概要
【レンダーシア】の【エテーネの村】で育った【人間】の若者。年齢は17歳。
ドラゴンクエストXの主人公であり、あなたの分身。
名前・性別・外見は【キャラクターメイキング】により異なる。
オンラインゲームという性質上、本辞典では「プレイヤー」などと表記する場合がある。公式では「冒険者」と表記されることもある。
ストーリーを進めていくと明らかになるが、今作では勇者と呼ばれる存在は固定されているため、主人公が勇者と呼称されることはなく、職業としての勇者になることもない。
しかし、活躍そのものは過去シリーズの勇者たちと比べてもなんら遜色ないものであり、「救国の英雄」「勇者の盟友」「解放者」「仮面の大魔王」等の2つ名で呼ばれることがある。
- シリーズ初の「劇中で死亡(しかも2回)する主人公」である(DQ5とDQ6は劇中で石化しているが死んだという訳ではない)。
例によって作中では全く喋らない(ある程度物事を伝えるような場面もあるが、セリフにはおこされない)が、作中の人物の話によれば、誰かの為ならどこまでも頑張り、死地に飛び込むことすら厭わない勇気の持ち主とのことである。
実際、ストーリー中ではプレイヤーの選択肢なしに他者の危機に身を呈したり、危険な状況に飛び込んでいく描写も見られる。
なお、そんな勇気の持ち主でも、いつもが危機的状況ではないため、それを目の当たりにしない登場人物達からは、パッとしない、頼りないという印象が語られる事がほとんどである。【魔界】では「あまりオーラが無く地味」と評される事もあった。
デフォルトの主人公の容姿、いわゆる【エックスくん】もごく普通であるしキャラクターメイキングでは良い容姿のキャラクターを作るプレイヤーが多く、ネタ系の外見の主人公は少数派と思われるがあまり冴えない容姿として扱われることが多い。
一方で【オルフェアの奇跡】の依頼者でカメラマンの【メロポネス】からは「美しい人」「美しい! まさに芸術だ!」「こんな美しいモデルを 私は 見たことがない!」と絶賛される描写もある。ただただ、おだてられてるだけかもしれないが……。
名前に関しても「ありきたりなので「ヘロピョゲッチ」という名前に改名しよう」と提案されたり、「ありがちな名前で気付かなかったぞ」と言われたり、「君の両親は古風な名前を付けるんだな」と言われてしまったりする。
なお、名前の文字数制限は6文字であり、実際に「キャラクター名変更サービス」を使用して「ヘロピョゲッチ」に改名することは不可能である。また、エテーネ王国で主人公と同じ名前の人物が多いということもない。
経歴
ゲーム開始の10年前に両親がいなくなり、【主人公の兄弟姉妹】とともに2人で平和に暮らしていた。
兄弟姉妹が錬金術で失敗し、村人に迷惑をかける度にその後始末をしていた。
主人公が生まれた日、【カメさま】は立ち上がって大きな声で鳴き、村の巫女である【アバ】は主人公を【カメさまの申し子】だとした。
エテーネの村のおはなし
アバより【テンスの花】を摘んで来るように言われ、兄弟姉妹と【シンイ】と3人で【清き水の洞くつ】に向かう。
【魔導鬼ベドラー】を倒し、テンスの花を持って帰還した時には、既に村は【冥王ネルゲル】に襲撃されていた。
その際、自身の体から放たれた謎の光(【時渡りの術】)により、兄弟姉妹を避難させることができたものの、直後にネルゲルが放った灼熱の獄炎により、命を落とす。
絶命後、その魂は謎の声に導かれるまま、謎の神殿へと辿り着く。
その神殿にて【生き返しの術】により、五つの種族のどれかへ転生することとなる。
Ver.1
偶然(?)にも同じ名前で、同じ時に命を落とした、選択した種族の若者の肉体に入りこみ、復活する。
目覚めた村での事件を解決し、【一人前の証】を手に入れることで、広大な【アストルティア】の世界を冒険してゆくこととなる。
その後の旅の道筋は、プレイヤーにより大きく異なる。
