武器/王牙琴【鳴雷】

Last-modified: 2021-02-15 (月) 12:56:53

王琴トドロキ
王の怒りを体現した狩猟笛。
弦は打ち震え、猛る音色に乗り王者の闘争心が乗り移る

王牙琴【鳴雷(なるいかづち)
荒ぶる王者の咆哮は、眼前を阻む者を打ち払う迅雷と化す。
王琴トドロキの最終強化形態。*1

ここでは二つ名持ちモンスターである金雷公ジンオウガの武器も扱う。

目次

概要

  • 雷狼竜ジンオウガの素材で作られた狩猟笛。
    生産時の銘は王琴トドロキ。上位素材で強化することで王牙琴【鳴雷】 という銘を得る。
    さらにG級素材を使うことで真・王牙琴【天禄】となる。
  • 見た目は電撃を操るジンオウガにちなんでエレキギター…と見せかけて4弦なのでベース
    和がテーマのMHP3のメインモンスターらしからぬロックな狩猟笛である。
    パッと見斧に見えなくもない。というか同種のスラッシュアックスよりよっぽど斧っぽい。

性能

MHP3

  • イベントクエスト産を除けば雷属性が12しかないセロヴィウノジョーヌしか雷狩猟笛がないので、実質独占状態。
    攻撃力は205と他の王牙武器より一回り劣るが、その代わり属性値が34とかなり高い。
    スロットも一つ空いている。
  • 音色は、全旋律効果延長が吹ける貴重な狩猟笛であり、
    PTで好まれる攻撃力強化【大】もあるのでサポートもきっちりこなせる。
    • 下位の王琴トドロキでは
      攻撃力強化【小】、防御力強化【小】、体力増加、風圧無効とバランスのとれた狩猟笛であり、
      上位序盤を楽に凌ぎきれる性能を持つ。
  • ライバルはイベント武器のギガブリッツワークス
    総合性能では鳴雷の方が若干上だが、向こうは体力回復【小】と回復速度が吹ける守り寄りの旋律。
    役割が違うので、相手に合わせて持ち替えよう。

MH3G

  • 上位から生産可能で、旋律は前作と同じ。
    王琴トドロキは一発・派生強化(フォルティッシモから)のどちらからでも生産できるようになったものの、
    派生ルートを通ると雷狼竜の尻尾が2本必要になるためカリピスト縛りだと恐ろしいストッパーとなりうる。
    必要素材・ゼニーは増えるが剥ぎ取り・捕獲どちらでも高確率で入手できる素材のみで構成された一発生産のほうが作成は楽である。
    武器としての性能は「雷笛ヴォルトホーン」とほぼ同じだが旋律がこちらはバランス、あちらは防御系が多い。
  • G級では原種素材を用いた「真・王牙」を冠する狩猟笛は生産できず、亜種武器で龍属性獄琴リュウセイに派生することになる。
    (スラッシュアックス以外は真・王牙系が存在する。)
    その為雷属性武器として上位互換となる冥雷の魔笛までの長い中継ぎ期間を、
    ほぼ上位武器で凌ぐこととなる。爆破属性だけでいいとか言わない。
  • 余談だが、上位段階の王牙琴【鳴雷】で黒曜石は砕けないをソロでクリアしたハンターもいる。
    上位武器の中では優秀な性能ではあるが、強化個体ブラキディオスのソロ討伐自体が困難であり、
    さらにG級クエストで上位武器というハンデを背負うのだからまさしく偉業と言えよう。

MH4

  • 無事に原種最終強化武器として続投。
    今作では亜種武器や他のモンスターの武器へ変わってしまう王牙武器が多い中、喜ばしい事である。
    音色は、
    かつてのミラメノスへ引き継がれた。
    全旋律延長こそなくなったものの、攻撃力強化は健在。
    また、防御力強化や体力増加など、様々な状況で役立つ旋律が演奏可能となっている。
  • ただ、斬れ味がイマイチで、斬れ味+1を発動させても白が出ず、青が伸びるだけとなっている。
    基本的に攻撃面には期待できないので、サポート特化笛として立ち回りたい。
  • 本作ではライバルとして、久しぶりに復帰したブラッドフルートが存在する。
    あちらは攻撃力こそ鳴雷に劣るものの、高い属性値に加え斬れ味+1で白が出る上にスロット3もあるとかなり優秀。
    演奏できる旋律が大きく異なるため、PTを見てどちらか選んで使いわけるといった運用も良いだろう。

