Karlsruhe

Last-modified: 2023-04-30 (日) 01:03:07

ケーニヒスベルク級(初代)巡洋艦2番艦カールスルーエ

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性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier3種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元Kolberg
国家ドイツ派生先Königsberg
Kaiser
生存性継戦能力(A) 19,700
(B) 22,700
装甲6-100mm
・防郭 0-1mm
・艦首・艦尾 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・装甲甲板 0-1mm
機動性機関出力0,000馬力[hp]
最大速力27.5ノット[kt]
旋回半径590m
転舵所要時間(A) 9.6秒
(B) 6.8秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離10.5km12.6km12.5km4.7km
航空発見距離6.3km0.0km9.3km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.111.5km0m
mod.212.6km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B150mm L/45 SK L/458基×1門HE弾 1800(10%)
AP弾 3700
6.5秒25.7秒


副砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
A88mm L/45 MPL C/132基×1門HE弾 1000(4%)4.0秒3.5km
B88mm L/45 MPL C/133基×1門HE弾 1000(4%)4.0秒3.5km


魚雷艦体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A(前期)500mm Zwilling2基×2門(2門)1043342秒4.0km58kt1.1km
(後期)600mm Zwilling2基×2門(2門)1120053秒6.0km57kt1.4km
B(前期)500mm Zwilling4基×2門(4門)1043342秒4.0km58kt1.1km
(後期)600mm Zwilling4基×2門(4門)1120053秒6.0km57kt1.4km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A88mm L/45 MPL C/132基×1門33.0km


・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+15%:主砲旋回速度
+5%:主砲装填時間
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(4,800)
モジュールスロット2
(7,200)
モジュールスロット3
(9,600)
Kaiser
(19,200/85,000)
Konigberg
(24,000/-)
 
船体
Hull-min.pngKarlsruhe船体B17,000
魚雷
Torpedoes-min.pngH82,120
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 Typ3 mod.22,120

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:60 秒

ゲーム内説明

カールスルーエ級小型巡洋艦は、一次大戦における最強の軽巡洋艦のひとつとして知られており、その大きさの割に強力な主砲と雷装を備えていました。速力も優秀であり、装甲防御の面では競合国の各種類似艦と同等でした。
就役:1916
同型艦数:14

解説

  • 主砲
    Kolbergに比べて弾速が速くなり当てやすくなっている。
    150mm単装砲を8基搭載。片舷指向可能数は5基であるが、傾け角度によっては6門が指向できる点は前級から変わらない。口径の割には装填が6.5秒と速く(他国は7秒台)、射程も平均よりは上ではあるが、砲塔旋回速度が180度/25.7秒と遅めであり、近接戦闘は苦手である。
    AP弾のダメージは高いが貫通力自体は低いので、使用するタイミングには注意が必要である。
    HE弾は他の国に比べダメージ量で劣り、発火率も低いかわりに貫通力が高い(150/4=37.5→38mm未満であれば貫通、他国の6インチ砲は152/6=25.33→25mm未満で貫通)。が、あいにくこのTier帯で対戦する艦艇においてはその恩恵を受けることがほぼない。差が出るのは次のKoenigsberg?から。
    戦艦に対してはHEで火災ダメージを、巡洋艦に対してはAPで重要区画の貫通を、駆逐に対してはHEの弾幕で大ダメージを、という具合に艦種ごとに弾種を切り替えていこう。
    ちなみにだが、最大射程付近でAP弾を放つと、大仰角落下により格上日本戦艦Myogiや同格アメリカ戦艦Wyomingの甲板装甲を貫徹、バイタル・パートに突き刺さることもある。本艦からが、ドイツ巡洋艦特有のAP弾主体の戦いに切り替えるのも良いだろう。
     
  • 魚雷
    ドイツ巡洋艦ツリーではこの艦から魚雷を搭載しており、戦艦等への一刺しが可能となっている。
    ただし初期船体では片舷に射程4kmの魚雷を2門しか投射できず、使いどころは限られる。
    後期船体にするとH8に置き換えられ威力が上がり、片舷4門、射程6kmのとなるため置き魚雷や煙幕への牽制発射など使い道は広がる。
     
  • 機動性
    機動性は特に悪い。
    旋回半径は小さいものの舵が重く、ゆっくりとしか回頭できない。
    さらに28ノット未満の最高速力は妙義・金剛といった巡洋戦艦にも劣り、同Tier巡洋艦でダントツの最下位。立ち回りは先手先手を考えなければ主戦場から取り残される。制圧戦における開幕CAP合戦でもほぼ確実に後れを取る。
    また低速力は逃げ足の遅さにもつながり、孤立して集中攻撃を受ける可能性がある。僚艦より先に前に出ることは避けるほうが無難である。
     
