地名・地形/【ムーアの大森林】

Last-modified: 2022-12-28 (水) 23:27:39

FF5

第二世界で訪れるダンジョン。
ムーアの村の東に広がる広大な大森林。
この森の最深部にある「長老の木」の中に、クリスタルが眠っている。
そのため、クリスタルを狙ったエクスデスに森全体を焼き払われる。
この森が全体的に悲しく感じるのはその切ない音楽だけでなく、ガラフが亡くなった場所でもあり、
「蘇ろうとしている」とクルルが感じ取ったり、本作のエンディングでも登場したりするせいだろう。

  • ちなみに、エクスデスはここの木の一本に世界中の邪念が集まり生まれた。
  • 故郷でも容赦なく焼き払う。まあ人間じゃないから故郷への愛着なんて元々無いのかもしれんが。

ボスは封印を守る者


全体的に明るい雰囲気のFF5の「悲しみ」が凝縮されたような場所。
個人的にエンディングでクルルが長老の木に花を手向けるシーンが印象的。
しばらく祖父ガラフへの想いをめぐらした後、
静かに「じゃあね、おじいちゃん」とつぶやいて長老の木から立ち去るシーンなんて、もう……
号泣などとは違う、静かな悲しみが本当に良く伝わってきた。
エクスデスの誕生からストーリーの最後までFF5の「暗部」をよく担ってきてくれたと思う。


出現する敵の頭数が多いのが厄介。
青魔道士を起用する(習得済みなら青魔法を付ける)とマモンにはレベル5デスが、
ウィルムインプにはレベル4グラビガが(習得済みならレベル3フレアも)有効で、
ガジェラガジェリは全体化エアロで全滅させられるのでうまく活用しよう。
実はエアロラまでは必要ない。

GBA版でモンスター図鑑を埋めたい場合、
ウィルムはここで倒しておかないと二度と遭遇できないので注意。
インプも限定モンスターだが、こちらは出現率が非常に高いので問題ないだろう。
ウィルムとインプは火災の前しかエンカウントできない。


第三世界では長老の木とその周辺を残してすべて消えてしまう。

  • ムーアの大森林は、第一世界の流砂の砂漠と重なる位置に存在していた。
    世界が合体した際、辛うじて緑が蘇りつつあった「長老の木」の周辺以外は、
    すべて砂漠に飲まれてしまったと思われる。

宝箱のほとんどが非常にわかりにくい場所に設置されている上、視界が悪く自分のすぐ周辺しか見えない。
そのため、何の情報も無しに宝箱を回収するには隅々まで歩いて回る必要があるだろう。


長老の木手前あたりまで行くと火災が発生し、地形が変わり先に進めるようになる。
その際近くの宝箱にあるイージスの盾フレイムシールドに焼失前と焼失後では中身が変わる。
イージスの盾が欲しい場合は「焼失前」に回収しておこう。
イージスの盾はイストリーの滝で、フレイムシールドはピラミッドで手に入る。
なので、どちらを取るかでさほど気を揉む必要はない。
強いて言うならピラミッドの方が早くに行くので、イージスの盾優先か。どうせ両手持ちor二刀流を使い倒す気ならどっちにしろ出番は(ry
焼失後奥に進むとこの他にフレイムタンすすといういかにもなアイテムが手に入る。

  • すす」はさり気なく個数限定のレアアイテムである。
  • なおイージスの盾とフレイムシールド、いずれも後に通常エンカウントモンスターからレア枠盗みで入手可能。
    なのでアイテムコンプリートを狙う場合でも、どっちを取っても取り返しがつく。
    プレイヤーそれぞれが有用だと思う方を取っておこう。
  • 細かいことはそれぞれの項目に譲るが、イージスの盾は汎用性が高く、フレイムシールドは炎属性を多用してくる敵にピンポイントで刺さる。炎の指輪を装備していれば無用の長物と化すが、この時点で炎の指輪所持はかなり厳しい。
  • 盾はどうして変わったのか……。ひょっとしてフレイムシールドはイージスの盾を熱して作られているのだろうか?
  • フレイムタンの宝箱は元々何が入ってたのかが気になる。グレートソードあたりだろうか?
    もちろん、元々フレイムタンだった可能性もあるが。

エクスデスが森に火を放った後、モーグリの住む穴に入って様子を見ようと言うのだが、
そこはテレポが可能である。
様子を見ずに飛び出しても、テレポ先は海底のギードの祠に到着した潜水艇の中。再度ムーアの村の東にある湖に浮上。ムーアの大森林に徒歩で行くと燃え盛る森の姿は無く、既に焼け野原に成っている…。大森林東の端の森部分から「長老の木」に入ることで火災後状態からの継続となる。


