ストーリー/【ガラフ対エクスデス】

Last-modified: 2023-03-20 (月) 13:58:54

FF5

ムーアの大森林で、クリスタルの力も加え圧倒的な力を見せ付けるエクスデスに対して、
を守るためにガラフは命を掛けて、エクスデスと一対一で戦う。
所謂イベント戦闘ではあるがHPが0になっても倒れないその姿にエクスデスならずとも驚くはず。

  • FF5で最も熱いイベントの一つ。更にエクスデス戦などのBGMも相まって、プレイヤーの心に深く残る名シーンである。

そして終わった後に大量回復があるが…。


ここでは永続スリップ状態であり、
またHP0で“付加”されるはずの戦闘不能状態が付加されない。
しかし、デスで“直接”戦闘不能にすると簡単にくたばってしまう。

  • 下記の動画にある通り、大き過ぎるダメージを与えても倒すことができないが、これは「ガラフと同じくエクスデスもまた、HP0で戦闘不能が付加されない」からである。イベント会話でエクスデスが死ぬのは、イベント処理で“直接”戦闘不能にしているため。

デスのほかには、自爆融合等でも強制終了できる。
魔道師以外なら「ボーンメイル」を装備しておけば「フェニックスの尾」で終わらせることが可能。
それ以外のネタとしては、癒しの杖バーサクで戦闘が終わらない、というものがある。
折角の名シーンをこんなことして台無しにしないように!!

  • なお、くたばってもゲームオーバーにはならずストーリーは変わらない。
    勝っても負けても同じように進行するあたりは必敗戦闘とも似ているが、こちらは「基本的に勝てるようになっている」のが違い。

逆に、エクスデスのレベルを調整してレベル5デスで終了させることも可能。


一定ダメージ(解析によると7000)を与えるとイベントモードに突入する。

エクスデス「くらえっ!!」真空波
   ↓
エクスデス「わたしを本気にさせたな! 死の世界へ 行くがいい!!」フレアホーリーメテオ
   ↓
エクスデス「な、なぜ死なん!?」
ガラフ「まだまだ! まだまだ死ねんのじゃ! この命 燃え尽きても! わしは きさまを たおす!!」
   ↓
エクスデス「いかりやにくしみで わたしを たおすことはできぬ!」
   ↓
ガラフ「いかりでも…にくしみでもない…!!」
   ↓
エクスデス「では、なんだと…」

破壊力抜群の真空波や三大魔法の連発等、エクスデスの格の違いが明らかになると同時に、それに屈しないガラフの覚悟が感じられるイベント。
面倒でも自爆や融合なんてするもんじゃない。
火力の低いジョブだと7000ダメージに到達するのに苦労する。

  • まだ会話イベントが残っていても先にエクスデスのHPを5万削ってしまった場合、それ以降会話が発生しなくなる。
    この場合エクスデスが謎の点滅を繰り返すだけになるが一定時間たつと勝手に戦闘が終わる。

エクスデス「では、なんだと…」に続くガラフの返答が気になる。
この良い掛け合いの最中でセリフが止まるから初プレイ時から気になって仕方なかったが結局解らずじまいなのが哀しい。ガラフの熱いセリフが知りたかったな。


エクスデスのセリフ「わたしを本気にさせたな!」は、DFFでサンプルボイスになっている。
個人的にはこれをEXモード発動時のセリフにしてほしかった。

  • ブレイブリーデフォルトの攻略本では、登録キャラのセリフにこれが採用されている。
    元ネタを知っている人なら思わずニヤリ。
  • 全ファイナルファンタジー大投票でこのイベント戦闘が紹介・解説されたが、リターンを選択→「わしは きさまを たおす!!」→リターン発動で次の紹介映像に移っている。

FF4のテラみたいに憎しみ全開ではなく、仲間を守るという強い意志のもと向かっていったためか、その後の対応がまるで違う。

  • テラの場合兄さんが気を使ってテラに全く攻撃をしなかったが、
    先生ガラフを始末しようとするという違いもある。
  • テラはMPの限界を超えて戦ったのに対して、ガラフはHPの限界を超えて戦った。

