【主人公】

Last-modified: 2020-09-04 (金) 12:56:14

概要

【レンダーシア】【エテーネの村】で育った【人間】の若者。
ドラゴンクエストXの主人公であり、あなたの分身。
名前・性別・外見は【キャラクターメイキング】により異なる。
オンラインゲームという性質上、本辞典では「プレイヤー」などと表記する場合がある。公式では「冒険者」と表記されることもある。
 
ストーリーを進めていくと明らかになるが、今作では勇者と呼ばれる存在は固定されているため、主人公が勇者と呼称されることはなく、職業としての勇者になることもない。
しかし、活躍そのものは過去シリーズの勇者たちと比べてもなんら遜色ないものであり、「救国の英雄」「勇者の盟友」「解放者」等の2つ名で呼ばれることがある。

  • シリーズ初の「劇中で死亡(しかも2回)する主人公」である(DQ5とDQ6は劇中で石化しているが死んだという訳ではない)。

例によって作中では全く喋らない(ある程度物事を伝えるような場面もあるが、セリフにはおこされない)が、作中の人物の話によれば、誰かの為ならどこまでも頑張り、死地に飛び込むことすら厭わない勇気の持ち主とのことである。
なお、そんな勇気の持ち主でも、いつもが危機的状況ではないため、それを目の当たりにしない登場人物たちは、主人公の見た目や名前がネタにされてしまうという、意外ながらコミカルに描かれる場面も見られる。
ありきたりだと「ヘロピョゲッチ」という名前に改名しようと提案されたり、「ありがちな名前で気付かなかったぞ」と言われたり、「君の両親は古風な名前を付けるんだな」と言われてしまったりする。
 
キャラクターメイキングでは良い容姿のキャラクターを作るプレイヤーが多く、ネタ系の外見の主人公は少数派であり、デフォルトの主人公の容姿(いわゆる【エックスくん】)もごく普通のものなのだが、設定的にはあまり冴えない容姿という事になっているらしく、作中人物が主人公の外見について言及する時は、パッとしない、頼りないという印象が語られる事がほとんどである。
また幾多の冒険を乗り越え、優れた能力の数々を発揮するようになったVer.5においてさえも、風格のようなものは全く備わっていないようで、【魔界】の住人からは「弱そう」と侮られるのが常。「あまりオーラが無く地味」と評される事もあった。

経歴

ゲーム開始の10年前に両親がいなくなり、【主人公の兄弟姉妹】とともに2人で平和に暮らしていた。
兄弟姉妹が錬金術で失敗し、村人に迷惑をかける度にその後始末をしていた。
主人公が生まれた日、【カメさま】は立ち上がって大きな声で鳴き、村の巫女である【アバ】は主人公を【カメさまの申し子】だとした。

エテーネの村のおはなし

アバより【テンスの花】を摘んで来るように言われ、兄弟姉妹と【シンイ】と3人で【清き水の洞くつ】に向かう。
【魔導鬼ベドラー】を倒し、テンスの花を持って帰還した時には、既に村は【冥王ネルゲル】に襲撃されていた。
その際、自身の体から放たれた謎の光(【時渡りの術】)により、兄弟姉妹を避難させることができたものの、直後にネルゲルが放った灼熱の獄炎により、命を落とす。
 
絶命後、その魂は謎の声に導かれるまま、謎の神殿へと辿り着く。
その神殿にて【生き返しの術】により、五つの種族のどれかへ転生することとなる。

Ver.1

偶然(?)にも同じ名前で、同じ時に命を落とした、選択した種族の若者の肉体に入りこみ、復活する。
目覚めた村での事件を解決し、【一人前の証】を手に入れることで、広大な【アストルティア】の世界を冒険してゆくこととなる。
その後の旅の道筋は、プレイヤーにより大きく異なる。
他にも転生した者が存在するという内容のセリフ、初期村で聞く旅に出た若者の話。
それは他の種族に転生したプレイヤー達の事を語っているのだ。
 
なお、転生する事になる人物には生前、種族ごとにレンダーシアに関わる異なる目的があり、ネルゲルを倒した後に主人公にその目的を託してくる。
それに関するストーリーは長い間語られなかったが、Ver.2シリーズの【夢現篇】にて明かされることとなった。

Ver.2

仇敵ネルゲル打倒後、【賢者ホーロー】の導きで【勇者】の手助けをする為に【レンダーシア】へと渡航。
【勇者姫アンルシア】の覚醒を手助けし、【盟友】としてアンルシアと行動を共にすることになる。
 
レンダーシアを巡り、【飛竜】を手に入れ滅ぼされた故郷のエテーネの村に戻る。
そして【クロウズ】として生き返しの術を受けたシンイとの再会、生き別れた兄弟姉妹からメッセージを受け取り【天馬ファルシオン】を復活させる。
アンルシアと【悠久の回廊】に向かい、【大魔王マデサゴーラ】を討ち倒した。

Ver.3

大魔王打倒後、【六種族の祭典】に出席。
しかしそこに生き別れた主人公の兄弟姉妹が現れ、アンルシアと【ラグアス王子】を攫ってしまう。
話を進めると【竜族】がどうやら糸を引いているらしく、竜族たちの住む【ナドラガンド】に赴く。
 
