この世を打ち崩す白き雪神の、第十の歌の具現。
そして神は、世界の崩れる轟音を≪聞く≫。
目次
概要
- MHP2Gのラスボスであるウカムルバスの素材を使った狩猟笛。
外見はウカムの頭部を模している。
音色はウカムの咆哮に吹雪が混じった様な音で、
聴いた者は種族に関わらず夢見心地に何処へかと歩んでいくとか。
- カリピストからの愛称は“ほうぴー”。
恐らく相方の愛称である“はぴー”に倣ったものだと思われる。
性能
MHP2G
- 使用できる旋律は自分強化に加え、
攻撃力強化【大】、防御力強化【大】、体力回復【小】、回復速度【大】と戦闘向き。
上記の攻撃力もあり、攻撃旋律の効果は高い。
多少の被弾は防御力強化と回復で耐え、攻撃力を上げてただ殴り続けるという修羅の笛であった。
- ウカムルバスの近接武器は劣悪な会心率と微妙な斬れ味が足を引っ張っていたが、
この武器は自分強化と攻撃力強化旋律でカバーできるため、デメリットは比較的小さい。
ほかの氷属性武器が攻撃力強化旋律を奏でられなかったこともあり、
一部を除く崩竜武器の中では比較的実用的な武器であった。
氷属性といっても砂獅子の牙折れますよ程度の差だが
MHP3
- MHP3でも登場。
- 攻撃力はブースト込みで265であり、今作の狩猟笛ではトップタイの攻撃力。
会心率は多少改善され-20%になったが、それでも低い。
匠時の青ゲージが短いが素の緑ゲージは長いので、
匠より攻撃力UP、見切りなどのスキルを優先したい。- ちなみにSP15までの場合は攻撃力UPの方が効果が大きいが、
SPを20確保できるなら見切りの方が効果が大きくなる。
- ちなみにSP15までの場合は攻撃力UPの方が効果が大きいが、
- 使用できる旋律がMHP2Gからガラッと変更され、
自分強化、高周波、全属性耐性強化、全属性攻撃強化、属性やられ無効、
聴覚保護【小】&風圧無効
と、かなりサポートに特化した旋律が揃う。
特にリオレウス等の飛竜種とは相性が良く、快適に狩猟が行える。
- 同じ旋律で攻撃性能までそっくりな凶琴【秋嵐】がある。
緑ゲージと青ゲージの補正差から、バフを乗せるほど期待値の差が開くため若干分が悪いが、
属性の通りや音色、見た目の好みで選んでもよいレベル。
MH4G
- ウカムルバスの再登場に伴い、他のウカムル武器共々復活。
ハードのスペックが向上した為か、質感がやけにテカテカしている。
- P3の時よりも攻撃力が上がっているが、何故か会心率は再び-30%まで下がっている。
表示攻撃力は4の時点で最強の物理火力を誇っていた有頂天外に響くムジカ以上だが、
斬れ味と会心率が相変わらずなので、実際の物理期待値は
覇笛ハウカムトルムをやや上回る程度に落ち着いている(双方緑ゲージ時での比較)。
- G級での更なる強化で崩天笛イコカオンカムという新たな名前を手に入れる。
名前の由来はアイヌ語で「聞く/耳をかたむける」を意味するイコカヌと、
「祈る/礼拝」を意味するオンカムイだと思われる。
- 攻撃力がP2G時代のイコカムルバスより強化されており、
数値にして圧巻の1872(今作の生産武器の中で最高の表示攻撃力)。
相変わらず斬れ味や会心率に関してはそれぞれ匠で短い白ゲージに-30%と今一つ奮わないが、
それらを加味してもクーネハウカムに次いで2位という十二分に高い物理期待値を誇っている。- 旋律はイコカムルバスからの据え置きで相変わらず汎用性が高く、
物理火力の高さと相まって、どんな相手を狩りに行く時でも良い働きをしてくれる。 - やはり属性値は極めて低いので、基本的にはないものとして考えた方が良いだろう。
勿論氷属性が弱点のモンスター相手に担いだ時の方がより活躍出来るのは確かだが。
- 旋律はイコカムルバスからの据え置きで相変わらず汎用性が高く、
- 強化に際して崩天玉…はまぁいいとして、重尾を要求されるのがカリピスト的にはネック。
尻尾からの剥ぎ取りだけでなく本体剥ぎ取りや基本報酬でも入手できるが、
確率は低いので素直に切断武器を担いで行った方が良いかもしれない。
- 何故かクーネハウカムよりもレア度が低く、極限強化にかかるコストが安い。
まあこれはイコカオンカムに限った話ではなく、操虫棍を除いた今作のウカムル武器全てに言えることなのだが。
MHX
- 本作でも登場。上位までだが、最終強化すると崩天笛イコカオンカムに銘を変える。
攻撃力250に会心率-20%、防御力+15、そして氷属性16と申し訳程度の属性値。
斬れ味も素でそこそこの緑、匠+2でようやく青ゲージ20という相変わらずのなまくらである。
要するにMHP3のイコカムルバスとほぼ同じ性能。旋律も全く同じ。
- そしてさらにP3と同じく、凶琴【秋嵐】も復活を遂げている。
全く同じの旋律に申し訳程度の水属性値、若干ながら崩笛よりマシな斬れ味とこちらもP3と同じような物。
ただし緑ゲージは凶琴の方が倍ぐらいあるため継戦能力で凶琴に分があったり、
匠+2で若干の白ゲージが出るため最大火力も凶琴が圧倒的に高かったりする。
しかしまあイコカムルバスの方がかなり先に作れるという利点はあるし、
旋律も同じで似たような運用ができるため、好みで使い分けても構わないだろう。
- ちなみにMHXのウカムル武器は生産初期と最終強化の性能差が異様に小さい。
緑ゲージがちょっと伸び、防御力が5と会心率は5%上がり、氷属性値は2だけ上がる。
崩竜の宝玉を2つも要求されるのにコレである。
まあ緑ゲージの長さの分だけ使い勝手が上がるので無意味ではないが、
凶琴への繋ぎと考えるなら適当に戦って素材が集まるLV2でも十分だったりする。
厄介そうな尻尾も、本体から剥ぎ取れたりメイン報酬で割と出るのですぐに集まるだろう。
MHXX
- 今作でももちろん続投。強化すると崩界笛イコカカムノミに名前が変わる。
性能の方は非常に高い攻撃力370に会心率-20%と氷属性20、
斬れ味は素で青、匠+2で白といういつも通りのウカムル武器。
一応、今作では匠と業物の両立も十分に可能なレベルのスキル自由度があるので
絶対回避【臨戦】などで最大斬れ味を維持しやすくなってはいる。
また紫ゲージの補正がやや弱体化したため、武ゥ応音音音ーMAXよりは殴り威力が高い。
- 地味に一番厄介なのは崩天玉を2個使うことで攻撃力が50も上がることかもしれない。
さすがに未強化で使うのは憚られるというか未強化では弱すぎて使う理由が無いため、
凶琴までの繋ぎとしてはちょっと使いづらいところはある。
限界突破のゼニーが軽く10万を超えてくるのも厄介といえば厄介。
- 全体的に銀嶺武器に食われがちな本作のウカムル武器の中では珍しく、
旋律で差別化できるため比較的安泰な立場を保っている。
ただ、攻撃強化旋律が吹けないのはどちらも同じである。
関連項目
モンスター/ウカムルバス
武器/ウカムル武器
武器/凶琴【秋嵐】 - MHP3及びMHXでのライバル