ナヴィガトーリ級駆逐艦 10番艦 ルカ・タリーゴ
性能諸元
・基本性能
Tier | 6 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Aviere |
国家 | イタリア | 派生先 | Vittorio Cuniberti |
生存性 | 継戦能力 | (A) 12,600 (B) 15,100 | |
装甲 | 6-16mm ・艦首・船尾 16mm ・上部構造 10mm ・主砲 6mm ・重要区画 16mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 50,000馬力[hp] | |
最大速力 | 38.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 610m | ||
転舵所要時間 | (A) 5.1秒 (B) 3.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 7.6km | 10.5km | 9.6km | 2.6km | |
航空発見距離 | 3.6km | 6.0km | 6.6km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
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- | SDT7 mod.1 | 9.6km | 66m | |
SDT7 mod.2 | 10.5km | 71m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
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A-B | 120mm/50 Ansaldo 1926 | 3基×2門 | HE弾 1,700(7%) SAP弾 2,600 | 5.5秒 | 12.9秒 |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
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A-B | 533mm tubo lanciasiluri | 2基×3門(6門) | 10,000 | 80秒 | 10.0km | 56kt | 1.1km | |
533mm Si 270 H2 | 70秒 |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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A | 13.2mm/76 Breda 1931 | 8基×2門 | 33 | 1.2km | |
40mm/39 QF MkⅡ | 2基×1門 | 11 | 2.5km | ||
B | 13.2mm/76 Breda 1931 | 8基×2門 | 33 | 1.2km | |
37mm/54 Breda 1938 | 2基×2門 | 23 | 3.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (42,000) | ━ | モジュールスロット2 (63,000) | ━ | モジュールスロット3 (105,000) | ━ | 次の軍艦1 (-/210,000) |
船体 | ||
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Luca Tarigo 船体B | 1,800,000 | |
魚雷 | ||
533mm Si 270 H2 | 225,000 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 SDT 7 mod.2 | 225,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5秒 消耗品の準備時間:40秒 | |
十字キー上 | |||
排気発煙装置 | 4 回 | 消耗品の動作時間:30 秒 煙幕の持続時間:10 秒 消耗品の準備時間:120 秒 | |
十字キー右 | |||
エンジンブースト | 4 回 | 最大速度:+25% 消耗品の動作時間:25 秒 消耗品の準備時間:120 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ナヴィガトーリ級駆逐艦の各艦は、フランス海軍の大型駆逐艦に対抗するべく、1928年と1929年に建造された。当初は偵察艦として分類されており、前級と比較して大幅に大きく、排水量はほぼ2倍でした。
就役:1928
同型艦数:12
解説
- 概要
イタリアティア6駆逐艦。
- 抗堪性
前級より微増。
Tier6の中でもやはり標準的な数値。特別高くも低くもない。
- 主砲
AP弾の代わりにSAP弾を標準装備している。
基本性能自体は前級と変わらないが、第二砲塔が連装になっている。
1門増えた恩恵は大きく、装填速度も向上しいる。
突撃中でもちょっと傾ければ4門となり、約30%の増加である。
ティアが上がったことによるヘルスの向上は精々10~20%なので、相対的な攻撃力は十分に上がっている。
しかし、三番砲塔の前方射角が約45度と非常に悪く、その点は扱いづらい。ソ連ティア6駆逐艦ミンスクに乗ったことのある人なら想像できるだろうか。例えば同じ伊駆同士の対面だと、三番砲塔も使おうとすれば必ずsapが刺さる角度まで腹を見せてしまい、大ダメージを受けてしまう。幸い後方射角は悪くないため前級と違い、引き打ち姿勢で攻撃することも視野に入れなければいけない。
- 魚雷
引き続き低速、低威力、長射程のイタリア魚雷を装備。
前級からの大きな変化として、本級の魚雷はかなり射角が狭い。
艦上構造物が詰め詰めでスペースに余裕が無いのか、矢矧ほどではないにせよだいぶ横を向けなければ魚雷が発射できない。
隠蔽改良UGが使える都合で前級よりも隠密魚雷を行いやすくなっていて、装填速度も向上しているので上記欠点はとりあえず何とか許容できるか、といった状態。