MH4G

  • 今作ではG級での強化先として真・王牙琴【天禄】が新たに追加された。
    鳴雷と比べると攻撃面に関しては幾らか改善されており、
    攻撃力は1352で属性値が420、匠でそれなりの紫ゲージと、
    属性武器としては可もなく不可もなしと言った感じの性能に収まっている。
  • 天玉以外には特にレアな素材は要求されず、G2に上がってすぐに作成可能。
    G★2はティガレックスにリオレウス、そしてジンオウガ亜種にセルレギオスと、
    雷属性がよく通るモンスターが登場するクエストがやけに沢山あるので、
    G★2に上がったら真っ先に作っておくといいだろう。
  • 惜しむらくはスロットが一つも空いておらず、スキルの柔軟性に欠ける所だろうか。
  • 物理性能とスキルの自由度では電電太鼓【雷轟】に劣るが、
    属性値に優れ、また風圧無効*2の旋律を吹くことができるので、
    希少種夫妻戦でのサポート役としてはこちらの方が優秀だろう。

MHX

  • MHXでは一発生産できず、セロヴィセロからの派生でのみ生産可能。虫繋がりだろうか。
  • 最終強化前の銘は「王琴トドロキ」。
    生産時点から長い緑ゲージと標準レベルの攻撃力と雷属性、そして攻撃力強化旋律を扱える優秀な笛。
    割とスロット没収が多いMHXでも、ちゃんとスロット1つを確保しているのもグッド。
    ただしMHXの雷属性笛はかつてない程の超激戦区
    フルフルホルンラギアホーン、あの覇笛と同じ旋律を持つ新顔・ライゼクス素材のエムロードフラップ
    ベルナルはほぼ無属性なので考慮しなくていいかもしれない
    さらに上位になれば電電太鼓まで登場する。
    とはいえ、下位から攻撃力強化旋律を扱えるのは王牙笛のみであるため、使い勝手はかなり良い。
  • 最終強化は王牙琴【鳴雷】。
    攻撃力180に雷属性34とスロット1つ。音色はMH4から据え置き。
    斬れ味も匠+2で長い白ゲージが出るため殴り性能もなかなか優秀。
    食事システムの変更によって、上位終盤になっても体力増加旋律に価値があるのも意外な追い風だろう。
    電電太鼓との差別点はさらに増えたと言える。
    一方でエムロードフラップは上位になると覇笛と使える旋律が同じになり、
    さらに素で白ゲージを持つ上に匠で延長可能という凄まじい斬れ味を誇る強敵となる。
    あちらは攻撃力強化が【小】であるため、王牙琴は攻撃力強化【大】や体力増加で差を付けたい。
    実は一番の差別点は旋律表示の小ささだったりするが。
    • ただしMHXでは攻撃力強化旋律を持つ笛は最終強化時の攻撃力がかなり抑えられており、
      最終的にはあのフルフルフルートにすら攻撃力で負ける
      そのためソロ狩猟においては攻撃力強化旋律を持たない武器が有利になりやすい環境になっており、
      ラギアホーン最終形の雷笛ヴォルトホーンとは武器倍率30もの差がある。
      旋律の種類はもちろん、ソロかマルチかによっても使いやすさはかなり変わってくるだろう。

MHXX

  • エンディングムービー間違った使い方で登場を果たすなど別方面で謎の活躍を見せているが、
    武器の方もG★3でジンオウガを狩猟することで限界突破を果たす。
    • ライバルは相変わらずライゼクスのグルンリヒトフラップ。
      どちらも強化時期が同じであり、攻撃力と防御力を強化する旋律を持つことが共通している。
      グルンリヒトフラップはこちらよりも攻撃力は劣り、旋律での上昇率も低いが会心率と斬れ味の良さを持つ。
      どちらもG★4の強化で紫ゲージが出現するが、こちらは斬れ味レベル+2が必要なのに対しあちらは素で紫ゲージが出現する。
    • 会心率や旋律の補正を含めた物理期待値は勝っているものの、
      匠を外した分にあちらが他の火力スキルを付けてしまうと差が厳しくなってしまう。
  • HR解放後に出現する獰猛化ジンオウガの素材を使うことで、究極強化の真・王牙琴【天禄】となる。
    ここまで来ると攻撃力強化の旋律を持つ最後の強敵である電電大太鼓【雷神】も並んでくる。
    それぞれを比較すると
    ※期待値は旋律と会心率のみで斬れ味補正は抜き
    武器名攻撃力
    期待値
    会心率スロット斬れ味
    (匠込み)
    属性値
    真・王牙琴【天禄】300
    360
    0%白30
    (紫40)
    40
    グルンリヒトフラップ300
    362
    20%紫10
    (紫60)
    42
    電電大太鼓【雷神】320
    374
    -10%○○白30
    (紫20)
    32
    究極強化で攻撃力がグルンリヒトフラップと同じになるため、旋律の倍率では勝るものの会心率の差で期待値ではわずかに負けてしまっている。
    超会心の使い勝手が向上したこともあり、素で会心率と紫ゲージを持つグルンリヒトフラップが強敵。
    旋律の倍率の関係でパーティー時の総火力は勝るため複数人での狩りには有利な点で差別化したい。
  • また、弦楽器という繋がりからかガンズ=ロックに派生できるようになっている。
    そしてエンディングで仲良く謎の活躍をしている。

