甲殻を活用した泥翁竜の銃槍。
特殊な金具が、泥濘の地でも
安定した機動を生むという。
(D=ネイ)
素材の見直しで、砲撃が一段と
強化された銃槍。扱いを誤ると
周辺の命が絶えると言われる。
(ドゥームズ=D/D=リング)
MHRiseより登場した、オロミドロ素材で作られたガンランス。
目次
概要 
- 円や輪をモチーフに組み込み、どこかしら円形、曲線的なシルエットの多い
オロミドロ武器群においては珍しく、直線的で鋭角的なシルエットを持つ。
竜撃砲を撃つと武器の中折れ部分付近にカートリッジが飛び出したような放熱機構が開くなど
さながらレールガンのごとき近未来感が異彩を放っている。
- 本稿では、亜種であるオロミドロ亜種の武器についても解説する。
D=ネイ 
MHRise 
- 発売時点では最終強化がなく、D=ネイIIで打ち止めとなる。
- 属性武器としてもかなり低い攻撃力160
- 非常に高い水属性45
- 斬れ味は青ゲージ、匠をつけても白は出ない
- 砲撃は拡散型Lv4
- スロットはLv2とLv1が1つずつとなかなか
- 百竜強化は攻撃力強化III、属性強化【水】I、弱点特効【属性】
- 水属性ガンランスは優等生が多く、特にロアルドロス武器の流貫銃槍ドロスモーゼは難敵。
攻撃力180、水属性37だが百竜強化が属性強化【水】IIIなのでこれを付与すると水属性値が追い付いてしまう。
さらに、スロットもLv2が1つ、Lv1が2つとこちら以上の拡張性を持つ。
砲撃が通常型Lv4であることが差別点となるが、これ自体は通常、拡散それぞれのメリットもあるので
一概にどちらが優れているという話にはならない。
何より竜玉さえあればかなり簡単に作れるお手軽さが大きなウリ。
また、タマミツネ銃槍の狐灯槍ウキヨノヤミヲIIも攻撃力190と高い攻撃力を持つバランス重視。
そのうえこちらも最終強化を控えており、今後の覇権を争うライバルとなるだろう。
- Ver.2.0
- アップデートにより最終強化が実装された。その名もドゥームズ=D。
炎王龍のたてがみを使用し強化される。
ついに明かされるその性能は…- わずかに上昇した攻撃力170
- たったの1しか増えなかった水属性46
- 最後まで白ゲージを得ることはかなわず
- その名にたがわぬ最高の砲撃、拡散型Lv5
- 百竜強化は属性強化【水】がIIになった程度
- 昨今のガンランスは叩きつけや薙ぎ払いなど高モーション値の攻撃を軸にした立ち回りがメジャーで、
属性特化といってもいいこの武器の性能とそういった新しめの戦略はやや噛み合いが悪い。
この武器が輝くのは三連突きを砲撃でキャンセルするというガンランスの原点に立ち返る戦い方だろう。
また、攻撃力の低さは気になるものの砲撃も拡散Lv5と大砲モロコシの遺志意思を継いでいるので
いわゆるチクボンにも適しているか。
- そして拡散Lv5ともなると溜め砲撃→クイック竜杭砲→ガードリロードのループで
斬撃側の火力の貧弱さはある程度ごまかしが効く。
それよりも大事なのは地裂斬効果をいかに維持するかという点であり、納刀しないという硬い意思のほうであろう。
きっちりガードエッジで受け流して受け身を取らないように立ち回りたい。
スロットもLv2があるので、回避距離などで機動力の穴も埋めていける構築もあり。
- つまるところ、他の水属性ガンランスと違って砲撃がメイン火力足りえるほどに強力で、
モロコシと違って青ゲージと属性のおかげで突きにも十分期待できるという
両極端な2種類のガンランスの強みを両立し、即座にスイッチできる点がドゥームズ=Dの強さなのだ。- 同じくVer.2.0で解禁されたタマミツネ銃槍の最終強化、さばへなす荒槍の水守は
