プロフェッサー・オブ・ハンザイ

Last-modified: 2024-11-03 (日) 21:00:20

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0423 【プロフェッサー・オブ・ハンザイ】 ◆殺◆
汎罪主義を掲げる秘密結社「ハンザイ・コンスピラシー」の頭目らしき存在。VPN空間に世界各地の犯罪組織を招集し、掟、援助、蜘蛛意匠の指輪を与え、ハンザイシャとして競わせている。知能指数4000。

登場エピソード

 

「完璧な計略、完璧な準備、そのうえでやはり、スタンドプレーの運というものは不可欠。コインは表と出るか裏と出るか……フフフフ……ハゲミナサイヨ!」


人物

  • 国際ニンジャ犯罪組織「ハンザイ・コンスピラシー」の首領。
    • 本文中では「プロフェッサー」と略されることもある。なお、予告編や「スレイト・オブ・ニンジャ」等には「プロフェッサー・ハンザイ」との表記も見られるが、この表記は本編には存在しない。
  • 推定知能指数4000超という天才的頭脳の持ち主であり、その圧倒的なカリスマ性と、彼の側近と目されるデス・ライユーの恐怖を以て組織を運営している。

外見

  • 紫のスーツに身を固め、紫のニンジャ頭巾を被っている。
  • 右目だけに開けられた覗き穴には、見せつけるように片眼鏡をつけている。
  • ステッキを携えている描写がある。

元ネタ・考察

  • 元ネタは、アーサー・コナン・ドイル作の推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する、名探偵シャーロック・ホームズの宿敵「ジェームズ・モリアーティ」であろう。
    • 弱冠21歳にして二項定理に関する数学論文を発表し、大学の数学教授として働いた経験もあるほどの頭脳を持つ人物だが、その裏の顔は、ロンドンの未解決事件のほぼ全てに関与しているとされる大悪党である。自らは手を下さず、配下に知恵を授けることで狡猾に悪事を働く様は「巣の中心に座す蜘蛛」に例えられ、ホームズからも自身と同等の天才であることを認められている。
    • ただし、モリアーティの初出作品である『最後の事件』では、彼自身が直接ホームズのもとに出向き、あまつさえ取っ組み合いまで演じている。また、当初の彼は「ホームズの物語」を終わらせるために創作されたキャラクターという側面が強く、今日における「組織の力で敵を追い詰める犯罪立案者」というモリアーティ像は、『最後の事件』の後に発表された長編『恐怖の谷』*1や、後世のパスティーシュによって形成された部分が大きい。
  • 「プロフェッサー・オブ・ハンザイ」は中黒込みで文字数15文字であり、これをニンジャネームとして解釈すると、2024年11月の時点で名前の長さは2位である(1位はフラウィウスウァレリウスセウェルスの17文字)。

ワザ・ジツ

  • 現時点ではカラテのワザマエやジツの有無は不明。

ハンザイVPN


ストーリー中での活躍

ネタバレ格納な

一言コメント

コメント欄な
  • モリアーティモチーフからお出しされたこの名前で思わず笑ってしまった…けどこの人まさか実はどこぞのクキキだったとか無いよね…? -- 2024-06-23 (日) 05:51:56
  • ↑クキキはフランス支部のロキじゃないか。 -- 2024-06-23 (日) 07:17:13
  • 汎罪の汎って片眼鏡に見えなくもない気がする -- 2024-06-24 (月) 03:15:09
  • 怪人二十面相みも感じる -- 2024-06-25 (火) 14:32:11
  • 藤子不二雄A先生のミスターXのイメージ。「フフフフ……紅蜂=サン……ハゲミナサイヨ!」 -- 2024-06-25 (火) 18:45:00
  • 私の推定知能指数は4000超です… -- 2024-06-25 (火) 20:17:02
  • ゼンモンドー何段あるのかなーッ? -- 2024-06-26 (水) 20:35:04
  • これまでとはまた違ったタイプの組織のボス、期待しかない -- 2024-06-26 (水) 22:35:23

*1 時系列上では『最後の事件』より前に位置する物語で、生前のモリアーティの暗躍が描かれている