MHW:I

  • ジンオウガの復活とともにこちらも登場。最終強化は王牙琴【鳴雷】である。
    その性能は
    • やや控えめな攻撃力1092 (武器倍率260)
    • 高めの雷450
    • 会心率0%
    • 斬れ味は素で、匠Lv5で紫20
    • Lv2スロットが1つ
    • 音色は
  • 属性系の旋律が中心で、属性攻撃力UPから全属性耐性値UPで攻防共に属性数値を強化し、
    響音旋律属性系効果UPでさらに強化可能。
    そして最大の特徴は全属性やられ無効の旋律が演奏可能である事。
    雷属性が有効な敵には厄介な属性やられが発生するケースが多い。
    怒り喰らうイビルジョーオドガロン亜種は龍属性やられにより属性攻撃を不可能にしてくるため、
    属性やられ無効を奏でておくことでパーティーへ大きく貢献できる狩猟笛である。
    もちろんジンオウガ亜種と戦うときにも有効。
    ジンオウガ亜種は咆哮【小】なため聴覚保護【小】&風圧無効の旋律も極めて有効。
    原種武器で亜種に立ち向かう様は映える!
    これらモンスターは雷属性弱点なため、その面でも相性は抜群。
    イビルジョーには龍属性も有効なので響周波【龍】も地味にうれしい。
  • 演奏音が特徴的な笛のひとつで、なんとジンオウガとの戦闘BGMのアレンジとなっている。
    ディノバルドやラージャンの笛も、演奏でそれぞれの戦闘BGMのワンフレーズが流れるのだが、
    こちらは元がベース音という事もあり、戦闘BGMが流れる笛の中ではかなり分かりやすい。
  • ポーズセット「武器構え」の有料DLCを導入すると、
    弦を爪弾くアクションで実際に効果音が発生する笛の一つである。

MHF

  • 遷悠武器としてG8より登場。
    王琴トドロキを原型とし、最終的に真・王牙琴【天禄】へ強化可能。
    原型であるトドロキの生産はHR5以上、真・王牙琴【天禄】への強化はGR100以上*3を要する。
  • 王琴トドロキの性能は
    • 攻撃力1404、雷660と高水準
    • 匠スキルで紫ゲージを発現可能
    • 音色はPTプレイ前提環境で非常にありがたい攻撃力強化【大】と、
      G級序盤で活躍する防御力強化【大】旋律が演奏可能
    と、防具の強化効果を抜いた天嵐覇種武器と同等の性能を有している。
    流石に防具と合わせたこれら武器には負けるが、
    HR5の時点でそれらと同等の性能を持つ武器を得られるのは非常に大きなアドバンテージとなるであろう。
  • 最終段階の真・王牙琴【天禄】の性能はGR100以上でないと強化できないだけあって
    • 攻撃力2511、斬れ味は空色を獲得と物理面が大幅に強化
    • 雷属性値も830まで上昇
    • 音色はそのままで、どれもG級クエストには非常に有用な効果
    と、音色を除けばこの笛の雷属性版と言っても違和感がない性能になっている。
  • 更に強化段階関係なく、遷悠武器の固有効果である早食い自動発動も見逃せない。
    自身の生存率を高めるほか、狩猟笛の支援能力の高さをさらに強化できるスキルであり、
    これが自動発動できるということは防具のスキルを別のに回す余裕が生まれるということである。
    特に、有用スキルが一気に増えるG級ではこの点を活かした差別化を考えれば、
    同じく有用効果である武器の納抜刀速度UP効果を持つG級技巧武器との差別化も容易なものになるだろう。

