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【バリクナジャ】

Last-modified: 2019-02-09 (土) 15:48:30




概要 Edit

DQ7でボスとして登場したモンスター。後にテリワン3D、DQ10で再登場した。
赤いムチを持ち牛のようなイカツイ顔をした色黒の魔人。色違いに【ネクロバルサ】【武闘魔ガウラド】【ファラオ・ナジャ】【魔創兵ゲゾラ】【ファラリスブル】、星ドラではゴモゴモスがいる。
英語版での名前はPS版DW7ではBeliMawr、3DS版DQ7ではTorgus Maximus。

DQ7 Edit

過去の【コスタール】における、小さな子供が魔物になる事件の主犯。【ガマデウス】いわく「おまんらが考えもつかぬようなごっつい大物」
【大灯台】に灯った聖なる炎を消し、コスタール地方を闇に包んだ挙げ句、国の未来を担う子供たちを両親の目の前で魔物に変えるという大変えげつないやり口を取った魔物。
ストーリー的にも、最後の石版世界であるコスタール編における大ボス、つまり石版編の大トリである。
倒すと【ふしぎな石版?】を落とす。
 
彼とは大灯台の最上階の異空間にて戦うことになるが、彼のもとへ辿り着くまでの道のりは険しい。
特に、直前に戦うガマデウスが厄介。【ひかりゴケ】を食っていたカエルごときと侮るなかれ、お供2体と共に毎ターンブレスによる全体攻撃や各種ステータス異常攻撃を仕掛けてくる強敵だが、それを征した先に待つこいつはというと…拍子抜けするほど弱い。
前座ボスがトリを務めるボスの存在を仄めかすのはつい最近に前例があったが、それと比較すると肩透かしを食らうことになる。ガマデウスのあの台詞もとんだ買い被りだと感じることだろう。
 
ステータス面は2つ前の石版世界で戦う【ヘルクラウダー】と比べてもはるかに劣り、しいて言えばガマデウスに毛が生えた程度。
当然手数はお供を従えるガマデウスの1/3しかない上、その行動も前後のボスに比べ明らかにぬるい。
【じひびき】or攻撃)→(【ベホイミ】or攻撃)→(【痛恨の一撃】or じひびき)のローテーションでひたすら行動するマニュアル魔人で、さらにはとどめとばかりに完全1回行動
しかも痛恨の一撃の威力も中途半端で、微妙な威力の地響き、低過ぎるHP、攻撃以外でやることと言えば焼け石に水のベホイミ程度……と、泣き所だらけのあんまりな戦闘力。地響きのアクションがなぜか縄跳びなのも脱力を誘う。
 
極めつけに、【もうどくのきり】が効くというボスモンスターにあるまじき弱点を持つため、猛毒状態にしてしまえばあとは防御と回復を繰り返すだけで6ターンで自滅。
さらに簡単な方法として、相手を猛毒状態にしたら【アストロン】を唱え続けていれば安全確実に倒せる。
猛毒の霧が効くボスは他にも存在するが、こいつに関してはよりによって『ドラゴンクエストVIIのあるきかた』でこいつに対して猛毒の霧が効くことについて言及されてしまい、この攻略法が一気に広まることとなってしまった。
当然ながら、別に猛毒など使うまでもなく正攻法のみでも全く問題はない。ここまで来られたパーティならば、適当にHP回復と能力強化を併用するだけで危なげなく勝てるはず。
ちなみにバリクナジャとガマデウスをツールなどを使ってタイマンで闘わせると、(一応バリクナジャの方がステータスでは優っているにもかかわらず)ガマデウスの行動パターンに猛毒の霧が含まれるために、普通に理論的にありうる確率でバリクナジャが負けてしまう。これはひどい。
 
参考

HP攻撃力守備力有効な属性行動回数全体攻撃搦め手
ヘルクラウダー3,08018591バギ以外の攻撃魔法と炎・岩石系ぐらい1~2回行動真空波(全体約90)
バギマ(お供)(全体約10)
ベビー召喚
ラリホー(お供)
バリクナジャ1,580190105攻撃魔法全般・ルカニ・毒・炎・雷・岩石系1回行動地響き(全体約60)ベホイミ

