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添付概要 
【神都フォーリオン】の中枢。
天の聖壇を中心に右手が浄罪の泉、左手が【天使】たちの詰所である聖天舎となっている。
天の聖壇
聖天区画の中央にある祭壇。聖天区画の中央にあるエレベータから上層部に移動する。
聖壇には「神化の光炉」が置かれており、そこに【英雄】たちが持つ【魂の燭台】を捧げることで【神化の儀】が行われる予定だった。
【Ver.6.4】冒頭で【ジア・クト念晶体】の襲撃を受け、数人の天使を巻き込んで結晶化されてしまい、上層部は立ち入り禁止となってしまう。
浄罪の泉
天使たちや神化の儀に挑む英雄たちが身を清めるための聖なる泉。
地下の【神代の遺構】にある「ルティアナの清泉」から聖なる水をくみ上げている。
【魔眼の月が昇るとき】において、この泉から【テトラル】が眠る部屋への隠し通路があることが判明。
また、この泉の水に宿る【女神ルティアナ】の神気を抽出し、ジア・クトの結晶化を防ぐ「浄罪の精製薬」を作り出すことに成功した。
聖天舎
天使たちが【天星郷】全体に関する様々な業務を行う、天星郷における行政施設。BGMは【王宮のオーボエ】。
ここに勤務する天使たちは一般の天使とは異なる服を着ている。公務員のような立場であり、それぞれの制服のようなものなのだろう。中にいる天使のセリフも何となく公僕らしさが感じられる
大まかに、後述の戦務室と天務室に大別されており、特殊な業務を行う部署として特務室があるようだ。談話室にいるラメリンによれば、「着任したら100年は勤め上げるべし」が不文律らしい。
天星郷の行政を担っている関係上、天星郷で起きている様々な事件についても一般天使よりは事情に詳しいが、それ故に事態の推移に振り回される様子がうかがえる。
戦務室
主に天星郷の警備や防衛を担当している部署。
天星郷に近づこうとした主人公と【パルミオ博士】の迎撃に出たのもここの所属の天使。
フォーリオンの資料館で読める「地上界観測記録」によれば、【偽りのレンダーシア】が創造された際には戦務室の天使の地上への派遣が検討されたとのことで、地上で大規模な異変が起きた場合は対処に当たることもあるらしい。
実力主義の部署であるせいか、限られた寿命でありながら天使を上回る力を持った英雄たちに対しては敬意を持っている様子がうかがえる。
【ヘルヴェル】は戦務室の長を務めたことがあり、【カンティス】も審判の天使に選出される前はここの所属だったようだ。
【ふたりの勇者】では、【天使長ミトラー】と共に戦務室の精鋭が【とこしえの神殿】の警備に当たったが、【レオーネ】とその眷属には軽く蹴散らされてしまっている。
天務室
主に天星郷の管理を担当している部署。
各試練場の創成や天星郷のエネルギー管理などの他、後述の転生の園にもここから出向している職員がいるようである。
転生の園に入れるのは【ふたりの勇者】になってからのため、それまでは英雄たちの状態についてはここの職員から話を聞くことができる。
特務室
上記に当てはまらない、専門的な業務を行っている部署。
天星郷に招く英雄を選出する「星導課」や、【ファビエル】と【メドナム】の二人がいる「界律課」はここに所属している。
特務室には「望界鏡」という下界を観測するための望遠鏡があり、英雄候補の様子は基本的に望界鏡で観察しているとのこと。
転生の園
女神ルティアナの壁画に見守られた、白い花が咲き乱れる花園。天使の魂の循環の根幹となる場所であり、天星郷で最も神聖な場所である。ここでは、BGMが【時の眠る園】に変わる。
天寿を全うした天使の魂は転生の園の土に還り、再び転生の花に宿り誕生する時を待つという。
主人公と【ユーライザ】がヘルヴェルに尋問するため訪れた時に、ちょうど新たな天使が誕生する瞬間に立ち会った。
また転生の花園の他に、負傷した天使が治療を受ける療養の間と、英雄たちの肉体を再生する英雄の間がある。
【フェディーラ】はかつて転生の園の長を務めていたことがある。
【悠久のレクタリス】において、転生の園が誕生した経緯が明かされた。
かつて亡くなった天使の魂は【天使の墓所】にある天魂石に還り、そこで眠りについていた。
そのため新たな天使が生まれる事はなく、天使の数は減る一方であった。
しかし、使命を果たして命尽きた【レクタリス】の「人を愛し、人と生きる」という望みを叶えるため、【エルドナ】神が創生のチカラを用い、天魂石のたもとに転生の花を生み出す。
そして【ナドラガ】神の呼びかけに応じ、天魂石の中で眠っていた天使たちの魂も転生の花に宿り、転生の園の原型が誕生した。
なお、【そなえの場】の天使ナビュエルによれば、転生の園に還ることができるのは生前に罪を犯さなかった者に限ると言われており、ヘルヴェルが還ることはできないかも知れないとのこと。
かつて天使の墓所にあったはずの転生の園が今の聖天舎に移されることとなった経緯については不明。
