ヨーク級重巡洋艦2番艦 エクセター
2021年11月のブラックフライデーセールにて発売されたブラック迷彩のExeter。独立した艦艇でオリジナルと同時に所有できる。諸元はまったく同じ。
性能諸元
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | - |
国家 | イギリス | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 29,400 | |
装甲 | 6-140mm ・艦首・船尾 16-30mm ・上部構造 13mm ・主砲 19-25mm ・補助区画 19mm ・重要区画 6-76mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 4% | |
機動性 | 機関出力 | 80,000馬力[hp] | |
最大速力 | 32.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 650m | ||
転舵所要時間 | 6.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 11.0km | 14.3km | 13.0km | 6.1km | |
航空発見距離 | 6.6km | 10.6km | 9.6km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | Mk V mod.1 | 14.3km | 131m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
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- | 203mm/50 BL Mk VIII | 3基×2門 | HE弾 2,850(15%) AP弾 4,550 | 12.0秒 | 22.5秒 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 102mm/45 QF Mk XIX | 4基×2門 | HE弾 1,500(6%) | 3.0秒 | 4.0km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm TR Mk IV | 2基×3門(3門) | 15,867 | 72秒 | 8.0km | 61kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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- | 12.7mm Mk 3 40mm Vickers 2-pdr.Mk 8 102mm/45 QF Mk 19 | 2基×4門 2基×8門 4基×2門 | 4 40 38 | 1.2km 2.5km 5.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 2 回 | 回復:+146(0.5%) HP/秒 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー右(いずれか選択) | |||
水中聴音 | 2 回 | 魚雷の被発見:3.6 km 艦艇の発見:5.1 km 消耗品動作時間:112 秒 準備時間:180 秒 | |
対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+200% 消耗品の動作時間:40 秒 消耗品の準備時間:150 秒 | |
十字キー下 | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:15 秒 煙幕の持続時間:99 秒 準備時間:240 秒 | |
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:100 秒 消耗品の準備時間:80 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ヨーク級重巡洋艦エクセターは、イギリス海軍に就役したものとしては最後の重巡洋艦でした。重巡洋艦としてはあまり大きくはありませんでしたが、速力、装甲防御力、兵装のバランスが優れていました。
就役:1928
同型艦数:1
解説
- 概要
イギリスティア5巡洋艦。本来であればPC版からティアが一つ下がってティア4に位置しているはずなのだが、なぜかCS版では降格せずティア5のままに位置している少し珍しい艦艇になっている。
その代わり主砲の装填時間が短縮されたりと一部性能が変わっているため注意する必要がある。
2021年11月のブラックフライデーでブラック艦が追加された。
- 抗堪性
29400で同格ライバルの青葉より若干少ないもののラ・ガリソニエールよりは少し高い。バイタルは一部水面上に出ているものの、ライバルよりは小さめ。
しかしスペックこそ横並びだが、消耗品として修理班が使えるため総合的な抗堪性は頭一つ抜けていると言えるだろう*1。回復性能は英国軽巡ツリー艦と同等で利用可能回数も同じ2回。
- 主砲
8インチ砲を6門搭載している。射程が約14km、リロード時間が12秒で青葉と比べると1.5秒の差がある程度。
青葉よりも砲塔の旋回速度が速く、全力転舵に十分追いつく。
