システム/【クリアデータ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 23:37:32

通常はエンディングを見ればゲームは終了なのだが、
クリアしたデータを使用してゲームをプレイする事が出来る作品も存在する。
これによってラスボス戦でもレアアイテムを使う事が躊躇される事もある。


【タイムアタック】の際に、エンディング終了後のタイム(つまりラスボス撃破のタイム)を記録出来る作品もある。


FF6のシャドウなどのエンディングで死亡するPTメンバーのキャラでも大抵は、ラスボスを倒した状態を保存するシステムのため、
そのキャラがエンディングを見たらPTから離脱することはないので安心しよう。


作品によって、最後のセーブデータが維持されるもの、ラスボス戦の内容が記録されるもの、引継ぎ専用のデータとなってしまい再開できないもの、等色々ある。
ラストバトル直前のデータを取っておきたい場合は、事前に調べておくか念のため別のデータに保存しておくと吉。


関連用語:システム/【強くてニューゲーム】その他/【周回プレイ】システム/【チャプターセレクト】


FF1(PS版以降)

クリア後にセーブしたデータで再開すると、
モンスター図鑑を引き継いだ状態で、最初からプレイすることになる。
ちゃんと説明があるので見逃さないように。

  • GBA版だと、同時収録のFF2とは扱いが違うために紛らわしい。

PS版、PSP版、iOS版にあるギャラリーは2周目までクリアしないと全て解放されない。
モンスター図鑑を100%にするためにも1周目をクリアする必要があるため、
図鑑もギャラリーも全て埋めたいと思っている人は1、2周目はさっさとクリアして
最強育成やコンプなどは3周目からやった方がいい。


PS版だとアイテム回収率も引き継がれる。
今のデータで未回収のアイテムでも前周で回収済みなら記録されたままなので、
アイテム収集をする上ではやや不便なことに。これはPS版FF2でも同様。

FF2(WSC・PS版)

ニューゲーム時にオリジナルモードを選択する事が可能だが、選択するメリットはほとんど無い。

PS版のみ

所持アイテムや宝箱の状態は、ラスボス撃破時のもの。
クリアデータがメモリーカードに存在すると、
モンスター図鑑アイテム収集率とアートギャラリーを引き継いだ状態でのニューゲームが可能。

FF2(GBA版以降)

クリア後にセーブしたデータで再開すると、
モンスター図鑑を引き継いだ状態で、ラスボス撃破時を引き継ぎジェイド入口に戻される。
また、クリアデータを使った追加シナリオもプレイ可能。
この追加シナリオでのクリアデータを再開すると、
モンスター図鑑を引き継いだ状態で、ラスボス撃破時を引き継ぎマハノンの町に戻される。
こちらのクリアデータを再び流用して追加シナリオを最初からプレイすることも出来るが、
強さなどはリセットされてしまうので注意すること。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

クリア後にセーブをすることができ、そのセーブしたデータには星が3つ表示される。
が、クリアデータによるイベント増などの特典はない。
クリア時のレベルや熟練度を引き継げる上、全員分のリボンを持ち帰る事ができる
というのが最大のメリットであろう。

FF4(GBA・携帯・PSP版)

ラスボス撃破後のデータをセーブでき、それによって隠しダンジョンへ行くことが出来る。
アイテムなども引き継げるが、ゼロムスから盗めるダークマターは何故か引き継げない。
逆に投げたものも戻ってこないので、ラスボスに「投げる」を使っていた場合、後悔する可能性も…。


ゼロムスを倒したメンバーしか、に挑めない仕組みになっている。
ただしセシルは、メンバーチェンジできないので単純にゼロムスを倒すだけでOK。
パロム・ポロムは片方がゼロムスを倒していれば2人揃って試練に挑める。

  • 試練はセシルのものを除いて8種類。
    参戦可能なパーティーメンバーはセシル固定+残り9人中4人までだが、上記の通りパロム・ポロムはどちらかでいいので、
    すべての試練を解放するには最低でも2回はクリアする必要がある。
    • この場合、大抵はパロムがお留守番させられるハメになる(ゼロムス戦ではカウンター行動の都合上、回復役のポロムよりもお荷物になりやすいため)。

