【アイシス】

Last-modified: 2023-06-03 (土) 16:47:33

DQ5

砂漠の国【テルパドール】【女王】。俊足に定評がある。
名前の元ネタは砂漠つながりで、エジプトの女神イシスだろうか。
CDシアターでの声優は寺瀬めぐみ。英語版での名前はCleohatra。
DQ3には砂漠の国の名としての【イシス】が、DQ7には、やはり【砂漠の城】の過去の王の1人として「イシス」の名前が登場するが、このイシス(Isis)の英語読みが「アイシス」である。
 
SFC版では、フィールドグラフィックは【ラインハット太后】などと同じ【貴婦人】で、公式ガイドブックのイラストでは髪が緑色のボブカットで色白の美人として描かれている。
この手の女性は年齢不詳なので老けても外見が変わっていない。
リメイク版の公式イラストでは大幅にデザインが変わり、髪が黒髪に、肌もやや褐色を帯び、服装もエジプト風のものになっている。それに伴い、フィールドグラフィックも専用のものが用意された。
 
人の心を読めたり、未来予知できたり、お城の地下に花園を作ったりといろんな力を持っている。
主人公を一目見て、何かを感じとり、国宝である【てんくうのかぶと】の眠る宝物庫に通してくれる。
この時、彼女の足の速さが発揮される。特にPS2版ではやたらと足が速くあっという間に画面外に消えるので、初プレイだと見失う人が続出した。
プレイ済みの人なら見失っても目的地が分かるので大丈夫だが。
しかし、主人公は伝説の勇者ではないため、これを装備できない。
この際、アイシスから「やはりダメでしたか」と地味にダメ元だったことが告げられる。
アイシス曰く、主人公の「勇者を求める心」が非常に強かったため、勇者ではないにもかかわらず主人公に何かを感じ取ったのだということらしい。
このイベント後、主人公はこの人にパパスが【グランバニア】【国王】であることを伝えられ、主人公は実はグランバニアの【王子】であることが判明する。
オープニングの夢や、幼年期で【サンタローズ】の住人や【ラインハット】の兵士、【ポートセルミ】の老人などがパパスのことを言っていたが、ここでそれらの伏線が回収される。
ちなみに、一連のイベントは見なくてもストーリーを進めることはできる。
また、イベントの途中で放置してストーリーを進めた場合、8年以上も天空の兜の前で待っていてくれる気の長いお人である。
 
青年時代後半に、改めて伝説の勇者である主人公の息子を連れて行くと、天空の兜を入手できる。
これと同時に息子の肩書きが【○○○○の息子】から【伝説の勇者】に、主人公の肩書きが【グランバニア王】から【勇者の父親】になる。
主人公の肩書きを変えたくない場合は兜を入手できなくなるが(息子の肩書きも変わらない)、
天空の兜には耐性がなく守備力も【グレートヘルム】と大して変わらないため実害は少ない。
ちなみに、普段は城の地下の庭園にいるが、兜入手イベント後はちゃんと玉座に座るようになる。
 
曰く天空の勇者と共に旅をした仲間の子孫であるらしくそれが誰なのかは諸説ある。
神秘的な雰囲気という共通点(リメイク版では褐色の肌も共通)をもち、占いができた【ミネア】、もしくは王族であり父親が予知夢の能力を持っていた【アリーナ】の子孫なのではないかという説が有力である。

小説版

小説ではこの人が主人公とビアンカにきっかけを与えてくれたおかげで勇者が誕生する。
1500年生きていると自称し、人というよりは砂漠の精霊のようなものに近いと思われる。
砂漠の砂の一粒一粒が彼女の身体の一部であるらしい。
かつてパパスに秘めた恋心を抱いたこともあるようだ。
のちに王子にてんくうのかぶとを、王女に【マホカンタ】の呪文を授けた。
なお、主人公には「あなたには、もう贈り物をしました」と語り、何のことかと訝しがる主人公に「わたしのからだであるこの砂漠の上で、あなたがたは愛を誓い、愛を交わした」と(子供達がいる前で)上記の件を語った。
…つまり、ぼかしてはいたが8歳の子供達の前で「9年前はお楽しみでしたね」と言ったようなもので、当然主人公は赤面した。

DQM1(GB版)

【ドラゴン系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出て来る候補の1つ。