キャラクター/【ボーゲン】

Last-modified: 2023-03-24 (金) 20:13:07

FF2

元はカシュオーンに仕えていたが帝国側に寝返った男。
基本的に威張りくさっているだけの無能将軍であり典型的やられ役。
戦闘能力も平凡そのもので「かいふく3」以外に特筆すべき点は無い。
直前に戦うアダマンタイマイのほうが強い。

  • こいつが仕えていたのはカシュオーンじゃなくてフィンじゃないのか?
    • WSC版とPS版の公式コンプリートガイドでは、元カシュオーンの伯爵とある。
      これなら、女神のベルのありかを知っていたのも納得がいく。
    • ちなみにアニバーサリーアルティマニアでは、「もとはフィン国の伯爵だったが、戦いの途中で帝国に寝返った。」とある。

寝返った際セミテの滝周辺を与えられており、ミスリル鉱山の利権に絡んでいた。
発掘状況について反乱軍から調査を任されたヨーゼフを、娘のネリーおよび鉱山の男達を人質に取る事で黙らせている。大戦艦建造を引き継いだ後の態度といい、自分の領地ではやりたい放題な辺り、貴族らしいというか卑怯というか。
さらにヨーゼフに対しては、雪原の洞窟で倒された際、やけっぱちで大岩のトラップを発動させ道連れにするという暴挙に出た。
遺されたネリーは天涯孤独の身に。
ラスダンでゾンビとして復活し再登場するが、宝箱ボス扱いで特に台詞があるわけでもない。
しかも他の同ランクモンスターより明らかに弱く、生前のヘタレぶりをしっかり引き継いでいる。

  • 再生された敵が弱いのはヒーローもののお約束。
  • 因みにリメイク版では特殊な笑い声が追加される他、岩が大きくなっている。
  • そしてゴードンがヒルダ(と一部ユーザー)から叩かれる羽目に。
    ただしゴードンとヒルダは後に和解、ネリーはヒルダの侍女として自立した。

GBA版の追加シナリオでは、同じ時に死んだヨーゼフと因縁の対決をすることになる。


ケフカの雛形的な存在と思しきヘタレ悪役キャラ。

  • 太めの体型で無能で権威主義な俗物っぷりは、寧ろハイデッカーの方が近いと思う。
    ケフカは卑怯ではあったが、(体型は無論のこと)決して無能ではなかったし。

がしかし小説版では正統的悪の宰相キャラに大変貌、バイオらしき魔法を放ち反乱軍を恐怖に陥れる。
(FF2ではバイオはまだ登場していないので、おそらくクラウダか?)
小説版では頭も切れるらしく、一人残っていたガイを強襲しダメージを負わせることに。

  • 霊導波を打ち出し、当たった場所を膿の様に大きくふくれあがらせるという恐ろしい魔法で、脚にほんの少しだけ当たったガイが脚の異常に顔を曇らせる程の効果がある。
  • 原作ゲームでネームドの敵キャラが皇帝・ダークナイト・こいつの3人ぐらいしかいないための抜擢か?

部下に散々陰口を叩かれながらも大戦艦を完成させており、ミスは何もしていないはずなのに雪原の洞窟で「俺はもう破滅だ!」とか騒いでいる被害妄想の強そうなお方。
帝国に寝返る前は伯爵だった。

  • 念のためあえて注釈。爵位としてはかなり高めで、財も兵も多く保有しているのが普通。
    奴が威張るのも反乱軍がショックを受けているのもこのためで、本人の実力は言うまでもない。
  • アダマンタイマイより明らかに弱い彼が、ゲリラ4人相手に特攻した意図については不明。
    最初から黙って大岩を崩せば良かっただろうに。
  • 開発中の初期プロットでは、バフスク潜入作戦の際にフリオニールたちは大戦艦の心臓部までたどり着くことになっていたらしい。
    その後、反乱軍の潜入を許したことでボーゲンは帝国での立場が危うくなり、最後のチャンスとしてサラマンドへ向かう指令を出される……というようなシーンが予定されていた。
    が、実際にはバフスク潜入作戦は大戦艦目前で失敗し、その後のボーゲンが責められるシーンも容量の問題か制作スケジュールの問題かカット。
    これによって(ストーリーの大きな流れとしては変わっていないのだが)、雪原の洞窟で襲い掛かってくるボーゲンのくだりがなにやら唐突な印象になってしまった。
    せっかくリメイクするのなら「帝国本土で叱責されるボーゲン」のシーンをなんらかのかたちで復活させても良かったように思うのだが……。