FF4(DS版)

クリア後にセーブができ、そのデータには☆マークが付く。
このデータをロードすればそのデータで所持しているデカント、
一部レアアイテム等を引き継いで最初からプレイが可能。
ちなみにクリアデータをセーブできるのは2周目ラストまでで、
最終的には3周目のデータに☆マークが2つ付く事になる。


次の周に引き継げるものは以下の通り。

  • ネズミのしっぽを除く各色しっぽ
  • オニオンシリーズ
  • アダマンアーマー
  • デカントアイテム
  • 隠し召喚4種
  • ダークマター
  • ドーピングアイテム(ぎんのリンゴ、きんのリンゴ、ソーマのしずく)

このうちデカントアイテムと隠し召喚は使用済みの場合は使用したキャラが修得した状態で引き継ぐ。
3周目でコンプを目指す場合は1、2周目で上記の物を率先して集めておくと楽になる。

FF4 Interlude

クリア後にセーブができるが特にイベントはない。
モンスター図鑑用(ギャラリーも追加される(?)かもしれない要検証)。

FF4TA

各シナリオをクリアすると、スタッフロール(Wiiウェア版のみ)が流れてクリアデータを作成できる。
このデータをロードすると、クリア時点の所持アイテムやレベルを引き継ぎ、決まった地点から再開する。
また、チャレンジダンジョンへの挑戦が可能になる。
さらに、データは集結編(Wiiウェア版は真月編)に引き継ぐことが出来る。
引き継がなくてもプレイは出来るが、その場合はチャレンジダンジョンで入手したアイテムや、
一部の仲間(主に新規キャラクター)などが、集結編以降無条件で使用できなくなる。
引き継がないデメリットは大きいが、それによるストーリーの変化も1つの楽しみ方だろう。


集結編に突入したら、いきなり消費アイテムが99個・ギルが6桁、なども良くある。
フリーシナリオ時点で装備していたものは、場合によっては終章前編まで使用できなくなる。
集結編の時点でどうしても使いたい装備があれば、ひっぺがしておくと良い。


アプリ版ではフリーシナリオのクリアデータを引き継いで集結編をプレイする場合は
クリア済みのシナリオのデータを纏めて引き継ぐ。
一方Wiiウェア版とPSP版では真月編へクリアデータを引き継ぐ際は、
どのシナリオのデータを引き継ぐかを選べるようになっている。


エンディング後にクリアデータをセーブできるが、結局のところ
「クリアした証」「エンディング終了時までのプレイ時間」
しか保存されず、おまけ要素は存在しない。
せめて真月の各ボスが復活する、とかだったら二軍落ちメンバーを育ててみる気にもなるのだが……。

  • PSP版では一応隠しボス出現のフラグとなっている。

FF5(GBA版)

追加ダンジョンに行けるタイミングは「4つの石板全てで封印を解いた時」で、
データが存在するとダンジョン深部に行けるようになる。
トゥールの真横で再開する。


セーブデータには☆がつくので分かりやすい。
ラスボスから盗めるレアアイテムを引き継げるので、がんばってみるのもいいだろう。

FF5(ピクセルリマスター版)

GBA版同様、トゥールの村の真横で再開する。
GBA版の要素はないが、ラスボス戦中に盗めるラグナロクとワンダーワンドは盗んだものを装備してクリアデータを保存すると持ち越せるバグがある。
アイテムの一覧を見ると所持数が何故かマイナス1個になっており、通常ならそのまま外せば0個になるが、全員二刀流で両手に装備するとマイナス個数が増え、そのマイナス個数を各地のショップで買い戻せば、なんと買い戻した分のラグナロクやワンダーワンドを手元に残せてしまう。

FF6(GBA版)

概要はFF4らと大体同じ。
なのでSFC版では一品物だったラグナロクアルテマウェポンも量産可能。


エンディング後にシャドウが離脱することはないので安心しよう。

バグ


GBA版FF6では、クリアデータをロードするとパーティーがセッツァーのみの状態でファルコンの甲板からスタートするが、
ここで進行不可能になるバグの報告例がある。
具体的には、

