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No.026 | ||||
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瑞雲 | 水上爆撃機 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | +4 | 対空 | +2 | |
対潜 | +4 | 索敵 | +6 | |
命中 | +1 | 回避 | ||
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
航空巡洋艦・潜水空母・補給艦、及び 改造後イタリア中型/大型艦にも搭載可能 | ||||
水上偵察機を発展させ、急降下爆撃可能な水偵として開発された「瑞雲」。 空戦フラップまで装備した高性能な多用途機で、水上機母艦や、航空巡洋艦などからの運用も可能です。 「伊勢」型を改装した「航空戦艦」で集中運用、水上打撃機動部隊を編制するのも楽しいですよ! |
ゲームにおいて
- 新開発の二座水上偵察機。左上のアイコンは水上機の分類だが、図鑑説明文が示す通り装備種別は水上爆撃機である。
軽巡や重巡でも搭載できる水偵?とは似て非なるものであり、搭載可能な艦は水上機母艦、航空戦艦、航空巡洋艦、潜水空母、補給艦に限られる。- 現状ランカー限定品の紫雲?を持っていると瑞雲の真上に紫雲が表示される。たった1文字違いなので装備間違いには要注意。
- 現状ランカー限定品の紫雲?を持っていると瑞雲の真上に紫雲が表示される。たった1文字違いなので装備間違いには要注意。
- 様々な能力が上昇するマルチ艦載機で、能力的には一回り強化された零式水偵といったところ。
爆撃機の名が示す通り、開幕爆撃が可能。
加えて艦戦の機能も持っており、制空権の確保にも貢献できる。
さらに、水偵のように弾着観測射撃までも可能*1。 - 対潜機能も併せ持っており、航戦、航巡、水母に搭載すると優先的に潜水艦を狙うようになる。
- 水上機母艦は爆雷を装備可能なので、併用することで対潜攻撃力を大幅にアップできる。
- 2013/11/01アップデートで、対潜能力が+1→+2に引き上げられた。
ただし航空戦艦に搭載した場合は対潜攻撃は出来ない。 - 2013/12/24のアップデートで対潜能力が+2→+4と更に引き上げられ、これを搭載した航空戦艦も対潜攻撃を行う事が確認されている。
2スロット分でも+8、攻撃力換算で26と力不足が否めず、あくまで補助的な役割しか担えないので、1-5のような特殊な海域以外では、航空戦艦の火力を対潜に使用するのはちょっと損かも知れない。
- 注意したいのは、この機はあくまでも水偵の発展型であり、本職の艦戦、艦爆と比べると流石に力不足なのは否めない。
制空権争い、対空射撃によって撃墜された際には、補充にボーキサイトを消費するデメリットもしっかりある。 - 似たような装備として、艦戦能力を持つ艦爆零式艦戦62型(爆戦)(爆装+4,対空+4,対潜+3)がある。
対する瑞雲は爆装+4,対空+2,対潜+4,索敵+6,命中+1。
- これを搭載できる艦は基本的に多目的艦であるため、ひとつのスロットに載る機数は少なめ。
- 水上爆撃機搭載可能艦の一覧と各艦の搭載数。太字は各艦の最大搭載スロット。
艦名 艦種 スロ1 スロ2 スロ3 スロ4 備考 Italia?・Roma改? 戦艦 3 3 3 3 未改造時は装備不可 扶桑改二?・山城改二? 航空戦艦 4 4 9 23 扶桑改?・山城改?は全スロットが10機 伊勢改・日向改 航空戦艦 11 11 11 14 瑞穂改 水上機母艦 12 12 8 - 未改造の瑞穂は12機スロットが2つ 千歳甲/改・千代田甲?/改? 水上機母艦 12 6 6 - 未改造の千歳・千代田?は12機スロットが2つ Zara改? 重巡洋艦 2 2 2 2 未改造時は装備不可 利根改二?・筑摩改二 航空巡洋艦 2 2 9 5 最上改?・三隈改?・鈴谷改?・熊野改? 航空巡洋艦 5 6 5 3 速吸改 補給艦 6 3 1 - 未改造の速吸は6機・1機の2スロット 伊401改? 潜水空母 3 3 - - 未改造の伊401?は3機スロットが1つ 秋津洲改? 水上機母艦 1 1 1 - 未改造の秋津洲は1機スロットが2つ 伊8改?・伊19改・伊58改? 潜水空母 1 1 - -
