リクがマレフィセントから与えられた剣。
赤い皮膜に青い翼支の悪魔の翼のようで、柄上部には水色の眼球(ゼアノートのキーブレードやヴァニタスのキーブレードと同様のもの)が付いている禍々しいデザイン。
- ほぼ同デザインのウェイトゥザドーンを見るに、恐らく翼支側が刃部分と思われる。
- このデザインでどうやって斬るんだとか言ってはいけない。
- キーブレードも一部を除いて明らかに切れ味が無さそうな見た目なのに、色んなものをスパスパ斬っているので似たような原理なのかもしれない。
使い手の闇の力加減で威力が変わり、COMではその力を存分に発揮する部分が見られる。
リクがキーブレードを失っていた頃はこれをメイン武器として愛用しており、KHIのトラヴァースタウンでのソラとの再会から、COM、KHII、Days、codedで主に使用している。
Soul Eater。直訳すると「魂を食らう者」。
KHIIでソウルイーターがリクの心を媒介にして変化し、リクはついに念願のキーブレードを手に入れた。
もっと前にウェイトゥザドーンに変化していた可能性があるが、リクがソウルイーターを使っていたおかげで、ソラは黒コートを着た男がリクだと気づくことができた。
- 3Dでの描写から使い分けは出来るようなので、いつの段階からキーブレードを所有していたか、明確には判断できない。XIII機関がキーブレードのことを知れば悪用される可能性もあり、意図的に隠していたとも予想できる。
KH
リクが使用する武器。パッケージのイラストでも背負っている。
- ソウルイーターのデザインとこのポーズと相俟って、リクに悪魔の翼が生えているようにも見える。
物語の途中ソラと共闘する場面で使用するほか、ソラがキーブレードを取り返した際、闇に囚われた姿で戦う時も使用している。
ワールドオブカオス戦の際、アンセム本体も似た剣を使用しているが、柄から両側に刃の伸びたダブルセイバーのようなものになっている。
COM
ソラのキングダムチェーンと同じように、リク編でストーリーやマップ上で武器を使用する際に使われる。
リク専用のアタックカードとしても登場。
- というかリク編ではデッキはワールドごとに固定される上、そもそもアタックカード自体もこれしかない。もちろん売ることはできないため、CPやモーグリポイントの売却値などは設定されていない。
属性は物理で、威力補正はたたくと突きが×1.0、フィニッシュは×1.5でキングダムチェーンと同じだがスキは最小となっている。
Dモード時はパワーアップし、すべての威力補正が×1.5になる。
- 補正値だけ書くとあまり強くなさそうだが、リクはソラとは違いレベルアップでAP(攻撃力)を直接上げることができるため、ゲーム進行に合わせて強くなる。
最大でAP30まで上げられるが、これはソラの3倍に当たる。- つまり、最終的には通常コンボだけで105ものダメージを与える事ができる。(エネミーカードでの強化なし&物理耐性×1.0の場合)
Re:COMでのHPゲージに換算すると、実に1ゲージの半分強をも削るダメージ量である。
- つまり、最終的には通常コンボだけで105ものダメージを与える事ができる。(エネミーカードでの強化なし&物理耐性×1.0の場合)
敵としてはリク=レプリカがソラ編・リク編共に使用している。
Re:COM
打つと紫の十字の光と共に水色の光の輪が出る。拡散した光は闇の斬撃を残しつつ、水色の光の欠片とキラキラした光を散らす。Dモードのフィニッシュでは黒いイバラの輪を出し、黒い粒を出す。
敵としては追加ボスであるゼクシオンがリクから奪ったカードによって使用してくる。
マップ画面で、部屋の中でリクがどっちを向いているのかを示すアイコンにも使われている。
追加システムであるデュエル技をDモード中に使用すると、ソウルイーターを2本に分裂させてから合体させる、何本ものソウルイーターを投げつけるといった攻撃を行う。