肉薄魚雷を決める時には深く旋回しないと撃てないので、切り札としては使いづらく、この点は弱体化したと感じるだろう。
- 対空
相変わらず射程は短いが、威力だけはマシな対空能力を得た。
とはいえ頼れるような代物ではないので、やはり見つかるまではOFF推奨。
- 機動性
前級から変わらず38ノットの快速。
旋回半径と転陀速度がわずかに悪化したが、操作感に大きな変化はない。
- 隠蔽性
隠密改良UGが搭載できることで、前級よりも高い隠蔽性を獲得している。
とはいえイタリア駆逐艦の例に漏れず、隠蔽性はワーストクラスであることには変わりはない。
対面にはレーダー装備の艦艇がかなり増えるティア帯であるため、相対的にはむしろ見つかりやすくなっていると言える。
より慎重に戦況を見た立ち回りを要する。
- 消耗品
イタリア艦艇恒例の排気煙幕とエンジンブーストを搭載している。
前級から煙幕の回数が増え、両方4回ずつになった。
- 総評
前級より全体的な性能が向上しており、純粋な上位ティア艦艇といった仕上がり。
魚雷は前後の射角が悪くなっており、近距離での取り回しがかなり悪くなっている点は注意が必要。
また、レーダー持ちも多数出てくるティア帯となっているので、せっかく向上した隠蔽性もその恩恵は感じ辛いかもしれない。
半面、砲撃能力は純粋に超強化されているので、味方との連携でその火力を活かしていこう。
史実
イタリア海軍は1926年度計画において、ライバルであるフランス海軍の「ジャグアール級」駆逐艦および「ゲパール級」駆逐艦に対抗できる性能を持つことを目標として、偵察艦の設計図を基に新たな艦艇の開発を開始した。これが後の「ナヴィガトーリ級」駆逐艦である。なお「ナヴィガトーリ級」は建造の途中で艦種が「偵察艦」に変更になったものの、1938年の艦艇の再分類により再度「駆逐艦」となった。
「ナヴィガトーリ級」のうち「ルカ・タリーゴ」は1927年8月に起工、1928年12月に進水、1929年11月に竣工・就役。就役してからジェノヴァの海軍基地に配備されるも、その後数年間は大した活躍に恵まれなかった。しかし1937年にスペイン内戦(1936~39年)におけるフランコ将軍率いる反乱軍に対してイタリア軍は支援のために兵士や武器を輸送する計画を立案。「ルカ・タリーゴ」もこの計画に参加して1938年まで活動を続けた。1940年7月の「カラブリア沖海戦」にも参加したが、特に戦果を挙げる事はできなかった。1941年4月15日に他の駆逐艦2隻と共に輸送船5隻を護衛する任務に就いていた際に、英海軍の駆逐艦4隻と遭遇。「ルカ・タリーゴ」はトライバル級「モホーク」を撃沈する戦果を挙げるも沈没。他の駆逐艦2隻も全滅した。
小ネタ
イタリア海軍は地中海を中心として活動している事もあって、速度に優れる艦艇の開発に力を注いできた。その一端として開発されたのが「偵察艦(esploratore)」である。役目としてはその名の通り偵察を行うための艦艇であり、既存の偵察巡洋艦が行っていた任務である。船体サイズは「巡洋艦よりは小さく駆逐艦よりは大きい」という中間サイズが多く、他国でいう「嚮導駆逐艦」に近かった。
本級の各艦の艦名は、中世イタリアの航海者に因んでいる。ルカ・タリーゴは14世紀のジェノヴァの航海者で、黒海からカスピ海までドン川やヴォルガ川を通って航海した。
コメント欄
- コイツどう使えば活躍できる?魚雷はクソ以下のクソやし、主砲はSAP撃つくらいなら榴弾撃った方がマシなレベルやし、体力低くて砲駆もきつい。おまけに隠蔽もカスときた。無理やろ。PC版は砲射程が隠蔽とほぼ同じでヒットアンドアウェイ戦法使えるけどコイツ無理やん -- 2023-06-01 (木) 21:48:05
- 使い方分かってるなら十分だと思うけど -- 2023-06-01 (木) 22:33:26
- 隠蔽があのミンスク以上に悪くて草 魚雷もへなちょこ火力だし主砲も手数が少なすぎるしでどうすんのこれ -- 2023-06-09 (金) 21:37:05
- 愛がある人以外乗れないってことでしょ(適当) -- 2023-06-09 (金) 21:45:10
- アヴィエーレから砲も魚雷も強化されて、隠蔽すら良くなって機動性はほぼ据え置き、煙幕も回数+1と、順当に強化はされてる。しかしティア上昇に伴うヘルスUPが無さすぎて、相対的に脆くなったから撃ち合いが厳しくなってしまった。対面の強さ考えると、使い勝手は良くなったもののアヴィのほうが相対的に強いかもしれない。 -- 2023-06-22 (木) 23:06:26
- SAP6発の斉射火力は目を見張るものがあるが、三番砲の射角がかなりきついな。それでも駆逐に斉射4000出せる駆逐は他に存在しないし引き続き駆逐絶頃マンでいいかな。無理して三番も使おうとしたら魚雷に引っかかりそうだからそこだけ気をつけよう。上の榴弾打った方がマシニキは本当にイタリア駆逐使ったことあるんか…? -- 2023-07-16 (日) 12:47:41
- ヒント:アーリーアクセス -- 2023-07-16 (日) 13:17:02
- アーリーで性能変わってたのか、知らんかった -- 木? 2023-07-16 (日) 13:59:00
- いやそうじゃなくて、本当にイタリア駆逐使ったことあるのに対する答えなんよ。アーリーで手に入れて乗ってみた感想ってことでしょ -- 2023-07-16 (日) 16:54:18
- ? アーリーで乗ったのに榴弾の方がマシって感想になったって事?それだったら間違いなく本人の腕の問題だな。 -- 木? 2023-07-16 (日) 18:50:23
- ヒント:アーリーアクセス -- 2023-07-16 (日) 13:17:02
- やっぱ射角って大事なんやなって -- 2023-07-21 (金) 13:07:56
- 解説空っぽだったから、適当に書いておいた。 -- 2023-07-28 (金) 23:03:58
- ありがとー&クソ射角について追記 -- 2023-07-29 (土) 06:01:55
- マップによっちゃあ前に出ることすらできないな。格上駆逐相手には隠蔽勝負されて手も足も出ないこともままある -- 2024-05-24 (金) 18:38:49