【ジャ・クバ】

Last-modified: 2021-06-23 (水) 21:24:29

概要

Ver.4.3シナリオ【砂上の魔神帝国】の登場人物。作中では故人だが【王妃ララリア】とは異なりホログラムや映像として登場する。
【ウルベア地下帝国】の先代皇帝で、【ウルタ皇女】の父親。
【リウ老師】の魔神機開発を支援して国民の生活水準を高め、険悪な仲であった隣国【ガテリア皇国】との和平交渉を試みるなど、内政外交ともに評判の良い皇帝であった様子。
何気に、ゲーム作品における皇帝という存在は暴虐を振るう悪役キャラが多い中(DQにおいても暗黒皇帝ガナサダイがそうである)、なかなか珍しい「良い皇帝」である。
しかし、ガテリア第一皇子【ビャン・ダオ】を招き交渉を進めた末の調印式前日、和平成立による計画頓挫を危惧した【グルヤンラシュ】によって暗殺される。
しかも、グルヤンラシュはその罪をビャンに擦り付けることでウルタやウルベア国民を扇動し、開戦の口実を作ってガテリアを滅ぼしてしまう。
グルヤンラシュによって最悪の形で望みを潰され、死後もいいように利用されるという悲劇の人である。
 
ウルタとの親子関係は良好であったようで、作中ではかつての親子が残した交換日記を読むことができ、また彼が暗殺された際に録画された動画では、ウルタに自らの死を乗り越えよと最期のメッセージを残している。
一度は父の死に心を閉ざしグルヤンラシュに付け入る隙を与えてしまったものの、最終的にはこれを乗り越え皇位を継ぐ者として成長した彼女を見て、彼も浮かばれることだろう。
 
【ウッツァ神父】?によると、「ウルベアめんこ」に相当ハマっていたようでかなりスジが良かったらしい。
なお、彼や父ダジム、ガテリア皇子ビャンは間に点が入るが、娘や国民達は普通の名前である。
【ボラングムニス】の存在から、皇族男児のみ中点付きの特別な名前を与えられるというルールでもない模様。
古代ドワチャッカ語は何を基準に名前を付けているのだろう。