ナドラガンドを巡り、解放者として【エステラ】【ナドラガ教団】の助けを借りつつ各領界を解放していく。
だが【水の領界】【フィナ】の処遇を巡り、教団と対立。
続く【嵐の領界】でアンルシア、ラグアスと再会するも彼らは教団の手に落ちてしまう。
 
アンルシアと兄弟姉妹と助けるべく【大神殿・地下】へと乗り込んだ主人公は罠にかかり命を落としてしまい、【アストルティアの神々】の力により蘇生。
【神墟ナドラグラム】へと乗り込み、【邪竜教祖オルストフ】と復活した【邪竜神ナドラガ】を討ち果たした。
そして主人公は世界を神代の戦いから解放し、竜族を自分以外の誰かに縋る生き方から解放した真の「解放者」となったのである。

Ver.4

時の妖精【キュルル】とともに、【終焉の繭】によってもたらされる滅亡の未来からアストルティアを救うため時空の旅を行う。
【エテーネ王国】【古グランゼドーラ王国】【オルセコ闘技城】【ウルベア地下帝国】【アルウェーン】へと旅を進める過程で、自身が5000年前から移動した赤子ではないかと示唆されるが…。
なおアルウェーン編では主人公が敗北した時間軸が語られるほか、【約束の再会】では主人公の育ての両親が登場。ここに来て生みの親と育ての親が一斉に集う形となる。
 
ストーリー中、主人公によく似た姿の謎の人影が度々主人公を手助けしているが、その正体はVer.4.5前期で判明する。
 
Ver.4.5前期ストーリー【遥かなる未来への旅路】において、主人公が【パドレ】【マローネ】夫妻の息子(娘)、そして、【メレアーデ】【クオード】の従弟(従妹)【ドミネウス王】の甥(姪)であることが確定する。
そして、これにより主人公が【レトリウス】の子孫で、エテーネ王国の王家関係者であることもわかる。
 
また、Ver.4.5後期のクエスト【時の書と罪の書】では意外な人物とも従姉弟(従姉妹)の関係にあることが判明する。

Ver.5

開始直後に魔界の魔王の襲来により瀕死の重傷を負い、【血の契約】によって一時的に【魔族】の姿に変貌する。
そして【ユシュカ】のしもべとして魔界各国を巡った末に【ゴダ神殿】にて仇敵であるはずの大いなる闇の根源から【魔仙卿】を通し、魔界各国の【魔王】たちではなく主人公にこそ【大魔王】の素質があると言う、衝撃的な言葉を受ける。
その後は元の姿に戻ることを否定してきた【闇の根源の幻影】を打ち破り、無事に元の姿へと戻ることに成功した。
 
やがて勃発した魔界大戦では当初はどこの国にも属さずに冒険を続けていたものの、途中から成り行きと縁で【砂の都ファラザード】に協力し、ユシュカと共に終戦へと導いた。
 
その後戦争によって疲弊した【ゼクレス魔導国】【バルディスタ要塞】の立て直しを手伝い、そしてユシュカからも「お前が大魔王になれ」と頼まれたことから、魔界の主要三国の魔王たちから信頼を得、アストルティアと魔界の両方を【大魔瘴期】から救うために大魔王に就任する。

余談

前作の主人公以上に高所から落下するムービーが多い。【冥王の心臓】【奈落の門】【翠嵐の聖塔】が該当するほか、【ナドラガンドの決戦】ではオルストフ戦後に落下し、クロウズに乗った後も地面に叩き付けられ、落下しながらナドラガの体内に侵入、撃破後も体内で落ちる、と落ちまくっていた。
続く【遥かなる故郷へ】では【時見の神殿】の崩壊に巻き込まれて落下し、【砂上の魔神帝国】では【古代ウルベア魔神兵】撃破後に床の崩落によって落下している。
【いばらの巫女と滅びの神】でも最序盤にアンルシアの偽物に気球から落とされ、【ガミルゴの盾島】でも【ヴァレリア】に崖から突き落とされて瀕死の重傷を負っている。
ムービー班の予算食いでもあるが、ほぼ完全無欠になりつつある主人公の数少ない弱点「飛翔不可」により主人公のピンチを簡単に演出できるのが理由だろうか。
 
また、投獄されたり処刑されかけたりするイベントも多い。Ver.1時代ではグレン城のストーリーでバグド王に投獄され、【大僧侶の選択】では木彫りのエルドナ神像を炊いたことでイヨリ大僧正に処刑されかかる。
勇者の実家やナドラガ教団といった後ろ盾が豊富なVer.2~3では鳴りを潜めるがVer.4に入ってこの展開は一気に増え、【エテーネ王国】では【黄金刑】に処されかけ、【古オーグリード】では到着直後に【ギルガラン王子】に処刑されかけ、【古ドワチャッカ】では真実をばらされ逆上した【グルヤンラシュ】に幽閉され、アルウェーンではゴミ捨て場にダストシュートされ…と、散々な目にあっている。
もっとも、DQ3以後の主人公(PT)は毎回投獄を経験しているので不思議なことではないのだが。
続くVer.5では再びこの手のイベントは起こらなくなった。

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