  1. スタート時ファルコンで移動しようとして操縦桿の所に行ってAボタンを押しても
    反応が全くなく「発進する」「何もしない」のウィンドウが出ない。
  2. 階下に行っても普段いるはずのメンバーが誰ひとりいない。
    (アイテムをひっぺがしてくれるおじいさんさえいない)
  3. メニューを開きアイテムを覗くと何故か「だいじなもの」欄のアイテムが全てなくなっている。

という現象が起こるらしい


発売から16年以上経過した2023年になって、ようやくこのバグの発生原因とその対処法が明らかとなった。

  • 簡潔に言うと「ラストバトルの神々の像&ケフカ全滅後、一旦中断し再開する」と発生してしまう模様。
    対策としては、もしラストバトルで全滅したら絶対に中断せず「そのまま再戦しクリア」するか「一旦ゲームをリセットしてやり直す」ことで回避可能。
    • いずれにせよ、詰み防止の為にラスボス直前のセーブデータを別に取っておくのが最善策。
    • ラスバト直前のセーブデータをクリアデータで上書きしていなければ万一ハマったとしてもセーブデータ(❌中断セーブ)をロードしてからラストバトルをやり直して改めてクリアデータを保存すれば抜けられる。
  • 仕組みを利用して応用することで、手順は少々複雑だが魔石オーディーンライディーンの両方持ち等も可能。
    • 崩壊後の各ダンジョンの宝箱を未開封にしておき、ラスバトでの全滅後にそれらを一気に開封してからそのままノーセーブノー中断状態でラスバト再戦しクリアすれば、クリアデータセーブ後でも宝箱未開封状態を維持できるので、周回すればそれらも量産可能。
      血塗られた盾の入手フラグもあえて立てずに同じ手順で行えば時間はかかるが量産可能。GBA版は武器盾の場合は「コピーティナ」の裏技で代用できるが、こちらは「旧スマホ版でも可能&量産が武器盾に限らない」等のメリットがある。
      特に個数限定の兜系(レッドキャップ・ヒュプノクラウン・ロイヤルクラウン・源氏の兜・デュエルマスク)、アクセサリーのガントレットが人数分揃えられる点がアイテムコレクター的にありがたい印象。
      旧スマホ版でイカサマのダイス二刀流や英雄の盾の人数分量産の実現も可能。

FF7

FF7R

エンディング後にクリアデータを保存でき、チャプターセレクトやクリア後専用オプションが解禁される。
ここでセーブしたデータは引継ぎスタート専用のデータになってしまうので、エンディング直前のデータを取っておきたい場合は別途保存する必要がある。
一度クリアすると獲得経験値2倍、AP3倍になる。

FF7R2

基本的にはリメイクと同様。
だが、獲得経験値は相手によってどのくらい増えるか変動する様子。
AP3倍は共通。

CCFF7

エンディング&スタッフロール後に、これまでのデータをセーブするかの選択肢が出て
セーブすると2周目(強くてニューゲーム状態)になる。
ミッションDMWのコンプ間近の人や、ラスダンのおまけエリアを探索しておきたい人は、
章変更時の癖でセーブしないよう注意。

DCFF7

インターナショナル版限定だが、エクストラハードモードとエクストラミッションに
クリア時のフレーム、バレル、スコープ、オプション、アクセサリを引継ぐことができる。

FF10-2

クリア時にデータをセーブすることができ、それにより強くてニューゲームをすることができる。
また、ILM版で『ラストミッション』を始めるときに本編のクリアデータを読み込むと、
イベントが発生したり本編で入手済みのドレスを冒険中に作成できるようになったりする。


基本的にレベル以外のほとんどを引き継ぐため、前の周回で強力なドレスや装備を集めていれば低レベルでも無双出来る。

FF13

特に変化はないが、クリスタリウムレベルが最高になっている。

FF13-2

ラスボス戦前から再開される。
フラグメントやストーリーを引き継ぐことが出来る。

LRFF13

1日目の箱舟から再開。
初クリアなら、HARDモードがプレイ可能。
能力やウェア、モンスター図鑑、キーアイテム以外のアイテムを引き継いで始められる。
クエストはすべてリセットされるが、もう一度クリアすることで、わずかながらステータスを上げることができる。
また、武器と防具が改造可能になる。