VC版ではエクスデスが攻撃を仕掛けるシーンが修正された。
(オリジナルでは長く激しく点滅した為)


尋常ではなく視界が悪く、しかもあちこちに引っかかりやすくて本当に歩きにくい。
思わず焼き払ったエクスデスにGJと言ってしまいたくなるぐらいに面倒な場所。


SFC版からGBA版まではここだけセーブポイントの形状が何故か他の所と異なる。
他の所にあるセーブポイントを上から見た感じになっている。
ここだけ形状が違うのは、ゲームのグラフィック表示上の都合だと推測される。詳しくは上記【セーブポイント】のFF5の項を参照。

  • 旧スマホ版とピクセルリマスター版では通常のセーブポイントと同じものに統一されている。

第二世界では山に囲まれており、飛竜に乗って行く事の出来ない数少ない場所。潜水艇を手に入れてから初めて行く事が出来る
だがガラフ対エクスデスを挟んで何故か南側の山の一部が無くなり、飛竜に乗って自由に行き来する事が出来るようになる。(但し飛竜が着陸できる場所はムーアの村の西、とても狭いエリアとなる)
イベントの前後に飛竜が関わっているためだと思われるが、飛竜かクルルが山を吹き飛ばしたのだろうか?

  • 南側の山の一部がなくなるのは火災の直後から。封印を守るものと対決する前に一度焼け跡からでると確認できる。
  • まぁエクスデスが開けたと考えるのが一番自然だろう。森が燃えるシーンでも下側から燃えているし。

クルルがガラフのアビリティを継承した後、四人で飛竜に乗ってこの森を去ることになるが、
焼け野原の上を飛んで行く飛竜の背中でクルルが長老の木のほうを振り返るのが泣かせる。


樹の内部の戦闘背景はSFC、PS版では非常に美しい木々を象徴するかのような感じだがGBA版はクソドデカいフライドポテトの上に立たされてる感じのグラである。
また樹の内部の戦闘背景は非常に残念ながらここだけで、ガラフとエクスデスの一騎打ちをしてガラフ死亡と同時に二度と観賞できなくなる。

  • SFC~PS版では樹木をくりぬいた内部のイメージ。GBA版以降は樹木の中に無数の根っこが生えているイメージ。GBA版以降であれば、亡者の巣窟クリスタルと戦う際も、この背景を見ることができる。

SFCカセット版にて、ガラフ死後のクルルが再び話しだすまでの超短時間ではあるが、樹の内部にてゴブリン(単体か3体セット)とエンカウントする事があった。

  • 物凄く細かい話だが、樹の内部の戦闘背景をガラフ死後も鑑賞できない事はない。実はFF5歴20年以上でウン十回クリアしている自分も先ほど初めてエンカウントして「?!」となっている。戦闘勝利後のファンファーレは冒頭のアレをすっ飛ばして「ちゃーらーちゃらーちゃっちゃらーちゃらー」から始まった、イベント中BGMが無音な事と干渉しているか?
  • 未検証だが、樹の内部にモンスター遭遇テーブルNo.000が(一部)はみ出しているのかも?
    詳細はゴブリンの項を参照。

だいたい想像はつくと思うが、ゲームの仕組み的には「本当に森林が炎上して、焼け跡に変化した」わけではなく、炎上前と炎上後は元からまったく別のマップとして独立して存在している。
「炎上後のマップ」への入り口は、炎上前からワールドマップ上に設置されているのだ(チョコボの森みたいな丸い形の森)。
また、炎上前のマップでは途中の火事によって左奥に進めなくなり、モーグリの穴に入るしかないわけだが、マップの設計上もあそこで完全に行き止まりとなっており、炎上前のマップに長老の木への繋がる道は作られていない。

DDFF

ムーアの丸太という素材アクセサリが登場しているが、その説明文は「勇者の最期を看取った丸太」というもの。
これが長老の木のことであるのは明らか。これを伐採した者の血の色が知りたい。

  • エクスデス色(?)だったりして。
  • 寿命その他の要因で死んだのを取ってきたのかもしれない。倒木を材木として使うのはよくあること。

FFRK

FF5のダンジョンとして登場する地名。ボスはクリスタル
ノーマルダンジョンでは、ヒストリーの初回クリア報酬としてガラフの記憶結晶が、フォースの初回クリア報酬としてガラフの記憶結晶IIとレッドXIIIの記憶結晶が入手できる。