「『安全第一』で事故を防ぐにはまず、確認する事がとても大事なんだ。」
日本版タイトル | ヘンリーはあんぜんだいいち | ||
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英語版タイトル | Henry's Health and Safety | ||
脚本 | シャロン・ミラー | ||
放送日 | ・2010年10月18日(英国) ・2010年11月27日(米国) ・2011年5月9日(ドイツ) ・2011年5月24日(ハンガリー) ・2011年10月11日(オーストラリア) ・2012年3月24日(ノルウェー) ・2012年5月2日(ロサンゼルス) ・2012年5月13日(日本) ・2016年7月21日(韓国:KBS版) | ||
日本話数 | 第336話 第8話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第334話 第6話(シーズン内) | ||
この話の主役 | ヘンリー | ||
シーズン | 第14シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、パーシー、ヒロ、ビクター、ロッキー、ケビン | ||
登場キャラクターB | トビー | ||
登場キャラクターC | ゴードン、ジェームス、エミリー、ハロルド、キャプテン | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿 | ||
登場人物B | ソドー整備工場の作業員、ロッキーの操縦士、ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手 | ||
登場人物C | トップハム・ハット卿の付き人 | ||
登場人物D | ソドーレスキューセンターの責任者(英国の言及のみ) | ||
登場スポット | ・高架橋 ・カーク・ローナン分岐点 ・石炭ホッパー ・ソドー整備工場 ・ソドーレスキューセンター ・踏切 | ||
あらすじ | ・貨車に衝突して故障したヘンリーは、ソドー整備工場でビクターとケビンから「安全第一」の話を聞く。 その後電柱を積んだ貨車が放置されているのを見かけたヘンリーは、ロッキーに「緊急事態が起きた」と言って連れ出し、貨車を退かしたが、その所為でパーシーが困ってしまう。 | ||
メモ | ・長い事、生きて来たにも関わらず、「安全第一」を知らなかったヘンリー。 ・日本の初回放送では、ビクターの一人称が「俺」になっている。 ・第11シーズン『ヘンリーのこううんなかしゃ』以来、貨車に衝突するヘンリー*1。 ・冒頭のパーシーのシーンは第13シーズン『たのしいチャーリー』、エミリーのシーンは同シーズン『ヒロのだいかつやく』、トーマスのシーンは同シーズン『トーマスとこぶた』の使い回し*2。 ・ハロルド、第12シーズン『ジェームスのたいあたり』以来、短編で再登場する。 ・ソドーレスキューセンターの端くれなのに、「安全第一」を知らなかったロッキー。 ・ヘンリーとヒロ、初めて重連する。 ・トビーは今回は台詞無し。 ・レギュラー機関車であるにも関らず、唯一エドワードがカメオ出演していない。 ・ロッキー、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。 ・この話から数年後、ヘンリーは今回、自分を助けてくれた恩人であるヒロの貨物列車に衝突してしまう。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島の機関車達は何時でも役に立つ仕事をしたいと思っている。一所懸命、車輪を回転させ、ピストンを動かし、ボイラーを泡立ててさせて働いた。でも、何時も上手くいくとは限らなかった。或る朝、ヘンリーは楽しそうに走っていた。処がその日は何故か、カーブを曲がった後で何と古い貨車に突っ込んでしまった。」 ・ヘンリー「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!うわっ!こんな所に貨車が有る何て、誰が置いたんだ!?」 ・ナレーター「ヘンリーのピストンとロッドはぶつかった衝撃で壊れてしまった」。 ・ヒロ「大丈夫かい、ヘンリー?、私が整備工場まで押して行こう。」 ・ヘンリー「有り難うヒロ。」 ・ナレーター「ソドー整備工場にはビクターとケビンが居た。」 ・ビクター「お昼までに俺達(私達)が、そのピストンを直してあげよう。」 ・ケビン「任せてください!」 ・ヘンリー「はあっ。」 ・ビクター「何でまた、古い貨車なんかに突っ込んでしまったんだ?」 ・ヘンリー「誰かが置きっぱなしにしてたんだ。」 ・ビクター「安全第一だぞ、ヘンリー。」 ・ナレーター「ヘンリーは長い間ソドー鉄道で働いていたが、『安全第一』という言葉を聞くのは初めてだった。」 ・ケビン「『安全第一』っていうのは事故の原因になりそうな物に気を付けるって事ですよね、ボス?」 ・ビクター「その通りだ、ケビン。ヘンリーは事故にあったんだ。ドカーン!」 ・ヘンリー「えぇっ!」 ・ナレーター「暫くすると修理が終わった。」 ・ビクター「これからは『安全第一』だからな。危険なものを取り除かないとだめだ。でないとまた、ドカーン!」 ・ヘンリー「えっ…!ありがとうビクター。」 ・ナレーター「仕事に戻ったヘンリーが走っていると、前の方で電柱を乗せた貨車が止まっていた。突然、その貨車から一本の電柱が転がり、線路の上に落ちた。」 ・ヘンリー「うわぁこりゃ大変だ!此のままにし置いたら危険だぞ!ロッキーを呼ばないと。」 ・ナレーター「ヘンリーが急いでソドーレスキューセンターへやって来た。」 ・ヘンリー「ロッキー、早く来てくれ!」 ・ロッキー「行って良いかどうか確認しないと緊急事態が起きるかもしれないからな。」 ・ヘンリー「その緊急事態が起きたんだよ。『安全第一』じゃなきゃ駄目だ。」 ・ナレーター「ロッキーも初めて『安全第一』という言葉を聞いたが、其れが重要な事だと分かった。ヘンリーはロッキーを急いで連れ出した。ヘンリーとロッキーは電柱の所へ急いだ。」 ・ヘンリー「これを動かして欲しいんだ、ロッキー。」 ・ナレーター「こうして、ロッキーとヘンリーはその貨車を安全な側線へ移動させた。」 ・ヘンリー「『安全第一』を守っていたら、線路で起きる事故を防げる事が出来るぞ。」 ・ロッキー「その通りだ、ヘンリー。じゃあ、俺はレスキューセンターへ戻らないと。」 ・ヘンリー「やあ、パーシー。」 ・ナレーター「パーシーは困っていた。」 ・パーシー「あれっ、おかしいなぁ、ここに電柱があったはずだったんだけど…。」 ・ヘンリー「『安全第一』だよ、パーシー。」 ・ナレーター「ヘンリーとロッキーは分岐点にやって来た。ヘンリーは其処で大きな電線の束を見つけた。彼は心配になった。」 ・ヘンリー「大変だよ、ロッキー。もし、この電線の束が分岐点に転がったら、事故が起こったらすぐ片付けないと。」 ・ロッキー「先に確認した方がいいんじゃないか。」 ・ヘンリー「でも此れは緊急事態だよ。『安全第一』だ!」 ・ヘンリー「『安全第一』が守っていたら、線路で起きる事故を防ぐ事が出来るんだな。」 ・ロッキー「その通りだ、ヘンリー。俺はもう、レスキューセンターへと戻らないと。」 ・ナレーター「その時、ヘンリーはまた、パーシーに会った。」 ・ヘンリー「やあ、パーシー。」 ・パーシー「大変だ!どうしよう!ここに電線の束があったはずなのに!」 ・ヘンリー「『安全第一』だからな、パーシー。」 ・パーシー「あちゃ…、電柱も電線も、両方とも無くなっちゃったよ…。」 ・ナレーター「だが、ヘンリーにはもう、その声が聞こえなかった。ヘンリーはゆっくりとレスキューセンターに向かっていた。その時、隣の線路をパーシーが通り過ぎた。」 ・ヘンリー「スピードを出し過ぎだよ、パーシー!ゆっくり、そして慎重に走って毎日『安全第一』だからね。」 ・ナレーター「だが、急いでいたパーシーはその話を聞いていなかった。その後もヘンリーとロッキーは楽しそうに走った。