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【魔界】

Last-modified: 2018-08-26 (日) 19:38:30




概要 Edit

地上とは別の世界。
【闇の世界】と同一視されることもあるが、「地の底」と物理的に繋がっているあちらと異なり、基本的には存在する次元そのものが違う完全な異世界。
ただし海外版では【闇の世界】も魔界も「Nadiria」という固有名詞が付き、同じ世界という事になっている。
語源はおそらく天文学用語で天頂(Zenith)の正反対の位置を表す天底(Nadir)がだろう。要するに「地の底」というわけである。
海外版では【天空城】は「Zenithia」となっているので、天空城と魔界は対極に位置するネーミングになっている。
その延長で「【はざまの世界】ネイディリアの母体説」が海外ファンの間でかなり有力視されていたりもするが、それらの設定は恐らく国内版とは一切共有されていない。
「魔界」という言葉自体が英語に直訳できる言葉ではない、実質造語だという点も考慮に入れるべきか。
ダイ大では例外的に地続きの世界。こちらも地の底の世界である。
 
具体的な描写があるのはDQ5とDQMJ2(P)、DQMJ3Pのみだが、装備品やモンスターの名前、称号などで用いられることはある。
また、【公式ガイドブック】をはじめとした書籍や、ゲーム内でのモンスターデータベースには「魔界」というものが直接登場することがない作品でも「魔界の戦士」だの「魔界出身」だとかの表記が乱舞している。
登場や関与はしていなくとも存在自体はしているということなのだろう…
  
なお、DQMJ3の【聖銀のどくろあらい】の豆知識によると、魔界には水ではなく【はぐれメタル】の流れる川があるらしいが、いまだ登場していない。
是非とも御目にかかりたいので早めの登場を期待したい。

DQ5 Edit

魔王【ミルドラース】が治める世界で、「暗黒の世界」とも言われる。
公式ガイドブックでは【その後の地域】としてダイジェストで扱われている。
「暗黒の世界」とも呼ばれるが、ゲーム中では「魔界」と呼ばれる事が多い。
【海の神殿】で3つのリングを女神像に捧げると、この世界への入口が開く。
 
昼夜の概念がなく、夜のフィールドをベースに海を紫色寄りにさせた風景で、特に大きな違いは空が一面何重にも黒雲に覆われた風景となっていること。
フィールドBGMも通常の世界とは違い【暗黒の世界】という薄気味悪さが漂う曲が流れる。
人間界からの入り口である【暗黒世界のほこら】と、唯一の町【ジャハンナ】、そしてラストダンジョンの【エビルマウンテン】があり、エビルマウンテンの南の毒沼からは、DQシリーズ初の裏ダンジョン【謎の洞窟】の入口がある。
ジャハンナ周辺はちょっとした迷路状になっているため、【たびびとのちず】でルートを確認しておくといい。
フィールド自体はあまり広くないが、最終決戦地ということもあり、格段に強いモンスターが数多く出現する。【妖精の世界】と同じく南北で出現する相手が違うのだが、あちらと違って南北でその面々はガラリと変わる。
どちらの地域でも油断できない戦いが続くので、レベルと装備をきちんと整えてから行った方がいいだろう。
なお暗黒世界のほこらで【けんじゃのいし】が手に入るので、これを使えばボブルの塔や大神殿よりは楽である。
馬車の入れ替えも目一杯活用し、メンバーをフル動員して戦おう。フィールドでもダンジョンでも馬車を持ち込めるため、終始戦略は立てやすいはず。
ちなみにジャハンナまで辿り着けばルーラで魔界への行き来が可能になるため、海の神殿の女神像に捧げたリングは回収してしまうのがお勧め。
またイーター族で悪名高い【封印の洞窟】はけんじゃのいしを入手しジャハンナで装備を整えてから攻略するのも方法の1つである。
 
この手の「別世界」は以前の作品から存在したが、これはシリーズで初の「地続きになっていない別世界」である。
今までは穴に落ちる、洞窟を下っていくなどの物理的な手段で到達できていたが、この魔界は完全に別空間。

妖精の村のガイコツは春風のフルートをてにいれた状態で話すと、魔の世界は寒いから帰りたくないと、魔界のモンスターだったとおぼしき発言をしている。

PS2版 Edit

常に薄暗い紫色に包まれた色使いが特徴的な、別世界と呼ぶに相応しい風景になった。
また【暗黒のすごろく場】が追加された。
ジャハンナ周辺の地形がかなり変わっていて、ポリゴンマップを活用し、奈落の上を細い道で渡る構造になっている。
また、人間界が地球と同じように歩くと地平線の向こう側が見えてくるのに対し、お椀の内側と外側のように魔界はその内側に張り付いたような構造になっている。

DS版以降 Edit

フィールドが完全2Dに戻ったことから、ジャハンナ周辺がSFC版に似た迷路状の構造に戻された。ただしSFC版よりも道は広く、構造も簡略化されている。

小説版 Edit

基本は原作と同じ扱い。ここでかつて【ドラゴンキッズ】【コドラン】であった【グレイトドラゴン】【シーザー】と再会する。
【ミルドラース】が敗れたあと魔界は光に包まれ、もう一つの月となって天へ昇っていった。
人々はこの新たな月を本来の月の花嫁と見たてて、のちに「天空の花嫁」と呼んだ。

DQ7(漫画版) Edit

本編には登場しないが、漫画版では魔王が大陸制圧のために集められた元人間たちに命令を下す場所として登場。
【旅の扉】から出入りすることができるが、魔王の力がないと入ることができない。

DQMJ Edit

【マ素】と呼ばれる魔物の力の源となる物質が大量に存在する世界。
黒幕である【カルマッソ】は魔界の扉を開く事で人間の世界をマ素で満たし、魔物の楽園へ変える事を目的に行動していた。
最終的には【JOKER】の活躍により、魔界の門は閉じられた。
実際に魔界に足を踏み入れる場面は今作には無い。

