Tier9 日本重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 250/140/150 | 本体価格(シルバー) | 3,700,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 25 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~11 | ||
後退 | 12 | 派生元車輌 | O-Ho | |||
隠蔽率 | 静止時 | 443.81m | ||||
移動時 | 444.23m |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | 2x Kawasaki Type 98 V-12 1200 | 12.7 cm/50 3rd Year Type | Type 4 Heavy | Type 4 Heavy | 2,050 | Type 96 Mk. 4 Bo | |
1,300 | 20 | 250/200/200 | 425 | ||||
8.34 | 1.4/1.5/2.2 | 18 | 390 | ||||
14 cm/50 3rd Year Type開発時 | 2x Kawasaki Type 98 V-12 1400 | 14 cm/50 3rd Year Type | Type 4 Heavy Kai | Type 4 Heavy | 2,050 | Type 3 otsu | |
1,400 | 22 | 250/200/200 | 555 | ||||
8.87 | 1.3/1.4/2.0 | 18 | 390 | ||||
15 cm/45 41st Year Type開発時 | 2x Kawasaki Type 98 V-12 1400 | 15 cm/45 41st Year Type | Type 4 Heavy Kai | Type 4 Heavy | 2,050 | Type 3 Ko | |
1,400 | 22 | 250/200/200 | 750 | ||||
8.81 | 1.3/1.4/2.0 | 18 | 390 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
12.7 cm/50 3rd Year Type | AP AP HE | 790 12G 670 | 230 258 64 | 450 450 610 | 4.62 | 2,079 | 2.30 | 0.38 2.09 0.82 | 80 | +20 -10 | |
47 mm Gun Type 1(副砲) | AP APCR HE | ? ? ? | 81 122 25 | 70 70 90 | 28.57 | 2,000 | 2.10 | 0.40 2.31 2.02 | 120 | +20 -15 | |
14 cm/50 3rd Year Type | AP AP HE | 1,192 15G 905 | 249 282 70 | 600 600 770 | 3.16 | 1,896 | 2.70 | 0.42 ? 1.06 | 60 | +20 -10 | |
15 cm/45 41st Year Type | HE HEAT | 1,320 15G | 85 264 | 1,100 750 | 2.45 | 1,838 (HEAT) | 3.10 | 0.48 ? 1.90 | 40 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier9の日本重戦車。
O-Iの発展型の計画案とされる架空戦車である。
ここまで順当に大型化を続けてきたが、Mausを超えゲーム中最も大きい戦車となった。
しかし形状は異なっても、O-Iから続いてきた日重の特性と共通するものが非常に多く、基本の立ち回りはあまり変わらない。 - 火力
前身のO-Hoまで使ってきた十糎砲及び15榴から一新され、海軍提供とされる3種類の艦砲が使用可能となる。
伝統的な副砲塔が遂に無くなったため12.7cm砲と14cm砲では正面・側面に特に引っかかるところもなく-10°の深い俯角が取れる。
