概要
藍色とグレーの大きな顔付き盾で守りをガチガチに固めた茶色い肌の邪悪な精霊。【怪人系】。
下位種に【シールドこぞう】【シールドあにき】【ビッグフェイス】がいる。
当初は「ダークホビット」という名前だったが、Ver.6.1より現在の名称になった。
ダークホビットとしての初出はDQ6。詳しくはこちらを参照。
DQ6では中盤のモンスターながら序盤のレイドック城の井戸の中にいる中ボス的な役になっていて、初見プレイヤーの多くを剣の錆としたトラウマモンスター。
本作ではDQ6の時とは比べ物にならないほど強化されており、レベル解放が進むまではかなりの強敵だった。
自慢の盾で【ビッグシールド】を張って、こちらのメラミやらタイガークローやらを頻繁にガード。【こごえるふぶき】も吐いてくるが、こんなのは序の口で怒らせると【かがやくいき】で攻撃してくる。物理攻撃でもビッグフェイス同様【ダブルスマッシュ】を使用する。
そんなダークポックルの弱点だが、意外なところで【ボケ】。高確率で効くので、3匹の集団に囲まれた場合はこれらの特技を使ってやり過ごそう。
まめちしきによると代々盾コレクターの家系で、用途に応じて「実戦用」「観賞用」「保存用」と使い分けるために、同じ盾を複数所持しているそうだ。
通常ドロップは【暗黒の樹木】、レアドロップは【ソードブレイカーの本】。
Ver.1.0
【チョッピ荒野】、【狩人のほら穴】に生息する。
1~3匹で出ることがあり、ひょうきんな面に見合わず攻撃力も高い。
同じ場所に生息するモンスターの中ではレベルが低いというだけで、危険度は上位。油断してレベル50くらいで戦うと返り討ちにされるのが関の山。HPパッシブがない場合はかがやくいきでほぼ全滅まっしぐら。
HPこそ低いが、前述の通り高い攻撃力からのダブルスマッシュやかがやくいきが馬鹿にならないため、狩りに向いているとは言い難い。
モンスターレベルが無駄に低いせいで強敵ボーナスも入りづらく、あえて相手取る必要性は薄い。
おまけにシンボルが小さいため、プレイヤーに隠れていつの間にかぶつかっていることもあるなど、とにかく邪魔。
【日替わり討伐クエスト】等でチョッピ荒野を訪れている際は注意しておきたい。
当時は狩る理由がとことん見当たらず、【スイートな色やねん!】で戦う程度だった。
Ver.1.2
【魔法の迷宮】で出現することもあり、油断してると集団で一斉にかがやくいきを吐かれて壊滅することもあるので注意。
Ver.1.4
【特訓モード】の仕様が変更されたことで一時的に注目を浴び、積極的に狩られていった。
Ver.2.0
偽りの【リャナ荒涼地帯】北部にも生息。単独出現なので盗み目当てならこちらがおすすめ。
Ver.6.1
上述の通り、名前が「ダークホビット」から「ダークポックル」に改名された。
DQ10オフライン
Ver.6.1より後の発売であるため、発売当初から「ダークポックル」という名前で登場している。
詳しくはこちらを参照。
改名の経緯について
ダークホビットは御事情により、【ドラゴンクエストタクト】でダークポックルという名前で実装されたのを皮切りとし、続いて本作でもVer.6.1で改名が行われた。
海外では「ホビット」という言葉がトールキンの著作権関係で自由に使えないため、タクトを皮切りとして国内DQ作品におけるこのモンスターの名前を改名することが決定されたと考えられる。
ちなみに、昔から版権に厳しい海外向けに展開された海外版DQ6では、「Grim grinner」という名前に変更されている。
後の【シルエト】もそうだが、表立った場所で詳細を明言すれば今まで不適切なネーミングをしていたことを認めることになってしまうためか、Ver.6.1アップデート情報では「一部モンスターの名称を変更します。」とぼかした表現をされていた。