関連項目:武器/【ドラゴンスレイヤー】、武器/【ドラゴンバスター】、チョコボシリーズ/【ドラゴンキラー】
FF1
ドワーフの洞窟で手に入る剣で、非売品。
FCでの剣種はレイピア、色は青。
名前の通りウィルムに強い…というより、ドラゴン系モンスター全般に強い。
まあ「ウィルム(wyrm)」という言葉が元々は「ドラゴン」と似たような意味なので間違ってはいないが、一般のプレイヤーには「ドラゴンキラー」「ドラゴンスレイヤー」といった名前の方が理解しやすそうである。
それでもあえて「ウィルム」の表現を用いているのはやはりD&Dの影響に他ならない。
- 「wirm」とはワイアームとも呼ばれる、古風RPGでは上級のドラゴンを指す言葉だった。竜と龍の違いに似ている。
- ドワーフの洞窟で入手できるようになるのは神秘の鍵を入手した後。
特攻効果を抜いた武器の性能は攻撃力19・命中率15・クリティカル率22(WSC版のみCT率10)。
戦士(ナイト)・シーフ(忍者)・赤魔術師(赤魔道士)が装備可能。
売った際の値段は4000ギル(FC版・リメイク版共通)。
GBA版以前ではドワーフの洞窟で手に入る1本だけしか手に入らないが、シーフ以外のジョブにとってはほぼ不要品でしかないため、装備品の所持に制限のあるFC版では売られてしまうことがほとんど。
FC版では、これに限らず特効持ちの武器は全てプログラムミスのせいで効果を発揮しない。
全体で中の下程度の攻撃力と地味な立ち位置だが、シーフの最強武器という重要な役目がある。
そのため、忍者にクラスチェンジするまでは戦士や赤魔がより上位の武器に持ち替えていくのを尻目にこの剣に命を預けることになる。
素直にガントレットやまじゅつのつえの力に頼る方が効果的だが、白魔黒魔の通常攻撃よりはまだシーフのそれの方が期待が持てるため、状況的にアイテム頼りが許されない場面も多い。
なお、シーフ限定プレイではこの一振りに命運を託して四天王に挑むという泣きたくなる状況が待っている。
(実際はレイズサーベルに賭けることになったりするが)
- リッチとマリリスにはルーンブレード、クラーケンにはさんごの剣のほうが有効。
種族補正を含めて攻撃力3~4の違いではあるが。- リメイクならね。FC版だと特効が仕事しないからウィルムキラー一択。
- WSC版以外なら、ウィルムキラーよりもさんごの剣の方がクリティカル率が高い。
わずか3%とはいえ、シーフにとって多少なりとも火力が上がる恩恵は大きい。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「ドラゴンしゅ に ゆうこうな けん」。
ホワイトシャークが低確率で落とすようになったため、複数個入手可能になった。
したいというこだわりの強いアイテムコレクターからは狩られる運命にある。
ただし、GBA版以降は追加ダンジョンに潜ればシーフ用にもこれより強い武器が数種入手可能になったため、クラスチェンジ縛りをしたい場合でもあえて複数入手を狙う意味はない。
- ホワイトシャークに遭遇できる海底神殿に行ける頃には既にもっと強い武器を入手済みのうえにもうクラスチェンジも可能(もしくは既にクラスチェンジ済)な時期のため、普通のプレイヤーにとっては単なるコレクションアイテムにしかすぎない。
- ホワイトシャークからのドロップ率は3%。
FF1(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版でも引き続きホワイトシャークから量産可能。
GBA版以降の追加アイテムが軒並み削除されているため、シーフ4人縛りをやる場合はホワイトシャークを狩って量産することになるかもしれない。