ガラフ対エクスデスはDFF発売記念の 「Historical Compendium」のFF5にあるが、テラはない。


【視聴覚室】
どちらも感動クラッシャーなガラフの顛末。

後者はハックロム、前者はTAS。他にもブラッドソード+バーサク化で永遠に死なないガラフという感動クラッシャー動画もあった。

  • ブラッドソードならいずれ当たるが、いやしのつえだと本当にハマリ。

他にも調合等を上手く使ってエクスデスと戦うガラフ、立場が逆転している。
ガラフ「な、なぜ死なん?!」(ダメージを与えすぎると会話が出なくなり、エクスデスが自滅しなくなる)

MP切れで三連続の魔法を使わせないで倒す

MP切れにして「ダメージ↔回復」を繰り返す拷問をするガラフ


HPが0の状態で素早さの歌など攻撃を受けるまで歌い続けるタイプの歌をうたうと攻撃を受けても解除されなくなってしまいハマる。
歌の解除はカウンターなので、HP0で戦闘不能にならない処理関係のバグと思われる。


普通のレベルでこの場面になるほとんどの場合、戦闘開始直後のガ系魔法でガラフのHPが0になってしまう。
イベント前にリフレクトリングを付け、調合などを活用すれば比較的容易にHPを0にせずイベントを終了させる事も可能だが、物語は変わらない。

  • 手っ取り早く相手を倒す方法として、一騎打ちのエクスデスはLv63なので、黒の衝撃を二回当てると小数点以下切り捨てでレベルが15になりレベル5デスが効く。
  • 青魔導士ガラフにリフレクトリングを装備して、アビリティに「召喚」をセットし、ゴーレムを召喚して攻撃を受けにくくすると普通に勝てる。

このイベントの時、地味に気を付けるべきはガラフのジョブではないだろうか。
ナイトとかなら雰囲気も相まって盛り上がるけど、ほっかむり羊の格好、はたまた踊り子姿で命懸けの戦いに挑む様子は正直ちょっと…って気持ちになる。

  • いつもナイトにしていた、初見では攻撃アビリティ無しの白魔道士だったのでかなりの長期戦になった、初プレイ時はモンクで侍で挑むといった各人のプレイ報告がある。

坂口博信氏がインタビューで語ったところでは、この印象的なバトルを作ったのは、自分ではなく戦闘シーンの担当者(伊藤裕之氏?)であるらしい。

D担:よくインターネットでは、FF5でガラフがエクスデスに何度も立ち上がるシーンが、話題になるんです。ああいうゲームならではの演出はどう思われますか?

坂口:あれはいいですよね。でも僕じゃなくて、戦闘シーンの担当者が作ったものです。もちろん、僕から「ここにこういうシーンがほしい」と言うこともあるんですが、色んな人がアイディアを持ち寄って、面白くしていくのがFFでした。

FF5(iOS/Android版)

自爆、黒魔法「デス」(はなつ反射や武器の追加効果)、ボーンメイル装備でフェニックスの尾、青魔法「融合」、これら全てを実行しても戦闘を続けるガラフの姿を確認。
以下の強制バーサクも含め全て現行最新iOS版ver1.1.3。


イベントを台無しにしないという意味でいい変更だと思うが、
上記の通りダメージを与える手段を確保しておく必要があるので、低レベル攻略等の際には注意。

  • 各種スマホ版では、HP0になると表示が赤数字になるのが通例。
    しかしこの戦闘では、単純にHP0になるだけでは戦闘不能にならないため、瀕死を示す黄数字で0と表示されているのが細かい。
  • ダメージを与える手段として旧スマホ版で「初手自爆」はあり。フレイムシールドを装備していればファイガで回復できるかもしれないのでもう一度撃つのもあり。

