Tier 7 ドイツ 中戦車
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PzKpfw-V-Turm Ausf.G + 7.5cm KwK42 L/70
初期状態にして史実通りの装備。
黒騎士に憧れた戦車兵にとってはこれこそが"パンター戦車"だろう。
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PzKpfw-V-Schmalturm+7.5cm KwK45 L/100
7,5cm*100口径長=7,5mに及ぶ長砲身は圧巻。
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左:Pz.Kpfw. III/IV 右:PzKpfw-V-Schmalturm+7.5cm KwK45 L/100
従来の中戦車から一気に大型化した車体が、防御力と引き換えに隠蔽率の低下と被弾率の上昇を招いている。
スペック
車体
HP | 1,200 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 85/50/40 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 44.27/45.0 |
本体価格(シルバー) | 1,380,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Maybach HL 210 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. A | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | 1,200 | FuG 5 | |
650 | 25 / [21.15] | 100/45/45 | 310 | ||||
14.67 | 1.1/1.3/2.5 | 41 | 350 | ||||
10.5 cm Kw.k. L/28開発時 | Maybach HL 230 TRM P30 | 10.5 cm Kw.k. L/28: | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Schmalturm | 1,270 | FuG 12 | |
870 | 28 / [30.89] | 120/60/60 | 710 | ||||
19.42 | 1.0/1.2/2.3 | 30 | 380 | ||||
7,5 cm Kw.K. L/100開発時 | Maybach HL 230 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. L/100 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Schmalturm | 1,270 | FuG 12 | |
870 | 28 / [30.89] | 120/60/60 | 710 | ||||
19.42 | 1.0/1.2/2.3 | 30 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 150 194 38 | 135 135 175 | 13.04 | 1,760 | 2.30 | 0.35 1.47 ? | 81 | +18 -8 | |
10,5 cm Kw.K. L/28 | AP HEAT HE | 120 10G 128 | 64 104 53 | 350 350 410 | 7.50 | 3,075 | 2.30 | 0.53 2.54 ? | 42 | +18 -8 | |
7,5 cm Kw.K. L/100 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 198 244 38 | 150 150 185 | 13.04 | 1,956 | 2.30 | 0.32 2.54 ? | 80 | +20 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
前身のVK 30.02 (M)から引き継いだ7.5 cm KwK 42 L/70は発射速度が向上している。また本車輌を特徴付ける7.5cm KwK45 L/100が追加される。
以前は俯角の無さが大きな欠点の一つだったが、俯角8°まで取れるようになり地形への対応力がやや増した。
ハルダウンがやりやすくなったが、砲塔が特別固いというわけではないので注意。この車両に適した間合いを覚えていこう。
- 7.5 cm KwK 42 L/70(G 7.5cm)
初期砲。
この時点でTier7MTの初期砲としては貫通力が高めなので何とか戦える。低単発が悩みの種でありフリー経験値で飛ばしたくなるが、砲の開発は遅いので結構な量の経験値が必要となる。
最終砲になっても低単発は変わらないので練習も兼ねて気長に使っていこう。
- 10.5 cm KwK 42 L/28(A.W.)
