London

Last-modified: 2023-01-08 (日) 14:58:45

カウンティ級重巡洋艦ロンドン

ロンドン (1).jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier5種別プレミアム艦艇
艦種巡洋艦派生元-
国家イギリス派生先-
生存性継戦能力34,600
装甲13-114mm
・艦首・船尾 16-30mm
・上部構造 13mm
・主砲 19-25mm
・補助区画 19mm
・重要区画 16-114mm
対水雷防御ダメージ低減4%
機動性機関出力0,000馬力[hp]
最大速力32.0ノット[kt]
旋回半径710m
転舵所要時間7.8秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離11.1km14.5km13.1km6.1km
航空発見距離6.7km10.7km9.7km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.114.5km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
-203mm/50 BL Mk VIII4基×2門HE弾 2850(15%)
AP弾 4550
15.0秒22.5秒


副砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-102mm/45 QF Mk XIX4基×2門HE弾 1500(6%)3.0秒4.0km


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
-533mm QR Mk IV2基×4門(4門)15733106秒7.0km59kt1.2km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
-20mm Oerlikon Mk IV
40mm/39 QF Mk.VIII
102mm/45 QF Mk.XIX
15基×1門
2基×8門
4基×2門
54
40
72
2.0km
2.5km
5.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界
AirDefense 2_0.jpg対空砲改良2+20%:対空砲座の最大射程
2Damage Control System Modification 2-min.pngダメージコントロールシステム改良2-15%:消火時間
-15%:浸水復旧時間
Steering Gears Modification 2-min.png操舵装置改良2-20%:転舵所要時間

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:60 秒
十字キー上
修理班I.png修理班2 回回復:+553(1.5%) HP/秒
消耗品動作時間:20 秒
準備時間:120 秒
十字キー右
水中聴音I.png水中聴音3 回魚雷の被発見:2.5 km
艦艇の発見:3.5 km
消耗品動作時間:180 秒
準備時間:120 秒
対空防御砲火.jpg対空防御放火2 回平均対空ダメージ:+200%
消耗品の動作時間:40 秒
準備時間:150 秒
十字キー下
発煙装置I.png発煙装置2 回消耗品動作時間:15 秒
煙幕の持続時間:99 秒
準備時間:240 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

ロンドン級重巡洋艦はイギリスの「ワシントン条約型」巡洋艦であるカウンティ級の第2グループの1番艦であり、強力な203mm砲を8門搭載していました。1930年代の終盤から本級の全艦に大規模な近代化改装が施され、外観が変化し、装甲と対空兵装が強化されました。
就役:1929
同型艦数:4

解説

  • 主砲
    203mm連装4基で計8門。HE,APともに青葉のそれより劣る。Devonshireと比べると装填時間、旋回速度、HE弾の発火率とダメージで劣っているがAP弾のダメージは誤差レベルで勝る。総じて主砲の火力はほぼDevonshireの下位互換と言える。射角は良好で、およそ30度から全門斉射が可能になる。AP弾DPMは同格ワースト2位*1、HE弾もワースト4位。射程は14.6kmとティア5では中の上といったところ。AP弾は10キロ程度から日巡のバイタルを抜くことができる。
     
  • 抗堪性
    Devonshireよりも誤差レベルで多い34600と巡洋艦枠にいるなにかに次いで2位と豊富な体力に加え、修理班も持っているため非常にタフ。この修理班は通常のものより有効時間が短く設定されているが、回復量が優遇されているためDevonshireより多く回復できる。しかし、バイタルは水面上に露出しており、Devonshireでは一部25mmだった甲板の装甲も19mmしかないので油断は禁物。ただし後述の煙幕でカバーすることが可能。
     
  • 対空火力
    T5艦載機ならある程度の自衛は可能。ただ対空母戦闘の常として味方と防空を補完し合うのが生存率を高める方法である。
  • 魚雷
    Leanderと同じ魚雷で片舷あたり4門で単射が可能。射程はDevonshireよりも1km短い*27kmで物足りなく、煙幕内からの発砲ペナルティ発見が6.8kmであることを考えると使い難い。
     
  • 機動性
    Devonshireよりは約1ノット速いものの最大速力はやや遅め。転舵時間、旋回半径ともに同格内では真ん中ほど。転舵時間は特化すれば6.3秒となりかなり身軽に動くことができる。
     
  • 隠蔽
    海面被発見距離はイギリス(由来)艦やDallasに次ぎ同格内では上位でAobaなどと同じ。特化すれば10.5キロとなり戦略の幅が広がりやすい。航空被発見距離はワースト3位タイ。
     
