Tier 10 日本 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 110/35/25 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 53 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 20 | 派生元車輌 | Type 61 | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.24 | ||||
移動時 | 0.18 | |||||
モード切替速度 (km/h) | 射撃 | 10.0 | ||||
移動 | 20.0 |
戦車パッケージ
STB-1 E:255,000 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
STB-1 | Mitsubishi 10ZF21WT | 105 mm Rifled Gun | STB-1 | STB-1 | 1,950 | Type 67 | |
750 | 52 | 110/35/25 | 750 | ||||
20.05 | 1/1.1/2.2 | 52 | 410 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
105 mm Rifled Gun | APCR HEAT HE | 1,200 12G 880 | 258 330 53 | 390 390 480 | 7.5 | 2,925 | 2.3 | 0.36 3.05 2.12 | 50 | +15/-8 {+20/-14} |
※[ ]内は射撃モード時の数値
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概容
Tier10の日本中戦車。
陸上自衛隊で現役運用されている、74式戦車の試作車両である。
v5.0で遂にスウェーデン中戦車と同じ油気圧式サスペンションシステムが追加された。スウェーデン駆逐戦車の油気圧サスペンションについてはUDES 03を参照。
駆逐戦車との主な違いと性質は以下の通り。・俯仰角以外の射撃性能の向上は無い。
・射撃モードと移動モードの切替は自動で行われる。
・一定速度を下回ると射撃モード、一定速度を上回ると移動モードへ移行する。
・射撃モード中、砲塔と車体のそれぞれ向きに応じて俯角が変動する。
・砲塔が真横を向いている場合、俯角は移動モードと変わらない。
・砲塔と車体の方向が一致している場合、最大俯角を発揮できる。※コントローラーの方向感度を100%にしているプレイヤーは注意。
100%だと稜線射撃時の前後運度の際移動モードと射撃モードが頻繁に切り替わり煩わしい。
方向感度50%程度に設定すると許容出来る切り替えになるだろう。
この部分はプレイヤー個々人で自分に合った調整が必要。
- 火力
74式戦車は良好な俯仰角を得られる油気圧サスペンションが有名だが、
アップデート5.0にて油気圧サスペンションが実装され、通常時-8°/+15°、発動時-14°/+20°となった。
'油気圧式サスペンションシステムが追加されたため以前より俯仰角の取り回しは良くなったがスウェーデン中戦車と同じ方式故、少し癖があるので慣れるには注意が必要。- 105 mm Rifled Gun
主砲は、tier9の物と同じ105mmだが、装填速度が大幅に上昇しており、そのDPMは3000に迫る。そして後述の砲塔や俯角10度も合わせるとハルダウン適性が突出して高くなっている。貫通や弾速もtier10相応の性能を持つ。一方、精度はTier10中戦車としては悪い部類*1に入り、高い拡散値と照準速度2.3秒により絞りきるまでの時間が長く、DPMを発揮するのは難しい。
貫通性能も高いと言えるほどでは無いので弱点を狙う技量も要求されており、総じて中距離以上の精密射撃は厳しい。特に、弱点を精密に狙わないといけないときは、比較的長く足を止める必要がある。ハルダウンしていれば、砲塔正面で弾いてくれる事も多いが、平地での戦闘では車体を真っ先に狙われてしまうため、ダメージを貰いやすい。
俯角はType 61から変わらず良好でハルダウンでの取り回しはしやすく、これを活かした戦い方を心がけたい。ただし、仰角の狭さはTier8のSTA-1から改善しておらず、無視できない短所になっている。
- 105 mm Rifled Gun
- 装甲
俯角だけが頼りだったこれまでの日本中戦車とは異なり、遂に高い防御力を持つ砲塔を手に入れている。
車体装甲は相変わらず非常に脆く、特に側背面は自走砲のHEが頻繁に貫通するレベルの薄さのため、地形による防御や機動力による回避を徹底しよう。
隠蔽性はType 61から平均的な値にまで改善された。- 砲塔
避弾経始に優れた形状をしており、同格では
121やObject 140などと互角の防御力を有している。
正面は全域230~270mm程度。格下には有効だが、同格ともなると通常弾で抜かれてしまう可能性がある。
平地においては大きめのキューポラ(80mm垂直)が顕著な弱点となるが、俯角-10°の稜線ハルダウン状態ならほぼ砲塔で隠れて狙い難い。 - 車体
車体装甲は格下の砲にも難なく抜かれてしまう。
側面は35mmと豚飯にも使えないほど薄く、遮蔽物が無い場所では非常に心許ない防御力である。
正面の先端付近に限れば80mmの60°傾斜となっており、咄嗟の昼飯や稜線から引っ込む際に跳弾させたりすることは可能だが、それでも信頼できる装甲ではない。
常に地形利用を意識して立ち回っていこう。
- 砲塔
避弾経始に優れた形状をしており、同格では
121やObject 140などと互角の防御力を有している。
- 機動力
日本戦車としては久々に最高速50を越え、これまで通りの高い旋回、更に優秀な加速と、tier10MTの中でも良好なものとなっている。 - 総論
