書籍/【メモリアルアルバム】

Last-modified: 2021-04-18 (日) 17:09:35

スクウェア・ソフト時代にデジキューブが発行していたシリーズ。
刊行されたのはFF7INT~10。
内容は何章かに分かれており、シナリオ本編のムービーやイベントシーンの写真と共にセリフが網羅されている。
既に終えてしまったイベントシーンやセリフを調べたい時、クリア後やふと思い出してふり返りたい時にどうぞ。
発行元が倒産しているので全て絶版。現在再発行はされていない。
システム上全員で旅をする10以外はパーティー編成の都合で全員のセリフが揃っていない点に注意。
FFシリーズ以外ではゼノギアス、サガ・フロンティア2、キングダムハーツ ファイナルミックスで発行されている。
ネタバレどころか全編丸わかりなので未プレイの人にはオススメできないかも。


FF7INT

“THE UNFORGETTABLE SCENES FROM THE WORLD OF FINAL FANTASY VII”

FFVII300万本突破記念・完全保存版

あの場面が、あのセリフがここに蘇る!

1997年10月29日初版発行。定価(本体1900円+税)。264P。
最初に刊行されたメモリアルアルバム。
装丁は紺色のカバーで表紙は白抜きのタイトルに銀色のロゴマーク。裏表紙は「SQURESOFT」のロゴ。カバー下は白黒反転したミッドガルの全景。水色のスピン(栞紐)付き。グレーのしっかりした当て紙があり、ページは全て黒地に白文字と値段の割にかなり豪華に設えてある。
ユフィは加入するシーンがなく運搬船で突如現れる。ヴィンセントは最速で神羅屋敷を訪れた場合。
巻末にはオリジナル版との変更点が特集され、神羅屋敷地下で見られる、本編の5年前にここからクラウドザックスが脱出し、ミッドガル手前で死別するエピソードも収録されている。
テキストはセリフのみ。
ゴールドソーサーのデートの相手はエアリス
ルクレツィアの祠でのイベントはない。


143P11行目、ウータイイリーナコルネオに拉致されるシーンで
 クラウド●ほひ、ほひ! ほひひ~~~!!
となっている

改訂版

ファンの皆様の熱いご要望に応え、新装復刻

ご好評により完売した「ファイナルファンタジーVIIインターナショナルメモリアルアルバム」が、ファンの皆様の熱い要望に応え、5年近くの沈黙を破って復刻。「名作」と呼ばれる『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル』の感動が今甦る!!

2002年2月28日改訂版第1刷。定価(本体1700円+税)。264P。
絶版になっていたオリジナル版が、先に発売されていたFF8のメモリアルアルバムの装丁を継承して改訂版で発売。内容は変っていないためグレードダウン感が激しい。裏表紙は「SQURESOFT」のロゴ。
表紙は等分割された12枚のCGイラスト。各キャラクターのメインのイメージCG9枚とハーディディトナに跨がり一刀両断を持つクラウド、ミッドガル、夕暮れのハイウインド。全体的に暗い色のものばかり。


クラウドのほひほひもそのまま。

FF8

“Wish you were here.”

テキストとビジュアルで振り返る、不器用な2人のラブ・ストーリー。約2000枚の画面写真と、ゲーム中のメッセージそのままのキャラクター・テキストを収録。約100編におよぶ美麗なCGムービーも完全網羅。ページをめくるたびに、『FFVIII』のすべてが鮮やかに蘇る!

1999年9月2日初版。定価(本体2000円+税)。344P。
7の次に出た2冊目。装丁が変わり、白地のカバーに表紙は下3/4は等分割でムービーシーンのカット20枚、残りの上1/4はタイトル、ロゴ、サブタイトル。裏表紙は「SQURESOFT」のロゴ。
豪華すぎた第1弾からコスト削減なのか、紙質はアルティマニアなどの書籍と同じ感じに。以後このデザインが継承される。
8のみ、ムービーカットの中央にスコールのガンブレードが描かれている。
各章の扉にはチャプター名に関連したその章内の誰かの発言がピックアップされている。
テキストはセリフのみ。
ミサイル発射イベントでリノアバラムガーデンルート。

FF9

“Journey to the truth.”

“霧”に覆われた大地から始まる、それぞれが歩む“真実を探し求める旅”

自分の出生を知らず、故郷を探す旅を続ける少年ジタン。王女であることに疑問を抱き、城を飛び出す少女ガーネット。星を取り巻くいくつもの謎が交錯し、とてつもなく大きな運命に翻弄されつつもそれぞれが歩む“真実を探し求める旅”を、テキストとビジュアルで完全再現!

2002年7月31日初版。定価(本体2000円+税)。368P。
情報統制がかかっていたため、発売は次作の10のものより後になった。
裏表紙はタイトルロゴ。
世界の年表、新規に仲間に加入する場面でそのキャラの全身CGイラストとフルネーム、性別、年齢のプロフィールを表したページが入る。
また、後述の10と同じくセリフの合間合間にキャラの動作や場面の状況を説明する文が入り読みやすい。
クイナは最速で加入した状態。

FF10

“a tale for you.”

死の螺旋にとらわれたスピラを舞台に繰り広げられる“それぞれの物語”

突如起こった異変によって少年は見知らぬ世界に迷い込み、その世界「スピラ」では、偉大なる父の遺志を継いだ少女が災厄を鎮めんと旅立つ。運命の糸に引き寄せられた二人が「災いの元凶は少年の父」という真実に直面しながらも紡ぐ“それぞれの物語”を、テキストとビジュアルで完全再現!

2002年2月28日初版。定価(本体2000円+税)。352P。
7の改訂版と同じ発売日。裏表紙は「SQURESOFT」のロゴ。
上述の通り9が情報を規制されていたため先に発売された。
各章の扉にはあらすじが書かれ、セリフのないシーンでもその場面が分かる文が書き込まれており、とても読みやすい。アルベド語のセリフは原文で書かれ、見開きの最後に注釈として「ワウゼゴゾロンタルヨ~ハ~(アルベド語翻訳コーナー)」に翻訳文が掲載される形。
ミヘンセッションではルッツが死亡しガッタが生き残ったルート、好感度イベントはグアドサラムマカラーニャ湖ルールー飛空艇での一連の『シン』戦の時はユウナのもの。
また、本編から逸れてジェクトブラスカアーロンの各スフィア、旅をやめるルートのドナバルテロレミアム寺院でのベルゲミーネグレート=ブリッジでのマローダパッセバージ寺院シーモアの母との会話だけでなくメイチェンの各地での語りも網羅している。