◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ハシバ】 ◆殺◆
登場エピソード
「でもな、止める奴なんか誰もいねえ。上から順番に、みんな狂ってくのさ。フザけた話だろ……」
人物
- サムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクランのグレーターヤクザ。オヤブンのイシイ・ウェイダから重用されている。愛車はヤクザカマロ。
- かつては「ソンケイ」を体現する偉大なグレーターヤクザだった。
- 同クラン所属のレッサーヤクザであるアベは、かつて自身に数々のインストラクションを授けてくれた彼を今も尊敬している。
- ニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(74):電脳麻薬とメガデモによると、電脳麻薬「イルカチャン」をハッカーたちに製造させ、裏社会に流通させていた立場のようだ。
- しかし、死期間近と思われていたウェイダがサイバネ化により延命に成功したばかりか、ともすれば全盛期以上の頑健さを身に着けたことで、ウェイダら古参幹部がテックの力でいつまでもクラン上層部に居座ることへの恐れ、ひいては己の将来への不安を抱くようになり、自分たちがシノギとする違法薬物に溺れ、堕落してしまった。
- ウェイダの幼妻をイルカチャン中毒にしたり、サムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクランと敵対するマン・オブ・ウォー・ヤクザクランと内通を行うなど、もはや気の迷いでは済まないレベルの行いに手を染めている。
- さらに始末の悪いことに、正常な判断力を失っていることは当人含め誰も気づいていない。
- 「マグロ・サンダーボルト」の真の主人公であり、マグロは彼の失態が発端となって走り出した。
外見
- ジェイクを捕まえた際や後の回想シーンでは光沢ヤクザスーツを着ていることが描写されている。それ以外はネクタイと生体LAN端子くらいしか外見描写がない。
サイバーイルカ妄想
- 電脳ドラッグや薬物の産物である幻覚サイバーイルカと対話し、破滅していくハシバの姿を一部、ご紹介する。
- ここに引用された断片でさえ序の口であり、エピソードの進展に伴い彼の妄想はより深刻化の一途を辿る。
※二重鍵括弧はサイバーイルカのセリフ
- 電脳ドラッグと薬物を同時にキメながら:
『こんな事してると、ソンケイを失っちゃうよ』
「大丈夫さ、時代は変わったんだ」
- 捕えた「ジェイク」の違和感をクローンヤクザに報告され:
「それに、大して人相も違わねえだろ……ふざけやがって……」
未だ電脳ドラッグが残留するハシバの目には、周囲にいる連中が全員ローポリゴンに見えていた。
- 「取り違え」に怒り心頭のウェイダからIRC通信を受け:
彼はまだ左右に浮かんで見えるサイバーイルカに語りかける!
「オイ、あれは確かにジェイクだったよな?」
『サイバネに溢れたこの世界で、ジェイクかどうかを精確に定義するのは難しいね』
「じゃあどうすんだ」
『ソンケイを信じるんだ』
「つまり俺が奴をジェイクだと認識した事が重要なわけだろ」
『そうさ』
『彼が俺はジェイクじゃないって言っても、彼自身にそれは証明できないんだ』
「そうだよな!」
ストーリー中での活躍
「大丈夫さ、時代は変わったんだ」
- ウェイダからラッキー・ジェイクを捕獲し、一定速度以下になると爆発する拷問処刑装置を取り付ける命令を受けていた。
- しかし、電脳ドラッグがキマっていた彼はジェイクが咄嗟に用意した人種レベルで別人と見分けがつくはずの替え玉を判別できず、誤ってその別人に装置を取り付けてしまう。
- 自らの失態でクランが存亡の危機に陥ったことにも気づかず、電脳麻薬製造工場でトリップを続けていたところにウェイダからの叱責通信を受けて錯乱。状況を把握できないまま危機感に囚われた彼は、憶測と自己欺瞞を重ねた末「狂ったウェイダが自分を処刑しようとしている」と結論付け、逃走を考えるが、今度は味方などいないという妄想に憑かれ、以前から内通していた敵対ヤクザクランの支援を受けてウェイダ抹殺を決断する。
- ニンジャスレイヤー抹殺計画の司令塔となっていた己のクランにカチコミをかけ、ウェイダ抹殺まであと一歩というところまで達する。が、そこにかつて目をかけていた後輩ヤクザ・アベが乱入。皮肉にもかつて己が授けたインストラクションに阻まれる形で襲撃は失敗する。
- その後、なぜか廊下に転がり助けを求めていた血まみれのイルカに天啓を受け、それを助けて敗走。完全に現実から乖離してしまったハシバが、内なる声に導かれるままたどり着いた場所は、電脳麻薬製造工場であった。
- 「シャード・オブ・マッポーカリプス(74):電脳麻薬とメガデモ」によると、電脳麻薬「イルカチャン」には捕らわれた本物のイルカの脳波や声が使われており、そのせいか「助けて」などの幻聴を聞くケースもあったという。
- 後を追って来たアベがそこで見たものとは……。
- 幻覚と妄想に囚われたまま被害を拡大させ、ケオスの中で果てたその姿を見届けた実況TLは、彼の運命のインガオホーへの困惑と「クスリ・ダメ・ゼッタイ」の声で包まれた。
一言コメント
「そうだよな!」
- 生体から抽出するドラッグという発想の元はアドレノクロムかしら。元ネタは人間から抽出する麻薬という設定だけど海産物由来になったのは右展開用のヒネりかな -- 2020-08-31 (月) 19:55:55
- 当Wikiの各記事を読んでると5本に1本は下らないペースでコメント欄にソン信構文が出てきて何を信じればいいのかわからなくなってきた -- 2022-03-23 (水) 08:06:04
- ↑ソンケイを信じるんだ -- 2022-03-23 (水) 08:09:40
- 辛辣な罵倒が印象的なチバくんだけど「豚でも見分けかつくぞ」は本心で言ってそう -- 2022-03-31 (木) 20:05:15
- イルカは漢字で海豚と表記できるから・・・ -- 2022-04-18 (月) 07:46:40
- 最近ハシバメソッドの一つ「いいですか、落ち着いて~」に触れてもニューロン浸食が深刻ではなくなってきた。ニューロンが強化されたんだな!(昏睡からの回復キメた目) -- 2022-05-28 (土) 00:17:32
- スズメバチの黄色でも居た関わりたく無いけど見る分には楽しいクズなのかな? -- 2022-11-26 (土) 06:48:57
- ↑4 ソウカイヤの豚、トラッフルホッグ=サンは、カラテできないなりにキンボシの手柄を上げて、ニンジャスレイヤー=サンを大ピンチに陥れた。彼ならば、ジェイクとニンジャスレイヤー=サンを間違えることも無かったハズ、ですね。 -- 2022-11-26 (土) 14:00:21
- これアマクダリからはハシバの計画的犯行とみなされて全責任を負わされてたりするんだろうか -- 2022-12-04 (日) 21:18:43
- 建設会社というとてもソンケイが重視される会社で、そのオヤブンである社長の死後も、その指示を受けられるようにするAIプロジェクトが進行中だというニュウスーを聞いて、ハシバ=サンのような人が出てくる未来もあながちフィクションでは無くなっていくかもしれないなあなどと -- 2024-06-21 (金) 16:26:59