他にも転生した者が存在するという内容のセリフ、初期村で聞く旅に出た若者の話。
それは他の種族に転生したプレイヤー達の事を語っているのだ。
なお、転生する事になる人物には生前、種族ごとにレンダーシアに関わる異なる目的があり、ネルゲルを倒した後に主人公にその目的を託してくる。
それに関するストーリーは長い間語られなかったが、Ver.2シリーズの【夢現篇】にて明かされることとなった。
Ver.2
仇敵ネルゲル打倒後、【賢者ホーロー】の導きで【勇者】の手助けをする為に【レンダーシア】へと渡航。
【勇者姫アンルシア】の覚醒を手助けし、【盟友】としてアンルシアと行動を共にすることになる。
レンダーシアを巡り、【飛竜】を手に入れ滅ぼされた故郷のエテーネの村に戻る。
そして【クロウズ】として生き返しの術を受けたシンイとの再会、生き別れた兄弟姉妹からメッセージを受け取り【天馬ファルシオン】を復活させる。
アンルシアと【悠久の回廊】に向かい、【大魔王マデサゴーラ】を討ち倒した。
Ver.3
大魔王打倒後、【六種族の祭典】に出席。
しかしそこに生き別れた主人公の兄弟姉妹が現れ、アンルシアと【ラグアス王子】を攫ってしまう。
話を進めると【竜族】がどうやら糸を引いているらしく、竜族たちの住む【ナドラガンド】に赴く。
ナドラガンドを巡り、解放者として【エステラ】と【ナドラガ教団】の助けを借りつつ各領界を解放していく。
だが【水の領界】で【フィナ】の処遇を巡り、教団と対立。
続く【嵐の領界】でアンルシア、ラグアスと再会するも彼らは教団の手に落ちてしまう。
アンルシアと兄弟姉妹と助けるべく【大神殿・地下】へと乗り込んだ主人公は罠にかかり命を落としてしまい、【種族神】の力により蘇生。
【神墟ナドラグラム】へと乗り込み、【邪竜教祖オルストフ】と復活した【邪竜神ナドラガ】を討ち果たした。
そして主人公は世界を神代の戦いから解放し、竜族を自分以外の誰かに縋る生き方から解放した真の「解放者」となったのである。
その後は故郷の復興活動に尽力。村長に就任して移住希望者を募り、【新エテーネの村】として復活させた。
Ver.4
時の妖精【キュルル】とともに、【終焉の繭】によってもたらされる滅亡の未来からアストルティアを救うため時空の旅を行う。
【エテーネ王国】、【古グランゼドーラ王国】、【オルセコ闘技城】、【ウルベア地下帝国】、【アルウェーン】へと旅を進める過程で、自身が5000年前から移動した赤子ではないかと示唆されるが…。
なおアルウェーン編では主人公が敗北した時間軸が語られるほか、【約束の再会】では主人公の育ての両親が登場。ここに来て生みの親と育ての親が一斉に集う形となる。
ストーリー中、主人公によく似た姿の謎の人影が度々主人公を手助けしているが、その正体はVer.4.5前期で判明する。
Ver.4.5前期ストーリー【遥かなる未来への旅路】において、主人公が【パドレ】・【マローネ】夫妻の息子(娘)、そして、【メレアーデ】、【クオード】の従弟(従妹)【ドミネウス王】の甥(姪)であることが確定する。
また【名前】はストーリー上は実の両親によって付けられ、産着に刺繍されていたものであることがわかる。
そして、これにより主人公が【レトリウス】の子孫で、エテーネ王国の王家関係者であることもわかる。
また、Ver.4.5後期のクエスト【時の書と罪の書】では意外な人物とも従姉弟(従姉妹)の関係にあることが判明する。
Ver.5
開始直後に魔界の魔王の襲来により瀕死の重傷を負い、その際に主人公に目を付けた【ユシュカ】と【血の契約】を結んだことによって一時的に【魔族】の姿に変貌する。
そしてユシュカのしもべとして魔界各国を巡った末に【ゴダ神殿】にて仇敵であるはずの大いなる闇の根源から【魔仙卿】を通し、魔界各国の【魔王】たちではなく主人公にこそ【大魔王】の素質があると言う、衝撃的な言葉を受ける。
その後は元の姿に戻ることを否定してきた【闇の根源の幻影】を打ち破り、無事に元の姿へと戻ることに成功した。