本車両はハルダウン射撃に向いた各種の特性と高いDPMを持ち、それ以外も高い水準でまとまった扱いやすい中戦車である。これまでの日本中戦車以上に、「稜線射撃が得意で平地での撃ち合いが苦手」という性質が強まった。
総合して高いレベルでバランスの取れた車両だが、突出した部分が無く、防御力は限定的なので押しに弱い部分があるのも否めない。
近距離から中距離でのハルダウンで優秀な俯角を存分に発揮し、取り回しの良い砲性能と高いDPMを活かした戦い方が主体となる。
日本中戦車ルートの最終到達点に相応しい車両である。
砲火力、砲塔防御力、速力、どれもハイバランスに纏まっており、これまで日本戦車を乗りこなしてきた人達にはご褒美と呼べる性能となっている。
史実
STB-1は、戦後日本の国産MBTである74式戦車の試作型の一つである。
74式戦車は61式戦車の後継として開発・配備された国産二代目の主力戦車であり、戦後第2世代主力戦車に分類される。開発・生産は61式戦車に引き続き三菱重工業が担当した。
74式戦車の開発は1964年に始まった。当時各国では既にM60パットンやレオパルト1などの第二世代主力戦車とされる車輌の配備が始まっており、採用間もないにも関わらず61式戦車の性能不足が指摘されていた。そこで、61式戦車の火力強化案と、全く新しい戦車を設計する案とで議論がなされたが、単純な砲の大型化は機動性の低下や連射性の低下などのデメリットが大きくなるとして、後者の案が採用されることとなった。
74式戦車の試作段階は三段階に区分することができ、第一段階の最初の試作車はSTTと呼ばれ、油気圧懸架装置をテストするための車体のみの車両であった。当初は61式戦車のエンジンと履帯が装着されていたが、1967年には三菱重工が開発した10ZFディーゼルエンジンおよびMT-75操向変速機が装着された。また、105mm砲も装着され、砲撃が車体などに与える影響も検証された。105mm砲を装備した試作砲塔もSTTに搭載され、試験が行われた。
STTで各部ごとの試験が行われた後、1969年9月にはSTB-1とSTB-2の試作車両2両が完成した。この試作車は費用面で妥協なく開発が行われたが、その装備の多くは結局、費用対効果の問題などで採用されなかった。戦車長がリモコンで車内より操作する対空機銃(照準はペリスコープを使う)、半自動装填機、バックギアが2段変速など、数々の意欲的な機能が搭載されていた。ほか、細部の構造が量産車と異なる。
1969年6月に完成したSTB-1は第二段階目の試作車両の一台にあたり、カネに糸目をつけることなく数々の意欲的な開発が行われた。結果として費用対効果の観点から削られた装備をも搭載していた。第三段階は費用対効果を主眼としたもので二次試作車であるSTB-3からSTB-6までの4両が1970年4月-1971年12月までに製造された。
STBの審査は1973年11月に行われた。開発には1年を要し、1974年に完成し制式化、翌1975年から三菱重工業による生産が開始された。なお、制式化当時防衛庁長官だった山中貞則は、装備局に「次期主力戦車の名前を『山中式戦車』に」と主張したが、前例がない上に開発に山中は一切関与していないため、当然の如く却下されている。
外見的特徴として、日本において複合装甲が模索段階にあったことから、74式戦車には従来からある均質圧延鋼板を使用することとなり、それを補うための徹底した避弾経始と低車高化が図られている。第2世代主力戦車として共通する開発思想を持つレオパルト1とは似た形状をしている。乗員は車長・操縦士・砲手・装填手の4名が乗車する。
三菱重工業製の700馬力を超える10ZF空冷ディーゼルエンジンおよびMT-75操向変速機、主砲には英国ロイヤルオードナンス105mm砲のライセンス生産品、リモコン式の対空機銃を備えている。そして特筆すべきは油気圧サスペンションであろう。油気圧サスペンションは、車体を前後左右に傾斜させる姿勢制御(前後に6度ずつ、左右に9度ずつ)が可能であり、これにより本車は砲の仰俯角に自由度を獲得している。
STBは開発開始から10年後の1974年に74式戦車として制式化された。
コメント
- ハルダウンすると布でおおわれた防盾をポンポン抜かれるんだけど、弱点認定されてるのだろか。 -- 2021-02-13 (土) 15:21:15
- 当然皆知ってる -- 2021-02-13 (土) 17:08:36
- 早く他のMT共々強化してほしい -- 2021-02-13 (土) 17:34:34
- 日本戦車って運営に嫌われてるのかってぐらい強化して貰えないよね -- 2021-09-20 (月) 15:06:57
- 当然皆知ってる -- 2021-02-13 (土) 17:08:36
- 砲塔が強化されぬまま油圧サスが実装、これによりゆっくりと柔らかい頭を抱え撃ちに出ないといけない車両となってしまった。そうなるとヘイトに気をつけて攻撃する事になるが、撃たれない前提で運用するなら他に良いMTがいるし、油圧サスの使い所がわからない事になる。砲塔が固くなれば評価は変わる為、強化待ち。油圧サスを楽しみたいなら15/16もあるが、あちらはあちらで酷い性能なので、いま無理に作ろうとするならある意味どちらを作っても良い。 -- 2021-10-30 (土) 04:52:00
- 油圧サスも使い所が難しいし、頭が柔らかくて、何か使い難いだよなあ。 -- 2022-06-12 (日) 04:40:45
- そこは”愛”と”根性”の日本が世界に誇る”精神論”で乗り越えていくんや!っとワイは自分に言い聞かせながら乗っとるで。 -- 2022-06-13 (月) 01:04:28
- 今のままだとAXの下位互換かなぁ。照準と精度が完全に劣化なのがな…。 -- 2023-11-30 (木) 19:07:32
- カズレーザーの番組で今年度限りで74式(STB-1)が引退するらしいね。まだ61式で開発中のため乗れてないからアレだけど... -- 2023-12-01 (金) 12:13:22