  • 対空
    対空性能も低いため、単独行動はしにくい。特に雷撃機に対しては、機動性の悪さも相まって魚雷発見後の回避行動では複数本被弾する危険性がある。攻撃を受ける前に対敵姿勢を取るなど、事前回避に努めよう。
     
  • 総評
    相対的には同ティア巡洋艦に比較して「圧倒的劣位ではない」というレベルになった程度ではあるが、ティア相応の戦いが可能となったことで、戦術の幅は大きく広がったと言える。
    日米ソどれもHEが強いため、本艦艇でもHEを使用しがちであるが、この艦の強みはAP弾の強さである。「カールスルーエは弱い」という意識があるのか、本艦艇に対して腹を見せる船は多く、10km未満の巡洋艦に対して積極的に用いると思いの他スパスパと抜ける。
    HEではなくAPを主体に戦う船であることを念頭に入れて戦おう。
    HPはティア相応、機動力は他国に劣る、ダメージを稼ぐために接近を強いられる、という特性上沈みやすい船であり、そこら辺が本艦艇が他国巡洋艦に対して劣っているといわれる所以であろう。
    戦艦、巡洋艦、駆逐艦あらゆる艦艇に対して腹を見せないようにしつつ、出来うる限りの回避行動を取りながら射撃をすることが求められるため、初心者には非常に扱いが難しい。高ティアを経験した玄人向けの船であるといえる。
    しかしながら活躍すること自体は決して不可能ではない。敵の位置に気を配りつつ、弾種をこまめに切り替えながら戦っていこう。

史実

ゲーム内説明ではカールスルーエ級と呼ばれているが、モデリング・武装から考察するに1910年度計画のカールスルーエ級小型巡洋艦ではなく、1913年度計画のケーニヒスベルク級(初代)と思われる。カールスルーエはその2番艦である。ちなみにTier4のケーニヒスベルク級は1924年度計画の2代目ケーニヒスベルク。
ケーニヒスベルク(初代)が沈んだのは1915年、カールスルーエが沈んだ(自沈した)のは1919年なので、この間はケーニヒスベルク級(初代)がカールスルーエ級と呼ばれていた可能性はある。(1番艦が沈没すると2番艦以降をネーミングシップに変更することは吹雪型(後に白雪型、さらに後に初雪型に改称)など各国で行われている)

小ネタ

このカールスルーエ、現在はイギリス北部の海底にて眠っている。
第一次世界大戦終結後に敗戦国側のドイツは、連合国側で戦利品の船の分け前をどのようにするか、どういった処分を下すかという判断を下す為イギリスのスカパ・フローという場所にて、艦隊を武装解除させられた上で拘留させられていた。
しかしどの国も戦利品を多くもらいたいのは同じ。各国の主張が違った為講和会議はまったく進まず、
1919年5月にやっと発表されたヴェルサイユ条約案は拘留されている全艦艇を連合国に引き渡す、といった内容だった。
これに反発したドイツ側指揮官により、1919年6月21日に全艦自沈が実行された。
イギリス軍が訓練で出払っている際に命令しマストに軍艦旗を掲揚、
スカパ・フロー内には駆逐艦2隻と小型艦がいくつかいるのみですぐには対応できなかった。
イギリス軍の妨害により浅瀬に座礁させられたり沈み切らなかった艦艇もいたものの、拘留されていた74隻中52隻が沈没した。
沈没した内、浅いところにあった船はスクラップとして売却されるために1920年代に多くが引き上げられた。
現在残っているものはカールスルーエを含め7隻だけである。
7隻は古代遺跡及び史跡に関する法律で保護されているため許可はいるものの、ダイビングスポットと泳ぐ事ができる。
もし彼女に興味があって資格などもクリアできるのなら会いに行ってみるのもいいかもしれない。

場所参考
http://www.scapaflowwrecks.com/wrecks/karlsruhe/3d/index.php
http://www.wrecksite.eu/wreck.aspx?1157

コメント欄

  • 徹甲で巡洋艦の腹が抜ける抜ける -- 2021-01-24 (日) 01:22:25
  • t3ランクの巡洋枠で一番強いと思う -- 2022-09-11 (日) 09:53:42