やがて勃発した魔界大戦では当初はどこの国にも属さずに冒険を続けていたものの、途中から成り行きと縁で【砂の都ファラザード】に協力し、ユシュカと共に終戦へと導いた。
その後戦争によって疲弊した【ゼクレス魔導国】と【バルディスタ要塞】の立て直しを手伝い、そしてユシュカからも「お前が大魔王になれ」と頼まれたことから、魔界の主要三国の魔王たちから信頼を得、アストルティアと魔界の両方を【大魔瘴期】から救うために大魔王に就任する。
なお盟友との兼任であるため、盟友のチカラも今まで通り使用できる。
大魔王即位後、自身が(表向き)行方不明になったことと、ヴェリナードに魔族(アスバル)が出現したことを危惧したアリオス王の要請を受け、大魔王征伐のために大魔王城に乗り込んできたアンルシアと斬り結ぶことになってしまうが、自身が大魔王になった理由と魔界とアストルティアに迫る危機をアンルシアが知ったことで、アストルティア側の協力を得ることに成功する。
Ver.5.4では、Ver.3終盤で六種族神の加護を受けたことで、ヒトの身でありながら神を倒すことができる【神殺しの心気】と同等のチカラを身に纏っていることが明かされた。
大いなる闇の根源こと【異界滅神ジャゴヌバ】に対抗するために【女神ルティアナ】を復活させるも敗北してしまい、しかしまだ辛うじて魂が残っていることが判明し、【巫女ヒメア】の命と引き換えに授かった【世界樹の花】の力をもってルティアナの魂を繋ぎ止める。
そしてついに【大魔瘴期】が訪れてしまうも、兄弟姉妹を縛っていた【闇の根源の呪縛】を打ち破ったことで兄弟姉妹を果てしない時の旅から解放し、自分本位な協調を振りかざした【絶対滅神ジャゴヌバ】を本当の協調の真髄である【ミナデイン】で打ち破り、世界を救うことになった。
Ver.6
【英雄】として【天使】たちの住まう【天星郷】へ招かれる。
本来、天使の定義する英雄とは、死後に新たな神に生まれ変わるに相応しいと業績と人格を認められた者のことであるが、主人公は【ユーライザ】の推薦による特例という形で生きたまま招かれた。
【四天の星巡り】をクリアし、【神化の儀】を受ける資格を与えられた主人公だが、実際に神に生まれ変わるかどうかを決断する前に他の英雄が【悪神】に変じるというアクシデントが発生。
主人公の神化は後回しとされ、ひとまずは悪神化した英雄への対応に当たることとなり、一人を除き悪神化の解除に成功。
しかしその過程で、天使たちの故郷【とこしえの揺り籠】を滅ぼした仇敵であり、先般討ち倒したジャゴヌバの出身種族でもある【ジア・クト念晶体】の襲撃を受け、天使たちや復活した英雄たちとともにこれに立ち向かうことになる。
神話の時代の神々や天使の力も借り、多くの英雄たちの犠牲を払いながらも、最終的には人の身のままで念晶体の首領である【ジア・メルド・ゲノス】にとどめを刺し、念晶体は種族ごと消滅。またしても世界を救う形となった。
Ver.7
バカンウグレ遺跡にて発見された、ジア・クト念晶体の遺物から繋がる異世界【果ての大地ゼニアス】を調査する【燈火の調査隊】の隊長に選ばれる。
【はじまりの地】を拠点にしてゼニアス各地を巡り、実母マローネを記憶や存在ごと消し去った謎の現象【創失】の真相に迫っていく。
狼に化けられる少年【ラキ】の妨害も乗り越えて辿り着いた場所で、ゼニアスの主神【創造神グランゼニス】が創失の呪いを全身から放ちながら眠りについている様を目の当たりにする。
ゼニアスに蔓延るその呪いを無くすべく、再び各地を巡って【マギエル】ら守護天使達の協力を経て神を起こしてもらい、身体から分離した創失の呪いを倒すことでゼニアスから呪いは消え、マローネも復活した。
しかし、その代償として主神は居なくなってしまったため、ゼニアスの新たな主神に据えるべくアストルティアで未だ眠りについている、まごゼニスこと人間の種族神【グランゼニス】を探す冒険が始まる。