- 水上爆撃機搭載可能艦の一覧と各艦の搭載数。太字は各艦の最大搭載スロット。
- また唯一開発可能な水上爆撃機で、前述の通り上位装備は全て艦娘初期装備かランカー報酬限定。
- 2016年2月29日のアップデートにより零式水上観測機?の改修素材(初期から★+6まで)として本機が必要になった。
ゲームにおいて2
- 新開発の二座水上偵察機です。左上のアイコンは水上偵察機の分類ですが、図鑑説明文が示す通り装備種別は水上爆撃機です。
軽巡や重巡でも搭載できる水偵?とは似て非なるものであり、搭載可能な艦は水上機母艦、航空戦艦、航空巡洋艦、潜水空母に限られます。
- 様々な能力が上昇するマルチ艦載機で、能力的には一回り強化された零式水偵といったところです。
爆撃機の名が示す通り、開幕爆撃が可能。加えて対空が上がることから、艦戦の機能も持っているようです。このため敵艦載機もある程度は叩き落としてくれます。
その他、対潜機能も併せ持っており、航戦や水母や航巡に搭載すると優先的に潜水艦を狙うようになります。- 水上機母艦は爆雷を装備可能なので、併用することで対潜攻撃力を大幅にアップできます。
- 2013/11/01アップデートで、対潜能力が+1→+2に引き上げられました。
ただし航空戦艦に搭載した場合は対潜攻撃は出来ません。- 2013/12/24のアップデートで対潜能力が+2→+4と更に引き上げられ、これを搭載した航空戦艦も対潜攻撃を行う事が確認されています。
2スロット分でも+8、攻撃力換算で26と力不足が否めず、あくまで補助的な役割しか担えないので、1-5のような特殊な海域以外では、航空戦艦の火力を対潜に使用するのはちょっと損かも知れません。
- 2013/12/24のアップデートで対潜能力が+2→+4と更に引き上げられ、これを搭載した航空戦艦も対潜攻撃を行う事が確認されています。
- 注意したいのは、この機はあくまでも水偵の発展型である事。
本職の艦戦、艦爆と比べると流石に力不足なのは否めません。
もちろん、敵に叩き落とされれば補充にボーキサイトを消費するデメリットもしっかりあります。- 10機ほどで駆逐艦程度なら問題なく撃沈するだけの能力は備えています。
合計20~30機ほどあると、相手が艦攻だけならば正規空母一隻分を殆ど撃墜してしまうくらいの空戦能力を発揮できます。 - 似たような装備として、艦戦能力を持つ艦爆零式艦戦62型(爆戦)(爆装+4,対空+4,対潜+3)があります。
対する瑞雲は爆装+4,対空+2,対潜+4,索敵+6,命中+1。 - 敵編成に空母系が無いなど、制空能力がない場合は単独で制空権を確保できるため、軽巡洋艦以上の水偵搭載艦の弾着修正射撃が発動し砲撃戦能力を引き上げることが出来ます。
- 10機ほどで駆逐艦程度なら問題なく撃沈するだけの能力は備えています。
- これを搭載できる艦は基本的に多目的艦であるため、ひとつのスロットに載る機数は少なめです。
- 2014年3月14日に六三四空?が実装されました。
- 2014年4月25日の修正にて【弾着修正射撃】が可能となりました。
小ネタ
- 元ネタは帝國海軍の水上偵察機「瑞雲(ずいうん)」で、十四試二座水上偵察機(後に計画遅延で十六試に改称)計画により、昭和17年3月に試作1号機が完成、翌年8月に採用されている。
開発記号はE16A、米軍でのコードネームは「Paul」- 決して端雲ではない。一般名詞としての瑞雲の意味は彩雲の小ネタが詳しい。
- 制式名こそ水偵ではあるものの索敵用の機体ではない。実態は後述するように「弾着観測も可能な戦闘爆撃機」である。
なのでゲームにおいても「触接」には索敵用機材として水偵・艦偵・艦攻を用意する必要がある。 - なお新開発の二座水上偵察機が自慢な人は昭和17年末に空母改装のためにドック入りしており、瑞雲を積んだことがない。
積んだことがないものを自慢されても……ねえ?
