概要
【紡がれし勇気の絆】のラストボス。
2.2の予告映像で登場し、あちこちで「復活するんじゃないか」と噂されていた【冥王ネルゲル】の正体。
【大魔王マデサゴーラ】が【主人公】の恐怖を具現化させた存在であり、見た目は黒いネルゲル。
DQ8の闇の世界にいそうな姿である。
ただしBGMは第2形態の【冥府の王】。
同色に【冥王の影】がいる。
戦闘力
ステータスは大幅に上がってるものの、使ってくる特技自体は見た目同様にネルゲルの後半戦とほぼ同じで、範囲攻撃は多いものの、200程度の威力しかなく、一撃で死ぬような攻撃力はない。
違う点は全体攻撃+行動しようとした者をおびえ状態に、攻撃したものをマヒ状態する【恐怖の縛鎖】に、【あやしいひとみ】が範囲化、【冥界の門】に攻撃力低下・攻撃呪文弱体化・幻惑効果が追加されたぐらい。
非常に重いためターンエンドの行動をするのは稀だが、ターンエンド限定の技【冥王の大鎌】は4倍ダメージを食らい即死効果もあるので気を付ける必要がある。
また、MPを使う技は持っていないが、何らかの手段でMPを減らすと通常攻撃でMPを吸い取るようになる。
そう、本人だけなら大した強さではないのだ。
問題はしもべである【アークデーモン】2体と【ベリアル】を召喚することである。
こいつら自体も強化されていて、3匹そろってイオナズン、イオグランデ、ヘルファイア、デスファイアを連発してくる。
本人とそろって範囲攻撃を連発されたら何度ベホマラーを唱えようが間に合わない可能性が高い。
こいつらを手早く始末できる範囲攻撃が欲しい。
そして何より、サポートオンリーの場合が一番厄介。
恐怖の化身のHPが半分を切っている場合はお供を完全放置してしまう為、自分が僧侶だったりすると相手の体力戦に全く対応できなくなってしまう。
この辺は【キャットリベリオ強】と同じ感じである。
しもべ召喚自体は怒り状態でなければ使ってこない為、呼ばれたくなければ怒りを都度【ロストアタック】で解除してしまえばいい。
なお、特技に反応してやや低めの確率で怒る関係で【設置型】の技を使うとそこそこの頻度で怒りを貰うため、取り扱いには要注意となる。
しもべさえ呼ばれなければアンルシアが加わる事もあり、大した強さでもない。
人形たちの奏演
第4幕の魔女オリビアに取り憑いて登場する場合があるが、簡単な部類に入るので出たらラッキー。加えて、元はストーリーボスなため、経験値も多め。
ただし怒り状態を放置しているとしもべを何度も呼ばれてしまうため、悪戯に時間を浪費してしまう。
ちなみに本物とは違い、怒り時の1回目の行動は「ぶきみにほほえんでいる」無駄行動をする傾向があるため、すぐに怒りを鎮めればしもべを呼ばれずに済むことが多い。