Tier 7 イギリス 中戦車
スペック
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | Rolls-Royce Meteor | 75 mm Gun Mk. V | A34 | Cromwell Mk. IV | 1,050 | WS No. 19 Mk. II | |
600 | 34 | 76/64/57 | 450 | ||||
19.66 | 48 | 360 | |||||
3.7-inch Howitzer開発時 | Rolls-Royce Meteor | 3.7-inch Howitzer | A34 | Cromwell Mk. IV | 1,050 | WS No. 19 Mk. II | |
600 | 34 | 76/64/57 | 450 | ||||
19.73 | 48 | 360 | |||||
75 mm Vickers HV開発時 | Rolls-Royce Meteor | 75 mm Vickers HV | A34A | Cromwell Mk. IV | 1,150 | WS No. 19 Mk. III | |
600 | 34 | 76/64/57 | 550 | ||||
19.60 | 46 | 360 | |||||
OQF 77 mm Gun Mk. II開発時 | Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | OQF 77 mm Gun Mk. II | A34A | Comet Mk. I | 1,150 | WS No. 22 | |
650 | 36 | 102/64/57 | 700 | ||||
19.88 | 46 | 380 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75 mm Gun Mk. V | AP APCR HE | 56 7G 56 | 120 165 38 | 110 110 175 | 20 | 2,200 | 1.90 | 0.38 | 61 | +20 -13 | |
3.7-inch Howitzer | HE HEAT | 156 14G | 47 110 | 370 280 | 8.57 | 2,400 (HEAT) | 2.30 | 0.53 | 48 | +20 -10 | |
75 mm Vickers HV | AP APCR HE | 100 7G 56 | 145 202 38 | 135 135 175 | 15.38 | 2,076 | 2.30 | 0.36 | 61 | +15 -8 | |
15.38 | 2,076 | 2.30 | 0.34 | 61 | +20 -12 | ||||||
OQF 77 mm Gun Mk. II | AP APCR HE | 150 7G 75 | 148 208 38 | 140 140 190 | 15.38 | 2,153 | 2.30 | 0.34 | 61 | +20 -12 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7イギリス中戦車。
マッチング上ではHT扱いとなる。
HTの相手をすることが多くなるので、弱点はしっかり押さえておきたい。
速度を減じて他を全て向上させたクロムウェル。 - 火力
- 75 mm Gun Mk. V
初期砲。
貫通力が決定的に足りておらず、格上に対してかなり厳しい。
相手によっては側面とってなお弾かれるので早急に取り替えたい所。 - 3.7-inch Howitzer
いつもの3.7インチ榴弾砲。
自由に車体天板をぶち抜ける凄腕戦車長以外はやめておいた方が無難である。 - 75 mm Vickers HV
貫通力が大幅に向上。
同格MT相手なら気にならないが、格上相手にはやや不足気味。
APCRを多めに積んで格上にも対応出来るようにしよう。 - OQF 77 mm Gun Mk. II
最終砲。
Churchill VIIと同一で、75 mm Vickers HVから性能が微増しただけに見えるが、俯角が12度に向上しただけでなく、拡散が減少しスタビが搭載可能なので段違いに射撃しやすくなっている。
精度にも優れており、遠距離狙撃も可能。
- 75 mm Gun Mk. V
- 装甲
車体正面は数値だけ見れば次のセンチュリオンと大差ないが、完全に垂直なので格下からも簡単に撃ち抜かれる。
砲塔も基本的には数値通りなので格下にしか通用しない程度なのだが、端の一部が防楯と重なり数値以上に異様に硬い部分があるので、精度の悪い砲だとそこで防げることがある。
また砲基部のアゴはそこそこ硬い。 - 機動性
前身より最高速・加速共に低下しており、HT相手のNDKはし辛くなったが、
それでもTier7MTとして高い機動力を持っており、素早い陣地転換も相変わらず難なくこなせる。 - 総論
Tier7MTとして充分に高いポテンシャルを持つコメットだが、戦力値が重戦車扱いなので、対抗にTiger I、T29、ISといった強敵が来る。単独TierTopだと苦戦を強いられることもしばしば。
しかし決して勝てないことはなく、返り討ちにできる力も十分あるので、諦めたりせず堂々と戦ってもらいたい。
さらに言うと、現状戦力値の存在を忘れる程マッチメイカーが荒ぶりがちなので、この欠点もさほど気にならない。
史実
ドイツ重戦車に対抗できるイギリスの切り札に、17ポンド砲がありました。
これをクロムウェルに搭載しようという計画が持ち上がりましたが、砲身はもとより、閉鎖機である尾栓が大きすぎて砲塔を大型化するにも設計上の無理があり、搭載は不可能であると判断されました。
これに対し、車体を拡大することで対応しようとする案として、正式化された巡航戦車チャレンジャー(A30)の不具合を改修できる限り行いましたが、拡大化されたのに対して、エンジン等がそのままだったために、機動性と信頼性が低下してしまったことに加えて、アメリカから続々到着するM4シャーマンの砲塔を改良して17ポンド砲を搭載した、ファイアフライの完成で活躍の機会を失ってしまいます。
双方を比べたところ、明らかにファイアフライが優っていると下され、実戦部隊にはファイアフライが装備されて行きました。
M4シャーマンの砲塔は、将来的に強力な砲を搭載出来るように余裕がある設計をしていましたが、17ポンド砲は長過ぎる尾栓を持つために、無線機を収めていた砲塔後部を、バスルという張り出し式にして拡張、ここに無線機を収め、それでもギリギリなので、尾栓を90度横に向けて搭載するという、涙ぐましい改造の末に完成したのです。
対して、設計上から車体を小さく抑えようという巡航戦車のコンセプトでは、狭い砲塔をどんなに改造しても、巨大な17ポンド砲の搭載は無理と軍は決定を下しましたが、それでも諦め切れなかったヴィッカース社は、砲尾部を小型化したコンパクト版17ポンド砲である77mm戦車砲を開発、搭載する車体をクロムウェルからの流用としましたが、改造箇所が実に60%となり、1944年2月に完成した試作車は、事実上新型といっても差し支えないほど、見違える車体に仕上がっていました。
この新型戦車は、巡航戦車コメット(A34)として正式化され、1944年9月には量産車両が完成しましたが、実戦投入されたのは1945年3月のライン川渡河作戦で、実質上この時にはドイツ機甲部隊が壊滅状態だったので、殆ど実戦らしい実戦を経験しないまま終戦を迎えました。
それでも、戦後も引き続き生産されて約900両が完成しました。
愛称は彗星を意味する英語Cometから取られている。
コメット
- 77mmの貫通力を、あと10、とは言わないから、せめて155程度にはしておくれよ。赤字が凄いんです、楽しいけれど。 -- 2017-08-09 (水) 11:18:23
- この子ホントに乗ってて楽しいな、けどDPM良すぎるからお財布にキツい子 -- 2017-08-21 (月) 15:07:25
- ホントにね。けものopsでも大活躍してもらったけど、代償にシルバーが激減したよ。 -- 2017-08-23 (水) 01:05:14
- 豆鉄砲なので課金弾以外使い所無し。 -- 2019-11-30 (土) 08:57:46
- Cromwellよりも圧倒的に行進間射撃が当たりやすくて楽しい。体感的に拡散が3分の2くらい。 -- 2019-12-11 (水) 18:59:47
- 単発火力が低いし装甲もあまり無いから弱いって昔は思ってました。何コレ!結構強いじゃない!って喜んでいたらシルバーが大量に逝きました…。 -- 2020-12-05 (土) 01:06:43