- ゲーム中ではなんとも言いがたい微妙な性能であるが、現実には零観?とともに最高峰の水上機と評されている。
- 洋上で水上機の回収は大変。艦隊に円く航行してもらい、航跡で波を打ち消した所に着水、デリックで回収する。
艦隊のホンネとしては空振りと再出撃の多い索敵は空母機に任せたいのである。- かといって漸減邀撃構想を実現する為には敵空母を先制で殴りつける為の急降下爆撃機はもっと増やして欲しいぐらいだったのである。ただでさえ劣勢なのに、索敵に空母機を割いたら打撃力食われないだろうか?劣勢側が勝機をつかむために先制で空母を殴ることに成功したのが後のミッドウェーである・・・
- なら、巡洋艦の水上機は急降下爆撃に使おう! 敵空母への先制爆撃に使って制空権を握ればゆっくり回収できるよね。と「空母機と役割を一部スワップして搭載能力を有効に使おう」というのが開戦前の水上爆撃機構想。
ゲームで瑞雲が開幕爆撃しか活躍しないのはそれの再現かも。そこ、対潜爆撃は雀の涙とか開幕爆撃もエリフラ空母に効かないとか言わないように - 水上機にそんな無茶な? と思うかもしれないが、日華事変で九五式複座水偵(ちとちよの改、甲の肩パルトもとい肩の射出機に載ってるアレ)は下駄履きながら空戦、爆撃をこなし、
二座水偵=近距離多用途機と認識されていた*2。
これの成功により海軍は後継機に空戦重視型の零観?、爆撃重視型の十二試二座水偵(コレも25番搭載急降下爆撃機……但し開発に失敗)要求へ。
瑞雲は幻の十二試二座水偵後継であり、ガチで敵空母の甲板破壊を狙った艦爆補助水上機だったのである。 完成が遅れに遅れたのが玉に瑕 - ちなみに三座水偵は航法手を乗せて長距離偵察、夜間偵察を行う事になっていたが、十二試二座水偵が成功していれば偵察装備の艦攻が索敵任務を担ったはずである。
零式水偵?や、その前任の九四式水偵を軽巡で多用する事になった*3のは海軍としても不本意なところだったのだ。
- そんな涙ぐましい事情を背にしただけあって性能は凄まじいもので、主翼内装型20mm機銃2門、13mm後方機銃1門を搭載、25番(250kg爆弾)で急降下爆撃までも可能というバケモノであった。
- しかも最高速度は破格の448km/hを達成、零観?の後釜でもあり*4自衛能力を求められ空戦フラップまで採用されており、現実にやり合ったら手こずること間違いなしである。
ちなみに零式水偵?は367km/h、参考に、二式水上戦闘機(ゼロ戦の水上機仕様、強風制式化までの間に合わせ)は437km/hである。お前のような水上機が居るか。
その上、航続距離は水偵である以上当然の如く長く、約2500kmを誇る。これは大体増槽なしのゼロ戦と同じ。 - 爆撃機と比較しても九九式艦爆最多量産の二二型が最高速427km/h、航続1050km、掃射に使う前方火力は7.7mm×2であり、
瑞雲は少なくともコイツと同等、あるいはそれ以上の爆装値が欲しいところなのだが……
と書いていたら、2014年3月14日のアップデートにて瑞雲(六三四空)?が実装。
むしろこちらのほうが本来の瑞雲と呼ぶべき妥当なスペックを持っているといえる。やっぱりこれ十二試二座水偵なんじゃ?