DQMJ2 Edit

クリア後に遺跡地下で【闘神レオソード】に勝利すると行ける場所で、【オムド・ロレス】が生み出した異世界。
なのでDQMJ1の魔界とは別物。
内部は古びた洋館を思わせる作りになっており、十字路とI字路の通路で構成されている。
出現モンスターは通路に出入りする度に系統ごとに変化していく。同じ通路でも毎回違うモンスターが出現する。
最初の目的は内部の3つのクリスタルを破壊して、中央にある「魔界の果て」にいるオムド・ロレスを倒す事。
そして、それ以降は各場所に、モンスターの系統が刻まれた大きな柱のあるエリアが出現する。
正しい柱を調べると、【光あふれる地】に入る事が出来る。
中央にある柱が正しい柱のヒントを告げるので、その柱のあるエリアへと向かおう。
なお、「魔界の果て」にある???系の柱は候補としては選ばれないので注意。

DQMJ2P Edit

プロフェッショナル版でも、出現するモンスターはほぼ同じである。
【邪獣ヒヒュルデ】はオムド・ロレスの魔界ではなくDQMJ1の魔界から逃げ出してこちらにやってきた様子。

DQMJ3P Edit

【大魔王マデュラージャ】が待ち受ける異世界。神獣たちが閉じようとしていたのはこの魔界の門だった。
ジョーカー2のオムド・ロレスが創世した魔界とは別物だと思われる。
足場が脆いため、大型ライドは不可能。
 
中央部はマ素結界に囲まれて近づくことができないが、点在するダークマデュライト群晶を壊すことで少しずつ結界が小さくなっていく。
高濃度の【マ素】に覆われた地であるが、ヨッドムア島やコアと違いグロダンジョンの要素は一切ない上に、ガルマッゾのような化け物や【ブレイクモンスター】は一匹も登場しない。
マデュライトの結晶はそれぞれ番人が守っており倒す必要がある。ボスは以下の通り。
 
【ゴールデンスライム】【おにこんぼう】
【スラキャンサー】
【ゴレオン将軍】【ゲルニック将軍】【ギュメイ将軍】
【サージタウス】
【ガルマッゾ】【デモンスペーディオ】
 
これらのモンスターは、大魔王の傀儡となった二人の【アロマ】が創り出したものらしい。
番人を全て倒すと中央部から【魔王城】へ行ける。

ダイの大冒険 Edit

人間の住む世界のはるか地底に存在している、もう一つの世界。
マグマがたぎる見渡す限りの不毛の大地であり、この魔界には太陽の光が届かない。
大魔王【バーン】ら魔族の出身地であり、バーンは魔界に少なくとも7つの宮廷を持っている。
彼の真の目的は、地上を跡形もなく吹き飛ばし、この魔界を地上に浮上させることであり、そのために彼は数千年にわたって力を蓄え、準備をしてきたという。
 
魔界は魔族の出身地といっても神々により押し込められたも同然らしく、バーンや【ヴェルザー】はそれに強く反発していた。
今作ではDQ4以降(いわゆる【天空シリーズ】)のモンスターはいずれも魔界出身とされており、【魔法の筒】【魔法の球】を介して登場している。
明確な言及は無いが、ヴェルザーや【ボリクス】が魔界で勢力争いをしている事から魔族だけでなく竜族も魔界に閉じ込められている模様。

 
「JUMP COMICS PERFECT BOOK 1 ダイの大冒険」によれば、南海の島に魔界への入り口があるということになっている。
そのため、【デルムリン島】の洞窟、もしくは【破邪の洞窟】が魔界に繋がっているという予想もある。
 
本編の続きとして「魔界編」の構想が練られていたが、稲田の体力的な問題とバーン編で終わらせることが最良とする三条の考えが編集部に通ったため、構想のみで終わったものの、今なお連載を望む声は多い。
そしてこの話を書く場合、今の世相に合わせて当時の構想は変えないという。

魔界のモンスター Edit

本作はFC版DQ4の発売前に連載が開始されたため、DQ4のモンスターについては開発中の断片的な情報しか存在しなかった。
そのため、出番の多い地上のモンスターは【ロトシリーズ】から、出番の少ない魔界のモンスターは天空シリーズから、という独自の世界観を構築することでバランスを取っていた。
 
その後連載が進むと、DQ5・DQ6と天空シリーズ三部作の世界観が構築され、ストーリー終盤には、魔界の軍勢が地上に投入されることで、ほとんどのモンスターが天空シリーズのものになった。

魔族 Edit

【ロン・ベルク】【ダイの剣】という自信作を得た自分や人間と比較して、
「魔族の人生は密度が薄い。
 人間の何倍も生きられるもんだからダラダラ生きるヤツが多い
 何百年生きたってカラッポの人生もある…
 こんなにうまい酒が飲めたやつは何人もいないさ…
 オレは今満足しきっている!あの剣は…よくできた…!」
と表現している。
ただし、バーンは不老不死や太陽を欲し、【ハドラー】も地上支配に躍起になるなど、魔族の欲求の強さはうかがえる。
 
人間と違い血の色は青く、耳は尖り、肌の色は灰色懸かっている。ただし、バーンは老人時も若い時も人間とさほど変わらない肌の色をしている。
【ラーハルト】は魔族と人間のハーフなので、少なくとも生殖能力は人間と近いものと思われる。
再生能力を持っており、バーン程のズバ抜けた魔力を持たずとも失った身体の再生が出来る。【ザボエラ】の腕が【マトリフ】に切断されたが、後に登場した時に何の説明もなく元に戻っている。