ヘルクラウダーより終盤の敵だというのに、ステータスであちらを上回っているのは攻撃力・守備力だけ。
それですらよく見ると、決定的な差にはなりえない。

  • 攻撃力:実質ダメージ2.5ポイント差。そもそも危険な全体攻撃には適応されない。
  • 守備力:実質ダメージ4ポイント差。バリクナジャは【ルカニ系】無耐性なのですぐ0にでき、実際は大きく劣るといってよい。そもそも今作の主力攻撃の【どとうのひつじ】には守備力は影響しない。
    (仮にルカニなしで挑んでもヘルクラウダーは倍近いHPを誇る上、200近いHPを持つ【ベビークラウド】を頻繁に召喚してくるため、結局バリクナジャの方が遥かに耐久性は低い)

RPGでは「序盤ボスより終盤ザコのほうが強い」や「後の方の敵が相対的に弱い」というのはよくあるが、「終盤のボスが絶対値でも相対的な感覚でも同ポジションの中盤ボスより弱い」というのは珍しい。
 
後方にはわざわざ魔物に変えられた子供たちが控えているため、グラコスの【海底のゴースト】よろしくけしかけてくるかと思いきや、子供たちを戦闘に参加させるようなことは一切しない。
いくらモンスターの姿にされているとは言え、プレイヤー側が能動的に生きた人間の赤子に攻撃を仕掛けるわけにはいかないという表現の問題もあるのかもしれないが……。
一見すると子供を守るために戦っているようにも見えるせいか、彼がまるでベビーシッターのように思えてくる。
戦闘前の「もう いっきに終わっちまえ!」という威厳の欠片も感じられない台詞や、戦闘後の「あああ~ なぜだあ~!なぜ このオレが~!」という断末魔も情けなさに拍車をかけている。
 
そんな体たらくなのに、【公式ガイドブック】では、「長いムチを自在に操り、猛牛の顔つきも恐ろしい魔人」、「ただでさえ攻撃力が高いのに頻繁に痛恨の一撃を繰り出すので、HPの回復が遅れるとすぐに倒されてしまう」 と、いかにも強敵であるかのような紹介がされており、掲載ページもボス級モンスターの最後なので、警戒したプレイヤーも多いだろう。
しかし実際はHPの回復が遅れるなんてことはまずあり得ず、皮肉にも「HPの回復が遅れるとすぐに倒されてしまう」のはむしろバリクナジャの方である。
 
一応フォローしておくと、魔王にとっても強敵であったコスタールへ絶望感を与える手法については非常にえげつなく、配属は間違っていなかったといえる。
こいつが買われたのは戦闘ではなくこういった知略の方なのかも知れない。【ボトク】と同じタイプなのだろう。
 
どうでもいいが、「地響き」「ベホイミ」「パワータイプ」「最終盤ボス」「一回行動」「妙に弱い」と前作の【ズイカク】【ショウカク】コンビを一匹にまとめたようなステータスをしている。

リメイク版 Edit

全ボスの中でも有数の強化を施された。
 
まず、猛毒が無効になり、ステータス変化の弱点を克服した。
そして、行動パターンが変わり、(痛恨の一撃or地響き)→(ベホイミor攻撃)→(痛恨の一撃or地響き)の順番で行動するようになり、痛恨率がアップした。
さらにHPが半分以上残っている時にベホイミが選択された場合、ベホイミが不要だと判断し、(痛恨の一撃or地響き)を選択する。
つまり、毎ターン痛恨を放つことができるようになったのだ。
 