攻撃力210に匠1から白ゲージと極めて高水準な物理性能を持っており総合性能ではさすがにかなわない。
百竜強化を考慮しなければほぼダブルスコアの水属性値や砲撃性能など、
こちらが大きく勝る部分はあれど汎用性という面では勝ち難いところ。
また、相変わらず流貫銃槍ドロスモーゼの猛追を振り切れない。
Ver.2.0で匠運用が易しくなり、またこちらが最終強化をもってしても白ゲージを得られなかったため、
短いながらも白ゲージが出せるドロスモーゼの価値が相対的に上昇。
百竜強化の属性強化値もまだあちらの方が高いため、こちらが上を行くものの差を縮められている。
- 同じくVer.2.0で解禁されたタマミツネ銃槍の最終強化、さばへなす荒槍の水守は
- Ver.3.0
- この武器そのものに特に強化は無いが、百竜銃鎗がついに砲撃レベル5を習得し、強力なライバルとなってしまった。
あちらは十分な物理攻撃力、カスタマイズ性の高さを併せ持っており、
こちらの水属性の高さを加味してもやや厳しい立場に追いやられてしまった。
あちらに優る点はスロットの数、とにかく欲しいスキルが非常に多いガンランスなので、
手持ちのお守りや組みたいスキルの総合難易度によってはスロット0が痛手でしかないため、
Lv2とLv1のスロットを持つこちらが優先して呼ばれることだろう。
MHR:S 
一線を越える強化を施された
D=リング。凶悪な攻撃は周囲
を焦土に変えても止まらない。
(D=レドゥフ)
- 最終強化には傀異化した爪を7個使用し、D=レドゥフへと銘を変える。
その性能は- 攻撃力320
- 斬れ味は素で白、匠3から紫が出現。
- オロミドロ武器特有の高い水属性75
- 会心率0%
- スロットはLv2,Lv1が一個ずつと変化なし
- 百竜装飾品スロットLv3
- 砲撃レベルは
オロミドロの如く弱体化された拡散型Lv6
- Riseではトップレベルだった砲撃性能が、MRにおいてなぜか最低レベルにまで落とされてしまった。
そのため砲撃面でのダメージはあまり...というかほとんど期待できないだろう。
- 砲撃を主体としてみると心許ない性能だが、殴りガンランス主体で見るとかなり優秀な性能をしている。
今作には爆杭砲という強化手段が存在しており、攻撃力と属性値を1.3倍も上げる代物なのだが、
本武器の攻撃力は平均値をマークしており、トップの水属性値も備えているため相性が良い。
属性特化の装備構成にしてしまえば属性値100越えも容易。百竜スロットがLv3なので弱点特効【属性】も有効に活用できる。
Ver.11からは属性特化装備御用達のシルバーソル装備も追加されたため追い風。
水弱点のモンスターにありったけの水をぶっかけてやろう。- Ver.13にて砲撃レベルを向上させる傀異錬成が解禁され、砲撃性能を最大の8まで引き上げることが可能となった。
それも加味すれば水属性ガンランスとして最高峰の一振りとなりうるだろう。
- Ver.13にて砲撃レベルを向上させる傀異錬成が解禁され、砲撃性能を最大の8まで引き上げることが可能となった。
Y=コウロ 
溶翁竜の素材を用いた銃槍。
灼熱の溶岩地帯でも、その性能
は衰えず高威力の攻撃を放つ。
(Y=コウロ)
手にしたものを勝利へと導く、
Y=コウロの進化型銃槍。
火口の如き大穴を容易く穿つ。
(ヴィクトル=Y)
- MHR:Sで初登場したオロミドロ亜種の素材を用いて作られるガンランス。
通常種とは違いベースは灰色に近い青、発光部分が赤色に変更されており溶岩のように脈動している。- サンブレイクの体験版ではオロミドロ亜種一式とこのガンランス(両者とも見た目のみ)が選ばれている。