これらの描写からソウルイーターは1本の剣という決まった形ではなく、所持者の闇の力の強さに呼応してその姿や数さえも変化させられるのではないかと推測される。
- マレフィセントはどこでこんな代物を手に入れたのか…。
KHII
謎の男の武器として登場。
トワイライトタウンでロクサスを追うダスクと対峙した時やザ・ランド・オブ・ドラゴンでソラと対戦した時、シャン隊長と戦闘があったと思われるイベントシーンで装備しているのが確認できるが、存在しなかった世界でサイクスの前に現れた時にはウェイトゥザドーンに変化している。
本作以降、キーブレードを呼び出したり手元から消したりする時には光を発するような特殊な演出が使われるようになったが、リクも上記のシャン隊長とのイベントシーンでは特殊な演出と共に手元からソウルイーターを消している。
手元に光が走るソラのキーブレードとは対照的で、ソウルイーターは細かい紫色の物質が混ざった黒い闇の霧と共にその場から消えていく。
BbSやKHIIIではドナルドやグーフィーも光と共に武器を呼び出すようになった為、武器を出現させる(もしくはその場から消す)時に演出があるということは現在では特に珍しいことではなくなったが、KHII当時はキーブレード使いやXIII機関のメンバーのみに使われる演出だった為、ソウルイーターが「普通の剣」ではないというような扱いをされているようにも見える。
後に発売されたRe:COMやそれ以降の作品でもこの演出が使われている。
Days
シオンと戦闘した際の武器として一瞬だけムービーに登場する。
また、ミッションモードでリクを操作する場合のメインの武器として登場。
パンドラギア系とゼロギア以外のギアをセットすると武器がこれになる。
ほかには上位の武器として「ソウルイーター+」「ソウルイーター++」が登場。
ソウルイーターは攻撃力+70、魔法力+0、防御力+0、クリティカル率+5、クリティカル補正+7。
ソウルイーター+は攻撃力+100、魔法力+15、防御力+0、クリティカル率+7、クリティカル補正+10。
ソウルイーター++は攻撃力+120、魔法力+25、防御力+0、クリティカル率+12、クリティカル補正+15。
アビリティはストライカー、グランドスラム、クリティカルアップ。
ユニットによるステータスの増加はギアによって異なる。
斬ると紫の十字の光が走り、紺の光のカケラが飛び散る。
フィニッシュには緑色の旋風が×状に拡散する。
BbS
登場しないかと思いきや、実は一瞬だがOPムービー中に登場している。
- ステンドグラスが砕ける瞬間に注目。キングダムチェーンと共に確認できる。
coded
データ・リクが戦う際に使用する武器として登場。
3D
最初の回想シーンでリクの心に残る闇の力の象徴として今でも使用できることが明らかになった他、最初の戦闘であるアースラの幻影戦ではこちらを使用している。
- キーブレードがあるのになぜわざわざそこでソウルイーターの使用を選択したのかは謎。
性能はウェイトゥザドーンと同じだとされているため、数値化するならば攻撃力+5、魔法力+4、クリティカル率は10%となる。
戦闘後、眠りの鍵穴を開く時はウェイトゥザドーンが出現しており(ソウルイーターには鍵穴を開く能力はないだろうから当然だが)、服が変わってからは一切使用せずソウルイーターに武器を変更することもできない。
初期のPVではウェイトゥザドーンが登場せず、ソウルイーターを武器として戦闘を行っており、COMのようにメインとなる武器として登場するのかと思われたが、設定が変わったのか本編での出番はほぼ無くなった。
KHIII
キーブレード墓場でソラ達の前に現れたダーク・リクが携えており、戦闘でも使用する。
MoM
通常のパーティーメンバーとして登場するリクは3D時の姿のためウェイトゥザドーンを装備しているが、ダブルプレイモードではKHI時の姿なので武器もソウルイーターを装備している。