グランゼニス本人は、調査隊編成前に半永久的な眠りについていたアンルシアの身体に宿り顕現していたが、肉体の封印を解くには【断罪の剣】が必要だと知り、久しぶりにナドラガンドへと向かう。
新たな敵【創失を招くもの】とその部下たる執行者たちに邪魔立てされつつも何とか手に入れ、【神々の間】で封印を解きグランゼニスが復活した。
次に、新たな主神の象徴ともなる【主神の王冠】?を手にするべく、【代行者ヨナ】に課せられた大魔王としての試練のために再び魔界へと赴き、紆余曲折の末ユシュカら3魔王から認められると、グランゼニスの元に王冠が顕現した。
これを、ゼニアスにて欲していた【女神ゼネシア】に渡すと、彼女は本性を露わにしてグランゼニスを石化してしまう。
その後、キィンベルのメレアーデの元を訪れると、キュルルそっくりの生命体【キューボ】がおり、彼女(?)の協力とキュレクスの船の力で、【キュロン人】たちの世界【キューロピア】に行くこととなる。そこで時渡りの力を得ようと画策していたゼネシアに遭遇し、逃げた彼女を追って辿り着いた過去の【誓約の園】で、ジア・クトと対峙していた創造神グランゼニスと協力して彼女と戦う。
だが戦闘後、弱っている彼女を狙って創失を招くものが現れその身に取り込んでしまった。
創失を招くものはレンダーシア内海に【創失の塔】を創生し始める。それを防ぎにきた主人公を認めると、主神の王冠の力を使い塔を建立する分身を創生し、主神の王冠・錫杖2つのパワーを半分持たされた本体はその護衛として襲いかかる。本体とはすぐ近くの【沖の孤島】で戦い難なく撃破、しかし分身した個体が塔を完成させてしまった。
だが突然豹変した奴を追ってゼニアスに向かうと、肉体を乗っ取りかえした上により強力な力を得た【創失の主神ゼネシア】に変化し、ラキは弱体化され、そして自身はあわや墜落の危機に見舞われるが、【旧き女神の魂】に誘われて【雨の島】に転移することで回避する。
その裏でまたもやゼニアス各地に危険が差し迫るが、調査隊改め防衛隊のメンバーと協力して守り切り、その恩恵で集まった星のオーラで実った【女神の果実】の力で、一度は消失したマギエル達が復活。ゼネシアの世界同時攻撃を凌ぎ切ることにも成功する。
石化していたグランゼニスをアンルシアの助力で解放した後、ゼネシアが新たに作り直した【創失のガナン帝国城】に向かい、玉座で待ち構えていたゼネシアをついに倒す。
そこにまたしても現れた創失を招くものによってゼネシアは完全に消え去るが、切りかかろうとすると割り込んだグランゼニスによって身を挺して止められてしまう。
そして彼の口から奴の正体が、今まで行動を共にしてきた少女【ポルテ】の別人格だと判明。この場でどうこうする意思決定はできないため、本人には伏せつつ計画が仕上がるまではそのままとなった。
そうして計画が整ったグランゼニスの指示で【リンジャの塔】を訪れ、彼の友人らしい【スキルマスター】の試練を乗り越えて、パドレと自分の時渡りのチカラを同等に擦り合わせることで乱雑になっていた時渡りの力が磨かれ、高度な物へと昇華した。
技量が高まった2人の力を借りることで、パドレが神々の間で世界に影響を及ぼさないように世界と時間を隔てる結界を貼り、主人公がその中にいるポルテの時間だけを巻き戻して創失を招くものが誕生した瞬間を探り、その瞬間のみを切り捨てることでポルテと世界を両方救う計画を立案した。
しかし、順調に進んでいたのもつかの間、途中で目覚めた奴の手で隔離していた結界が破壊され、自分を庇ったためにパドレが負傷してしまう。そこでの暴走はポルテ自身が抑え込むが、この計画がダメだと分かるとゼニアスに行って、創失の呪いを完全に消す方法を探る。
誓約の園の開かずの扉の向こうで「女神の世界樹の儀式」を会得したポルテから彼女のヘアピンを受け取り、アストルティアに戻って創失の塔の最上階を目指す。
