【魔物ハンター】

概要

DQ7の上級職の1つ。DQ6でいう【魔物使い】。

DQ7

職補正

習得特技と必要戦闘回数

解説

上級職のなかでは【魔法戦士】と並んで微妙扱いされることが多い職業。
　
最大の特徴は「まものならし」を使うことで、倒したモンスターを【モンスターパーク】に送還できること。
だがそのモンスターパークはというと、モンスターを仲間にしたりできるわけではなく実利に乏しい。
コレクション要素の強いオマケコンテンツなので、興味のない人にとっては無意味なものになるだろう。
　
加えて覚える特技もいまいち。
一応、「かえんの息」はMP無消費の全体攻撃であり、ダーマ解禁から一直線に来たとすれば、習得時期に見合う威力はある。
また「もうどくのきり」はとあるボスなどピンポイントで活躍する機会がある。
が、逆に言えばその程度であり、他の上級職に比べると大きく見劣りしてしまう。
ぶっちゃけ、下級職で覚える【どとうのひつじ】のほうがよほど強い（ひつじがバランスブレイカーであるという側面もあるが）。
ステータス補正も役に立つのは素早さ程度と、戦闘面ではかなり不遇な扱いになっている。
　
数少ない利点は前提職の優秀さと、転職スピードの速さ。
前提である盗賊+羊飼いはどちらも習得特技が優秀で、かつ熟練度の成長が早い。そして魔物ハンター自身も上級職にしては成長が早い。
有用な下級職2つを押さえつつさほどの手間なく全体攻撃を習得できるのがこの職の強みとも言える。
　
魔物ハンターを育てるなら、同じく盗賊を下級職に持つ【海賊】と併せてマスターするのも手。
魔物ハンター、海賊にあと1つ上級職を極めれば、冒険の支援に特化したルートとして【勇者】を目指すこともできる。
【ゴッドハンド】ルートのほうがシンプルに強力な特技を習得できて勇者にも早くなれるが、1人くらいはこちらのルートを目指しても、戦い方の幅が広がるので面白いだろう。

DQ7（リメイク版）

職補正やマスターボーナス、転職条件などはPS版から変わらず。
この職以外でも骨付き肉、超霜降り肉を使えるようになった。

習得特技と必要戦闘回数

解説

役立たずの代名詞であったPS版から一転、攻撃・補助・特性と全てを兼ね備えた重要職へと変貌した。
　
まず、実利の薄いオマケ要素だったモンスターパークが【すれちがい石版】を楽しむ上で必要不可欠な要素となり、まものならしの重要度が飛躍的に上昇。
すれちがい石版は心集めや経験値稼ぎ・ゴールド稼ぎで極めて有用なため、パーティー強化のためにはぜひ積極的に活用したい。
まものならしと同等の効果を持つ【まきばの杖】も登場したが、配信石板報酬の1個限定。
メタルキング石板作りなど、積極的に石板を活用するのであれば魔物ハンターが必須となった。
　
また「人間の上級職で覚えた技はその職業でいる間しか使えない」という仕様変更に合わせ、リメイク版では上級職の習得技が大幅に見直されたが、魔物ハンターに追加された技は軒並み役に立つものばかり。
攻撃では従来はモンスター職等限定だった上位ブレス【しゃくねつ】を習得。
ストーリーの中盤で覚えるしゃくねつは反則にも程がある威力を誇り、消費MP0で雑魚を軒並み焼き払うことができる。
サポートではスクルト、フバーハ、ルカナン、マジックバリアといった上級補助呪文を軒並み習得。
ステータス補正が若干低めなことと、【バイキルト】・回復呪文を覚えない事を除けば、攻防においてまるで隙のない職業である。
そのステータス補正もしゃくねつや補助呪文を使うのであれば影響は小さく、回復呪文もモンスター職の【ホイミスライム】で覚えてくるか、賢者の石などのアイテムで代用できる。
その優秀さから、パーティーの誰か1人はダーマ解禁から魔物ハンター一筋で育てても構わない。
　
またしゃくねつはマスターでの習得になるが、まものならしが魔物ハンターでいる時にしか使えないため、マスター後も魔物ハンターのまま転職しない理由がある。
マスターした後も魔物ハンターである意味がある、というのも活躍機会が多い一因と言える。
前提の【羊飼い】が、方向性こそ変わったが相変わらずチートなのもあり、PS版から凄まじい出世である。
　
職業服は男キャラは半裸、女キャラはビキニとミニスカに、緑色のマントを羽織ったワイルドなもの。

関連項目

【まものつかい】
【魔物使い】
【魔物マスター】
【モンスター使い】
【モンスターマスター】