天野氏のキャラデザインでは笑っているシーンなどの表情のイラストが何点か存在するが、ゲームで使われる事はなかった。

  • リメイク版以降は笑う演出が声付きで追加され、顔グラも通常とドヤ顔の二種類存在したりと
    地味に優遇されていたりする。
    • 笑う声はWSC版から。顔グラはGBA版から。ちなみに色違い(ゾンビボーゲン用)もあります。
      ちなみにSORでも笑います。
  • ゲリラ小隊に破壊されちゃあミスとしか。その前には重要拠点取られてるし。
    コイツに司令官任せた奴は明らかに操る気マンマン。
    • この時点では破壊されていない。どちらかというと建設現場に反乱軍の進入を許した方かと。
      幸いフリオニール達がたどり着く前に完成し無事ではあったが軍法会議的にはアウトだったんだろう。
      • セミテの滝でのヨーゼフ脅迫に失敗したのもミスだな。挙げ句の果てにフリオニール達の足止めに失敗。そこで単身捨て身で襲いかかった、かと。
      • 初期プロットの件を考慮せず作中描写のみで判断するなら、タイミング的には通行証紛失という可能性もありうるか。「のばら」?ナンノコトヤラ
  • キャライラストを見る限りでは、「アルスラーン戦記」や「マヴァール年代記」あたりに登場しても全く違和感のない(そして大抵は戦場に出るのは「最初で最後」の扱いで、ダリューンやリドワーンにあっさり斬り殺されそうな。それ以前にクバードやギーヴといった飄々とした面々に「たまには武勲を立ててでかい顔をするため」に討たれそうな)風貌ではある。
    • 某雑誌「僕たちの好きなファイナルファンタジー」では「ガンダム」のコンスコンに似ている、と書かれていた。
  • GBA版以降では、「帝国に帰ったら確実に死刑だ!」というセリフに。
    もはや彼には帰るべき場所は残されていなかった。
    • 会話シーンには表情のグラフィックがある。

最後に、彼がどうやって単身で雪原の洞窟に来れたのか謎である。
雪上船もなしに徒歩で雪原を渡れるとも思えないが…。
帰れば死刑が確定だけに、なりふり構っていられなかったのか。
この様子を見ると、体力は相当だったのでは。
地位や権力に執着して、自分の能力に気付いていなかった?

  • スキーで来たんじゃない?ボーゲンだけに。
  • あるいは帝国側に「刑罰」として雪原の洞窟に身一つで放り出されたのではなかろうか。
    昔の罪人に対しての刑罰のように、砂漠や雪原、あるいは腹を空かせた猛獣が彷徨う荒野に放り出されても生き延びていれば罪を許され、死んでいればそのまま罪人として扱われる…といった感じで。
    • FF10における浄罪の路のような感じか。
      • は無事脱出した後も罪人扱いだったけどなw

FFRK

FF2のボス。ノーマルダンジョンでは雪原の洞窟(帰還)のボス。
「回復」で自分を回復する。


FF2イベント「謀略の暴君」では、凶ボス「【凶】ボーゲン」が登場した。
ブリザド8(単体/全体)、フレアー16(単体)の魔法攻撃を使用するようになっている。

また、HPが低くなると、大岩を転がして敵味方全員にダメージを与える「【凶】最後のプレゼント」を使用する。
SPスコアにあるようにスロウが有効。

FF LOST STRANGER

テロリストと繋がりを持つミシディアの貴族として登場。ちなみに爵位は伯爵。
FF2のボーゲンと同様に欲深く、歴史に名を残す事に執着する小太りの中年男性で、
サラ姫を娶ってミシディアの王となる事を目論んでいたり、
メーガス三姉妹にセクハラ発言をするなど、下劣な性格も健在。
幼少期のメーガス三姉妹を拾って匿い、マグには奴隷同然の扱いで虐げながら
古代魔法に関する研究と論文を丸投げし続けていた為、彼女からは特に恨まれている人物の一人。

作中では三姉妹による正吾とシャルルの勧誘途中にテロリストのアジトを突如来訪、
(この時二人はマグによって、タンスの中に匿ってもらっている)
そして彼の館の隠し部屋から発掘された祖先の手記をマグ達に見せると、
失伝魔法の一つであるホーリーが記されている事をマグが突き止める。
すると「ミシディアどころか世界すら手中に収める事ができる」と歓喜したが、
ホーリーを解放する為には「血統の証」が必要だとマグに告げられ、
ついうっかり「何でも用意してやる」と彼女に返答してしまった結果、
文字通りマグの手でその眼球を引き抜かれるという報復を受ける羽目になる。
(ちなみにその後シャルルがケアルで治療した為、命に別状は無かった模様)
後にテロリストに加担していたと自白するが、あくまで自分は被害者だと言い張っているものの、
当のミシディア政府側には嘘であると見透かされており、テロ組織の首謀者として逮捕されてしまった。