そこで世界樹へと変化したポルテと別れ、平和になった世界でグランゼニスと談笑していたのも束の間、直前に倒したはずの【執行者ザジザディリ】の置き土産により主人公自身が創失してしまう。
創失という現象は、そのものの存在と記憶を世界から完全消去するが、その人物に成り代わりうる人物にその立場や役目が与えられるといった記憶の書き換えが行われる性質があった。
しかし、「冥王・大魔王討伐」「竜族と和平を結ぶ」「魔界へと至り、新たな大魔王に即位する」「アストルティアの新たな神として見定められる」「異世界ゼニアスをも救った」という数多の偉業を果たした主人公の代わりなど存在しなかった。
これにより、「主人公が創失した世界」は辻褄合わせが放棄されており、これまでの物語で起きた事象は救われた世界という結果以外が完全に無かったことにされるという歪な状態となった。
作中で語られた範囲は限られているが、少なくともマデサゴーラ討伐や魔界三国間の国交正常化、アストルティア・魔界間の通行ルート開通などの結果は残された一方、誰がそれを果たしたのか?という記憶は奪われ、アストルティアと魔界の関係修復も無かったことになり、以前の互いを憎しみ会う時代へと逆行してしまった。
このままではアストルティアと魔界の全面戦争へ発展するため、グランゼニスはアンルシアと三魔王を秘密裏に会談させ、あまりに存在感の大きい主人公の記憶が抜け落ちたことに対して違和感を覚えた彼女らは戦争回避に協力する。
しかし大多数の両世界の人物は憎悪に呑まれて戦争は勃発、アンルシアと三魔王、主人公と絆を繋いできた友人は戦死または裏切り者として処刑されるという末路を辿る。
世界を満たす怨念に弟子と融合した師匠ポルテの人格も屈し、世界樹ポルテは創失を招くものの人格が完全に主導権を掌握し呪われた女神の果実をも取り込んだ【創絶を招くもの】へと変じてしまった。
何もかもを失って訪れた【創失の世界】で、自身の名前もなく(塗りつぶされた状態)姿形もはっきりしない(輪郭がぼんやりした棒人間みたいな姿)状態に陥った主人公。
しかし、周りの人物達と変わらない状況の中を歩いていると英雄神達が精神体で現れ、【ラダ・ガート】の力で名前と肉体の輪郭(見た目は黒塗りのシルエット)を思い出し、【ハクオウ】達5人分の力でモノクロの状態となり、最終的に【アシュレイ】の力で色も戻り完全復活となった。
ヘアピンの導きもあって辿り着いた最奥で原初のポルテと遭遇し、彼女とともに現世の創失の塔へと舞い戻り、創絶を招くものと相対することとなる。
なんとか勝利するが、奴を倒すことは世界を滅ぼすことと等しいためレンダーシア大陸が消滅してしまう、その結果生まれた大量の呪いを喰らい、まるで蛹に見立てた自身の身体から羽化するかのごとく【創絶の崩界竜】へと変貌し、最終決戦の火蓋が切って落とされた。
壮絶な戦いの最中、魔界・ナドラガンド・そしてアストルティアの全てが創失されるが、それでもポルテと協力して無事に討伐した。
創失の世界から一部始終を見ていたゼネシアによって、その後消えかけたポルテごとアストルティアが全て創生された。そうして創失の呪いが根本からなくなった世界で、「誓約の子」である主人公と「アストルティアの化身」であるポルテの二人はエテーネの村へと帰っていった。
今回の一件で主人公がいなくなると世界そのものが崩壊する危険性が示唆されてしまった。
しかし、今回はその原因が存在そのものが歴史上からも消滅してしまう創失だったからこそここまでの事態に発展してしまったともいえるので、不謹慎だが、この先不慮の事故で主人公が死亡したとしてもここまでの大事にはなるとは限らない。
ただ、一人の英雄が死亡することでその後の情勢が大混乱に陥ったという事例は現実でも往々にして起こりえるし、ましてや世界の危機を招こうとする者の謀殺、謀略だったりすると今回ほどではなくとも世界の危機に陥る可能性は無きにしも非ずである。
