【名もなき天使の本】

Last-modified: 2023-10-13 (金) 18:42:11

概要

【天星郷】各地の本棚で読める書物。
一意に呼称が定まらないため、本記事では便宜的にこのタイトルとしている。
 
表紙に題名も執筆者の名前も無く、数字のみが記されている。
執筆者は【神都フォーリオン】に暮らす名もなき下級【天使】を名乗っている。
本人の体験や推測からなる暴露本であり、その信憑性および内容を知った事による命の保証はしないという。
【オーグリード文字の手記】と同様の趣向で、Ver.6.2までに『0』~『4』の5冊を読むことができるようになった。
 
内容は大半が著者の類推(妄想)に基づいており、部分的に的中している箇所もあるが、結論としては的外れであると言わざるを得ない。
後にVer.6.5後期のクエスト【疑惑の同居人】により、思い込みの激しい天使【アリセル】?により書かれたことが明らかになった。彼はこれに書かれているような憶測で大騒ぎして大目玉を喰らったようである。

『0』

場所:神都フォーリオン 下層C-8
本の説明と、書いた動機が記されている。
聖天区画に下級天使の進入が許されない場所がある事を不審に思い、執筆を始めたようである。

『1』

場所:聖天舎 1階B-4 天務室
なぜ神都の直下に【神代の遺構】が存在するのか疑問に持ち、侵入した時の様子が記されている。
そこに立ちこめる赤い霧は意図的に作り出されているものではないかと推測している。

『2』

場所:【フォーリオン・外郭】 C-4 薬師の家
【とこしえの神殿】について記されている。
執筆者たちにはそれが何か知らされず、近付く事も許されていないという。
そこには極めて危険なものが隠されているのではないかと考え、天使は世界を滅ぼすためにいるのかもしれないと悲観している。
 
なお、神殿には実際に重要なものが隠されていたことが後に判明するが、執筆者に知る由はなかったと思われる。

『3』

場所:神都フォーリオン 中層E-5 【ユーライザ】の部屋(【暴かれし相貌】を進行させないと入れない)
Ver.6.1に追加された。
再度神代の遺構に入り、奥の廃屋で奇妙な植物を発見した時の様子が記されている。
この植物から異界滅神の存在を思い出し、天使をこの世界に招いたのは【女神ルティアナ】ではなかったかもしれないと推測している。
なお【魔祖】やその元の賢者以外で異界滅神の鉱物化に言及しているのは(ゲーム内では)初めてである。

『4』

場所:神都フォーリオン 上層E-7 【ゲゼルマイン】の家2階(【ふたりの勇者】を進行させないと入れない)
Ver.6.2に追加された。
【主人公】は異界滅神を滅ぼした時にその力と思念を受け継いでいると断定し、天使が新たなる異界滅神と化した主人公を呼び寄せたのはアストルティアを滅ぼすためだという結論に達している。
真実に至ってしまったため、遠からずこの世から去ることになるだろうとも記されている。
また「真実への到達者」という著者名も記されている。