Tier10 ソ連 戦闘機 Yakovlev Yak-30 
スクリーンショットはエンブレム・ノーズアートなしで
性能一覧(v2.0.11) 
項目 | 初期状態 | 最終状態 |
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火力 Gun Armament | 26 | 29 |
爆装 Bombs and Rockets | 0 | |
抗堪性 Survivability | 14 | |
耐久値 Hit Points | 450 | |
速度 Airspeed | 75 | |
最適高度最高速度(km/h) Top Speed at Best Altitude | 900 | |
最大降下速度(km/h) Maximum Dive Speed | 950 | |
機動性 Maneuverability | 86 | |
一周旋回時間(s) Average Time to Turn 360 deg | 8.6 | |
横転率(°/s) Rate of Roll | 140 | |
最適速度(km/h) Optimum Airspeed | 475 | |
失速速度(km/h) Stall Speed | 160 | |
高度性能 Altitude Performance | 45 | |
最適高度(m) Optimum Altitude | 1,500 | |
上昇率(m/s) Rate of Climb | 158.0 | |
フラップ | あり | |
ブースト時間(s) | 6 | |
本体価格(Cr) | 6,000,000 |
装備 
武装 
機首機銃 | ダメージ/秒 | 発射速度 (rpm) | 有効射程 (m) |
3x 23 mm Sh-3 (C) | 150 | 480 | 800 |
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3x 23 mm NR-23 (C) | 170 |
その他の項目 
名称 | 耐久値 |
Yak-30 | 450 |
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名称 | 推力 (kgf) | 推進方式 | ブースト時間 (s) |
RD-500 | 1,590 | ジェット | 6 |
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1 | Pilot |
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派生軍用機
派生元 | Yak-19 |
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派生先 | - |
解説 
ソ連のTier10戦闘機。
Tier10にしては珍しく機関砲の換装ができるが、できるだけで特に意味はない。
拡張パーツを発展させると、このティアにして機動性数値が100超えも可能。
非常に小回りの利く機体。 格闘戦が好みのプレーヤーにはうってつけ。
tier9のYak19と同じ武装の為に非力を感じることがある。
史実 
Yak-30は「野戦飛行場でも運用可能で操縦性が軽快な戦闘機」というコンセプトの元に設計された戦闘機である。
主翼こそ35度の後退角を持つ後退翼にされているものの、それ以外の部分はYak-25からあまり変化していない。
1948年9月4日にYak-30の初飛行が行われ、同年12月16日まで社内テストが行われた。
操縦は平易で、平均的技量のパイロットなら問題なく操縦可能なものであったようだ。
ほぼ「Yak-25を後退翼にしただけ」のYak-30は後退翼の利害得失を明らかにする機体となった。
海抜高度においてYak-30は930km/hを記録した。一方Yak-25は海抜高度において950km/hを記録しており、「改良前」の機体より20km/h遅くなってしまっている。
しかし、高度を上げるにつれ後退翼の利点が説得力を持って示されることとなった。高度5500mにおいてYak-30は1010km/hを記録し、同高度におけるYak-25の記録を45km/h更新した。更に1万mにおいては970km/hとYak-25の記録を60km/hも更新したのである。また、上昇率にも改善が見られた。
一方で航続距離や飛行可能時間への後退翼の影響は特に見られず、旋回性能や着陸速度には悪影響が見られた。
総合的に見れば今後の戦闘機は直線翼より後退翼を用いるほうが良いと判断すべき結果であった。
1949年1月に完成した試作二号機はフラップ形状の変更やエアブレーキの追加装備といった様々な改修が施されたYak-30の決定版とでも言うべきもので、この機体は1949年5月まで行われた国によるテストにおいて1025km/hの最高速度を記録した。
しかしながら、この頃には既にMiG-15やLa-15の量産が開始されており、また「野戦飛行場でも運用可能な前線戦闘機」というコンセプトも党と軍の耳目を引くことがなく、結果Yak-30もYak-25に続いて「試作戦闘機」以上のものになることはなかったのである。
その後Yak-30はより強力なVK-1を搭載し、後退角を45度に変更したり主脚にタンデム式降着装置を導入するなどした軽量迎撃戦闘機であるYak-50へと発展した。
1949年7月15日に初飛行したYak-50は飛行性能こそ1949年時点における他の全てのソ連現用戦闘機を凌駕していたものの、軽量であることに起因する安定性の不足は高速域でも着陸時にもついて回り、そうこうしているうちにMiG-17が登場してしまったためそれ以上開発が進むことはなかった。
ヤコブレフ設計局製単発戦闘機の歴史は(今のところ)ここで途絶えている。
コメント 
- Tier10で20mmたったの3門・・・どうしろと? -- 2018-03-17 (土) 12:16:15
- NR-23はそんなショボイ砲ではないぞ -- 2018-03-17 (土) 13:55:07