  • 消耗品
    重巡洋艦としては珍しく煙幕を持っている。HEが撃てる煙幕持ち巡洋艦としてはIwakiとかいう希少種を除いてM.KutuzovBelfastFlintに続く4隻目。
    煙幕内からポンポン投げられるのはいいが、横を見せるのは厳禁。艦自体は脆いため破壊的一撃を貰いかねない。
    また、ソナーを素で3回使用できるため煙幕にこもる際などには積極的に活用していきたい。
     
  • 総評
    Devonshireから火力と装甲を下方修正した代わりに、優秀な消耗品によって非常に高い生存性を手に入れた艦。煙幕と優秀な修理班のおかげて初心者でも乗りやすいが、主砲及び魚雷と装甲に関してはほぼDevonshireの下位互換のため、Devonshire以上の火力を出すには煙幕を適切な場所とタイミングで使える高度な判断力が求められる。

史実

1922年に締結されたワシントン条約の制限に基づき、基準排水量は1万トン以下で主砲は8インチ砲を搭載する条約型重巡洋艦として設計された、カウンティ County 級重巡洋艦第二グループ、ロンドン級のネームシップ。
カウンティ級重巡洋艦第一グループのケント Kent 級に対して、水線部のバルジを排して防御力と引き換えに速力を改善していました。
英国巡洋艦の例にもれず、植民地防衛の任に当たるため、長大な航続距離が求められ(出先で容易に燃料補給が可能とは限らないため)、搭載燃料は重油3,210t、12ktで12,500海里を誇りました。

主砲は8インチ連装砲4基を前後に2基づつ背負い式で装備しており、条約型重巡洋艦としては至って普通の代わり映えのない形式でした。しかし、そこは栄光と迷走の英国海軍、この8インチ連装砲は対空射撃(!)のために、迎角を70度まで取ることが可能なものでした。残念ながら、当時の技術ではいろいろと無理があり、主に水圧モーターの出力が低かったため砲旋回が遅く、建造当時の飛行機や飛行船ならばともかくも、発展著しい新時代の飛行機にあっては目標を追従することもままなりませんでした。さらには発射速度も毎分3発程度であり、実際には8インチ砲での対空射撃は非常に困難でした。

防御面においては、対8インチ砲弾防御ができない限定的な装甲配置になっていて、装甲厚について、舷側装甲は機関区水線部のみ25mm、主砲塔装甲、ターレット装甲も25mm、弾薬庫の壁面に102mm、天蓋に64mm、また主甲板の防御も32mmでした。
とはいえ、伊仏の条約型重巡洋艦はこれよりもさらに軽装甲であり、一概に英国巡洋艦だから紙装甲と論ずるのは間違いでありましょう。
最大速力は32.5kt、ケント級と比して1kt増え、米ペンサコーラ 級重巡洋艦と肩を並べる速力となりましたが、伊トレント 級36kt、仏デュケーヌ級33.8ktに比べるとやや劣りました。他国重巡洋艦と比してやや低温低圧性状の蒸気を使用する出力重量比に劣る主機を搭載していて、速力にやや難があるのはいずれも英国重巡洋艦に共通する点でした。

ロンドンは1938年から41年にかけて大改装工事を受け、装甲強化及び上部構造物の一新を図っており、外見はフィジー級軽巡洋艦に似た形状となりました。
また、ロンドン級のその他の艦もカタパルトの装備や4インチ単装高角砲を新型の連装高角砲に換装するなどの改装を受けています。

ロンドン級はロンドン、デヴォンシャー、シュロップシャー、サセックスの四隻が建造され、いずれも戦没することなく、第二次世界大戦を生き抜きました。

コメント欄

  • コンテナから出たので、どんな艦か 覗きに来たんですけど….誰からのコメントもないのが 何かを物語っているような気がする。。。。 -- 2022-04-29 (金) 12:14:28
  • スーパーVから出たから使ってみたけど微妙だな、便利な道具は沢山もってるけど、火力が微妙で他の巡洋艦より味方頼りになりやすい -- 2022-06-21 (火) 14:02:53
    • さらに何戦か乗ってみたけど、やっぱり悪くは無いけど性能的には地味かなー -- 2022-06-22 (水) 17:04:51
  • 対空特化して煙幕使いながら駆逐の護衛やってると仕事してる気になる -- 2022-06-21 (火) 15:15:40
  • 特化してない分オールマイティに使えるけど、イギリスだから横腹はどうしても -- 2022-06-23 (木) 23:14:10
  • 闘争イベで使えなくはないけど、これ乗るならシュペーとかでいいかなーと思ってしまうなぁ、特に防御が厳しい -- 2022-08-06 (土) 04:55:32
    • というかほかの艦艇もいいなこれ、わざわざ乗る必要ないかも -- 2022-08-07 (日) 03:27:57

*1 最下位はエクセター
*2 雷速も61ノットから59ノットに悪化しているが、海面発見距離は短くなっている