P-40

Last-modified: 2024-01-08 (月) 21:55:31

Tier5 アメリカ 戦闘機 Curtiss P-40 Warhawk

Hawk 81.jpg
▲初期状態(Hawk81)

Hawk 87.jpg
▲最終状態(Hawk87)

 

スクリーンショットはエンブレム・ノーズアートなし

 

性能一覧(v2.1.11)

スペック解説

項目初期状態最終状態
火力
Gun Armament
1015
爆装
Bombs and Rockets
0
抗堪性
Survivability
7
耐久値
Hit Points
240250
速度
Airspeed
3943
最適高度最高速度(km/h)
Top Speed at Best Altitude
570610
最大降下速度(km/h)
Maximum Dive Speed
750780
機動性
Maneuverability
63
一周旋回時間(s)
Average Time to Turn 360 deg
10.8
横転率(°/s)
Rate of Roll
130
最適速度(km/h)
Optimum Airspeed
365380
失速速度(km/h)
Stall Speed
150
高度性能
Altitude Performance
49
最適高度(m)
Optimum Altitude
1,600
上昇率(m/s)
Rate of Climb
114.9121.1
フラップあり
ブースト時間(s)8
本体価格(Cr)334,000
 

装備

武装

固定武装

翼内機銃ダメージ/秒発射速度
(rpm)
有効射程
(m)
4x 12.7 mm M2 (W)46700549
6x 12.7 mm M2 (W)
 

その他の項目

機体

名称耐久値
Hawk 81240
Hawk 87250
 

エンジン

名称馬力
(hp)
冷却方式ブースト時間
(s)
V-1710-331,050水冷8
V-1710-391,100
V-1710-851,200
 

搭乗員

1Pilot
 

派生軍用機

派生元P-36
派生先P-51AP-38F
 

解説

  • v2.0
  • v1.9
    カーチス P-40 (Curtiss P-40) は第二次世界大戦期のアメリカ陸軍の戦闘機である。
    前身のP-36に更に大型の水冷エンジンを搭載した派生型が原型で、ゲーム内の性能も速力の向上に傾倒したものになった。
    特に降下速度が大幅に向上。高空から速度の乗せて急降下して、一撃の後に反転離脱する一撃離脱戦法に適している。
    高度と速度を維持して一撃離脱を繰り返す限り、強機体なのだが、その分、他の性能が今一。エンジン出力が不足気味で、失速速度も高く、低速低空域での巴戦は、苦手としている。
    低空域に留まっている当機は、鴨でしかないので注意。余程有利な状況でもない限り、低空域に留まるのを慎む必要がある機体だ。
    武装は、F4Fと同じ翼内の12.7mm機銃4門をベースに、同機銃を6門まで強化できる。
    数値上の火力は低目だが、性能が均一な機銃のお陰で、狙った所に弾が集中しやすい。一撃離脱戦法との相性はいい。
    しかし、瞬間火力の低さと、機動性の優劣で、標的の選定とコースの読みが甘いと撃破に十分な掃射時間を得るのが意外と大変だ。
    欲張って速度を落として強引に後ろを取ろうとすると、離脱に苦労する事になるので、状況を見極めよう。
    割りとオールラウンドプレイヤーだったP-36と比べて、得手不得手がはっきりとしている。
    高空からの一撃離脱に最適化されたP-51シリーズの予行練習に、この機体で一撃離脱戦法を徹底して極めるのも悪くない。
     

史実

 カーチス P-40 (Curtiss P-40) は第二次世界大戦期のアメリカ陸軍の戦闘機である。愛称はウォーホーク (Warhawk:アメリカで「タカ派」を指す言葉) 。
性能的には平凡な機体であったが、実用性が高く常に量産体制が整っていた事もあり、他の戦闘機の補完的存在として広く使われた。
アメリカ陸軍のみならず連合国各国にも多数が供与され、イギリス軍ではC型までをトマホーク (Tomahawk:インディアンの用いた斧)、D型からをキティホーク (Kittyhawk:ライト兄弟が初飛行に成功した場所) の名称で装備した。

 

 1938年、P-36の改造型として空冷エンジンを液冷のアリソンエンジンに換装しXP-40として初飛行した。この機体は、最大速度で原型のP-36よりも70kmも速かったので、直ちに量産命令が出てフランスに援助機として振り向ける事となった。しかし1940年のフランス敗戦により、援英機として、トマホークの名でイギリスに供与された。
日中戦争で日本軍の攻勢に苦しんでいた中華民国の蒋介石の妻で、国民党航空委員会秘書長でもあった宋美齢のアメリカ軍への呼びかけにより、中華民国空軍の訓練教官及びアドバイザーとして国民党政府に雇い入れられたクレア・リー・シェンノートにより、アメリカの「義勇兵」パイロットで編成されたAVG(フライング・タイガース)はP-40を129機装備し、国民党軍を支援するため中国で活動した。