…このように強化された部分は多いのだが、「完全1回行動なのと低すぎるステータスやHP」という肝心の弱みに全く手をつけられていない。
しかも、下級職の必要戦闘回数減少と上級職の強化によりこちら側がさらに強化しやすくなったため、彼がベホイミを不要だと判断する状況にはほぼならないだろう。
むしろ、地響きを起こす際に華麗な2重飛びを披露したり、赤ちゃんを【レッサーデーモン】に変化させハイハイを教えるなど、無駄にベビーシッターっぷりに磨きがかかっている。
なおPS版と違い、スクルトを使って守備力380まで上げると通常攻撃は意味がないと判断し、痛恨の頻度が上がるので注意。…まあだからといってそれだけで窮地に陥ることは【一人旅】等の制限プレイでもない限りあり得ないと思われるが。

DQ10 Edit

魔法の迷宮のボスとして登場。中堅レベルの強さだが、【ためる】からのじひびきには注意。
詳しくはこちらを参照。

テリワン3D Edit

そんなこいつだが、テリワン3Dでほかのナンバリングの中ボスとともに出演を果たす。
なんとギガサイズのモンスターとして登場。
確かにごっついし(顔が)、大物だし(サイズが)、まさかこいつが3枠に巨大化するなど我々には考えもつかなかった。
DQ7でガマデウスが言ってたことがこんなところで当たったわけである。
 
配合でも普通にできるが、野生の個体はれっぷうの扉やねむりの扉に出現する。
原作再現なのかデフォルトの特性で【魔神攻撃】を持っている。
他の特性は【れんぞく】(2回)、【AI1~3回行動】【タメトラ攻撃】、+25で【ひん死で呪文会心】、+50で【ギラブレイク】となっている。
この時点でピンときた方はいるかもしれないが、こいつはどう見ても脳筋の見た目のくせに呪文が得意なモンスターなのである。これではまるで5の【ラマダ】と同じである。
それも「どちらかというと呪文のほうが得意」というレベルではなく、普通に魔法型のステータス。
なお、本来悪魔系の弱点であるマヒ耐性はギガボディの耐性補正で半減になっているが、毒に対して完全耐性を身につけた。
 
これで復権なるか……といわれたらそういうことはなく、ステータスと特性が似通っている【スライダークロボ】の劣化だとしばしば言われてしまう。
とはいえ、全モンスター中の能力値合計は8位と高い。
ギラブレイクもあるので【さばきのせんこうSP】辺りを持たせればスライダークロボにも劣らぬモンスターになるだろう。
しかし、本家DQ7と同様に1回行動しかできず致命傷を負うこともザラ。
そのため、ガチで使う場合は究極配合で行動回数アップを選択し、2~3回行動できるようにすれば安定感は増す。本編に比べると大分扱いが良くなったと言える。
 
なお前座だったはずのガマデウスは魔獣系Sランクだが、こいつは悪魔系のBランク。位階配合で普通に作れるが、【スカウトQ】の9問目をクリアするのに必要になるので、必ず1体は作ろう。所持スキルは【VS踊り】
原作でつるぎのまいの踊りで倒されたであろう彼が踊り対策のスキルを持っているのには切実さを感じずにはいられない。
 
ちなみに1~3回行動のまま【スライダーガール】ギャンブル特性を揃えてヘロオロよゆうを持たせるとギャンブル特化のバリクナジャが爆誕する。

イルルカ Edit

引き続き悪魔系のBランク。
【他国マスター】がガマデウスと一緒に連れていることがある。7のコスタール組だ。
野生では【エスターク】を倒した後、さいごのカギの世界に出現することがある。
今作では【新生配合】でスタンダードキラーを習得する。

余談だが、Vジャンプ発刊のワールドマスターガイドではBランクギガボディの中で賢さの成長限界値がトップ(1005)であるにも関わらず、なぜか魔王の書の成長限界値(978)がNo1と書かれている。

DQMBS Edit

第6章から登場。サイズはL。
技はムチでたたく→ほのおのムチ→しばり打ち→デビルズウィップの順で変化していく。
全体的にステータスは高水準で、すばやさも100超え。貴重な魔属性の使い手でもある。
この系統のモンスターを2体召喚すると連携「むちつかい」が発動し、ちからを上げることができる。
なおデビルズウィッブのモーションは相手に向かって走り縄跳びし相手に接近したところで縄跳びで鞭を叩きつけるというシュール極まりないものになっている。