一方で15cm砲は正面*1全てに-6.5°までの俯角制限が掛かってしまう。
車高が高く、ISシリーズなど車高が低い相手なら天板を狙えることもある点や装弾数が豊富*2なところは共通した利点。
どの砲も装填時間が長く、装填中の隙を突かれる危険性がある。セオリー通り必ず後退・退避できる場所を確認してから攻撃したい。またDPMも低いため単独での戦闘は自殺行為であり、味方との連携は必須である。- 12.7 cm/50 3rd Year Type
初期砲。
DPMは本車に搭載できる主砲としては最も高いが、重戦車としての火力はかなり頼りない。
貫通力は同格重戦車の中間砲程度にはあるが、やはりこのTierでは不足気味。
最終砲までの繋ぎには耐えるスペックを持っているが、14cm砲開発後は載せ替えよう。 - 47 mm Gun Type 1
副砲。
ここにきて発射速度がほぼ倍になるという強化を受けた。
精度や照準時間も改善されたが、攻撃面の性能は据え置き。
主砲装填中の牽制やHEによる履帯切りを主としつつ、軽戦車に対してはAP、中・重戦車の側面にはAPCRと適宜使い分けていこう。
ただし戦後設計の中戦車は装甲厚が薄くなっているため、側面どころか正面から貫通する奴もいたりする。 - 14 cm/50 3rd Year Type
最終砲候補その1。特筆すべきはその口径*3から来る単発火力である。Tier9重戦車では上位の平均600は貫通さえできれば非常に強力である。
二倍ルールが適用される69.85mm未満、三倍ルールが適用される46.566mm以下の薄い装甲に対して有利であり、アメリカ重戦車の側面等にある薄い箇所を問答無用で貫通できたりと、大口径ゆえの恩恵もある。
が、精度や収束速度、DPMなどの俯角と単発火力以外の性能は非常にお粗末で、ほぼ全ての同格重戦車に劣る。それに加え金弾の貫通力が282mm止まりという重大な欠点を抱えている。これらの弱点は足の遅い本車にとっては致命的である。
高い単発火力は市街地などにおける疑似ターン制において有利に働くが、それはあくまで貫通しダメージを与えればの話。
口径が大きいため榴弾の威力が高い。WT系などの軽装甲車両、またハルダウンや豚飯対策に多めに榴弾を積んでもよいが、前身のO-Hoよりダメージが低く、装填も遅いため、抜ける相手にはきっちりとAPを使ってダメージを取りたい。そもそも、HEを主体で運用するなら後述の15cm砲のHEが断然強力なので、APを主体にしないとこの主砲の意味がない。 - 15 cm/45 41st Year Type
追加された15cm*4榴弾砲であり、最終砲候補その2。14 cm砲から開発可能。弾種は通常弾が単発1100のHE、金弾が単発750のHEATの2種のみとなっている。HEを使用した場合、非貫通でも300~500程度のダメージを与えることができるが、20秒を超える装填時間を考慮すると少々物足りない威力である。HEATを使用した場合、同格重戦車ではトップの単発火力を発揮できるが、しっかり貫通させる必要があるため、0.52という劣悪な精度で弱点狙撃することを強いられる。貫通力は264mmと低く、あまり使う機会はないが、格下相手なら使えなくも無いので少し持っておいてもいいだろう。
HEATのみを使用した場合のDPMは14cm砲を上回るが、低DPMであることは変わらないため注意。 - 体当たり
ゲーム中第3位の160t*5にも及ぶ重量と厚い装甲を併せた接触ダメージは想像以上のものとなる。*6
が、O-Hoよりもさらに遅い機動性ではよほど相手が鈍重かつ地形が良くないと成功しない。仮に成功したとしても、速度が低いため期待したほどのダメージを与えられないことも多い。基本的にType4の攻撃の選択肢からは外しておこう。
- 12.7 cm/50 3rd Year Type
- 装甲
これまでの車両と同様、正面に極端な弱点は無いため、格下の通常弾に対しては非常に堅い。
ただし垂直部位がほとんどを占めるため、高貫通弾に対しては無力。さらに明確な弱点が存在しないのが逆に仇となり、課金弾を撃たれる機会が多くなってしまっている。