- 名前の意味は「溶鉱炉」、鉄などの金属を溶かす高温の炉のことである。
いかにもオロミドロ亜種らしい。
MHR:S 
- 直接生産するかドゥームズ=Dから強化派生することで入手可能。
最終強化はヴィクトル=Y(Victor+Y)。
読み方及び由来は、勝利を意味する「Victory」から。
その性能は- 攻撃力320
- 斬れ味は素で白、匠3で紫が出る。
- 圧巻の火属性77
- 武器スロットはLv3が1個
- 百竜装飾品スロットLv3
- 通常型Lv7
- まず、属性値77という数値が過去に存在したこれやこれを上回っており、
爆杭砲のバフが合わさることでちょうど100に到達するという、先輩古龍たちも真っ青な属性値に。
更に、火属性攻撃強化Lv5や傀異錬成の属性強化Lv3も合わせると驚異の火属性147になる。
百竜スロットがLv3なので、弱点特効【属性】を問題なく運用可能。
- 本武器も通常種の武器同様属性特化での運用が好ましい。
Ver.11から追加されたシルソル胴はとても相性が良く、火属性強化をLv3も稼ぎながら
弱点特効【属性】*1、会心撃【属性】を付与できるので相性抜群。
火属性に弱いモンスターも多いため、圧巻の火属性を思う存分ふるえるだろう。
- Ver.14で傀異スロット拡張ボーナスが実装され、攻撃力と斬れ味、属性値が上昇するようになった。
Ver.15ですべてのスロットが解放されるようになり、その時点での本武器の属性値が98となる。
それだけでも十分高いのだが、加えて属性強化を最大までつぎ込んでやると、
属性値が140にまで達する。
一応言っておくが、これは武器だけで属性値を上げた際の数値であり、
火属性強化などの属性値を上昇させるスキルや技は一切使っていない。- ここまで属性値が高いとなると属性値をふんだんに上げて、突きや斬り上げなど
手数を稼ぎやすい技を使ったほうがダメージ効率がいい。
ドスバギィやイヴェルカーナを中心に、火属性に弱いモンスターもそれなりにいるため、
過去作の突き戦法を思い出したいのなら専用の装備を組んで挑んでみるのも悪くはないだろう。
- ここまで属性値が高いとなると属性値をふんだんに上げて、突きや斬り上げなど
余談 
- フレーバーテキストからもわかるように、名前の由来は「泥濘」から。
雨や雪解けなどでぬかるんでいる地面を指す。
- 最終強化銘の由来はdoomsday、英語で「終末」を意味する。
doomは(良くない意味の)運命、破滅などを指し、
破滅の日、すなわち終末ということである。
砲撃火力最大の拡散Lv5を得たこのガンランスにはふさわしい銘と言えるか。
- SF然とした外見が特徴的なオロミドロ武器であるが、機械的な内部機構を持ち、
さらにブラストダッシュでスラスター噴射もできるガンランスとの(見た目的な)相性は抜群。
防具もオロミドシリーズや赫耀シリーズで揃えれば、気分はまるでロボットアクション。
拡散型のため性能が噛み合わないのはご愛嬌。重ね着を利用しよう。- オロミドロ亜種のヴィクトル=Yは、ブラストダッシュの自由度が最も高い通常型。
また、弾切れでもクイックリロードして飛び立つ鉄蟲糸技・リバースブラストの登場により、
弾数の少ない拡散型の通常種でもそこそこ飛べるように。砲撃レベルのアドバンテージは失ったが。
- オロミドロ亜種のヴィクトル=Yは、ブラストダッシュの自由度が最も高い通常型。
関連項目 
モンスター/オロミドロ
モンスター/オロミドロ亜種
武器/オロミドロ武器
武器/ミスタゴアード - MH4Gで登場した、メカメカしい水属性ガンランス仲間