Tier 7 アメリカ 中戦車(課金戦車)
スペック
HP | 1,440 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 |
最高速度(km/h) | 56.3/30 |
重量/最大積載量(t) | 36.04/39.14 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.91 |
本体価格(ゴールド) | 7,000 |
パッケージ
T23E3 (7,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
T23E3 | Ford GAN T23 | 76 mm Gun M1A2 | VVSS T51 | T23D51080 | 1,440 | SCR 508A | |||||||
500 | AP APCR HE | 149 190 38 | 115 115 185 | 84 | 56 7G 56 | 18.18 2.20 0.36 | 40 | 76/64/64 | 42 | 380 | 395 |
解説
- 概要
Tier7アメリカプレミアム中戦車。
マッチング上では重戦車扱い。
優遇がありTier8までとしか当たらない。 - 火力
- 装甲
本車の大きな強みとして、1,440というTier7MTとしては規格外の潤沢なHPを持つことが挙げられる。
これはPantherと比較しても140もの差をつけ同格MT一位である、というか一部のTier8MTすら上回る。
一方で装甲厚自体は貧弱と言う他なく、格下の砲でもガンガン抜かれ、自走砲の直撃も貫通しやすい。
砲塔正面はアメリカ戦車らしい大きめの防楯で占められており一見強固に見えるが、実際には150mm程度なので格下相手でも過信はできない。 - 機動性
重量に対して若干エンジン出力が不足しており走り出しは少し遅い。また上り坂でも減速しやすい。
しかし履帯の性能がいいのか加速の伸びが良く、平地では50km/hまですんなり出る為、MTとしての機動性は十分。
下り坂を利用する事で一気に最高速度まで加速出来るため、上手く活用していこう。
また、本車にしかない特徴として、後退時の速度が非常に速い(30km/h)ことが挙げられる。
これを利用し、足の遅い戦車から逃げる際にそのまま後退するだけで振り切る事が出来たりもする。
飛び出し撃ちの際にもすばやく下がる事が可能なので、余り役立つ機会は無いかもしれないが覚えておいても損はない。
ガソリンを積む事で初動の加速の遅さがかなり改善され、快速戦車のような動きが可能になるので試してみても面白いかもしれない。- 総論
同格を上回る豊富なHPと、単発は低いが発射速度に優れた砲を持つTOG II*の親戚のような戦車。
それらを活かした撃ち合いに強く、他の同格戦車が1発撃つ間にこちらは2~3発は撃ち込める。
DPMも高いので貫通さえするのなら、相手に脅威を与えられる。
反面HPの高さ以外の強みに乏しく、多少の被弾は許容範囲内であるが早いうちに大ダメージを受けると、横から低火力の砲をぺちぺち撃つだけになる。
序盤は重戦車に弾を受けてもらい、HPを温存しつつ自分を見ていない敵を攻撃し、中盤以降に消耗した相手に強気の撃ち合いを仕掛けていくと良いだろう。
- 総論
史実
GE社エリー工廠が製作を担当し、T20、T22と競合試作されました。
T20中戦車の駆動系を電気式に変更したもので、T1E1重戦車と同様の電気駆動装置を搭載しており、ガソリンエンジンで発電機1基を駆動、トラクションモーター2基を作動させ、左右のファイナルドライブを経由して起動輪を回転させる、ガスエレクトリック方式を採用、現在で言うシリーズハイブリッド方式に似たものを採用しました。
機械式トランスミッションなどに比べて、パワーロスが少ないという触れ込みだったのですが、重量が1.9tも重い、価格が高い、何より信頼性に欠けてあらゆる部分で故障が頻発する、といった欠点がありました。
車体は圧延及び鋳造鋼板溶接製で、装甲厚は車体前面上部76mm47度、下部63mm56度、側面上部51mm0度、下部38mm0度、後部38mm0-30度、上面19mm、底面前方26mm、後方13mm、前面に避弾経始を持ち、前から操縦室(左)・前方機銃手席(右)、戦闘室、機関室という構成でした。
車体前面右にM1919A4機銃用ボールマウントを装備していて、車体前部上面には左に操縦手用ハッチ、真ん中にベンチレーター、右に副操縦手兼前方機銃手用ハッチがあります。
砲塔は装甲厚が砲塔防楯89mm0度、前面76mm0度、側面63mm0-13度、後面63mm0度、上面26mm、鋳造鋼板全溶接製で、2インチ発煙弾発射機を装備していましいた。
主砲は52口径76mm戦車砲M1A1、同軸機銃はM1919A4機銃1挺で、M62連動砲架に装着されていました。
砲塔駆動は流体式で、旋回速度毎秒15度、主砲俯仰角はマイナス10度からプラス20度が取れます。
砲塔上面右に両開きの車長用ハッチ、左に両開きの装填手用ハッチ、右前方に照準眼鏡付M4ペリスコープ、左にM6視察用ペリスコープを持ち、車長用ハッチにはM2対空機銃を装備していました。
地雷原突破時などに使用する遠隔操縦装置が搭載されています。
エンジンはフォードGAN液冷ガソリンエンジン(450馬力)で、これにより発電機を回して無段階変速電動モーターを駆動して走行、最大速度は56.3km/hでした。
1943年1月から開発され、3月に最初の2両が完成しました。
2号車は砲架をM79に換装し、砲塔ピストルポート、2インチ発煙弾発射機、車体後面上部ガントラベリングロックを廃止、携行弾数を主砲弾75発としていました。
3号車からは主砲を76mm砲に換装し、車長用ハッチをビジョンブロック付キューポラに変更、装填手用ハッチを銃架付旋回式にしました。 また、砲塔後部にM2重機関銃用対空銃架が装着されており、このM2重機関銃は装填手用ハッチの銃架に移して使用することもできました。
6号車からは砲塔ピストルポート、2インチ発煙弾発射機、車体後面上部ガントラベリングロックが復活し、砲塔後部対空銃架が廃止されていました。 そして、11号車からは砲塔後部にピントル式銃架が装着されました。
その後、サスペンションをトーションバーに変更したT23E3に改良されましたが、電気駆動の信頼性の無さは相変わらずでした。
1943年11~12月に250両ほど生産され、M4シャーマンの後継として1945年初めに前線への試験配備も検討されましたが、駆動系の信頼性の無さと、76mm砲の火力ではティーガー?やパンターに勝てないと判断されたため、M26パーシングに後を譲って開発はそこで終了しました。
この、ガスエレクトリック方式で当時成功した戦車は少なく、ドイツのポルシェ博士は熱心にポルシェティーガー?やマウスなどを試作、イギリスのTOG II*やフランスのFCM2CやG1Pなどが作られましたが、大抵はモーターの信頼性や大重量による大幅な低速、排熱の問題(ほとんどは発電用エンジンが全開のため))などにより、実用度の低さを指摘されて正式採用に至らなかったものが多かったのは、そのためでした。
コメント
- HPヤバいなw -- 2019-10-18 (金) 19:49:03
- 発射レート下げて良いから弾速アップとダメージ130にしてくんねーかな -- 2023-07-15 (土) 17:28:03