 日本軍の九七式戦闘機や九七式重爆撃機、少数の隼(加藤隼戦闘隊)を相手に一撃離脱戦法で戦い、1941年12月20日~翌年6月12日の解散までに「フライング・タイガース」側の記録では撃墜・撃破171機(日本側記録89機)の戦果をあげ、自らは80機を失ったとされた(この「撃墜記録」は、報奨金獲得のために水増しされているとの意見もあり、実際に日本側の被撃墜記録との乖離が激しい)。
また、1941年12月の太平洋戦争(大東亜戦争)開戦時にアメリカの植民地のフィリピンに配備されていた同機は、零式艦上戦闘機や一式戦闘機「隼」をはじめとする日本機の邀撃に当たったが空戦性能に遅れをとり劣勢に立たされた。

 連合軍は後に武装の貧弱さと高度性能の改善をはかり、マーリンエンジン搭載に改良したF型を投入し、これを「ウォーホーク」と称した。P-40Fは高々度において、はるかによい性能を発揮した。しかし、あまり多数のマーリンエンジンは入手できなかった。というのは、よりすぐれたノースアメリカン P-51 マスタング にそのエンジンの優先権が与えられていたからである。
エンジンと武装の改良を繰り返し最終のQ型まで総数13,738機生産された。地味ではあるが大戦の前期に連合国各国へ供与された機体は、日本軍やドイツ軍に対して劣勢な中で重要な使命を担った。

 

 なお、大日本帝国陸軍は完全な状態のP-40を数機鹵獲し、内地に送りテスト飛行や研究用に使用したほか、1943年に羽田空港で開催された鹵獲機展示会で一般向けに公開されている。なおビルマ戦線のラングーンでは、少数の鹵獲P-40による臨時の防空隊が飛行第五十戦隊の高野明中尉(陸士53期)以下4名の操縦者と整備隊で結成された。しかし初陣の夜間迎撃では飛行第十二戦隊所属の九七式重爆を誤って不時着大破させるなど、活躍することなく、3ヶ月後の5月26日に解散している。
1943年11月当時大学生だった佐々木陸軍少尉は、陸軍航空技術研究所で鹵獲展示されたP-40に搭乗。防弾装備と、小便を機外に排出するため操縦席に備え付けられた蛇腹状の管を見て、人間工学を配慮した設計に感銘を受けている。

 

 現在、約70機のP-40がアメリカを中心に現存しており、内約30機は飛行可能な保存状態にある。
2012年3月には、1942年にエジプトのサハラ砂漠で墜落した英軍のP-40「キティホーク」の残骸が大変良好な状態で発見された。

 

出典:Curtiss P-40 - Wikipedia

 