- しかも最高速度は破格の448km/hを達成、零観?の後釜でもあり*4自衛能力を求められ空戦フラップまで採用されており、現実にやり合ったら手こずること間違いなしである。
- フロート支柱にハンコ注射痕のようなむず痒い模様があるが、これは急降下爆撃用のダイブブレーキ。
抵抗板は1枚板で中心に回転軸があり、フロート支柱後端を機体内側に90度回して開き、急降下爆撃に適切な速度を維持するもの。
試作機は穴がなかったが振動で試作機が空中分解したこともあり、量産機ではスリットが入れられ、さらに生産途中で穴の形状や数を変えたりと手間暇をかけている。
この機体のデザイン上の最大の特徴でもあるものの機構が観音開きと誤解されやすく、多くの模型・3DCGなどで正しい形状になっていない不遇装備・・・マイナー機だからしかたないね
本来は空戦フラップともども水上機に搭載するようなものではない。
マルチロール(多目的)水上偵察機は、九〇式、九五式と続いてきた帝国海軍のちょっとイってる正統な機体ですけど、それが何か?
- ゲーム中では明らかに冷遇されているとしか思えない性能であるが、実際を反映したらこの辺とかこの辺の方々が泣きを見る性能であるため致し方がないところだろう。
- 運営はゲタバキに対する愛が足りない! と憤慨する提督も居るとか居ないとか……
- フネから見た瑞雲は、全備3.8tの双フロート水上機で、3.7tの零式水偵と大差無く射出重量4t規格のカタパルト射出、デリック揚収可能である。艦これでも戦艦や巡洋艦*5に積めたらいいのにな。
- いやもう既にこの方は泣きを見てると思いますよ……
- 六三四空の訓練で、瑞雲は九九式艦爆とほぼ同等の格闘性能と評価されている。水偵としては破格の性能だが、空戦フラップ装備だからといって戦闘機並みとは行かないのである。
- 当たり前の話で、九九式艦爆後期型とエンジン同じで重量も翼面積も同じようなものである。
そもそも九九式艦爆は、艦爆としては運動性の良い機体であり、戦闘機の代用として使われることも多かった機体。
それとほぼ同等ということは水上機としてはたいしたものだが、戦闘機に匹敵できるかというと・・・まあそもそもあくまで自衛能力であり本来は空戦は任務外なワケで。 - 下駄履きの上急降下爆撃に耐える強度まで持たせた複座機が戦闘機に匹敵するなら世の中の戦闘機の軽量化努力は全部無駄ってことに・・・
- ミッドウェーの空母喪失以降、空母の建造・運用にかかるコスト等から航空攻撃代用としての水上爆撃機構想はかなり長いこと有力案としてくすぶっており、航空本部の提唱にも
「大和型の航空艤装を強化して主砲9門を維持したまま瑞雲20機ガン積みする改装を!」というプランだけはあった。が、改装前に武蔵?の戦没で計画はご破産に。
しかし、主砲据え置きで航空艤装全振りしたら対空性能ガタ落ちするんじゃ…… - 伊勢・日向の二人は航空戦艦になったあと実際に航空隊の訓練のため瑞雲を搭載しているが、諸事情によりそれで実戦は経験していない。
- 因みにこの時の航空隊「第六三四海軍航空隊?」は、長い間「台湾沖航空戦で全滅したから伊勢日向に載せられなかった」等と言われていた。
しかし実際は全滅などしておらず、大戦末期の劣勢の中この瑞雲を運用して特攻によらない通常攻撃でかなりの戦果をあげていたりする。
- 因みにこの時の航空隊「第六三四海軍航空隊?」は、長い間「台湾沖航空戦で全滅したから伊勢日向に載せられなかった」等と言われていた。
- 1945年1月25日公開の日本ニュース第243号にて、基地から発進する瑞雲の映像が残されている。フィリピンのキャビテに駐留する634空で撮られたもの。
この瑞雲隊は礼号作戦においても、木村艦隊を支援して戦果を挙げていた。
なお、このニュースの公開時には634空はすでに台湾へ撤退している。
日本ニュース第243号「海軍水上航空基地」 - アニメーション監督で航空機マニアとしても有名な宮駿は、この機体が活躍するアニメーションを構想したそうだが、結局実現することはなかった。
- かくして「艦隊これくしょん」第一期最終話が瑞雲の急降下爆撃シーンを描いた初のTVアニメーションということになると思われる。
- 戦後、この機の名称を継承した航空機は存在しないが、船舶であれば海上保安庁の大型灯台見回り船が二世代(初代:1961年竣工、二代目:1983年竣工)に渡って「ずいうん」と命名されており、現在も二代目「ずいうん(LM-101)」が現役で活躍中。