車体サイズが規格外に大きく、隠蔽率も0に等しいため、被弾する機会が他国の重戦車以上に多い。防御力が高いとはいっても、不用意に攻撃に晒されることのないように注意したい。
装甲が厚く榴弾に耐性があるとはいえ、自走砲に一度目を付けられると逃げるのが難しくなるため、開幕の移動時はやや遠回りした方が安全だろう。- 車体
- 正面
垂直部分は満遍なく250mm装甲で、同格重戦車の通常弾はある程度防ぐことが出来る。傾斜している部分と切り欠きは、真正面からだと310mm~350mm以上になるためまず抜かれない。
顕著な弱点は、車体前面の機銃部分と操縦席にある二箇所の四角いエリアと、上部左右にあるTiger (P)?のものに似た200mmの切り欠きである。切り欠きにはには弾薬庫判定があるため、豚飯や昼飯は得意ではない。車体を傾ける場合は、必ず切り欠きを隠せる障害物を確保すべきである。 - 側面
投影面積が非常に広く、物影に隠れるのも一苦労する。
側面上部は垂直140mmで、同格重戦車の中ではMäuschenに次ぎ分厚いもののこの巨体に対しては少々不足気味で、また大きな弾薬庫判定がある。
車体を傾けると、履帯の幅が広いため履帯裏装甲の角度が緩やかになりがち。同じく広い履帯を持つMausやE 100、T95などの車両と違い、前面に履帯スカートがないため分かりやすい弱点となる。
- 正面
- 砲塔
- 正面
真ん中の膨らんだ部分とそのまわりのリベットがある部分は270mm。傾斜の掛かる上下部分はそれ以上の防御力を持つ。外側も250mmあり車体と同様に同格の通常弾までならそれなりに防ぐ。
しかし他の重戦車と異なり防盾などの空間装甲が(砲の直径分以外)全く存在しないため、同格のHEATやそれ以上の貫通力を持つ砲なら、砲塔左右やキューポラを狙わずともど真ん中を狙えば容易に貫通される。
よって互いハルダウンした状態での射撃は自身の低精度・低貫通もあり金弾飛び交うこのTierでは圧倒的に不利である。
また、E 100やMausでは効果的なよそ見だが、上から見ると六角形をした砲塔形状のためE 75などと同じくあまり効果的ではない。25度程度が理想的の角度だが、敵の貫通力が高すぎる場合投影面積が増えるだけの逆効果になる。
砲塔左右の側面にある円筒形の測距儀は、150mmの空間装甲と裏装甲0mm判定となっている。正面から狙うのは難しいが、付け根に当たると貫通160mm程度でもダメージが入る。 - キューポラ
真ん中あたりはおよそ240mm程度になり、極端な弱点とはならない。また地上高が非常に高いため撃ち上げになりやすい。キューポラを貫通できる砲なら正面装甲も抜けるため、わざわざキューポラを狙う必要はあまりない。
とはいえサイズがかなりあることもあり優先的に狙われやすい。砲塔や車体をを揺さぶったり、砲塔の左半分を建物などで隠すと対策になる。 - 側背面
側面、背面ともにO-Hoから同じく200mm。装甲厚だけ見れば硬いように見えるが、面積が非常に広い上ほぼ垂直なため頼りない。よそ見や側面からの攻撃への防御といったことにも役に立ちにくい。
- 正面
- その他
Tier9全車両中3位の2,050ものHPを擁する*7。市街地などでの擬似ターン制での戦闘中では優れたしぶとさを発揮する。
今までどおり、貴重な耐久力は無駄遣いぜす、課金弾を立て続けに撃たれているようなら速やかに後退しよう。重戦車だからと前に出すぎるのは禁忌である。
天板は90~75mmと分厚く、自走砲の榴弾が貫通する心配はない。
- 車体
- 機動性
重量160tに8hp/t前後の出力重量比が物語る通りで、開けたマップでは開幕の移動中に撃たれることもある。あのMausより遅い場面もしばしば。
わずかな坂道や旋回でも大きく速度は落ち、移動に不自由な点が本車両最大の問題点であることは間違いない。
当然ながらこの機動性にこの巨体では自走砲の恰好の的であり、エンジンルーム天板も高い位置に広々と空いているため火災が起こる危険性も高い。
また、超重戦車の定めとして高機動の車両にまとわりつかれると車高の問題もあり手も足も出なくなる。MTに接近され背中を取られるような立ち回りは厳に慎みたい。快速車両の回りこみに警戒しよう。 - 拡張パーツ
- スポールライナー
もともとの装甲厚が厚いので榴弾に対する防御が高い。自走砲対策のために装備を強くお勧めする。