コメント

  • スピード関連はなかなか良い方、さらに急降下はとても速い。上昇率も良い方   ただしあとは産廃か産廃一歩手前。機動性は地面にぶつかりまくるレベルに悪い。格闘戦は無理、機銃の射程不足と反応の重さで一撃離脱もしづらい。エンジンが損傷したら諦めよう。 -- 2013-08-10 (土) 12:52:31
    • しばらく前のバージョンアップでエンジン修理ができるようになったので、諦めなくて済むようになりそうだ -- 2013-09-21 (土) 11:01:44
  • P-40のNは、武器が機関銃×6だったけど機関砲×6だったとしたら少しは強かったと思う。 -- P-40 2013-08-16 (金) 17:55:44
  • 火力と機動性が平均レベルなので基本通り一撃離脱戦法になるが格上相手は厳しくなる。ただ極端な性能不足がないので扱いやすく攻撃・離脱・反転の切り替えが早いね。まぁシャークマウス塗装できるってだけで俺は十分なのだが。 -- 2013-09-06 (金) 00:40:54
  • http://worldofwarplanes.com/en/news/16/video-guide-p-40/ 公式の解説動画 ただ、F4Fより低い耐久性を「強い」と言い、最大の特徴である急降下速度にはあんまり触れず、微妙かもしれんが。 -- 2013-09-21 (土) 11:01:21
  • 12.7mmしか無いのでこのTier帯だとさすがに射程が辛すぎる。優れている速度性能も相手にしなきゃいけないのがBf-109やらFw-190やら独米重戦闘機たちだから勝てない。私の腕もあるけどTierⅣ相手ですらほぼ何もできずに死んでしまうこと多数。これでマスタングとライトニングの経験値を稼ぐのは辛かった。 -- 2017-01-31 (火) 20:17:24
  • 1000ポイントかせぐのがやっと、曲がらないドックファイトはほぼ負ける。曲がらな過ぎてどうしようもない。射程も短すぎの上ばらけて全然あたらない。やってるとストレスたまる -- ゴミ戦闘機? 2019-07-21 (日) 16:37:45
    • この戦闘機は旋回したら負けるから上昇と急降下以外で勝てる方法ないよ。この先も旋回したら負ける戦闘機が続くよ・・・ -- 2019-07-21 (日) 18:12:03
    • コメント欄で口汚く機体を腐す人って自分が下手で扱いきれてないって自覚がないのかな -- 2019-10-22 (火) 05:36:01
    • それぞれの機体の得意分野がありますからね。相手の土俵で戦闘してるから勝てないのです。高高度なら、かなり活躍できる機体ですよね。 -- 2019-10-24 (木) 17:40:18
      • メッサーシュミット君が上空で待ってるぜ! -- 2019-10-24 (木) 21:36:20
      • メッサーシュミット君よりも丈夫で火力のわりにバーストが長いので、重戦・爆撃の相手は向いていると思う。そこで差をつけないと確かに劣化メッサー君に。 -- 2019-11-04 (月) 17:19:13
      • Bfよりも難しいかもしれない。一部の銃座の強い機体にだけ気を付けながらプレイヤー機を狩ってゆけばよいBfと違って、こっちはBf(とMiGも)から逃げながら敵の重戦・爆撃(特に味方Bfが苦手そうな機体)を阻止し、一方で逃げた分を自分自身で占領を進める事で穴埋めしなければならない。
        火力と耐久のおかげで占領し易くはあるのだが、「あの時助けてくれてたならば…」という味方の怨嗟の声を背に受けながら、自分の占領した陣地の得点で逃げ切り勝ちみたいな展開にもなりがちか。 -- 2022-05-15 (日) 04:04:39
    • さすがに1000ポイントがパーソナルポイントのことなら単純に下手なだけでは どんな機体でも巴戦やろうとしてカモられてるだけなんじゃね -- 2019-11-04 (月) 14:27:48
  • なんでこの機体、ここでは評価悪いの?激強なんですけども。高高度で爆撃機を狩って、急降下で敵戦闘機を落として、ブースト焚きながら一気に上昇して、重戦を叩く。メッサーもP-40も両方乗るけど、頑丈さがある分こっちの方が一撃離脱に優れてるし、勝率も、PPも稼げる機体ですよ。 -- 2020-05-15 (金) 18:47:50
    • 米軍の12.7mmたくさん積んでるやつはスペシャリスト化する前と後で強さが全然違う。ほとんどか翼内配置だからスペ化前だと弾がバラけてダメージが稼げないけど、スペ化して -- 2020-05-17 (日) 21:20:58
      • ミスった。スペ化して照準器強化すると実質火力アップになる。 -- 2020-05-17 (日) 21:23:26
    • 今のコンクエストモードだと、12.7mmだと厳しいからじゃない?bot相手はいいけど、肉まん相手だと射程の関係で当てる前に当たるという。。。 -- 2020-05-25 (月) 23:42:48
      • 高高度を維持してる限り、旋回戦でもそんなに負けないし、12.7mmだけど、結構火力出てるように感じますよ。近づかないと当てられない、近づくから、まとまって全部当たるって考えると、決して弱くはないと思います。こいつで、2万PP叩きだすP-40乗りでした。 -- 2020-05-27 (水) 14:08:32
    • この機体を正しく扱える腕前のある人は、同じ傾向のアメリカtier5機体の中で、もう一段クセ&爆装も含めた火力のあるP-38FとXP-44を扱えてしまうから。
      という仮説が浮かんだ。
      XP-44もあのブースト力のお陰で多少強引だけど中高度以上に上がれてしまうので… -- 2022-04-03 (日) 12:07:04
  • 上記までは12.7mmバフ前の情報。それまででも知る人ぞ知る隠れ強機体だったが、火力が上がった事で明確な強機体になった。高度性能と照射時間を活かして敵を炙れば強い。 -- 2022-02-02 (水) 18:49:06
    • P-40に限らない話なんですけど、12.7mmバフ来てから米戦って強くなりましたか?まだ乗っていないもので… -- 2022-02-03 (木) 00:34:42
      • もともと頑丈で高高度に上がれる機体が多いので強かったけど、敵機の撃墜速度が確実にあがりましたね。実感できるくらい、強くなってますよ。 -- 2022-02-03 (木) 02:04:05
  • こいつのtier6版出ないかな…マスタングとは違う12.7mm×6という装備で…
    tier6のXP-54の跋扈跳梁も、本来重戦のメタである同tierの高高度戦闘機が頼りない事が一因と思うので、選択肢としてそんな圧を掛けられる機体があっても良いと思う。 -- 2022-05-29 (日) 10:18:30
  • ティア5軽戦闘機では後発のP-40Nを除いて個人的に最強の機体。ティア10まで色々乗ったが、コンスタントに勲章を量産出来るのはこいつだけ。上を下へ飛び回る機動力はあるんで、マップを見て撃つ敵の順番さえ間違えなきゃ勝てる。 -- 2024-01-08 (月) 21:55:31