すると突然、パーシーがカーブを曲がった所で止まってしまった。」 ・パーシー「あぁ…如何しよう…!」 ・ヘンリー「大変だ!」 ・ロッキー「おい、どうしたんだ、パーシー。」 ・パーシー「長い距離を早く走り過ぎて、水が無くなっちゃった…。」 ・ナレーター「ヘンリーは不安になった。」 ・ヘンリー「ロッキーに君を移動して貰わないと。『安全第一』だ。」 ・ナレーター「パーシーはあっと言う間にロッキーの長いクレーンで持ち上げられ、線路の上で宙吊りになった。其処へトップハム・ハット卿がやって来た。彼はかんかんだった。」 ・トップハム・ハット卿「ロッキー!パーシーに何をやっているんだ!?」 ・ヘンリー「『安全第一』の為です。」 ・トップハム・ハット卿「『安全第一』はとても大事な事だな、ヘンリー。だが、緊急事態が起きたんだ。トビーがロッキーの助けが必要としている。其れに、パーシーは運ぶはずの電柱と電線がなくなって、島を走り回っていたぞ。」 ・ナレーター「ヘンリーは自分の間違えに気付いた。」 ・ヘンリー「ロッキーを彼方此方連れて行く事や、パーシーの電柱と電線の事を確認するべきでした。本当にすみません。事故を防ごうとしたのに、こんなふうに問題を起こしてしまうなんて。トビーの所までロッキーを運びます。」 ・トップハム・ハット卿「よし頼んだぞ。急いでくれ。」 ・ナレーター「こうして、パーシーは線路に下ろされた。ヘンリーは急いでロッキーをトビーの所に運ぶ。其処ではトビーが脱線していた。本当の緊急事態だったのだ。」 ・ヘンリー「其れじゃあ、パーシーの事も助けないと。」 ・ナレーター「戻る途中でヘンリーは線路のに古い貨車が置いてあるのに見つけた。彼は心配になった。」 ・ヘンリー「如何しよう!此れも大変だぞ。『安全第一』なのに。」 ・ナレーター「其処へトーマスが現れた。」 ・ヘンリー「トーマス、如何して古い貨車があるんだい?」 ・トーマス「心配無いよヘンリー。此れは今から僕が運ぶんだ。」 ・ナレーター「ヘンリーはちゃんと確認して良かったと思った。ヘンリーは片づけてしまった電柱と電線の束を運び出した。其れから、パーシーを探す為元気よく走りだした。給水塔の所に来るとヘンリーはパーシーを見つけた。木が倒れ線路を塞いでいる。」 ・ヘンリー「大丈夫かい?パーシー、直ぐ助けるよ。」 ・パーシー「ありがとう、ヘンリー。」 ・ナレーター「ヘンリーはもう何をすればいいかよく分かっていた。彼はロッキーを連れてくる事にした。」 ・ヘンリー「『安全第一』で事故を防ぐ為にはまず、確認する事がとても大事なんだ。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・トーマス:ベン・スモール ・ヘンリー/パーシー/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ヒロ:伊川東吾 ・ビクター/ロッキー/ケビン:マット・ウィルキンソン | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン ・トーマス/パーシー:マーティン・シャーマン ・ヘンリー/ケビン/トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・ヒロ:伊川東吾 ・ビクター:デヴィッド・ベデラ ・ロッキー:ウィリアム・ホープ | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ヘンリー:金丸淳一 ・パーシー:神代知衣 ・ヒロ:玄田哲章 ・ビクター:坂口候一 ・ロッキー:河本邦弘 ・ケビン:河杉貴志 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回 (英語) | トビーとかぜのなくもり | シリーズ前回 (日本) | トーマスとコルクのせん |
シリーズ次回 (英語) | ディーゼルのとくべつなにもつ | シリーズ次回 (日本) | ビクターはおおいそがし |