名前 | ディーゼル10/ディーゼル*1 |
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英名 | Diesel 10 |
性別 | 男 |
色 | 黄土色(車体&運転室&屋根)+黄焦茶色又は鉄黒(ピンチー)*2+灰クリーム色(ライン)+黒(車輪&バッファー)+赤(バッファービーム) |
製造年 | 1958年-1961年 |
車軸配置 | Bo-Bo |
所属鉄道 | イギリス国鉄→ノース・ウェスタン鉄道 |
運用 | ・旅客・貨物列車を牽引する場面は全く無く、屋根についているグラップルのピンチーを使ってスクラップ等の処理、工事作業を行うだけ。 |
分類 | ・ディーゼル機関車 ・特殊車両 |
TV版初登場シーズン | 長編第1作『きかんしゃトーマス 魔法の線路』 |
TV版初台詞 | 「邪魔だぁー!!退け退けぇーっ!!」 「何の用だ?」※81プロデュースに変更後、新シリーズ、梁田清之さん初台詞 「フッフッフ…そうやって楽しそうに笑ってられるのも今のうちだ…蒸気機関車ドモめ…フハハハ…フハハハハハ…フハハハハハ!!!ハッ…待っていろ…」※CGアニメ、黒田崇矢さん初台詞 「親愛なるパーシー。ディーゼルからお前が来ると聞いていたぞ。来てくれて嬉しいよ。ずいぶん久しぶりだよな。ん?」※山里亮太さん初台詞、仁科洋平さん初台詞(CS放送時) 「蒸気機関車の奴らは、俺達よりも沢山の飾りを持っているんだ。」※短編、仁科洋平さん正式初台詞 |
一人称 | 俺 おいら 俺様(おしゃべりディーゼル10) |
二人称 | お前 てめぇ(長編第1作) お前さん 君 |
説明 | ・本土の機関車達からも恐れられる程の意地悪で極悪非道*3なディーゼル機関車で、ディーゼル機関車達のリーダー。 ・ディーゼルとディーゼル261とハリーとバートに続く5台目のディーゼル機関車の悪役。 ・6台目の悪役。 ・ソドー島の蒸気機関車はもちろん、一部のディーゼル機関車にも恐れられている。 ・過去にもソドー島に来た事があり、ノース・ウェスタン鉄道を恐怖に陥れたらしい。 ・劇中旅客・貨物列車牽引で活躍する場面は皆無で、屋根についているグラップルのピンチーを使って工事作業や破壊行為を行うことがほとんど。 ・アダ名を付けるのが趣味で、トーマスを「タンポポ頭」、トビーを「ティーポット」・「クズ」、ミスター・コンダクターを「金キラ野郎」と呼んでいた*4。 ・ドッヂとスプラッターと共に島にやって来た*5。 ・面倒くさがりで、ドッヂとスプラッターの事は名前を混同し、「スプロッヂ」と呼んでいる*6。 ・YouTube限定動画ではフィリップには優しいようで、フィリップを助ける為にヴィニーと罵倒合戦を繰り広げるなど、フィリップを可愛がっている様子。 ・マガジンストーリーでは何故かピンチーが描かれていない。 ・口癖は「蒸気機関車をスクラップにする」・「蒸気機関車をバラバラにする」だが、一度もスクラップにしたことがない。 ・2020年現在、今の所、彼の出番は無い。 ・YouTube限定動画では橋の上で横倒しになったことがある。 ・トビー同様、自分専用の機関庫を持っている。 ・名前は『10』だが、車体番号は付いていない*7。 ・人形劇時代は名前を呼んでいなかったが、CGアニメでは普通に名前を呼んでいる*8。 ・ディーゼル機関車の中では大きな体をしているが急行客車を牽く様子は見られない。 ・2020年現在、未だ彼の機関士が降りる様子は見られない。 |
性格 | ・嫌味が多く、何かにつけて蒸気機関車に因縁をつけてくる。 ・考える事は極悪非道だが、結構ドジで二次災害を起こす面もある。 ・傲慢ちきで、己の野心の為に他人を利用し続ける悪党でもある。 ・一部の蒸気機関車や人間に悪意のあるあだ名を付けるのが得意*9。 ・砂糖が大の苦手*10。 ・時間を無駄にすることを嫌っており、1分1秒を大切にしているらしく、部下2台を総称で呼んでいる。 ・ゴードンとディーゼルとジョージとヴィニーとパトリックと同様、女性への礼儀が中途半端*11。 ・長編第2作でトーマスの頼みを聞いてあげたり、長編第3作で行方不明になったトーマスが見つかったことを聞いて喜んでいたり、第17シーズンでクリスマスの飾りを素直に返却した事から、少しだけ慈悲深い一面がある模様。 ・トビーに揶揄られて激しく動揺する等、精神的弱さを見せる時もある。 ・ヘンリーとジェームスとデイジーとバーティーとゴッドレッドとマラードとスペンサーとバイロンとレッジ程ではないが、自惚れ屋の一面がある*12。 ・「触らぬ神に祟りなし」が何なのかよく知らない*13。 ・「人を呪わば穴二つ」が何なのかも知らないらしい*14。 ・座右の銘は「臥薪嘗胆」。 ・「一寸の光陰軽んずべからず」を心得ている。 ・「他人の不幸は蜜の味」をモットーにしている*15。 ・フランクと同様、蒸気機関車が優遇されている事に不満を持っている。 ・彼が蒸気機関車を嫌う理由は未だ不明。 ・彼曰く「赤は疲れる色」らしく、この事をジェームスに言ったらしい。 ・自惚れやな面がある反面、自分を「天才」とは思っていないらしく、「馬鹿」だと思っているらしい。 ・手先は器用でピンチーで彫刻を造って、自画自賛した事がある。 ・そして、美術が得意*16。 ・ケビンやフィリップと言った愛嬌のあるキャラクターと相性が合う。 ・笑いすぎるとエンジンから黒煙が上がって、オーバーヒートする傾向がある。 ・ただしYouTube限定動画では基本的に蒸気機関車達にとても優しい性格で描かれている。 ・口では『蒸気機関車をスクラップにしてやる』と言っているが、実際は実行していない小心者*17。 ・罪に対する罪悪感が無く、ティッドマス機関庫を破壊する建造物損壊、ミスター・コンダクターを橋から落とそうとする殺人未遂とジュニアを連れ去る誘拐、ソドー整備工場内への立て篭もり・デモ行為、クリスマスオーナメントを持ち去る窃盗をやらかした事があるが、いずれも罰せられていない*18。 ・絵本では珍しい物に興味を持つ一面があり、金色の蒸気機関車を『伝説の機関車』だと主張し、彼女に手を出そうとした事がある。 ・彼曰く「何処までも続く線路なんて無い。」らしい。 ・チャーリーと同様、冗談が好き。 ・エドワードとトビーとステップニーとファーガスとロージーとウィフとビリーとヒロとスクラフとミリーとグリンとアシマとレキシーとレベッカとディーゼルとメイビスとシドニーとアニーとヘクターとトレバーとジョージとエリザベスとディーゼルの機関士とスクラフの機関士とロージーの機関士・機関助手と同様、汚れても気にしない性格。 ・トーマスとパーシーとエミリーとゴードンとヒロとトップハム・ハット卿と不機嫌な乗客とトップハム・ハット卿のお母さんとハリーとバートとダンカンとサー・ハンデルと同様、時間に厳しく待つのが苦手*19。 ・機関車達をいじめるのが趣味。 ・ジェームスとディーゼルとスペンサーと同様、「譲り合いの精神」が無い*20。 ・トーマスとゴードンとジェームスとパーシーとビルとベンとスペンサーとソルティーとダンカンとマージとエースとカッシアとローハム・ハット卿とナンシーと同様、悪戯好き。 ・大暴れしている反面、ハーヴィーとアーサーとスクラフに比べ若干控えめだが、内気で消極的な一面があり、悩みを抱え込むタイプで強引な手段で解決に導き、遠慮する場面があり素直な所を見せない*21。 ・強面な癖して意外にも綺麗な物が好きだと言うロマンチストな一面を持っているディーゼル機関車。 ・人形劇時代は暴れん坊な性格だったが、CGアニメでは威風堂々とした面を見せる事もある。 ・『安全』より『速さ』を優先するタイプ。 ・サー・ハンデルやフランキー同様、歌うのが好き。 ・三半規管が優れている*22。 |
TV版での経歴 | ・TV版短編初登場かつ現時点で唯一の登場となる第17シーズンではクリスマスオーナメントをくすねようとしてパーシーに見つかり、逃走した。また、このシーズンでは初めて警笛を鳴らした。そして、第17シーズンを最後に登場していないが、第22シーズンでは彼のピンチーがレベッカの妄想内に久々に登場した。 ・第18シーズンと第19シーズンと第20シーズンと第24シーズンでは出番無し。 ・第21シーズンでは挿入歌のみ登場。 ・第22シーズンと第23シーズン*23ではピンチーのみ登場。 |