一方でダメージ、発火率、貫通力など砲としての能力はそれぞれ少しずつ劣っている。弾道は高く弾速も遅い。後方への射角が悪く、引き撃ちはあまり得意とは言えない。
そして、APしか撃てないツリー巡洋艦にある跳弾や信管の優遇はない。
- 対空火力
Tier5にしては強力であり、水上戦闘機を叩き落すには十分。
- 魚雷
両舷に3門ずつ射程8kmの魚雷を搭載している。英国巡洋艦の特徴である一本ずつの発射が可能。
射程と本数こそ青葉に劣るものの、被発見距離がより優秀で、またリロード時間が72秒と短い。
- 機動性
最高速度は32ノットであり、青葉よりはやや遅いもののMyogiとKongoを除く格下・同格戦艦に対しては圧倒的に優速にある。ただしマッチングしうるTier4~5の戦艦*2には30ノット近い速度を発揮するものが珍しくない。英国軽巡洋艦と同様加速に優れている。
転舵所要時間が6.1秒とPC版と違い少し改善されており、青葉よりも素早く回避盾が可能になっている。また回頭半径は650mと優秀であり、ライバルに大きく差をつけている。適切に操艦すれば被弾がぐっと減るので回避盾は常に心がけよう。
- 隠蔽性
素で11kmと青葉よりは多少優れており、艦長スキルを取ることで10km以下まで縮めることができる。
これは同格ツリー巡洋艦のLeanderに次ぐ値であり、マッチング帯において本艦の脅威となる艦に隠蔽負けすることはない。1vs1であれば
- 総評
本艦は重巡洋艦とは名ばかりの軽装甲の船体に、巡洋艦キラーとも言える砲を装備した攻撃型の艦である。巡洋艦本来の仕事である「敵駆逐艦を発見して狩るための能力」よりも「巡洋艦対巡洋艦の戦闘時に優位に立つための能力」を重視しており、ライバルである青葉と同じような立ち位置と言える。よって、本艦は味方の駆逐艦や巡洋艦に追従し、火力支援を行うのが主任務となる。
敵駆逐艦の発見や排除は得意な方ではないので、序盤の探り合いや敵の位置が不明な段階では単独で突出することなく慎重に行きたい。本艦の能力が生きてくるのは中盤以降であり、弱点である防御の弱さを隠し、高い攻撃力を生かせる位置取りを心がけることで試合に貢献したい。巡洋艦にある程度慣れた艦長で、これから8インチ砲搭載艦に触れることになるであろう中堅プレーヤーに最適な艦と言える。
史実
英国海軍はワシントン海軍軍縮条約(1922)に則って最初の条約型巡洋艦である「カウンティ級」巡洋艦を建造し運用していた(ツリー艦だとティア5の「デヴォンシャー」が該当する)。ところが、列強諸国に負けじと制限枠ギリギリで高性能化を目指して建造した艦ゆえに相応の乗員数を必要とし、さらに運用コストも高めであった。第一次世界大戦後の不況から立ち直っていない英国ではこれらの艦の運用を続けて行くのは正直厳しい、ということでより小型で乗員数も少ない安価な巡洋艦が求められることになった。そこで、英国海軍はまず船体を小型化し、後部砲塔も1基削減した「ヨーク級」を計画・建造。「ヨーク」での経験を活かし、改良を加えた本艦「エクセター」を1928年8月に起工した。竣工(就役)は1931年7月で、この間にロンドン海軍軍縮条約が締結されたことで、本艦の区分は「カテゴリーA(重巡洋艦)」に変更となった。
「エクセター」は第二次世界大戦が勃発すると「南アメリカ戦隊」の一員としてラプラタ沖海戦(1939年12月)でドイツのポケット戦艦「アドミラル・グラーフ・シュぺー」と交戦、グラーフ・シュぺーの主砲弾の直撃を受けて61名の死者と23名の負傷者を出している。1941年に修理を終えると一旦大西洋で船団護衛の任務に就き、その後は極東で日本海軍と対峙する。1942年2月27日、スラバヤ沖海戦に参加して損傷を受け、後退中にスンダ海峡において日本海軍の第五戦隊と第三艦隊と戦闘の末沈没。この時、エクセターの生存者多数は日本海軍の手によって救助されている。
小ネタ
本艦は1920年代後半に、ワシントン海軍軍縮条約(1921)の制限下で建造された条約型巡洋艦である。当時の英国は第一次世界大戦の影響もあって不況の真っ只中。そこでカウンティ級(後のカテゴリはAであり重巡洋艦に相当)より少し小さくても良いから、もっと安い巡洋艦が欲しいという要望を受けて設計案を検討。その結果、船体サイズを縮小し後部砲塔1基を削減した案が採用された。
実際に建造してみると排水量はカウンティ級(10000トン)よりも随分小さく(8390トン)なったものの、肝心の費用は10%程しか削減できずに「思ったよりもずっと高価な巡洋艦」となってしまった。一応、前級と変わらない速度を持ち、より小型で回避性能が高い巡洋艦となったものの、期待された程の経済性向上をクリアできなかったことから2隻のみの建造に留まった(一応計画では5隻が予定されていた)。
コメント欄
- 弾が全然まとまって飛んでいかない。プレ艦なのにデボンシャーの劣化版… -- 2021-10-03 (日) 14:04:57
- これ艦長スキルで火災発生率20%くらいにならん? -- 2022-11-06 (日) 12:23:55
- 煙撃ちと修理できるのがこのティアだと強い -- 2023-08-11 (金) 14:51:27
- コイツに斜めから入った榴弾がバイタル3枚貫通でハカイチして、ネルソンの榴弾があまりに強すぎて榴弾で艦首抜き?!って驚いてしまった。こいつのバイタルが舷側に露出してるのね。しかも76ミリしかないのか -- 2023-09-01 (金) 20:16:22
- てことはコイツ、マッチングする全ての英独戦艦のHEにバイタルを抜かれる可能性があるのか…… -- 2023-09-01 (金) 20:18:36