ともあれ、主人公一人の生存が前提で成り立っている平和というのもあまり健全な状態とも言い難いし、グランゼニスも言うように主人公も人間である以上、人としての時間が限られているのは変わらないので、主人公がいなくなった後も存続していける枠組みを作っていく事が今後のアストルティアの課題と言えるだろうか。
余談
ストーリーが拡張されていくMMOの性質上、上記の経歴からもわかる通り(メインストーリー以外のサブストーリーも含め)何度も世界の危機に遭ってはそれを救い、他作品の主人公と比べても数多くの実績と肩書きを手に入れた主人公となっている。
前作の主人公以上に高所から落下するムービーが多い。以下のように、拡張パッケージの度に1~2回は落ちることがお約束となっている。
- Ver.1・2:それぞれラスボス戦後に【冥王の心臓】【奈落の門】から落下。
- 【嵐穿つ断罪の虚空】:【翠嵐の聖塔】のボス戦後に落下。
- 【ナドラガンドの決戦】:オルストフ戦後に落下し、クロウズに乗った後も地面に叩き付けられ、落下しながらナドラガの体内に侵入、撃破後も体内で落ちる。
- 【遥かなる故郷へ】:【時見の神殿】の崩壊に巻き込まれて落下。
- 【砂上の魔神帝国】:【古代ウルベア魔神兵】撃破後に床の崩落によって落下。
- 【いばらの巫女と滅びの神】:最序盤にアンルシアの偽物に気球から落とされ、【ガミルゴの盾島】でもピュージュとの戦いによる疲労困憊状態で【ヴァレリア】に急襲され瀕死の重傷を負い崖から突き落とされる。
- 【天星の英雄たち】:2度も【謎の鉱石】に撃墜される。【結晶の塔】では【ジア・レオーネ】に屋上から落とされ、ジア・レオーネ戦後にも落下。
- 【創失を招くもの(ストーリー)】:【聖天のつばさ】で飛行中に神気を奪われ、落ちると助からない結晶の海に墜落しかける。
ムービー班の予算食いでもあるが、ほぼ完全無欠になりつつある主人公の数少ない弱点「飛翔不可」により主人公のピンチを簡単に演出できるのが理由だろうか。
また、投獄されたり処刑されかけたりするイベントも多い。Ver.1時代ではグレン城のストーリーでバグド王に投獄され、【大僧侶の選択】では木彫りのエルドナ神像を焚いたことでイヨリ大僧正に処刑されかかる。
勇者の実家やナドラガ教団といった後ろ盾が豊富なVer.2~3では鳴りを潜めるがVer.4に入ってこの展開は一気に増え、【エテーネ王国】では【黄金刑】に処されかけ、【古オーグリード】では到着直後に【ギルガラン王子】に処刑されかけ、【古ドワチャッカ】では真実をばらされ逆上した【グルヤンラシュ】に幽閉され、アルウェーンではゴミ捨て場にダストシュートされ…と、散々な目にあっている。
もっとも、DQ3以後の主人公(PT)は毎回投獄を経験しているので不思議なことではないのだが。
続くVer.5では再びこの手のイベントは起こらなくなった。
ちなみに、Ver.4で5000年前から移動した赤子ということが判明するが、これはDQ7の主人公に同じような前例がある。
また、人間から非人間に転生するというのは前作の主人公と全く逆である。
DQ3、4、8、11の勇者が参戦しているスマブラSPでも勇者の最後の切り札で出る。
ただしDQ10には2019年5月まで展開していた中国版を除いて海外版が無いため、海外版で見られる貴重なDQ10要素になっている。
他作品における出演
ドラクエタクトコラボにおいて着物姿のヴァレリアを見たいがために勝負を挑むなどかなり愉快な性格をしている。
アスバルの友好的ながらも強かな魔王らしさやリソルとのアストルティア学園でのできごとも示唆されておりファンは必見。
こちらを参照。
関連項目
- 【主人公(オーガ)】
- 【主人公(プクリポ)】
- 【主人公(ウェディ)】
- 【主人公(エルフ)】
- 【主人公(ドワーフ)】
- 【主人公の兄弟姉妹】
- 【エテーネの村】
- 【エックスくん】
- 【ユルール】
- 他作品における主人公