【ライノスキング】

Last-modified: 2024-10-06 (日) 14:22:55

概要

DQ4で初登場した【サイおとこ】属の最上位モンスター。この系統の指揮官にあたるらしい。
【ライノソルジャー】がさらにパワーアップした姿で、見た目通り非常に高い攻撃力と守備力を併せ持つ。
ライノソルジャーのように【スカラ】こそ唱えないものの、こちらも立派な重戦車。
 
DQ7には【ライノキング】なるモンスターが登場するが、似ているのは名前と犀のモンスターであるという点だけ。
姿形や強さ、行動パターンなどは似ても似つかない。

DQ4

【エスターク神殿】での【エスターク】前哨戦で戦うほか、【天空への塔】に出現する。
下位のライノソルジャーもかなり強かったが、コイツの能力は更に二回りほど上。
攻撃力は200と雑魚の中でもトップクラス。しかもなんと1~2回行動!
攻撃呪文にも強く、ザキ系は無効でメラ、ギラ、イオ、デイン系に強耐性。
一方で、ヒャド系とバギ系は弱耐性のため当たりやすい。ラリホーやルカニ、マホトーンも効きやすい。
しかし、ラリホーマを除きどれも確実に効くわけではなく、マホカンタを使うため、先制できなければ跳ね返されてしまう可能性も高く、死角が少ない。
しかも素早さが下位種たちの2倍以上の70あり、こちらサイドは3桁無いと確実に先行して呪文をかけられない。
補助呪文に関しても、効いたとしても複数回行動の為効果が切れるのも早い。
どちらにせよ呪文で攻めるのは得策とは言えない。
 
守備力が160とライノソルジャーより10高いが、奴と違ってスカラ系を唱えたりしない上、こちらの火力も上がっているので、素直に打撃で倒そう。
また、低レベルや弱い武器でこいつに出会ってしまったら、【みなごろしのけん】のルカナン効果をうまく使えばなんとか勝てなくはない。
最大HPが220と高く、毎ターン20の【自動回復】を持っているが、勇者・ライアン・アリーナの3人がかりなら、なんとか1ターンKILLは可能。
FC版では常に単体行動をしているので、スペックこそ高いものの、正攻法が有効な分、ライノソルジャーほどの脅威ではない。
また、フロアが非常に狭く歩く必要性がほとんどない天空への塔の7~8階にしか出現しないので、エスタークの前哨戦以外では出会わなかったプレイヤーもいたと思われる。
 
リメイク版では高確率で3体同時に出現するようになった上、天空への塔の1階から8階まで延々と出現するようになったので厄介。
正直、闇の世界以降の雑魚敵にすら匹敵する能力で6回連続攻撃は脅威なので、素早いブライのラリホーで眠らせつつ、迅速に数を減らして行こう。
下手に逃げたりして失敗すると被害が大きく広がるので、出遭ったら素直に迎え撃つ方が被害は少ないだろう。
 
下位種のライノソルジャーと違って、ザキ系が効かないので、FC版ではクリフトとの相性は最悪。
しかし、リメイク版では命令できるので、素早さを生かして先制スクルトで守りを固めるという戦術が使える。
 
なお、FC版では濃いピンクの鎧を身に着けていたが、リメイク版ではオレンジ色の鎧を装備している。
この系統のモンスターの肌の色はFC版ではバリエーションの幅が広く、サイ男は灰色、ライノソルジャーは水色、コイツはエメラルドグリーンだったのだが、流石に不自然と判断されたのか、リメイク版では全員わずかな差しかない灰色に変更された。
こうなると鎧のピンクの濃淡しか差のないコイツとライノソルジャーは、見分けがほとんどつかなくなってしまうため、鎧の色が変更されたのではなかろうか。
倒すと1/64の確率で【はがねのよろい】を落とす。
よりにもよって「キング」と大層な名を冠した最上位種が一番ドロップ品がしょぼいことには文句ブーブーモノだ。

DQ10オフライン

【ランドンフット】【エピステーサ丘陵】【砂岩の洞くつ】【捨てられた城】【コルット地方】に生息。
FC版DQ4のカラー。通常攻撃の他に【オノむそう】を使う。
通常ドロップは【けものの皮】、レアドロップは【バトルアックス作成術】
パラディンの職業クエスト【ジェニャの秘密】でターゲットに指定される。

Ver.2

偽りの【リャナ荒涼地帯】に生息。

DQ10オンライン

Ver.1中期には特訓対象として人気だった。
詳しくはこちらを参照。

バトルロードビクトリー

【レジェンドクエストIV】の第三章で2匹の【アンクルホーン】を連れて登場。
技は「アックスカッター」と「超痛恨斬り」。
戦士と組んだ【ライノソルジャー】と変わらないが、後者は2回攻撃なので、まともに食らうと終了しかねない。
高得点の条件でもある【ゆうわくの踊り】が効きやすいので、動きを止めてしまおう。

どこパレ

魔獣系。下位種を差し置いて、何故か最初に実装された。その上なんとSSランクという好待遇。
【だいまじん】などと同じくブラウザ版より先に実装された新規グラフィックモンスターでもある。
所持特技は【だいぼうぎょ】、スカラ、ひょうけつ斬り、【マホカンタ】。固有特性は自動HP回復。
扱いこそ良かったかに思われたが、ステータスが低い上に2回行動もしないのではっきり言ってかなり弱い。
【デスピサロ】を除けば初期組では唯一マホカンタの素材となれたモンスターなので唯一価値を見出せるのはそこだろうか。
 
その後、とくぎセレクションで「強ライノスキング」としてパワーアップして登場。
特性が2回行動になり、とくぎに「会心ガード」を持つようになったが、強になったくせに能力値が悲惨すぎて相変わらずハズレ扱いの不憫なモンスターだった。

ライバルズ

ベーシックカードとして初期より実装。魔剣士専用のノーマル。

7/7/7
におうだち

非常にシンプルな能力。だが初期は大型ユニットへの対処法が限られていたうえ、ベーシックカード故に誰でも使えるので大いに頼られていた。
「悪夢招来」などのランダム効果で出てもそのシンプルさが頼りになった。

ドラけし!

DQ4イベント「目覚めし地獄の帝王」中盤で実装。魔神像の最終ステージのイベントで何故か登場している。
バトケシ!の通常ボスで、物理に弱い。倒すと希にレアボスの【エスターク】が現れる。
ドラ消しは星4の緑属性で、スキルは円形範囲を物理攻撃する「オノむそう」。ライノスキング&エスタークに与えるダメージ中の特性を持つ。

後半のエスターク神殿ではエスターク戦直前のイベントのみ登場。仲間にならずともステージ内に出すべきだったのでは…?

ダイの大冒険

最終決戦の処刑場に【ザボエラ】が潜ませた【魔界】の怪物の一員としてこいつと同種のモンスターが多数登場した。
カラーが不明なので、系統モンスターのいずれかまでは判別できない。
最後には【超魔ゾンビ】のパーツにされてしまった。
 
新アニメではライノソルジャーの体色となっている。