FF15

クリア直後にセーブしたデータ、及びそれ以降のデータはCHAPTER 15の扱いとなり、新たな要素がプレイできる。
セーブ・ロード画面のクリアデータは背景にタイトルロゴのルナフレーナが追加される。
Ver.1.03以降のアップデータを適用していれば強くてニューゲームも解放される。


個別のセーブデータとは別にクリアしたかどうかのフラグが保存されている。
タイトル画面が変化してBGMも変わる。
各エピソードDLCも同様で、一度クリアするとタイトル画面の変化、エクストラモードの解放、本編でのアイテム解放などがある。

FFT(PSP版)

ゲームをクリアするとクリアフラグがメモリースティックにセーブされる。
このフラグがメモステ中にある状態だと共同戦線にいくつかのステージが追加される。
これは1周目のデータにも適用される。


当然のことながら共同戦線は酒場でしか受けられないので、
オーボンヌ以降のセーブデータしかない人はご愁傷様としか言いようがない。
もう一度頑張って進めてください。
通信の出来ない人には残念ながら何のメリットもない。

  • せめてクリア後は修道院の外に出れるようにしてほしかった…。

FFT(iOS版)

PSP版と同じく、ゲームをクリアするとクリアフラグがアプリ内にセーブされる。
この状態になると、毛皮骨肉店にPSP版の追加装備が全て並ぶようになる。
在庫は1つずつだが、入店のたびに入荷していくので実質無限に手に入る。
また、アプリのセーブデータの全てに適用されるため、ニューゲームで始めた場合はchapter3から無双プレイが可能。
iOS版には共同戦線やコロシアムが無いため、追加アイテムの入手法がこういう形になったと思われるが、
あくまで新規装備のみで、PS版から存在する個数限定品や源氏シリーズなどは品ぞろえに無いため、
PSP版で複数入手可能になった装備の一部は再び個数限定になったり、入手不可になっている。


正直、個数限定になった装備で有用なのはエクスカリバーカオスブレイド正宗ぐらいで、他は追加装備により、ほぼ上位互換の性能が得られる。
さらに、エクスカリバー最大の強みである永久ヘイストはムーンフェイスで代用可能。

FFTA

クリア後の限定のクエストが出現し、パブの噂話でも告知される。

FFTA2

クリア後しか受注できないクエストが複数存在する。


ラスボスを倒した後にセーブできるが、
セーブしたデータの進行状況にクリアフラグをつける、という処理なのか、
あまりゲーム攻略が進んでいないセーブデータを選ぶとゲーム序盤のセーブデータにクリアフラグを付けられたりする。

光の4戦士

クリア後にセーブできるが、特に何かが増える訳ではない。キャラのセリフも変わらない。
入手アイテムや経験値はクリア時から引き継がれるが…。
再開後は最後にセーブした所になる。

FFL

暁の章のクリアデータを光・闇の章へ、光・闇の章の各編のクリアデータを同じ章の別のストーリーに引き継げる。
FF4TAとは違い、同じ章の別のストーリー(クリア済み限定)へ戻ることもできる親切設計。
ぶっちゃけしっぽ狩り等は後の章で強化してから帰還してやった方が楽。


光の章1~4、闇の章1~4、終章前編~後編、これらはその間でのみ行き来可能。
暁の章→光の章~闇の章、光の章~闇の章→黄昏の章→終章前編、これらは一方通行なので注意。

FF零式

エンディングを迎えたあとにセーブをすることで、クリアデータを作成する。
そのデータをロードすると、様々な要素を引き継いで第一章から新たな周回を始められる。
引き継ぐ要素は以下の通り。

  • レベル、EXP、パラメーター、アイテム、ギル、SPP、飛空艇。
  • 解放した魔法や軍神およびそれぞれの強化具合
  • タイトルメニューの「作戦」のクリア状況
  • 朱の目録の開放状況。

WOFF

真エンディング後のクリアデータから再開することで、新たな追加ダンジョンやボス戦等に挑戦できる。
設定上は「ラスボスを倒した後の世界」となっており、町の人の会話なども変化している。
マキシマ版からは強くてニューゲームも選択できるようになった。