分厚い部分に当たれば150mm級榴弾ですら極小ダメージで防ぐことができる。 - 新型装填装置2種、新型射撃装置
とにかく主砲の取り回し性能がトップクラスに残念なので、欠点を補うために装備したい。 - 改良型修理装置
履帯を壊される機会が多いため、修理スキルや修理キット(大)と併せると効果を多く発揮しやすい。
- スポールライナー
- 総論
「同格以下には強いが格上に対しては滅法弱い」といった、典型的な重装甲型車両である。
TierTop時の本車両は、満遍なく分厚い装甲と高い単発火力を遺憾なく発揮できるが、Tier10相手となると垂直な装甲と微妙な貫通、弱点狙撃の難しい精度など、急に弱点が露になってしまう。
単発火力を犠牲にした高水準な取りまわし性能を持ち、硬い砲塔と軽快な機動力を持つConquerorとは対照的な戦車と言える。
機動力と大きさの面から被弾が増えてしまうので、適切な昼飯などの技術が必要になる。逆にそのような適切な角度を心がけ、弱点を隠せれば、味方の非常に強固な盾となれる。本車は特に孤立に気を付け、味方とともに戦線を押し上げるように動き勝利に貢献しよう。
だたし上記のとおり、装甲厚の数値以上の防御力を発揮することが苦手。高貫通の格上や金弾を使われている場合には装甲はほとんど使い物にならないと言ってよい。幸い高い単発火力を持っているので、そういった相手には弾くなどということは考えずダメージ交換に徹しよう。
史実
ゲーム内の説明では「四式重戦車 (Type 4 Heavy、または Type 2604) は、二次大戦中に開発された超重戦車オイ (O-I) の派生型の計画案のひとつです。敵要塞に対する突破攻撃や沿岸防衛に用いるための車輌でした。」と書かれている。
Tier9~10の日本重戦車は、情報が極めて少なく説明に苦慮する。
これらの戦車の出所は、SerB曰くグリゴリエフというソ連の技術者のアーカイブから来ているらしい。出典
しかし、この情報に先行して日本の匿名掲示板には、SerBが「沿岸防衛用に計画された406mmの至近弾に耐える超重戦車の資料を日本で購入交渉中」という旨の発言をしているとの情報が寄せられていた。出典
砲塔に関しては、満州でトーチカとして利用されていた事を示す画像が存在しているが、詳細不明で、真偽の程も定かではない。
ゲーム中で本車の装備している12.7 cm/50 3rd Year Type、14 cm/50 3rd Year Type、15 cm/45 41st Year Typeはいずれも日本帝国海軍の艦船に使用された砲である。
12.7 cm/50 3rd Year Type(五十口径三年式十二糎七砲)は、吹雪型駆逐艦、白露型駆逐艦、初春型駆逐艦、朝潮型駆逐艦、陽炎型駆逐艦、夕雲型駆逐艦、島風型駆逐艦などに搭載された艦砲とその改良型の事である。
荒天時や交戦時の微砕片よけに対応する為、駆逐艦搭載砲としては初めて標準で全周囲に防盾を施した砲であった。
14 cm/50 3rd Year Type(五十口径三年式十四糎砲)は、伊勢型戦艦や長門型戦艦の副砲、天龍型軽巡洋艦、5500トン型軽巡洋艦や各種艦艇の主砲として使われた。
15 cm/45 41st Year Type(四十五口径四一式十五糎砲)は、河内型戦艦の副砲である。
金剛型戦艦や扶桑型戦艦、阿賀野型軽巡洋艦などに搭載された五十口径四一式十五糎砲とは別物である。
余談になるが「3rd year type(三年式)」の数字は、皇紀ではなく「大正3年」を示している。
日本の兵器の年式は、明治時代の三八式歩兵銃など年号を付けていたが、時代が昭和に下ると数字が前後したり重複したりして混乱が生じる可能性が出てきたので、兵器の年式に皇紀を採用するようになった。
その戦車の利点を挙げずただ弱点だけを羅列してゴミって。
確かに自分で使うとあまり強さを感じないが、逆に敵に回ると非貫通でも500近く持っていく15榴(なまじ貫通しようものなら発狂しかけるダメージになるが)に雑に狙うとなかなか貫通が見込めない満遍なく硬い装甲と単体ならまだしも他の敵に混じってるとそれだけで前線での殴り合いにおいて結構な威圧感になるのよな・・・ -- 2023-02-02 (木) 23:50:45