるだろう。保証する。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 |
---|---|---|
報酬 | ||
ミッション内容 |
史実
…
小ネタ
艦名の由来となったのは「ポンメルン地方」。現在の世界地図においてはポーランド北西部に位置し、北はバルト海に面し、西はドイツと国境を接する。この地域は伝統的に「ポメラニア地方」と呼ばれ、ドイツ・ポーランド(だけでなく、さらにバルト海を挟んだデンマーク・スウェーデンまでもが)が領有権をめぐって争う係争地でもあった。歴史的にはスラブ系の諸部族が暮らしてたこの地をポーランドが平定、地元西スラブ系ポメラニア人であるグリフィン家を臣下としてポメラニア家およびポメラニア公国が成立(1109年)、以後は1138年までポーランド領であった。12世紀においてはドイツの東方植民によりドイツ人の定住が始まる。それにともなってザクセン公国の支配下となる(1181年まで)。神聖ローマ帝国(ドイツ)とデンマーク王国との間でポメラニア地方の支配権をめぐる抗争が発生、一時的にデンマークが支配権を確立するも神聖ローマ帝国(ドイツ)領に組み込まれた。30年戦争(1618~1648)によりドイツ国内の混乱が広まると、新教側で参戦したスウェーデン軍のグスタフ2世アドルフはポメラニアに駐屯した事から実質スウェーデンの実効支配下にあった。この時代に最後のポメラニア公が亡くなり、ポメラニアは1653年にブランデンブルク=プロイセン領「ポンメルン」とスウェーデン領「ポメラニア」に分割された(シュテッティン条約)が、ブランデンブルク=プロイセンから発展したプロイセン王国によって1814年再統一され「ポンメルン州」となった(キール条約)。第一次世界大戦終結時にヴェルサイユ条約(1919年)によってこの地方を含む西プロイセンはポーランドに割譲、第2次世界大戦中は再びドイツ領となるもポツダム協定内で定められたオーデル・ナイセ線に従い、再度ポーランド領となって現在に至る。
本艦の専用迷彩の名称は「ケーニギン・ポム」であるが、ドイツ語のケーニギン(Königin)は英語のクイーン(queen)と同意である。つまり、直訳すると「女王・ポム」となる。
参考までに、ポメラニア地方で有名な女王といえばカルマル同盟(※1)の実質的な盟主であったデンマーク・ノルウェー女王「マルグレーテ」の名が挙がるであろう。マルグレーテは後継者であった一人息子のオーロフを失うも、後に後継者として指名したのが甥のエーリクであった。エーリクはその後にポメラニア公となり、マルグレーテの後押しもあって北欧を支配した。
※1:
1397年にスウェーデンのカルマルで成立したデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの3王国で結ばれた同盟。デンマーク・ノルウェーの支配者であった「マルグレーテ」がスウェーデン国王を廃し、甥の「エーリク」を3国の王とし自らは摂政を敷いた。この同盟はやがてアイスランドやグリーンランドまで含まれる北欧最大の同盟となるも、1523年にスウェーデンが分離して同盟は解消された。なお、世界史においては「同盟」となって居るが実際は同一の君主の元で連合を組む同君連合の形をとっているので正しくはカルマル連合と呼ぶべきかもしれない。
小型犬の一種である「ポメラニアン」はドイツ原産の犬種(ジャーマン・スピッツの一種)であるが、その名は無論この地方で飼育されていた事に由来している。余談ではあるが愛犬家として知られる「ヴィクトリア女王」が小さな体躯のポメラニアンを愛好、熱心に繁殖させた事から世界中でブームを生み、ヴィクトリア女王の存命中にポメラニアンの体躯はそれまでの半分程度になったとまで言われている。
編集用コメント
- ページを作成。解説も書きましたが、数値からの予測でしかないので完全に書き直していただいても構いません。 -- 2021-06-24 (木) 21:28:46
- ケーニギン・ポムの画像を追加しましたが、ハンブルクの港は暗くてよく見えないですね。タラントとかで撮り直そうかなぁ… -- 2021-06-26 (土) 02:25:00
- ドイツはジパング港がおすすめです。 -- 2021-06-26 (土) 08:11:50
- 追加 本当は自国の港で撮るのが1番ですが、ソ連のサンクトペテルブルクとか見えない -- 2021-06-26 (土) 08:13:46
- ペテルブルクはもうちょっと明るくしてほしいですよね。私も自国の港を使ったほうが雰囲気が出るので好きなのですが…。 -- 木主? 2021-06-26 (土) 08:59:31
