武器/巨獣弦琴

Last-modified: 2023-11-29 (水) 01:51:55

巨獣弦琴
今は昔、山神の巫者が用いたとされる弦琴。神的な宝具は山神を癒す調べを奏でる。

巨響・武ゥ応音音音ー
巨獣弦琴の最終形態。優しき山神の魂を癒すため、巫者たちが奏でた旋律を名にした弦琴。

MHXのメインモンスターの一角、ガムートの素材で作られた狩猟笛。

目次

概要

  • 生産画面でこの武器を見た人は誰もが思うだろう。「コレ、大剣じゃね?」と。
    よく見ると弦が張られていたり、その調律用の糸巻は見えるが、
    シルエットは大剣よりもよっぽど大剣らしい。
    が、実際に振り回してみれば弦を張ってるデリケートそうな面でぶっ叩く
    なんだか使い方が合っているのか不安になる要素ばかりである。
  • 豪快、豪放といったイメージのガムートだが、琴のような音色は非常に優雅で美しい。
    ベースとはまた違った魅力の癒し系サウンドである。
    音が笛じゃない事はもうほとんど突っ込まれない。
  • 牙獣種の狩猟笛は楽器というのが通例になっているが、この武器は珍しく楽器である。
    そもそも笛じゃないことはもう誰からも突っ込まれない。
  • 大剣らしいシルエット、外部の赤毛の装飾、そしてガムートのベースカラーから、
    狼牙大剣【辺獄】を連想したハンターもいるはず。
  • 最終強化の名称は、優しき山神の魂を癒すため、巫者たちが奏でた旋律が由来となっている。
  • 突き出た糸巻きや、剣のようなシルエットなど、アイヌ楽器のトンコリがモチーフになっていると思われる。

性能

MHX

  • ガムート武器の例に漏れず、生産時から一貫して高攻撃力、氷属性、低会心率といった特徴。
    またオマケとしてスロット1つを持つ。
    そして音色は下位では
    耐だるま状態、麻痺無効、耐震、水属性防御強化【小】、龍属性防御強化【小】、属性攻撃力強化に高周波。
    防御に重きをおいた守りのラインナップである。
    この時期の氷弱点モンスターの代表格であるライゼクスやジンオウガに有効な旋律は皆無と言っていい。
    耐だるま状態や耐震などむしろガムートと戦うのに向いた旋律が揃っている。
    高威力を活かして、自分強化を維持しながらとにかく殴りまくるのが良いだろう。
    • 上位からは音色が変わり、となる。
      こうなれば属性やられ無効や聴覚保護【小】&風圧軽減といった有用な旋律が現れるため、
      ようやく笛らしい立ち回りができるようになる。
      ただし狩猟笛に最も求められる攻撃力強化旋律は吹けず、パーティプレイでも防御面のみのサポートとなる。
      しかし今作では火力と防護系のスキルの両立は難しく、
      防護系スキルを一切持っていないという構成も珍しくないため、
      攻撃力強化がなくても活躍の場は十分にある。
      特にリオス系の二つ名や希少種といった両方の耐性があることで非常に快適な狩りを行える相手も存在する。
      そういった場面では周りの装備次第で味方の生存率と手数を増やすことで、
      結果的に攻撃力強化よりも強力なサポートとなることもあり得る。
      また多様な属性やられを扱い高級耳栓の必要な咆哮や龍風圧を放つアルバトリオンとの相性が非常に良い。
  • 最終強化は巨響・武ゥ応音音音ー
    読みは「きょきょう・ぶぅおうおんおんおんー」。狩猟笛を吹き鳴らした時の音を当て字で表したのだろうか…。
    これまたかなりぶっ飛んだネーミングである。弦楽器はブォーンとは鳴らない気がするが…
    攻撃力230に会心率-20%、氷属性26と物理威力が高めで属性値はやや控えめ。
    斬れ味は素で青30、匠+2で白20とやや微妙だが、イコカムルバスよりはだいぶマシなレベル。
    このため氷弱点のモンスターに対しての、旋律抜きでの殴り性能はかなり高い。
    ちなみにイコカムルバスとは音色も同じだが、斬れ味補正込みでのダメージ期待値はこちらの方が上である。
    もちろん、ほぼ無属性の崩笛よりは遥かにマシな属性値もある。
    ただし音色の並びが異なり、スタイルによってはあちらの方がやや聴覚保護を奏でやすくなっている。
  • 氷属性の狩猟笛ではカルン=ダオラやドドブランゴ素材のドドットボロン
    ポリアフパイプなどもあるが、従来の作品では、
    基本的にパーティプレイで喜ばれるのは攻撃力強化旋律を持つこれらの笛の方。
    しかし先にも述べたように今作のスキル事情から耳栓や風圧まで盛れないことは多々あるため、
    パーティメンバーのスキルも考慮してどちらを使うかを切り替えると良いだろう。
    また素の威力がダントツで高く、維持すべき旋律も少ないためソロ狩猟ではこちらの方がずっと扱いやすい。
    攻撃力強化旋律を維持してようやくトントンの威力であるバフォムル=ダオラとの差別化は十分といえる。

