上本姓の選手の別称。「本」を「ポン」と呼び変えたシンプルな由来。ひらがなで「うえぽん」表記も見られる。主に下記の3名を指す。
- 上本博紀・崇司兄弟
- 上本達之(西武二軍打撃コーチ)
好調時は「リーサルウエポン」の尊称で呼ばれる場合もある。
本項では1について解説する。
概要 
上本兄弟はプロ野球の兄弟選手としては珍しく、性格やプレースタイルが対照的な部分が多い。*1
上本博紀(兄、元阪神) 
- 右投右打の二塁手*2。
- 俊足好打で選球眼も良い
- 守備範囲自体は広く、好守備も度々見せた一方、トンネルや悪送球などのミスも多かったことから「ドーナツ型守備」とも揶揄された。
- 小柄だが長打力がある 。
- 広陵高校出身。
- 2003年春の甲子園で横浜高校を破って優勝。*3
- 2003年夏の甲子園で先頭打者ホームランを放つ。
- 広陵高の1年先輩のバッテリー*4、西村健太朗(元巨人)はドラフト2位、白濱裕太(元広島)はドラフト1位でそれぞれ入団(いずれも高卒)。
- 3年時はプロでも同僚になった藤川俊介(元阪神)とバッテリーを組んでいた*5。
- 早稲田大を経て2008年ドラフト3位で入団。
- 背番号は4→00。
- 新井貴浩・良太兄弟のチームメイト。
- チーム1のスペランカーでほぼ毎年怪我で離脱。特に金本知憲が監督を務めた期間はスペ持ちを理由に冷遇されていたとされる→ログボ参照。
- 「ファンの歓声が入場曲」と語るなど、寡黙なキャラ。
- ジョーシンCMキャラクターを務めた。
- 線犯2号。
- 2020年限りで引退。
- 現在はタイガースジュニアの監督
上本崇司(弟、広島) 
- スイッチヒッター*6で内外野どこでも守れるユーティリティープレイヤー。
- 俊足好守だがまれに致命的なエラーを犯す。
- 選球眼は良い。
- かつては自動アウト扱いされていたほどの打撃難*7。
- 広陵高校出身。
- 2008年夏の甲子園で先頭打者ホームランを放つ。
- 上述の試合で横浜高校に敗北。*8
- 広陵高の1年先輩のバッテリー*9、野村祐輔(現広島)と小林誠司(現巨人)はドラフト1位で入団(前者は大学、後者は社会人経由)。
- 明治大を経て2012年ドラフト3位で入団。
- 背番号は0。
- 現役時代の新井貴浩(広島復帰後)のチームメイト。
- 新井兄弟とは 2023年から一・二軍首脳陣と選手の関係になる。
- 兄と対照的に頑丈。
- ものまねが上手く、入場曲が「中央競馬の関東G1ファンファーレ」と、兄と対照的な明るい芸人キャラ。
- 一番得意なものまねは新井*10。他にも丸佳浩(現巨人)や兄の真似も得意。
- 2022年現在、現役。