Tier5付近では猛威を振るう砲だがTier7では流石に通用しないケースが多い。これをつけて出撃しようものなら味方の迷惑になり得るが、幸いにも開発は最後となっているので実際に使う事は無いだろう。
- 7.5cm KwK45 L/100(F Lange)
最終砲。長い付き合いだった初期砲の強化版。
この砲は同TierMTの中でもダントツの貫通力と精度を有するが、ダメージの割りに発射速度がやや控えめでDPMはTier7MTの中では平均的な値に収まっている。
単発の威力に乏しいため相手のプレッシャーになり辛く、何発も当てないとダメージをなかなか稼げないので注意が必要。
出会い頭のダメージ交換では不利なため、継続的に射撃出来る位置から精度を生かした狙撃を行うとよいが、車体の隠蔽率が悪く装甲もそれほど頼りにならないという欠点が有る。
見つかった時のために身を隠す場所や陣地転換先はあらかじめ想定しておこう。
- 装甲
- 車体
正面装甲は傾斜35度の85mmで疑似装甲厚は140mmとなかなかの数値で格下ならば十分に弾いてくれるが、ソ連の122mm D-25Tといった砲を真正面で弾くのは昼飯の角度を持ってしても難しく、
tier7HTと同レベルの最前線を張るのには無理がある。
また車体機銃口の膨らみは一枚板として処理されており弱点ではない。
下部は貫通80mm程度で抜かれてしまう上に後述のエンジン判定もある為、大きな弱点となっている。
- 砲塔
初期砲塔と後期砲塔は搭載出来る砲が同じであり、それぞれに強みがあるので選択の余地がある。
数値上の装甲厚は後期砲塔の性能が上だが、体感レベルで初期砲塔の方が正面からの攻撃を弾きやすいという話が有る。防盾の横幅が広いために防盾+正面装甲の部分が広いためかと思われる。
また初期砲塔は砲塔旋回に優れており、後期砲塔のそれとは大きい差がある。
なお欠点として、
初期砲塔はHPと視認範囲が低く、改良砲塔は正面を向いた時の投影面積が広くなっていることが挙げられる。
それぞれの長所・短所を考慮した上で、自分にとって最適を選択しよう。
- 機動性
履帯性能は良好だがエンジン出力が不足気味で、実用的な最高速はおよそ45km/h程度となる。砲塔の旋回性が悪く車高の高さも相まって接近戦への対応力は低い。
超信地旋回が可能であるため回り込もうとしてくる相手には意外と対処が可能である。
- 総論
主砲については一見狙撃向けの性能だが、隠蔽率が悪く発砲と同時に発見されやすいという難点が有るため、茂みや後方に篭りっぱなしの狙撃プレイには向いていない。
逆に至近距離での正面戦闘も単発の低さと薄い装甲のため撃ち負けやすい。いわゆる「一歩後ろ」の動きが求められる車両。
単発が低いため序盤で無理して早期に撃破されると全然稼げ無い。しぶとく生き残り手数を稼ぐ事を他車両以上に意識する必要がある。
幸い貫通力と精度は高めなので弱点を狙わなかったり、絞りきらずに撃っても貫通可能な場面がやや多めなので使える場面では利用する。
見つかった場合は速やかに身を隠し、陣地転換しよう。出足が悪く機敏さに欠ける機動力だが、旋回や移動に関しては困るほど低いわけではない。
エンジンや弾薬庫をやられやすい点については搭乗員スキルや拡張パーツでかなり改善される。もちろん極力撃たれないように動くのも大事。
史実
戦車隊の中核を担う主力中戦車としてPz.Kpfw.III、Pz.Kpfw.IVを統合した新たな開発計画を打ち立てた。
しかしバルバロッサ作戦で赤軍の装備していたソ連中戦車T-34に衝撃を受けたハインツ・グデーリアン将軍は、後に戦車委員会と呼ばれる事になる調査団を東部戦線に派遣しT-34の評価を行った結果、以下の長所が報告された。
1.避弾経始を取り入れた傾斜装甲を採用している。
2.幅広の履帯を採用し、機動性を向上させている。
3.同世代の戦車と比較して76mm砲は、大口径であり威力に優れる。
以上の結果からT-34の優れた設計思想の前に従来のドイツ戦車の設計思想では太刀打ち出来ないと判断しその設計を大きく変更させる結果となった。
ダイムラー・ベンツ社とMAN社に1942年4月20日のヒトラーの誕生日までに30-35t級新型中戦車VK 30.02の設計が発注された。