長編の経歴 | ・長編第1作では蒸気機関車達と魔法の車両の存在を抹消する為にソドー島へやって来て、魔法の線路に繋がる魔法の車止め?を破壊しようとした。 ・ティッドマス機関庫の壁を半壊したり、精錬所の機関庫で下敷きになった事がある*24。 ・トーマスとレディーを追いかけている途中で高架橋から転落し、泥浚い船の牽く艀の上に落ちて、どこかに運ばれて行った。 ・長編第2作では気難しい性格であるものの、空港に散らばった残骸の後片付けを手伝い、トーマス達に協力した。 ・長編第3作では石切場にいるディーゼル機関車の中にモブキャラとして混じっていた。 ・長編第5作ではスタッフロール終了後のラストシーンで極悪な笑みを浮かべていた。 ・長編第6作ではヴィカーズタウンディーゼル整備工場の現状を嘆いており、パーシーとケビンを利用して、ソドー整備工場を支配した。その後、トップハム・ハット卿にソドー整備工場を蒸気機関車に還すよう説得され、荒れ放題だったヴィカーズタウンディーゼル整備工場を綺麗にしてもらった。尚、この作品を最後に映画出演記録更新が途絶えてしまった。 |
その他の経歴 | ・『Gordon's grand adventure?』では、ロンドンへ出張するゴードンとスペンサーの貨車からエリザベス女王の王冠を奪おうとしたが、最終的には倒木にぶつかって脱線した。 ・『Racers on the rails』ではドナルドとダグラスに罵倒された。また、ゴードンに後ろから体当たりされ、脱線させられた。 ・『Night of the diesels』では、フィリップとの交流をきっかけにアンチスチーム主義を辞め、トーマス達の味方になった。 ・『Sodor's Finest?』ではディーゼルとハリーとバートを止めせようとするトーマスとトードとヨンバオとパクストンとフィリップたちに協力した。だが、ディーゼルに特攻隊扱いにされたボコに正面衝突。そして、事態収束後はパクストンとフィリップに助けられた。 ・『Steam Games?』ではソドー・トレインチームのメンバーとして出場した。 ・『Thomas and the Beanstalk』ではトーマスに体当たりした。豆の木の上の国では巨大化して登場、巨人と共に金色の蒸気機関車を捕らえた。 ・ミニミニトーマス?プロモーションアニメではDCコミックスの悪党であるジョーカーに扮し、ハーレクインに扮したミリーと悪事を働いた。そして、スーパーマンに扮したトーマスとバットマンに扮したディーゼルとサイボーグに扮したスペンサーと戦った。 |
他キャラクターとの関係 | ・トーマスとレディーは彼の天敵で、トーマスを「タンポポ頭」と言って罵倒した事がある*25。 ・ドッヂとスプラッターは彼の部下としていたが*26、彼をあまり信頼していなかったようで、彼の無茶振りに愛想を尽かした。 ・出会った経緯は不明だが、ノーマンやパクストン、シドニーから愛想は尽かされてはいない*27ようで、友人関係は良好である。 ・ハリーとバートに自身の世話役をさせた事がある。 ・デンとダートは彼に逆らえないらしい。一度だけ、彼らを怒鳴ったことがある。 ・己の野心の為だけにパーシーとケビンを利用した事がある*28。また、ケビンをディーゼル整備工場に招待した事があり、その時に彼を「ヒーロー」と讃えた事がある。 ・ディーゼルは彼に頭が上がらないらしい。 ・ディーゼル261とはマガジンストーリーのみで共演した*29。 ・シドニーにはケチをつけてるが、内心彼を嫌っている訳ではないらしい。 ・理由は不明だが、ゴードンは彼に怯えている。然し、長編第6作と第17シーズンでは彼を鬼の形相で睨んでいた。 ・トビーを「ティーポット」と言って揶揄ったが、逆にトビーに鐘の音で揶揄われた。 ・YouTube限定動画のみ、ドナルドとダグラスと対面した。 ・フィリップとは兄弟のように仲が良く、彼を散々追い詰めたヴィニーから庇った事がある*30。また、YouTube限定動画『Sodor's finest?』では彼と共にどこの鉄道の蒸気機関車に石炭を使わせないように石炭を全て精錬所に捨てようとするディーゼルと戦った。 ・情報源は不明だが、ヘンリーは何故か彼の弱点が『砂糖』である事を知っていた。 ・ジェームスを溶解炉にジュニアもろとも溶鉱炉へ落とそうとしたが、逃げられて失敗に終わった。 ・メイビスとは一緒に映っている場面は存在するものの、会話は無かった。 ・クリスマスのオーナメントを盗んだ際にエドワードに追跡された事がある。 ・エミリーとはトーマスを通じて知り合ったが、彼女に喧嘩を売られ、彼女とクリスマスのオーナメントの件で口論した事から、仲はあまりよろしくない。 ・ミニミニトーマス?とDCコミックスのコラボプロモーション映像ではバットマンのライバル・ジョーカー役になり、ハーレクイン役のミリーと手を組んで悪事を働き、スーパーマン役のトーマス、バットマン役のディーゼル、サイボーグ役のスペンサーに捕まった。 ・YouTube限定動画ではバルストロードとハリケーンとフランキーとセオとレキシーとマーリンとベレスフォードと面識がある。 ・長編第1作の削除シーンではジョージと面識がある。 ・レベッカとは面識は無いが、レベッカは彼のピンチーを知っていた*31。 ・YouTube限定動画では、ドナルドとダグラスにボロクソに言われ、彼らに腹を立て、ハリーとバートと一緒にドナルドとダグラスとパーシーを追いかけたが、ゴードンに後ろから体当たりされ脱線させられた。 ・YouTube限定動画のみ、スペンサーとデイジーと面識がある。 ・ビクターとは一緒に映っている場面は存在するものの、会話は無かった*32。 |
人間関係 | ・ジュニアを溶解炉にジェームス諸共奈落の底へ落とそうとしたが、逃げられて失敗に終わった。余談だが、ジュニアは彼をサーフボードの代わりにして、ソドー島を走り回った事がある。 ・ミスター・コンダクターを敵視しており、「キンキラ野郎」と罵倒して、高架橋から落とそうとした。 ・バーネット・ストーンから「そうは簡単に行くもんか!!お前が信じなかった魔法の力を今こそ思い知るが良い!!」と怒鳴られた事が有る。 ・P.T.ブーマーと会話は無いが、面識はある模様。 ・巨人と結託して金色の蒸気機関車とトーマスを捕まえようとした。 ・トップハム・ハット卿とはソドー整備工場を荒らした時に説教を受け、蒸気機関車達を帰還させる様に説得された後、ディーゼル整備工場を綺麗にして貰った。また、局長には頭が上がらないらしい。 ・トップハム・ハット卿の付き人とは会話は無いが、付き人2人に呆れられた事がある。 |
モデル | クラス42ディーゼル機関車『ウォーシップ』(イギリス国鉄)*33 |
その他 | ・スタッフが描いたコンセプトアートではピンチーの形状が少々異なっていた。 ・イギリス国鉄クラス42ディーゼル機関車は、イギリス国鉄の西部管理局がキング級/キャッスル級を置換するために西ドイツのV200クラスディーゼル機関車*34を基に製造したディーゼル機関車である。液体式を採用した事により軽量化に成功し、1000馬力級機関車と同様の重量*35となったが、高速時の不安定な走行性が問題となった。その後、イギリス国鉄の液体式ディーゼル機関車の全廃方針により、1972年までに全廃された。名前の由来は、英国海軍に関連した軍艦の名前であり一例として「アークロイヤル」*36・「ハーミーズ」等が存在。 |
玩具 | ・プラレール(黄土色の貨車2台付属、おしゃべりシリーズではドッヂとスプラッターが付属、ピンチーは固定されている為、回転不可)/トラックマスター ・カプセルプラレール(怒った顔、不気味な笑顔/上下に可動はするが、回転は不可) ・トミカ(現在は廃盤) ・木製レールシリーズ/ウッド? ・トーマスエンジンコレクションシリーズ(ピンチーの回転が可能) ・トーマスとなかまたち ・アーテル ・Take Along/テイクンプレイ/アドベンチャーズ ・バックマン(予定) |
英米版CV | ・ニール・クローン(長編第1作) ・マット・ウィルキンソン(長編第5作、長編第6作、第17シーズン) |
当初の予定 ・キース・スコット?(長編第1作) ・ルパート・ディガス(長編第5作) | |
日本版CV | ・松尾銀三(長編第1作) ・梁田清之(長編第2作) ・黒田崇矢(長編第5作) ・山里亮太(長編第6作*37) ・仁科洋平(長編第6作*38、第17シーズン) |
参照画像 | 参照はディーゼル10/画像? |
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