金狼琴トドロキ

MHX

  • MHXに登場する特殊個体金雷公ジンオウガの素材から作られる、まばゆい緑と金の狩猟笛。
  • あしらわれている帯電毛がよりボリューミーになっており、
    通常種・亜種の笛が片刃斧のような形状だったのに対し、
    金雷公の笛はさながら両刃斧のような形状である。
  • 生産時の武器名は「金狼琴トドロキ」。
    9回の強化を経て「金狼牙琴【鳴雷】」に銘を変える。
    最終強化の性能は…
    • 王牙琴と同じの音色
    • ちょっと伸び悩んだ攻撃力170
    • 高めの雷属性40
    • 添える程度の会心率10%
    • 斬れ味は素で青ゲージ、匠で長めの白ゲージ
    • スロットなし
    • 二つ名武器の狩技ゲージ増加ボーナス付き
    通常種の王牙琴よりも若干属性寄りだが、使い勝手はあまり変わらない。
    幾多もの金雷公を下し、9回に渡る強化を乗り越えるのは骨というか心が折れるが、
    狩技中心に戦うならば王牙琴よりこちらが良いだろう。

MHXX

  • 金狼牙琴【鳴雷】は究極強化で極・金狼牙琴【轟】に銘を変える。
    • 攻撃力280
    • 雷属性46
    • 会心率10%
    • 斬れ味は素で白ゲージ50、匠で紫ゲージ30
    • の音色
    • スロットなし
    • 二つ名武器補正
    やや低めの攻撃力とスロット無しがネックだが、それ以外は優秀である。
    と言っても他の狩猟笛から抜きんでるほどの高性能ではなく、
    二つ名武器の作りづらさを考えると作製の必要性は高くはない。
    狩猟笛の固有狩技はさほど優秀でなく、二つ名補正がアドバンテージになりづらいのも残念。

余談

  • 王牙琴に付く鳴雷(なるいかづち)は八雷神の一つである鳴雷神から採られた銘である。
    黄泉国において伊耶那美神の左足にいた神であると言われている。
    八雷神は容姿や性格などの詳細が分からない神々ではあるが、雷雨を司る竜蛇神とされることが多い。
    それぞれが雷の諸要素を表すとする説もあり、鳴雷神は鳴り響く雷鳴を神格化したものと言われている。
    現代でもこの神を祀る鳴雷神社が各地に存在する。
  • 真・王牙琴に付く天禄(てんろく)とは、天から授けられる恵みのことを指す。
    狩りに有用な演奏効果を付与できる狩猟笛らしいことばである。
    また、中国の伝承に登場する霊獣のことも指す。
    頭部には一本の角が生えており、その姿はあるいは鹿に似ているんだとか。
    二本の角を持ち、をモチーフにしているジンオウガの武器の銘の元ネタとしてはやや不適当な気がするが、
    まぁモンハンの武器では割とよくあることなのであまり気にしてはいけない。
  • MHXXのエンディング「パーティ☆ニャイト」で龍識船の雑貨屋が演奏しているのがこの武器。
    …問題はその演奏法なのだが、明らかに弦を弾いている。つまり、完全にベース
    狩猟『笛』と言う武器の概念に公式が疑惑を投げ付けるとは誰が想像しただろうか。
    遂に開き直りやがった。
    • ちなみにその隣では、なんとあの主席研究員がこれまたギター(ベース)型のガンズ=ロックを演奏している。
      やっぱりこちらもしっかり弦を弾いている
    • 一応擁護しておくと、普段ハンターが使用しているような狩猟笛サイズではなく、
      一般的な楽器と同じ大きさであるため、レプリカなのかもしれない。
      笛としての尊厳を失わずに済みそうである。
  • かつてモンスターハンター10周年企画の一端として、
    ギターの大手メーカーESPとのコラボギターが発売されたことがあった。
    多くのハンターに【鳴雷】やジンオウガがモチーフになるのではないか…と予測されていた中、
    現れたのはあろうことか大剣に弦の張られたリオレウスギターであった。
    もちろん精巧に製作された非常にカッコいいギターではあるのだが、
    特にジンオウガファンからは残念がる声も聞かれたとか。

関連項目

モンスター/ジンオウガ
モンスター/金雷公ジンオウガ
武器/王牙武器
武器/狼牙琴【異獄】


*1 MHX以降のフレーバーテキスト。4G以前は王琴トドロキと同じテキスト内容である。
*2 のけぞり無効の旋律でも風圧対策はできるが、風圧無効と比べると旋律の維持が難しい
*3 2017/4/19アップデート前はGR500