ダイムラー・ベンツ社はT-34に影響を受けたデザインとなり、砲塔はMAN社より小型化されたデザインであった。
この砲塔はPz.Kpfw.IVと同じく3人乗りであったが、7.5cm L/70はダイムラー・ベンツ社の砲塔には重く長かった為に砲塔乗車人数を2人に減らす計画を検討したがその計画は中止となった。
MAN社は従来のドイツ戦車の設計思想であり砲塔もPz.Kpfw.IVと同じく3人乗りであった。
2社の案は1942年1月から検討されフリッツ・トート軍需大臣(2月7日に飛行機事故死)、その後任のアルベルト・シュペーア軍需大臣によるレビューを受け、両者ともMAN社案よりもいくつかの利点があったダイムラー・ベンツ社案をヒトラーにすすめる事となった。
しかし最終提案時にMAN社はダイムラー・ベンツ社案を参考にした改善提案を提出。
同年5月、ヒトラーにより任命された特別委員会はMAN社案を選択し、ヒトラーも一晩検討しMAN社案を承認した。
その理由の一つとしてダイムラー・ベンツ社案は新型の小型砲塔を開発すると生産、設計を遅らせる結果となるが、MAN社案はラインメタル社が設計した既存の砲塔を使用出来る事にあった。
その結果、VK 30.02 (M)が採用され1942年4月に「V号戦車パンターA型(Sd.Kfz.171)」と命名された。
しかし1943年1月に「パンターD型」に変更され、A型の名はより後の型につけられている。
これについては諸説色々ある。
1943年7月4日、クルスクの戦い(ツィタデレ作戦)に新型車両として前線に出るが、燃料漏れによる火災や更にクルスクの戦いまでPz.Kpfw.V Pantherは秘密兵器として秘匿されていた事と形が非常にT-34に似ている為に味方から誤射をされたりとクルスクの戦いで同じ新型車両として配備された自走砲Hummel、駆逐戦車Nashorn(未実装)(当時の名称はHornisse)、駆逐戦車Ferdinandと比べると欠点ばかりが目立つが、その後の改良によってドイツ軍主力戦車としての地位を築いてゆく。
だが、Pz.Kpfw.V Pantherの戦闘能力にソ連はIS-2を、アメリカはM26 Pershingといった重戦車導入の流れに直接繋がってしまう。
余談ではあるが、よくPz.Kpfw.V Pantherの導入コストの話が出てくるが、武装と無線機を除いた金額であれば以下の通りの金額となる。(金額に関しては資料にバラツキがある為あくまで参考程度で受け取って欲しい)
Pz.Kpfw.V Pantherは117,100ライヒスマルク。
Pz.Kpfw.IIIは96,163ライヒスマルク。
Pz.Kpfw.IVは103,462ライヒスマルク。
Pz.Kpfw.VI Tigerは250,800ライヒスマルク。
兵器としての最高金額は80cm列車砲であるSchwerer GustavとDoraの7,000,000ライヒスマルク。
G型ではごく一部に赤外線暗視装置を世界に先駆けて装備している。
また、エンジンの排熱を利用して暖房器を設けたり、エンジンの過熱防止用の自動消火装置(ただし故障が多い)、排莢時自動的に蓋が開閉して排気する機構等、新機軸が山盛りであったが、射撃時の排煙は凄まじく、装填手がガスを吸って倒れる、戦闘終了後は煤で真っ黒になる等があり、車内に空気清浄機を増設する計画まであった。
コメント
- もの凄く使いづらい… -- 2020-11-01 (日) 18:32:04
- 旋回がね…昼飯も操舵も予め向かいたい場所に車体を向ける必要がある -- 2020-11-02 (月) 03:12:54
- L70とL100どっちがいいのやら悩む -- 2020-11-02 (月) 17:59:43
- 単発火力が150になったね -- 2021-10-18 (月) 16:28:25
- 単発UPの恩恵に期待して乗ってみたんですけが…やっぱ辛いっす(涙 -- 2021-10-18 (月) 17:00:30
- 普通に戦えていい車両だと思う -- 2021-10-18 (月) 22:17:07
- なんかVK 30.02 (M)よりも正面装甲の傾斜緩くなってね?気のせい? -- 2023-10-29 (日) 17:30:35