【天空への塔】

Last-modified: 2020-09-22 (火) 17:57:20

概要

DQ4・DQ5に登場する、選ばれし者を【天界】へと導く聖なる【塔】
両作にまたがって登場する極めて珍しい建造物。
よく誤解されているが、「天空の塔」ではなく「天空『への』塔」である。
 
天空3部作の中でDQ6にのみ登場しないが、「【天馬の塔】=天空への塔」という説が、すでにSFC版の頃からまことしやかに流れていた。
実際、DQ6の世界(の時系列)はDQ4やDQ5の過去にあたるため、天空への塔が存在していたとしてもなんら不思議ではない。
リメイク版では、天馬の塔のフィールドシンボルが天空への塔と全く同じ意匠に変更。内部にDQ4やDQ5と共通する仕掛けが追加されていたり、DQ11の【冒険の書の世界】に登場する天馬の塔に【フレイムドック】のように元々天空への塔に生息していたモンスターが確認されたりしたことで、この説の信憑性は高くなった。
だが公式から明言はされておらず、真相は依然プレイヤーの想像に委ねられている。

DQ4

その名の通り勇者たちを天空へ導く塔。【ゴットサイド地方】南部に存在する。
 
入場条件が設けられており、その条件とは

上記の条件を満たしていないと「しかくなきものよ たちさるがよい!」と言われて強制的に門前払いされる。
このため【パノン】との旅はここの入り口で打ち止め。ストーリーを進行させるには、彼を天空の兜と引き換えなければならない。
判定は入口でのみ行われるので、一度内部に入ってしまえば装備を変えても問題ない。
特に、強化前でなまくら具合の目立つ天空の剣は他の武器に持ち替えた方がよいだろう。
ちなみに装備さえ整っていれば、仮に勇者が棺桶の中にいる状態であっても通過はできる。
 
地上世界のラストを飾るほか、前々から少しずつ張られていた伏線が回収される重要な地とあって、プレイヤーのモチベーションも上がること間違いなし。
その分難易度は高めで、10階構成と非常に長く構造も複雑。
塔という構造ゆえか【馬車】を持ち込めないので、一軍を厳選して連れていく必要がある。
モンスターも勇者への試練のごとく【ライノスキング】などの強敵が出現。【ザラキ】を使う【しにがみきぞく】も現れるが、FC版でノーヒントで出会えたならむしろラッキーだろう。ただし、これら2種のモンスターは強敵な分必ず単体出現でかつ出現エリアも限定されているので、スペックほどの脅威は感じないはず。
最上階のみBGMが変わり、マップチップなどは今までのフロアと変わらないものの、まるで別世界である。もちろんモンスターも出現しない。
中央には祭壇があり、そこに立つと雲が現れ、自動的に【天空城】まで運んでくれる。
 
余談だが、人間に対する入場セキュリティはやたらと厳しいくせに魔物が自由に出入りできているのはなぜなんだ…。
 
なお公式ガイドブックでは最初の方のフロアのみしか載っていないが、集英社の【奥義大全書】の袋とじでは階段が非掲載であるものの全フロアが載っているという逆転現象が起きていた。

リメイク版

構造が変化。浮遊する【エレベーター】などが設置され、天空へと至る地にふさわしい神秘的な雰囲気がよく出ている。
高所恐怖症設定が追加された【クリフト】は案の定盛大に泣き言をかますが、上層になるにつれ泣き言すら言えなくなってくる。
それでも戦闘にはしっかり参加してくれる。見上げた根性だ。
1階には【メタルキング】がよく出現するようになり、隠れたレベル上げスポットとなった。
馬車のメンバーに経験値が入らないので、レベルの均等化に使おう。
ただし、強敵のライノスキングとしにがみきぞくの出現エリアが広がった上、複数出現するようになったので注意が必要。
 
入場条件に関しては、

  • 勇者がバトルメンバーに参加していること
  • かつ、天空の武具が勇者の持ち物、もしくは【ふくろ】の中に入っていること

と緩和され、天空シリーズを装備している必要はなくなった。
しかし、ふくろに入れずに勇者以外のメンバーに持たせた状態だと入れないので注意。

DQ5

前作の時代から地形が大幅に変化したにも関わらず、前作と同じく世界の中心に存在する。
塔のある中央大陸そのものは青年時代前半から上陸できるが、肝心の塔に辿り着けるのは【まほうのじゅうたん】が手に入る青年時代後半になってから。
中央大陸に現れるモンスター自体、青年時代前半のパーティで挑むにはかなり危険度が高い相手なので、無理に近づく必要はない。
青年時代後半ではエンカウントテーブルが入れ替わり、青年時代前半に大陸にいた敵は各地方に移住しているが、それでも大陸に出てくる敵が強いことに変わりはないだろう。
 
天空城が墜落した影響か随分荒れ果ててしまい、天空城へ繋がるどころか上部は崩壊、消滅してしまっている。
そのため前作のような入場チェック機能も失われ、本作ではフリーパス。
内部は一部が風化による変化を起こしているものの、前作とほぼ同一のマップになっている。
敵もあまり強くないが、加入したてでレベルの低い子供2人を連れているとやや鬼門。
【スライムベホマズン】【ソルジャーブル】など有用な仲間になるモンスターもよく出るので、攻略した後でもここを再度訪れることはあるだろう。
シナリオ上は【エルヘブン】の直後に行くことになるが、【エリアレベル】は一気に3も上がってLv35。つまりここでの仲間勧誘は主人公のレベルが28以上必要なので注意。
 
一番上まで辿り着くと天空人がおり、【マグマのつえ】を入手できる。
これで天空城を探し浮上させるのだ。
つまり、直接天空城へ行くことこそできないものの、天空城に入る手段を得たという意味では、本作でも「天空へ通じる塔」の役割を果たしたことになる。

リメイク版

PS版DQ4では構造が大きく変更されていたが、PS2版DQ5での内部構造は何故かSFC版とあまり変わっていない。
しかし、DS版以降ではリメイク版DQ4とほぼ同一のマップになっており、天空シリーズの統一性に一役買っている。
天空城が墜落して、塔が風化しているにも関わらずエレベーターは機能しているようだ。