MHXより登場したスキル。
SP10ポイントで「南風の狩人」が発動する。
性能
- スキルポイント+10以上で南風の狩人が発動する。
その性能は- 暑さにより体力が減少するような場所に行くと、攻撃力+15・防御力+20される
- また暑さ無効が発動し、暑さによる体力減少に加え溶岩や熱気による地形ダメージを無効化できる
- ホットドリンクを飲むことにより10分間、防御力+10される(場所は問わない)
- 猛暑地でホットドリンクを飲むと効果が合算され防御力+30となる
『炎』熱適応とはいうが、火耐性が上がるわけではないので注意。
概要
- 対になる「北風の狩人」と同様に暑さ無効の効果に加え、
クーラードリンクが必要になる暑いエリアでは攻撃力+15、防御力+20の効果を得られる。
更に、エリアの温度を問わずホットドリンクを飲むと、追加で防御力+10が得られる。
微々たる効果なのでホットドリンクを忘れても安心。もちろんあって損するものでは無いが…
- なお、ホットミートや特産キノコキムチでもOK。
狩猟笛の「寒さ無効」の旋律効果を得ても、同様に防御力が上がる。
無論ホットドリンクとの重複はできない。
- 防御はともかく攻撃力アップの効果だけで見ても攻撃力UP【中】と同等であり、
しかもこれが対象となるエリアにいる限り無条件で得られ、スキルポイントは10でいい。
内包する暑さ無効の効果も寒さ無効に比べて用途が多く有効なスキルなので、
非常にお得なスキルだと思われるが、寒さ以上に場所に左右されるのが難点。- まず旧砂漠。名前からして暑そうなフィールドであるが、
このフィールドでクーラードリンクが必要なほど暑いのはエリア2と7だけである。
この2エリアにしかほぼ行かないドスガレオスやハプルボッカの狩猟クエストなら良いが、
それ以外のモンスターは他の暑くないエリアにも頻繁に行くので、このスキルは採用しづらい。 - 次に地底火山。
こちらも火山と言う名ではあるが全域暑いわけではない。暑いのはエリア2、3、8、9、5のみ。
ただし暑くないエリアには行かないことが多いモンスター、
逆に暑くないエリアを中心に活動するモンスターなど住み分けはされている方なので、
相手を見て選べば使える。 - 火山は地底火山よりは暑いエリアが多い。
ベースキャンプとエリア1・2以外は全て暑いエリアである。
が、そのエリア1・2にも足を運んでくるモンスターはいるので注意。
ラージャンやラングロトラなどはここが初期位置。 - 溶岩島は文句なしにこのスキルが輝く場所だろう。
ベースキャンプ以外全域暑いエリアであるし、熱でのダメージ床もあるので
暑さ無効による地形ダメージ無効の効果も役に立つ。
現れるモンスターも体力の多い大型モンスターである事が多いので、火力スキルの重要性は高い。
特にソロで高難度クエストの強敵に挑む時、クーラードリンクを飲み直す隙を無くしたり、
回復や対策アイテム等で圧迫されがちな所持枠を1つ空けてくれるのも地味ながらバカにならない長所である。 - MHXXでは砂漠が復活。
こちらはエリア1・2・5が炎熱地帯であり、いずれも主戦場になりやすい場所ではあるものの、
ディアブロスの食事場であるエリア7や、モンスターの寝床になっているエリア4・9などは対象外。
砂漠に出現するモンスターは各エリアを満遍なく移動する傾向にあるため、
旧砂漠と同様に採用しづらいフィールドであると言える。
一応エリア6で戦う場合はホットドリンクに防御力+10のおまけが付いてくるが…。
- まず旧砂漠。名前からして暑そうなフィールドであるが、
- 以上のように場所を選べば有効なスキルだが、狩猟フィールドだけでなく、
狩猟するモンスターがどのようなエリアに足を運ぶかまで把握できていないと採用しづらいのが難点。
把握できていても相手ごとに南風の狩人が組み込まれた装備、そうでない装備を別々に用意して
使い分ける必要があり、人によってはそんなことをする手間よりも汎用装備を選ぶだろう。
- 上位ではお守りには最大でも5ポイントしかつかず、装飾品は1スロ1ポイントのものしかないので、
炎熱適応を持つ防具の採用を余儀なくされ、同時に組めるスキルにかなりの制限が出てしまう。
ただ、EXレウスSシリーズが炎熱適応を持ち他にも痛撃と攻撃のスキルポイントがあるため
(弱点特効はモンスターとの相性もあるが)より攻撃的なスキル構成にはしやすくなっている。- MHXXでは3スロット4ポイントの装飾品が増え、お守りの最大値も7となったため発動が容易になった。
装備での発動は上位で発動していたモンスターと基本的に同じだが、
EXレウスSシリーズに相当する装備がないため、攻撃や弱点特効との同時発動のしやすさは失われてしまった。
装備での発動は竜王の隻眼Xが1部位で発動できるが、防御に不安がある場合、
9ポイントを持つクシャナXRの頭を使うと良い。
剣士にはスロットがないがガンナーにはスロットが1つあるため、
耐性では一部劣るものの防御では竜王の隻眼よりも高いため相手によって使い分けるとよいだろう。 - 護石と合わせる場合や頭に他の装備を使いたい場合は、
炎熱適応5に加え匠3と2つのスロットを持つクシャナXRの脚が有効な装備となる。
ガード武器の場合はガード性能とガード強化のポイントを持つアグナXシリーズも良いだろう。 - また、今作では火山の熱い場所でのブラキディオス狩猟を延々と行う機会があるため、
そういう意味でも追い風といえる。
- MHXXでは3スロット4ポイントの装飾品が増え、お守りの最大値も7となったため発動が容易になった。
- 暑さ無効の効果には地形ダメージ無効と、テオの龍炎、
黒炎王の爆炎ブレス*1のスリップダメージ無効化もあるため
攻撃&防御を上げつつ龍炎も防げる本スキルは対テオ戦には非常に有用である。
そのせいかMHXでのクシャナRシリーズは一式で南風の狩人が発動するようになっており、
またMHXXで復活した鋼殻の護りには南風の狩人が内包されるようになっている。