フィールド/火山ガス

Last-modified: 2024-07-26 (金) 17:49:32

概要

  • 火山系フィールドの内部で足元から時折噴き出す高熱のガス。接触すると吹っ飛ばされ、ダメージを負う。
    さほど痛くは無いが、戦闘中や運搬中はこの上なく鬱陶しい存在。
    噴き出す場所は決まっているのだが、タイミングまでは完全に把握できないため
    巻き込まれたら「運が悪かっただけだ」と思えるくらいの心持が大切。
    とはいえ、モンスターの攻撃により死期を悟った瞬間にこのガスによって助けられることもあり、
    「尻餅をつかせる上に視界不良を引き起こしやすい小型モンスターよりは良心的なのでは」との声もある。
    逆に根性を発動させて逃げ回っている状態でこれを食らって力尽きたら目も当てられないので、
    火山で戦う際には気を抜かないことが大切。
    • 「当たると吹っ飛ばされる」という性質上、爆破やられ中に触れると起爆してしまう
      爆破やられを受け、モンスターの追撃を回避した先に火山ガスがあった日には、
      静かに両手を合わせる他ない。
  • 耐暑南風の狩人クーラードリンクなど
    マグマ地形のダメージを無効化するスキル等を発動していても、ダメージを受けて吹き飛ばされる。
    微量とは言えダメージが発生するので、フルチャージ発動時には
    地形ダメージの無効化に油断して、文字通り、足元を取られないように注意する事。
  • 因みに溶岩同様、モンスターには無害。大型モンスターはまだしも、ランゴスタやガブラスは何故平気なのか?
    • とはいえ、大型モンスターの突進ですら耐えきる彼らである。
      ハンターですら微々たるダメージしか受けないガス程度では殆どダメージはないのかもしれない。
  • MH4では溶岩を伴っているのか、真っ赤なガスが噴き出る。
    地底火山ではよりによって火薬岩の採取ポイントに噴出口が存在し、
    採取のために近づいたハンターに不意打ちをかます、厄介なトラップと化している。
  • MHXでは更にグラフィックが大幅に変化…というか、ガスではなくマグマそのものが噴き出るようになった
    大きさもこれまでの数倍ほどになっており、視界に入ると邪魔になる危険性が現れた。
    一方でそれ以外の性質は今までと変わっておらず、むしろ噴き出す前兆が視覚的に分かりやすくなったとの意見も。
  • MHWorldで登場した龍結晶の地では、定期的にマグマが激しく噴き出るポイントがある。
    モンスターに影響を一切与えなかった従来の火山ガスと異なり、この噴火に巻き込めば
    大型モンスターにも継続的に大ダメージを与えることができる
    噴火のタイミングに合わせて誘導するのは簡単ではないが、機会があれば狙ってみるのもいいだろう。
    • しかし、一部モンスターと戦う時に入れるエリア13で噴き出すマグマは
      モンスターになんの影響も無く、単にプレイヤーを邪魔するギミックになってしまっている。
  • MHW:Iのアップデートで登場した幽境の谷の最下層には、緑色のガスが漏れ出ている箇所があり、
    攻撃などのアクションを加えてやることで勢いよく爆発する。
    エリアの3箇所に発生しているほか、時間経過でも復活する。
    ムフェト・ジーヴァに対する有用なダメージソースになるため、積極的に利用したい。
  • MHRiseの溶岩洞では高熱の火山ガスの代わりに、一部エリアに湧昇風(ゆうしょうふう)が噴き出るポイントが存在する。
    もちろんダメージは無し。
    この場所でAボタンを押すと、風に乗って下層から上層まで物凄い勢いで移動することができる。
    ボタンを押すまでは風に飛ばされないため、触れただけで強制移動が起こるということはなく、
    上層→下層への下降も問題なく行える。
    湧昇風の通り道の途中には採取ポイントが隠れていることもあるため、よく観察してみるといいかもしれない。
    なお、湧昇風は大型モンスターが進入できない場所にしか吹いていないため、
    ジャンプ攻撃等に利用することはできない。
  • MHSTではドヴァン火山の各地や火山タイプのモンスターの巣のタマゴのありかなどにあるが、
    こちらでは当たり判定は一切なくなっており、単なる背景と化している。
    もちろん触れてもダメージがないだけでなく、タマゴを運んでいても落としてしまったりはしない。

余談

  • 現実世界における火山ガスの主成分は水や二酸化炭素など。
    だが、硫化水素や二酸化硫黄(亜硫酸ガス)*1、塩化水素、一酸化炭素などの有毒物質を含むこともあり、
    これらの成分が多いと周囲の動植物の生命に甚大な被害をもたらすことがある。
    もちろん人間も例外ではなく、最初の一呼吸でアウトになってしまうケースさえあり得る。
    • よく火山の毒ガスとして名前が挙がる硫化水素は、
      一定以上の濃度がある場合、鼻腔内の臭いを感じる部分が真っ先に麻痺してしまい、
      本来なら「卵が腐ったような臭い」などと表現される強烈な臭気を感じる事ができず
      ガスを吸い込んでいる事に気づく事が出来ないまま致死量を超えてしまうのだ。
      当然そうなったらそのまま意識を失い命を落とすまで一直線な訳で、
      一定以上の濃度の硫化水素が立ち込めている場所に立ち入って呼吸をした時点で
      アウトと言っても過言ではないのだ。
      もちろんより高濃度のガスを吸い込めば即座に昏倒、そのまま死亡する場合もある。
    • 更なる余談だがこの硫化水素、火山活動によって発生するという性質上、
      同じく火山活動による地熱を発生源としている事が多い天然温泉の周辺でも存在している事がある。
      天然温泉を売り物にしている露天風呂に入ってみれば、上記の「卵が腐ったような臭い」を
      僅かに感じる事ができるだろう。
      もちろん、客を入れている温泉である以上、基本的には人体に影響があるほどの濃度ではない*2が、
      時折温泉付近で火山ガスが通常より濃く滞留し、
      それによる死亡事故が現在でもたまに発生してしまうことがある。

関連項目

フィールド/溶岩
アクション/ガス


*1 これらのガス状の硫黄化合物をまとめて硫黄ガス、硫黄系ガスと呼ぶことがある。前記の他には硫化カルボニルや、火山ガスに限定しなければメタンチオール、ジメチルスルホキシド、二硫化炭素などがある
*2 硫化水素は極微量でも匂いを感じやすい。一般的に嗅覚閾値は0.00041ppmとされる