LV53 念動力

Last-modified: 2014-07-10 (木) 03:58:28

[LV53] 念動力
オデッサの奪還に成功した冒険者達は、その次の都市であるグロズニーへ向かう。そんな彼らの目の前に現れたグロズニーは過去とはまったく違う、緑で覆われた都市になっていた。この驚くべき出来事の裏には超能力の力があり、ミアとデシャン、そしてミシェルという超能力者達が力を合わせて冒険者達の都市進入を阻止していた。都市を緑で覆ったドルイドミアと自在に昆虫を操るデシャン、そして自分の周りの物体を操る力を持っているミシェルと対峙した冒険者達は彼らの悲しい過去を知るようになるが、アラド大陸のために彼らと戦わずを得なかった。カルテルのアラド侵攻。果たしてこれは、何の前触れなのだろうか…。

ミシェルの事情

・キリ・ザ・レディー
オデッサを解放してから、カルテルの反撃が激しくなったみたいよ。あたい達の力が予想以上に強いってことに気づいたから、多分もっとたくさん兵力を送って守備を固めるんでしょ。
あいつらの考えは大体わかるよ。いつもそうだった。
普段は静かに隠れていて、攻める時にはまるで砂漠の砂嵐のように押し寄せるのよ。
その前にカルテルの本拠地を全部破壊しなきゃ。奇襲で混乱しているやつに、回復の時間を与えちゃダメだからね。次の目標はグロズニーよ。
あいつら、街の名前までカルテル式に変えてしまったのよ。元の名前を取り戻そうじゃないの。

  • 緑の都市グロズニーで雲のカカシを倒す
  • 完了

・キリ・ザ・レディー
え?ミシェルがあそこに?

ドルイド・ミア

・キリ・ザ・レディー
もう二度と来るな…って言ったのね?ミシェルが?何か訳ありな気もするけど、これ以上やつらに時間を与えるわけにもいかないの…。
彼女にどんな事情があるか知りたいけど、しょうがないわね。何があってもグロズニーの奥へと進んで、カルテルの連中をアラド大陸から追い出さねばならないのよ。
この地図を見て。グロズニーの心臓部に繋がる道に、広場が一つあるわ。ここを突き抜けなければそれ以上前に進めなくなるよ。
ここ、マルス広場を突破してカルテルのやつらの心臓部に切り込むのよ。

  • ドゥルイド・ミアを倒す
  • 完了

・キリ・ザ・レディー
なんでこんなに早く戻ってきたの?何があったの?

虫のデシャン

・キリ・ザ・レディー
ありえない、石で舗装されていた広場が虫と植物で覆われているなんて!それを操るやつがいたってことは、やっぱり能力者なのか…なら、ミシェルも…。
植物で覆われた広場で、虫の壁が突破できなかったというのは虫を操る能力者がもう1人いたってことだけど…カルテルのやつら、いつそんな能力者を味方にしたのかしら?
侮れない連中ね。自分の手は汚さず、能力者を利用してあたい達の行く手を阻んでいるということは…。
やつらはもうアラド大陸から引き上げたってことか、でなければもっと大きな作戦のためにどこかで力を蓄えているってことか…。とにかく、今のあたい達にできるのはグロズニーの解放よ。
あんな能力者を配置したってコトは、カルテルもグロズニーを重んじているってことだから、もう一度虫の群れを突破して突き進んでみようじゃないの!

  • 虫のデシャンを倒す
  • 完了

・キリ・ザ・レディー
ミシェルの友人達…だったのね。やっぱそうだろうと思ってはいたのよ。能力者にとって本当に頼りになって、真の友達と呼べるのは同じ能力者同士しかないのだろうから…。
能力者だけじゃないよ。他人の持ち得ない物を持っている人は…尊敬されるより、嫉妬の対象になりがちなのがこの世の理なの。
こんなお伽話もあるわ。昔、どこかの村に黄金の羊を飼っている男がいたの。その毛は刈っても刈っても、次の日には豊かな毛が伸びていたのよ。
そんなある日、神がその村に降臨して問うたのよ。「汝ら、願いことはあるか?汝らに願いことあるならば、一つずつ叶えてくれよう。」と。で、村の人々はなんって言っていたか、わかる?
自分達にも黄金の羊をください、だと思う?いいえ、村の皆がみんな、あの黄金の羊を殺してください、って言ったのよ。誰か1人、集団の皆の異なる存在がいることが気に入らなくてならなかったのよ。
能力者はね、一生をそんなプレッシャーの下で生きてきた人間なの。人の持っていない力を持っているからいつも疎まれて、いつも死と隣り合わせで生きてこなければならなかった者達。
彼らは一体いつまでそんな生き方をしなければならないのかな?そしてね、いったい何故、ミシェルはそんな決定を下さなきゃならなかったのか?

ポルターガイスト

・キリ・ザ・レディー
かと言って、このまま何もせずに放っておくわけにはいかない。
ミシェルの力はとても危ないものだから、帝国からも警戒されてるみたいね。何も知らずにノコノコ出て行ったらやられておしまいね。
まず、その力のことを研究してみる必要があるんじゃない?漠然とした話だけど、ヒントになるといいわね。

  • ポルターガイスト本棚からエクトプラズムを入手
  • 完了

・キリ・ザ・レディー
うん…ちょっと待って。
お待たせしたね。でもこれであいつらの力を把握するって、やっぱり無理だったみたい。

念動力者・ミシェル=モナハン

・キリ・ザ・レディー
感傷に浸ってる時間なんかないわ。
気の毒な話なんだけど、もっと大勢の人間の命に関わる問題よ。ミシェルも理解してくれるはず…よ。後のことは彼女が生き残れたら直接聞いてみようね。
でも、手加減なんかしちゃダメよ。そんなことしてたら、ミシェルにあんたの最期を聞いてみることになるかもしれないから。…頑張って!!

  • 緑の都市グロズニーをクリア

・念動力者・ミシェル=モナハン
結局…ここまで来ちゃいましたね…。
こうなってしまってごめんなさい。でも仕方なかったの。
それに私たちがこうなってしまったのも、結局あなた達のせいでしょ?サイファーだって、幸せになりたいの。
カルテルは私達に約束したのよ。サイファーの都市を建設してくれるって。
そして、ここがその手始めになるの。
ウソよ!あなた達なんかより、カルテルの方がずっとマシだもの!
どうしても戦いたいのなら、私も全力で受けて立つわ!
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<戦闘後>
・念動力者・ミシェル=モナハン
…強い方ですね…。
こうなったら、もうこれ以上彼らに協力することはやめます。
いつかまた会えるのでしょうか。では、さようなら…。

  • 完了

・キリ・ザ・レディー
そうか…カルテル、あの外道の連中が…人間を利用するだけでなく幼児を人質にするなんて、最低だわ、昔のカルテルはそんな連中じゃなかったわ。乾いた砂漠の香りのするやつらだったのよ。
何もない過酷な砂漠で生き残ろうと、現実のために戦っていた昔のカルテルじゃなくなったみたいね。
己の欲を満たそうと、他人の命さえも軽く奪ってしまう、人でなしの集団に過ぎない。
グロズニーからやつらを駆り出すことはできたけど、本当のところ、あたいらと戦ったのは3人の能力者よ。カルテル自体じゃないの。一体何を企んでいるのかな?