- 解説の部分が全体的に甘かったので大幅に改善しました。しばらくしたら更に追記します -- K Hien? 2021-08-12 (木) 13:33:49
- 加筆・修正を実行 -- K Hien? 2021-08-12 (木) 19:07:27
- 小ネタを追加 -- 2021-10-22 (金) 08:02:47
- ヒストリカル迷彩を追加。 -- Holy_Roman_Empire? 2021-11-01 (月) 01:27:09
- 小ネタを追加 -- 2021-12-27 (月) 19:14:01
コメント欄
- 重い。転舵、砲塔旋回共にびっくりするほど遅いです。加減速の効きも壊滅的なので序盤は慎重に立ち回る必要があります。 -- 2021-06-24 (木) 22:47:54
- 砲塔旋回は普通(5°/s)じゃないんですか? -- 2021-06-24 (木) 23:24:02
- 舵が重い、加速度悪い言うてる輩は独戦再履修どうぞ -- 2021-06-25 (金) 17:41:33
- よっしゃあティルピッツに戻って再履修(ry -- 2021-06-27 (日) 02:13:14
- 射程はない、ドイツ戦艦の売りである主砲装填が25秒とか10戦場では硬いとはいえどうにもならんね -- 2021-06-25 (金) 04:10:47
- アルザスよりいいんじゃないですか? -- 2021-06-25 (金) 07:59:31
- 私は乗ってないから知らないけど、レピュのためだけに乗らなければならない苦行艦と、自分が好きで金出して買うプレ艦を比べてもなぁ…。 -- 2021-06-25 (金) 09:17:49
- アルザスよりいいんじゃないですか? -- 2021-06-25 (金) 07:59:31
- 装填を遅くする必要はあったのだろうか… -- 2021-06-25 (金) 09:24:40
- 同意です。射角が悪く、全門斉射には45°傾ける必要があります。腹を晒すことになるので、現実的には6門がダメージソースです。(装填時間長いのに、、) -- 2021-06-27 (日) 13:02:15
- それな -- 2021-06-27 (日) 17:11:24
- 同意です。射角が悪く、全門斉射には45°傾ける必要があります。腹を晒すことになるので、現実的には6門がダメージソースです。(装填時間長いのに、、) -- 2021-06-27 (日) 13:02:15
- 強いか弱いかは置いておいてケーニギン・ポム迷彩つけると滅茶苦茶格好いいw -- 2021-06-25 (金) 12:04:17
- ポンメルン万歳 -- K Hien? 2021-06-25 (金) 14:46:56
- 単純な火力自体は格上にも通用するレベルの高さだけど、何せ元がビスマルク砲だから射程が足りない・精度は独戦お馴染みで微妙。高確率でtier10とマッチするtier9艦の宿命かランダム戦は厳しいやろうな -- 2021-06-28 (月) 01:42:12
- WG「当たらないなら近づけばよくね?(ハナホジ)」 -- 2021-06-28 (月) 01:53:28
- 10相手だとスーモとウースターがウザいわ -- 2021-06-30 (水) 03:44:57
- 火災耐性が低い気はする -- 2021-07-01 (木) 21:20:29
- 実際、ポンメルンに限らずドイツ戦艦の火災浸水耐性は低いよね。 -- 2021-07-01 (木) 22:17:03
- 火災耐性が低い気はする -- 2021-07-01 (木) 21:20:29
- 副砲オーバーロードと高速装填を同時に使える唯一の艦艇になった。Long live POMMERN -- K Hien? 2021-09-15 (水) 01:19:29
- 接近戦にさえ持ち込めば大和と対等に撃ち合える娘 -- 2021-11-21 (日) 23:22:08
- こいつのアバター地雷だらけ -- 2021-12-27 (月) 13:42:41
- チームスカーミッシュモードようやくまともに仕事できるようになった気がする。(tier10とのマッチはどれでも辛い) -- 2022-05-15 (日) 13:09:18
- 至近戦でティア10戦艦すら倒せると、病みつきになる面白さ。無論近づくまでが難しいのだが。 -- 2022-09-26 (月) 00:46:00
- ポム迷彩 かわよ -- 2023-12-24 (日) 00:41:23
- ポンだった(;´Д`) -- 2023-12-24 (日) 00:41:56
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