HPが0になっても回復は可能なので、魔法や打撃への対策をしていれば回復→自爆を繰り返す事もできる。


素早さの歌など歌唱が続く歌はHPがある間は歌える。
HPが0になってから歌うと歌唱自体が続かないため、歌によるハマりは回避されている。


HPが0になると、調合「祝福のキッス」をガラフに使ってもバーサクもヘイストも分身もかからない。

  • 体力があるうちにガラフに祝福のキッスを使うとちゃんとバーサク・分身・ヘイストがかかる。
  • HP0中はHP/MP回復以外のあらゆる状態変化が起こらない。例えば調合でレジスト系バリアを張ってもガ系魔法を吸収しない(HPがある間に使えば吸収する)。

エクスデスに祝福のキッスを使うと会話が封じられ、バーサクにより会話をスキップできる。ダメージを7000以上与えてからバーサクを調合「万能薬」などで解除すると会話が始まる。
バーサク中にHP5万を削り(はりせんぼんを使うと楽)、それからバーサク解除すると会話なしでエクスデスが雑魚敵用の消滅エフェクトを起して戦闘終了となる。

  • バーサク解除なしでは5万以上ダメージを与えても戦闘が終わらないため、敵とHP0前のガラフ両方を強制バーサクすると戦闘が終わらずハマる。

癒しの杖バーサクでもハマるのを確認したが、これは仕方ないだろう。
「敵味方睡眠で戦闘が終わらない」といったケースと同様、システムを悪用してわざと選択しなければありえない状況である。
攻撃回数が一定数突破でイベント強制進行、みたいな感じにしても良かったかもしれないが。


不具合かは不明だが、一騎打ち時合計7000以上のダメージを一気に与えると真空波+魔法三連発を飛ばして会話イベントに移行する現象が発生する。


助けに来たクルルに一撃を食らったエクスデスが復活して攻撃を繰り出す際、オリジナルでは楽曲「危機一髪!」が流れていたが、「覇王エクスデス」(エクスデスのテーマ)に差し替えられている。

FF5(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版ではガラフの常時スリップが削除されている。上手くすれば一度もHP0にならずに勝利できるがイベントの結果は変わらない。


現段階のver1.0.8では、上述されている黒の衝撃2回→レベル5デスでエクスデスが死ななくなっている。
ピクセルリマスター版で可能に戻った調合Lv255→レベル5デスでもダメで、どちらもレベル5デスは発動するがエクスデスのHPが1になって残ったままイベントが進行する。


この時のエクスデスには新たに祝福のキッスのバーサク耐性が追加された。祝福のキッスで分身とヘイストがかかるが各種魔法を使いイベントもそのまま進行させられる。
イベント進行中に祝福のキッスを使った場合もこちらの攻撃に反応してイベントが進行する。


ピクセルリマスター版ではガラフを強制絶命させる事は旧スマホ版同様修正され、ハマりも回避されている。

  • ドーピング系の歌はHP0でも歌えるが殴られると解除されるようになった。自身へのデスポーション使用や自爆をしてもHP0になるだけで死なない。融合は自分自身に使えなくなっている。ボーンメイル装備中にフェニックスの尾はミスになる。
  • 自分自身のレベルを255にしてドラゴンアーマー→レベル5デス反射でガラフにレベル5デスが発動するが、HP0になるだけで戦闘は続く。
  • 旧スマホ版ではHP0時にドーピングなどが不発となったが、ピクセルリマスター版ではレジスト系やリジェネなどもかかる。
  • HP0だと癒しの杖だけ回復効果が発動しない。HPが1以上あれば癒しの杖できちんと回復する。

バーサク+癒しの杖装備だとオートモードで30分放置しても変化はなくハマり状態になった。
攻撃回数一定回数越えでハマり防止のためイベント進行といった処理はないようだ。
仕様を理解した上での意図的な悪用なので、この仕組み自体に問題はないだろう。


クルル加勢後に流れる楽曲が「危機一髪!」に戻った。