MHXX

  • 通常種武器は究極強化で武ゥ応音音音ーMAXとなる。
    相変わらずぶっ飛んだ名前だがもう今さらである。
  • 性能の方はというと上位の頃と同じ傾向で
    • 攻撃力340に会心率-20%
    • 氷属性値32
    • 斬れ味は素でそこそこのに斬れ味レベル+2で
    • スロット1
    音色も特に変わっておらず、聴覚保護&風圧軽減を演奏して支援しつつ、
    持ち前の物理性能でゴリ押すという運用方法も変わっていない。
    氷属性の武器としてみると太白猿琴ドドボロロンやディアブムル=ダオラなどの攻撃力強化旋律持ちの存在が痛い。
    G級に上がり全体の武器の攻撃力が上がったことで攻撃力強化旋律による上昇量が大きくなったため、
    素の攻撃力が高いだけでは差別化が難しくなっているのである。
  • しかしこの武器は狩猟である、もう一つの差別点である旋律を活かせば十分役割を持つことが…
    と言いたいところだが、の音色を旋律目当てに使おうとすると、
    最強の汎用性を持つ紅龍の笛が立ちふさがるのである。
    あちらは攻撃力330に爆破55、スロット3で匠増加分がすべて紫という業物である。
    氷属性に弱く聴覚保護と風圧軽減の両方がほしい相手は多くはないため殆どの場面で役目を奪われてしまうだろう。
    しいて言うならライゼクスくらいか
  • 余談だが、武ゥ応音音音ーMAXは他のゲームにも登場が決定。
    案の定というか、紹介サイトの字面がこの武器だけ面白いことになっている。

銀嶺弦琴

MHXX

  • 通常種の武器は残念ながら今一つという性能に終わってしまったが、
    今回は二つ名版である銀嶺弦琴が登場している。
    これを究極強化すると武ゥ音王の伝説奏となる。
    もう名前には突っ込むだけ無駄である
  • 公式サイトの狩技紹介ページにて、銀嶺装備のハンターに担がれたイラストが載っている。
    弦やペグ(糸巻)が写っていなければ、大振りの剣と誤認してもおかしくない見た目である。
    そして甲殻が敷き詰められた面ではなくやっぱり弦を張っているデリケートそうな面で叩く。
    通常種武器ともども、正しい使用法なのか心配させられる。
  • その伝説奏の性能は
    • 全狩猟笛中2位の攻撃力370に会心率+5%
    • 氷属性値27
    • 斬れ味は素で長い緑に斬れ味レベル+2で
    • おまけのような防御力+10
    • 二つ名武器なためスロットはないが狩技ゲージ補正1.2倍
    • 音色は
    通常種とはまた違った方向にぶっ飛んだ性能に仕上がっている。
    こちらも攻撃力強化の旋律は使えないが、
    この音色はMHXでは一つしかなかった全状態異常無効の旋律が使える音色になっている。
    物理性能も高い攻撃力としっかり出る白ゲージによって紫の350程度の期待値を持っている。
    攻撃力が高く狩技を使いやすいということからデアマンテほどではないものの音撃震との相性も良い。
  • 氷属性武器としてみると通常種同様に攻撃力強化旋律持ちと張り合うことになるが、
    斬れ味レベル+2を付けた場合の期待値はやや劣るものの
    攻撃力強化の旋律を使ったボロロンやダオラに肉薄するほどである。
    そのため物理性能ではしっかりと強力なのだが…
    氷属性が有効な相手には旋律で防ぎたいような状態異常を使うモンスターが少ないのである。
  • 旋律を中心に比較すると多くの場合は物理性能は劣るものの
    スキルの自由度とより高い防御力補正を目当てに真名シストルムメナトに出番を奪われがち。
    何よりも伝説奏は音色の並びがになっているため、全状態異常無効の旋律を演奏しにくいのである。
    とはいえやはり物理性能は攻撃力強化旋律を持つ武器にも迫るほどに高いため、
    スキル構成によってはしっかりと出番はあるだろう。

関連項目

モンスター/ガムート
モンスター/銀嶺ガムート
武器/ガムート武器